ミカヤ「はい、今回の講義内容はコレ」
【アイクの強さその3 専用武器】
アイク「……微妙に早くないか?」
ミカヤ「そうねぇ。あなたの専用武器はもうちょい後で入手できるけど、その頃にはもう忙しすぎて解説のヒマが無いと判断してここに持ってきたわ」
アイク「そうか、なら仕方ない」
ミカヤ「話を戻すわ。
あなたの専用装備である『神剣ラグネル』は騎士様の『神剣エタルド』と対を成す剣であり、性能も完全に同様となるわ。
見た目のカラーリングが違うくらいね」
アイク「あの金色の剣だな。親父が殺された時、最初に漆黒の騎士が振り回していた剣だ。
奴が親父に施しのように投げ渡し、親父は拒絶して投げ返していたな。
システム的には俺の専用装備となっているようだが、漆黒の騎士も普通に使えるらしいな」
ミカヤ「それでも専用化されているっていう事は……あなたと武器との相性みたいなのがよっぽど良かったって事なんでしょうね。
本来はあなたとは縁もゆかりもない剣だし、強いて言うならミストちゃんの方がまだ相応しそうな剣よ」
アイク「ミストも十分縁もゆかりも無さそうだが」
ミカヤ「エタルドとラグネルの元々の持ち主は過去の英雄であるオルティナ様。
そのオルティナ様はサギの民であるエルラン様と結婚して子を成していたわ。
もしかすると、本当にもしかすると傍系の血が脈々と受け継がれていたのかもしれないわ。『正の気が極端に強い』っていう特性の理由付けにもなるわね」
アイク「めちゃくちゃ強引な理由付けだな。と言うかそうなると俺も同じ血を受け継いでいるんだが」
ミカヤ「『印付き』は隔世遺伝するんだし、ミストちゃんだけがそんな感じだったとしても不思議ではないわ。
まぁ、彼女は『印付き』ではないからあくまでも『似たような感じ』でしかないけど。
……言っておくけど、本気で主張しているわけじゃなくてあくまでも『そういう可能性もゼロではない』っていう話よ」
アイク「あくまでも理由付けを強引に考えるなら……という話か。
まあいい。それで、肝心の性能についてだ。
性能自体はエタルドと同じだから俺も把握してはいるんだが、どう評価したものか」
ミカヤ「ラグネルは射程1~2の耐久無限武器よ。
他の武器と比較する場合は店売り品と比べると分かりやすいでしょうね。
とりあえず『銀の斧』と『手斧』を比較対象としてならべておくわ」
| 射程 | 攻撃力 | 命中率 | 必殺率 | 重量 | 備考 | |
| ラグネル | 1~2 | 18 | 80 | 5 | 20 | 物防+5、自分への必殺無効 |
| 銀の斧 | 1 | 16 | 70 | 0 | 14 | - |
| 手斧 | 1~2 | 7 | 55 | 0 | 13 | - |
アイク「市販品と比べるとやはり強いな。いや、特別な武器なんだから当たり前なんだが」
ミカヤ「その強い武器を無制限で使えるというのは強いわね」
アイク「……しかし、なぜ斧との比較なんだ? 剣ではなく」
ミカヤ「『蒼炎の軌跡』は剣不遇斧優遇って言われてるのよ。基本的には斧の性能が強いわ。
まぁ、基本性能だけじゃなくて『敵が硬い上に槍兵が多いから3すくみで有利になりやすい』っていう面もあるんだけどね」
アイク「若干疑問はあるが、強い武器種と比較したいと」
ミカヤ「そういう事よ。
あと、メタ的な役割としては斧は『高威力低命中』って感じだし、本プレイ的にも命中は有り余ってるから基本的には斧が最強よ」
アイク「なるほど」
ミカヤ「そういう訳で、これらの武器と比較した時に『同等の攻撃力を得るには素のパラメータがどれほど必要なのか』という事を論じてみようと思うわ」
アイク「つまり……どういう事だ?」
ミカヤ「百聞は一見に如かずね。
それぞれのパラメータと、比較対象としてボーレ先輩のパラメータを並べるわ」
| HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | |
| アイク(素の能力) | 60 | 26 | 20 | 27 | 28 | 40 | 24 | 22 |
| アイク(銀斧換算) | 60 | 28 | 20 | 37 | 28 | 30 | 29 | 22 |
| アイク(手斧換算) | 60 | 37 | 20 | 37 | 28 | 45 | 29 | 22 |
| ボーレ先輩 | 60 | 30 | 20 | 28 | 27 | 40 | 25 | 20 |
ミカヤ「以上ね」
アイク「ラグネルを装備した俺と銀の斧や手斧を装備した俺を比較して、その上で互角になるように能力値を調整したという訳か」
ミカヤ「そういう事よ。厳密には『幸運』がちょっと正確じゃないわ。ラグネルには必殺無効の補正があるから、必避を考えると幸運は∞と言っても良いわね。
ただ、30もあればキラー系武器以外では必殺はまず受けないし、運は命中率とかの計算にも関わってくるからひとまずそっちを優先しておいたわ。
あと、回避率は計算してないわ。そこまで合わせるのは不可能だったから」
アイク「まぁ、仕方ないな」
ミカヤ「ラグネルや手斧にある『射程1~2』という特性にどこまで価値を見出すかは人それぞれだけど……重視するのであれば明らかにボーレ先輩よりも上となるわね」
アイク「一撃の威力を最優先するのであればまだ勝てないか……まぁ、負けているのは力だけなんだが。
と言うか技がやたらと伸びてるな」
ミカヤ「地味に必殺+5があるもの。パラメータ換算だと技+10よ。
ついでに、防御+5の特性もあるからそっちも伸びてるわね」
アイク「地味に凄いな。必殺」
ミカヤ「常に1/6キルソードが加算されていると思えば……いや、微妙に分かり辛い例えになるわね。
やっぱり素の実力に加算されるって考え方の方が分かりやすいわ」
アイク「だな」
ミカヤ「さて、こんな所ね。これであなたが最強とか言われる所以は大体説明できたと思うわ。
それじゃ、また来週」