FE蒼炎の軌跡 最強クリミア軍育成録   作:天星

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第二十章 ダレルカの攻防

 うp主がちょっとだけ良心を取り戻すプレイ動画は~じま~るよ~

 

 いつもの(ストーリー解説)

 鬼畜デイン兵から金をふんだくり、クリミア軍は順調に進軍して行きます。

 しかし、何か道が水浸しに。

 どうやら近くの水門が全開になっているせいで進軍経路が完全に塞がれてしまっているようです。

 近くの住民の田畑だけでなく家屋まで被害が及んでいるようですね。真っ当な方法ではクリミア軍を止められないと見た敵将の捨て身の作戦ですね。

 

 しっかし、水門を全開にしただけで近隣の民家が押し流されるってどういう地形なんでしょうね? テロリストに爆破されたら大惨事になりそうなんですが……

 メティオ1発で吹っ飛ぶような脆弱な造りではないでしょうけど、何だか凄く不安です。

 水門で河川の水を絞って干上がった土地を開拓したのでしょうか? 大雨で水没しかねないような場所に住まなければならないとは……デインの土地はよっぽど厳しいんですかね?

 そもそも進軍ルートを遮る事ができたという事はそのルート自体も元々川だったのでしょうか? わざわざ水を誘導できるように事前に工事していたとは思えないし、土嚢とかで突貫工事したなら水門を攻略するよりもそっちを破壊する方が圧倒的に簡単そう。

 水門を『閉じる』事で川を氾濫させるならまだちょっとは理解できるんですが、敵将は確かに『水門を開け!』と言っています。

 うーん、謎だ。

 

 考察は置いておいて、とにかく敵軍が水門を開いたせいで進軍ルートが閉ざされてしまいました。サッサと水門を閉める必要があります。

 もたもたしていると戦略的な敗北となります。急がねば。

 

 という訳でやってきました。水門がある地であるダレルカ地方。

 何とここはジルさんの故郷だそうです。となると敵将は……

 

 

 さて、システム的な解説に移りましょう。

 本章の勝利条件は『15ターン到達』です。

 基本的には『到達』と一緒ですが、ターン制限があります。15ターン目の自軍フェイズが終了した時点で勝利条件を満たせていなければ強制的にゲームオーバーとなります。

 そういう訳で今回はボスチクはできません。制限の中でやる分には問題ないですが大した量の経験値は得られないし、敵将が貴重な武器であるトマホークをドロップするのでサクッと決着を付けます。

 

 メンバーの選定で特に注意する事はありません。誰かを説得できるわけでもないし、時間も押してるので適当に強めの人を入れておきます。

 飛行系ユニットが居ればマップ中央の山地を突っ切る事ができますが、あんまり突っ込み過ぎると乱数調整が面倒なので結局大したショートカットはできないという。

 ただまぁ、折角だからジルさんを入れておきます。ちょっとしたイベントがあるし。

 本プレイでは支援関係はそんなに意識していなかったのですが、ジルさんとミストちゃんの支援は奇跡的にAまで持っていく事ができました。とりあえず今はこれだけ言っておきます。

 

 本章では民家がいくつかありますが、それを狙う賊は居ません。ターン制限自体が賊みたいなもんですね。

 みんなで分担して敵兵を殲滅していれば自然と民家付近でヒマになる人が出てきます。最後のターンにまとめて訪問するくらいでも問題ないと思います。

 

 

 では戦闘開始です。

 と言っても今回はそこまで見所が無いんですよね。ネタになるエピソードと言えばリュシオン王子が前線で普通に飛んでた事くらいです。

 前章で頑張ってレベルカンストまで持って行ったリュシオン王子のステータスは以下の通り。比較対象としてアイク将軍レベル21も置いておきます。

 うん、折角だから今回はリュシオン王子の解説で間を持たせます。

 

HP魔力速さ幸運守備魔防スキル

リュシオン(未化身)3910201726321535再行動、空の祝福

リュシオン(化身)3910252030321640再行動、空の祝福

アイクLv214223172222252321

 

 以上です。

 軟弱なサギの民がベースなのでHPや守備がアイク君に劣るのはまぁ仕方ないですが、速さと魔防はかなり高めです。幸運も普通に高いし。

 魔法がほぼ無効である事、速さと幸運が高い為に回避率が高い事。これらの理由から下手するとアイク将軍よりも生存能力が高いなんて事になります。

 アイク将軍はまだ成長途中だからこういう結果になるのであって最終的には回避能力も追い抜かれますが、魔防に関しては他のあらゆるユニットの追随を許しません。敵の遠距離魔法をほぼ完全に無視できるので事故率は格段に減ります。

 

 なお、力と技は完全な死にステータスになっていますね。

 ストーリー解説で何度も言っているようにリュシオン王子達サギの民は戦う手段を持ちません。なので、物理攻撃や命中率は一切影響ありません。フレーバーテキストでしかないですね。

 その代わりに、かなり特殊なスキルを2つも保有しています。再行動と空の祝福です。

 再行動は隣接する行動済みの味方ユニットをもう一度動かせるようにする能力です。未化身状態だと1人ずつしかできませんが、化身状態なら周囲の4名をまとめて再行動させます。

 空の祝福はターン開始時に隣接する味方のHPを回復するスキルです。リソースの消費が一切無いので非常にありがたいです。なお、回復量は魔力と同値です。化身中なら25も回復させられます。

 こんな所ですね。サポーターとして非常に、非常に優秀です。

 

 

 はい、雑談しているうちに大勢は決したようです。

 あとはちびちび湧いてくる増援を蹴散らし、敵将を倒すだけです。

 折角だからジルさんで敵将に話しかけておきましょう。こちら側に寝返ってくれるわけではありませんが……ジルさんのお父さんであるシハラム殿との最期の会話になりますからね。

 プレイヤー視点だとシハラム殿はパワハラ上司である四天王最弱のプラハ将軍に命令されて嫌々ながら領地を水浸しにしている事が語られています。

 だから実の娘であるジルさんであれば説得できるのでは? そう考えた人は多いと思います。

 

 しかし、これは罠です。

 

 シハラム殿の決意は固く、説得には応じてくれません。

 そればかりか、ちゃんと対策しておかないとジルさんが敵方に寝返るという事になります。メリットは一切無いので対策していない人は止めておきましょう。

 対策とは、ジルさんが誰かと支援Aを結んでいる事です。出撃回数の関係でミストちゃんだけが達成可能です。

 今回は本当に偶然ですが達成できていたので会話を見ました。ジルさんとシハラム殿が会話したのって多分数か月くらい前だし、心残りがあると可哀そうですからね。

 

 はい、会話が終わった所でそのままジルさんで攻撃……するのも気が引けたので再移動で逃げておきます。

 本人たち的にはどうなんでしょうね? シハラム殿視点だと『せめて娘の手で葬って欲しい』なのか『娘に武器を向けるのは避けたかった』のか。

 ジルさん視点でも『父上とは戦いたくはなかった』なのか『最期に成長した自分を見せてやりたい』なのか。

 うp主の感覚だと殺し合いで終わるというのも嫌でしたし、それ以上に見ておきたい会話があったので逃げておきました。

 なお、シハラム殿はその薄幸な人生を反映してか幸運がやたら低いです。削るつもりがうっかり必殺で仕留めてしまう事がある為気を付けましょう。

 

 アイク将軍でシハラム殿に挑むと、圧倒的優位であるにも関わらず『いきなりだが停戦しないか?』と持ち掛けるアイク将軍の姿が見れます。

 シハラム殿を打ち破って水門を制圧するという僅かな時間さえも惜しんだアイク将軍の人柄がよく分かる一言です。

 その後、説得に応じる気が無いと分かるとサッと切り替えて『なら仕方ない。覚悟を決めてくれ』と言って戦闘になります。

 敵軍の領地を最優先で考える提案、そして理想に拘泥しない思い切りの良さ。たった少しの会話でしたがシハラム殿は『あれが敵将なら娘は心配要らないな』と安心して戦います。

 

 これで見たい会話は全部見れました。遠慮なくぶっ飛ばして差し上げます。

 敵を全滅させて敵将も倒して、現在10ターン目。

 あと5ターンほど増援を待って経験値に変えても良いですが……無駄にのんびりしているとシハラム殿が流石に可哀そうなのでサッサと制圧します。制圧って言うか到達だけど。

 

 はい、これにて攻略完了です。

 次回はいよいよデイン王都ネヴァサでの戦いです。デイン王であるアシュナードを討つことができればこの長かった戦いは終わります。

 戦いの終わりはうp主の苦行からの解放でもあります。もう一息、頑張りましょう。

 次回、第二十一章『王なき王都』お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 俺の名はハール。シハラム隊長の部下だ。

 いや、部下だったと言うべきか。あの人はもう、この世には居ないのだから。

 

 隊長からの命令で俺は戦闘に参加する事は無かった。

 生き残った者と、その家族を助けて欲しいと。それが隊長の遺志だった。

 

 こんな事になるくらいならサッサとクリミアに投降していれば。そう思うかもしれない。

 しかしそれをやったが最後。裏切り者の一族郎党は見せしめとして皆殺しにされるだろう。

 誰よりも部下を愛するあの人だから、民の田畑を沈めて民家を流すというこんな屈辱的な命令に逆らう事もできなかった。

 どうしようもなく不器用で、だからこそ、俺はあの人を尊敬していた。

 

「生き残りは……これだけか」

「ハール隊長、我々は、これからどうすれば……」

「プラハ将軍の下へと戻った所で前線に特攻……させられるならまだマシな方か。あの女の機嫌が悪ければ生きたまま焼かれる事になるだろうな。

 となると、クリミアに着くか、あるいはベグニオンに戻るか、だな。

 クリミアにはシハラム殿の娘のジルも居る。無下にはされないだろう」

「そうかも……しれませんね。くっ、どうしてお嬢様は我々を裏切ってクリミアなんかに……

 くそっ、あの裏切り者め!」

「それがあいつの選んだ道って事だ。

 シハラム殿が民よりも部下を優先したように、あいつもまた父親を犠牲にしてでも守りたい物があったんだろう。

 あいつは確かに俺たちを裏切った。だが、根っこの部分の信念はシハラム殿と全く変わらない」

「っ! ……そう、ですね」

 

 ジルの覚悟も、シハラム隊長の覚悟も、根っこの部分は変わらない。流石は、あの人の娘だ。

 だからこそ、その覚悟を侮辱するという事はあの人の覚悟を侮辱する事でもある。

 あの人が抱えた苦悩を俺たちは見てきた。ジルもそれと同じ苦悩を抱えて、乗り越えて、俺たちに槍を向けたのだろう。

 

「で、どうしたい? クリミアか、ベグニオンか」

「……シハラム将軍を討ったクリミアに着くというのは、やはり……」

「となると、ベグニオンか。古い伝手を当たってみる。

 ……あまり良い顔はされんだろうが、家族を養うくらいはできるはずだ」

「……感謝、します。

 隊長は……どうなさるのですか?」

「……あの人も居ないのに誰かに仕えるなんざもうこりごりだ。

 どっかで荷運びでもして暮らすさ」

「ははっ……隊長の腕でそんな勿体ない事を。

 でも、隊長らしいですね」

「ああ。全部片付いたら、平和そうな所で開業するとしよう。

 機会があったら贔屓にしてくれ。割引料金で引き受けてやる」

「ふふっ……そうですね。機会があれば」

 

 心残りを全部、片付けたらな。

 まずはこいつらの就職先を斡旋してもらって、その後は……

 ……そうだな。シハラム隊長の敵討ち。

 それが終わったら。のんびり過ごすとしようか。







 今回はネタにできる感じの場面が少なかったので茶番パートもシリアスな感じで。
 リュシオン王子が前線で飛んでた事はネタにしにくかったし。
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