FE蒼炎の軌跡 最強クリミア軍育成録   作:天星

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第二十四章 戦場の再会

 ついに杖経験値を稼がせてくれる人と再会するプレイ動画は~じま~るよ~

 

 いつもの(ストーリー解説)

 前回イベント中だけ顔見せしたルキノさんの案内に従ってクリミア国内で生き残っていた忠臣たちと合流を図ります。

 戦争中に兵がモリモリ増えるなんて事は有り得ないので我が軍の主戦力は未だにベグニオンから借り受けた兵だけです。生き残りと合流できればかなりの戦力拡大が見込めるでしょう。

 そういう訳で皆が隠れてるデルブレー城へと向かいます。

 

 しかし、到着より前に運悪くデイン軍に生き残り連中が見つかってしまいます。会話の内容から察するにアイク将軍たちの行動の影響とかではなく本当に偶然見つかったみたいですね。

 まだ助けられるタイミングで見つかって運が良いと言うべきか、もう数時間バレなければ色々と楽できたのに運が悪いと言うべきか……

 

 呑気に城に向かっていたアイク将軍一行ですが、忠臣Bであるユリシーズ殿が駆けつけてきて生き残り達の危機を伝えに来てくれました。

 城の方で忠臣Cことジョフレ将軍が文字通りの意味で死ぬ気で戦っているそうです。

 そんな状況下でユリシーズ殿はこう言います。急いで助けに……ではなく急いで逃げてくれと。

 ルキノさんもそれに同調し、抵抗するエリンシア姫を引っ張って行こうとします。

 

 戦略的に考えたら忠臣たちの行動も決して悪手ではないんでしょうね。王国復興の旗頭であるエリンシア姫の命が最優先ですし、デルブレー城以外にも隠れ家はあるそうなので損失は城の連中の命と物資だけです。

 ただまぁ、アイク将軍がそんなのに納得する訳も無く、依頼人の指示が最優先だとして城に突っ込む指示を出します。

 なお、この時にアイク将軍がルキノさんと口論になります。さっきも言ったように戦略的には正しいのかもしれませんが、この口論のせいで余計に『余計な事しかしない人』という印象が……

 解説する機会は恐らく無いのでついでに言っておくと、ルキノさんは続編でも『(攪乱の為に)守りの硬い王都を放棄して別の砦に立て籠もる指示を出す』という余計な事をします。そして敵の間諜にあっさりバレます。成功していれば戦略的には結構な妙手だったのかもしれないですが……やっぱり余計な事しかしていないという。

 

 まあそういう訳でデルブレー城を包囲しているデイン軍を蹴散らします。システム的な解説を。

 今回の勝利条件は『15ターン到達』です。デルブレー城の味方と合流する事が目標となります。

 本マップの到達地点には敵将どころか敵兵も居ません。忠臣Cであるジョフレ将軍率いるクリミア軍がその他軍として到達地点付近を守っています。

 モブのその他軍はいくら死んでも大勢に影響はありませんが、ジョフレ将軍が死亡すると撤退とかではなく本当に死亡扱いになるので自軍に加入するフラグが折れます。絶対に守り抜きましょう。

 高難易度ではジョフレ将軍は放っておくと割とアッサリ死ぬのでこちらから勢い良く突っ込んで敵兵を引き付けるか、あるいは単純にリブロー等で回復してあげると良いでしょう。杖使い全員に2本ずつ配れるくらいの余裕はあるので遠慮なく使います。久しぶりにミストちゃんが大活躍しそうです。

 

 本マップは民家が何か所かあります。それを狙う山賊は後から出てきます。

 ターン数には割と余裕がありますが、訪問を忘れないように注意しましょう。

 

 今回は説得する必要のある人も居ないので割と自由に編成が組めます。

 一応ケビンさんがジョフレ将軍と会話できますが、会話が見れるだけで特に意味は無いのでスルーしてしまっても問題はないです。まぁ、枠も余っているのでせっかくだから入れておきます。

 

 川で侵入できない場所も多いので飛行系はそれなりに有用です。敵も変な所から竜騎士の増援とかが湧いて出てきたりするので、そういうのの処分にも使えます。

 ……最近似たようなことばかり言ってますね。逆に飛行系が有用でない地形が存在するんだろうか?

 ……ただっぴろい平原なら特に有用でも何でも無さそうですね。もう少ししたら出てきます。

 

 

 注意点が大体まとまった所でスタートです。

 いくぞー。

 

 

 

 凄く久しぶりにミストちゃんが剣を振るってるけどやっぱり弱いです。

 せめて『月光』とか『天空』が使えるならロマン溢れるキャラになるんですけどね。

 蒼炎の軌跡はそもそも剣が不遇と言われています。敵が堅い上に槍兵が多いので全然ダメージが伸びません。ミストちゃんもその辺の影響を大いに受けてますね。

 騎乗している杖使いとして見るなら普通に優秀なのですが……

 

 

 少し攻略が進んで援軍が出てきます。忠臣ABのルキノさんとユリシーズ殿が自軍ユニットとしての参戦です。

 ルキノさんは程々の強さのソードマスター。ユリシーズ殿は程々の強さの賢者です。

 難易度マニアックの敵軍に襲われると普通に死にます。ただの要介護要員なので加入はもうちょい空気を読んでほしかったです。やっぱり余計な事を……

 ……まぁ、出てきてしまったものは仕方ありません。役立ちそうな場面があれば役立ってもらいましょう。

 

 

 

 更に攻略が進んで、出撃地点近くにあるユニットが転移してきます。

 杖経験値を稼がせてくれる人でお馴染みの漆黒の騎士です。

 今回は前の港町トハと違ってじわじわ迫ってくるような事はありません。その場でずっと待機してくれています。

 なお、アイク将軍でちょっかいをかけると去って行くという小技があります。あまり意味はありませんが。

 

 本章は時間制限があるのでトハでの戦いのように延々と引き延ばして杖経験値を稼ぐ事はできません。

 まぁそもそも本プレイでは杖使いは全員カンストしているのでそんな必要もありませんが。

 ……久しぶりの再会だというのに語る事があんまり無いですね。せめてもうちょい別の場所で出てきてくれたら、そしてダメージが通るなら存分に活用できたのですが。

 

 

 

 はい、順調に進んでジョフレ将軍にリブローが届くくらいまで来ました。ここまで来れば安心ですね。

 将軍さえ死なないのであれば他の人もほぼ死なないでしょう。乱数調整をこなしながらのんびりと進めて……

 

ズギャァァン!!

 

 …………

 あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!

「剣を持ったマーシャさんで敵の賊のキラーアクスを受けたら必殺を叩き出されて瀕死になっていた」

 

 敵が賊であり、しかも剣に不利な斧。表示命中率は恐らく20程度。

 キラーアクスを装備しているとはいえこちらの幸運も高いので必殺率も10%程度でしょう。

 こんな攻撃で必殺が出る確率は0.4%程度です。まさか敵も乱数調整を……

 

 なお、その後マーシャさんはシューターによる攻撃を回避した上で何とか生き残りました。アレ当たってたら死んでたな……

 純粋に事故死しかけたのは十数章振りです。こちらが強くなっているからと言って油断してはいけませんね。

 

 

 

 

 はい、いつでも到達してマップクリアできるくらいまで進みました。

 まだまだ敵が残っているのですが……さっきの事故でちょっと怖くなったのと、時間制限がある中での乱数調整が普通に面倒だったのでサクッとクリアしてしまいます。

 敵将だけは倒して、民家も全回収したのでこれでOKです。

 

 これにて攻略完了。

 では、また次回。

 

 

 

 

 

 

 

 我輩は亡き王弟殿下の文官を勤めていた、フェール伯爵ユリシーズと申す。

 この度は我が友ジョフレの意思……いや、遺志を伝えるべく麗しの我が君の許へと駆けつけた。

 

 デインに包囲されたデルブレー城は複数ある隠れ家の一つに過ぎぬ。当然、落とされないに越したことはござらぬが、守ろうとする事で発生する兵の損耗、そして我が君エリンシア姫の命の危険を鑑みれば、戦略上は放棄して逃げる事が正しいと言えよう。

 しかし我が君はそれを是とはしなかった。城に残された兵達の命を、そして乳兄弟である我が友ジョフレを見捨てるという事はできなかった。

 その慈悲深さは美徳ではあるが、その甘さは王族としては欠点でもある。だからこそ、姫様らしいのだが。

 

 さて、姫様のその性格は我輩もよく知っていた。姫の命を最上としていたが為にそのお心を読み違えてしまったが、話してみれば確かに納得できた。

 問題は、その姫の戦略上宜しくない命令に一切異論を挟まずに進軍命令を出したアイク将軍である。

 姫に媚び諂い、己の欲望を満たそうとするような佞臣であれば機を見て消えてもらわねばなるまい。

 そういった謀とは無縁そうな若者ではあったが、だからと言って警戒を弱める訳にはいなかい。人を見かけで判断してはいけないのだ。

 姫や我が友、そしてルキノ殿も人が良過ぎる。こういった後ろ暗い事は我輩の役目であろう。

 

 少し前から姫が率いる軍がデインの王都ネヴァサを落としたという報は受けていた。

 その時我輩は当然クリミア国内に潜伏していた。そのせいでいつもほど順調には行かなかったが、姫が率いる軍の情報をある程度入手する事には成功していた。

 せめて優秀な影である『火消し』に声を掛けられればより詳細な情報が手に入ったであろうが……残念な事に彼奴は仕事の掛け持ちはしない主義だ。そしてもう何年も前からある仕事の為に雇われ続けているとか。

 

 話を戻すとしよう。アイク将軍に関する情報はある程度は手に入った。

 曰く、アイク将軍は元平民の傭兵であり、宮仕えできる程の実力を持ちながら野に生きる、出世欲とは無縁の者であった。

 曰く、将軍職に任命された時は『これでもっと力が手に入る!』と感極まって咽び泣いた。

 曰く、貴族らしい華美さや迂遠なやり取りを嫌う実直な武人型の人間である。

 曰く、敵将を過度に痛めつける残虐な外道である。

 曰く、貧乏性であり、銀の武器は勿論、精錬された鋼すらも嫌い安価な鉄の武器を愛用している。

 曰く、ライブの杖を買い込んではへし折る事を趣味にする金遣いの荒い人物である。

 曰く、「らんすうちょうせい」なる妙技を用いて人を指導する天才である。

 曰く、意味の分からない指示を無駄に繰り返し、兵を疲弊させる暴君である。

 

 ……『火消し』に依頼できなかった事が本当に悔やまれる。彼奴であれば極めて正確な情報を持ち帰ってきてくれたであろうに。

 情報というものは得てして誤情報が含まれるものである。人為的に流された誤情報か、あるいは主観が混ざった事による誤りか、様々な理由が考えられる。

 しかし……ここまで情報が錯綜している事は極めて稀である。まるで何者かが意図的に相反する情報を流し、我輩のような人間を混乱させようとしているかのようである。

 

 我輩は武官ではなく文官であり、現場で臨機応変に動く事は比較的苦手なのであるが……仕方あるまい。自分自身でアイク将軍と話してその人柄を掴むしかあるまい。

 そもそも、アイク将軍は姫の率いる軍の中核を担っている存在である。除くとしても今ではない。まだ時間はあるのだ。

 さて、まずは加勢すべく挨拶を……

 

「よーし、行ってこい!」

「うん!」

 

 ……な、何という事であろうか。

 よりにもよって我輩の目の前で、アイク将軍は幼い女子に前線に行くように命令を下したのだ。

 あのデインの者ですら制圧後ならまだしも戦闘中は民間人には手を出さなかったというのにである!

 いや待て、世の中には女神に愛されたかの如き才能に恵まれた者も居る。あの者も少女に見えて実は歴戦の戦士である可能性も……いや、杖しか手にしていないようであるし、見た目もそこらの村娘にしか見えない。

 やはりアイク将軍は民草を捨て駒にするような外道であったようだ。折を見て火消しに暗殺を依頼しなければ……

 

ボゴォォォッ!! ボゴォォォッッッッ!!

 

「殴り甲斐の無い相手ね。身の程を弁えなさい」

 

 …………我輩は、夢でも見ているのであろうか? 少女の杖による殴打でデインの竜騎兵の首が消し飛んだように見えたのだが……

 

「た、隊長!? そんなバカな!! あんな小娘に!!」

「な、何だあの小娘は!? 化け物か!?」

 

 …………敵軍も慌てふためいている所を見るにどうやら夢ではなかったようである。

 俄かには信じがたいが……いや、かの『火消し』も腕力だけであれば彼奴を上回る者など掃いて捨てるほど居る。かの少女も殺す技術は極めて高く、そしてそれを隠蔽する術にも長けているのであろう。

 人を見かけでは判断してはいけない。極めて基本的でかつ常識的な事ではあったが、いやはや、この我輩が引っ掛かるとは。

 アイク将軍と、それに従うあの少女を警戒する事には変わりは無い。しかし、じっくりと探っていくとしようではないか。







 フェール伯ユリシーズ殿が言っている『火消し』とはフォルカ殿の事です。結構前から繋がりがあるとか。
 なお、『火消し』に情報収集を頼んでも大体同じような情報が得られる模様。もうちょい詳しく解説してくれるとは思いますけどね。
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