FE蒼炎の軌跡 最強クリミア軍育成録   作:天星

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第二十七章 宿命の刻

 ついに騎士様と決着を着けるプレイ動画は~じま~るよ~

 

 いつもの(ストーリー解説)

 ピネル砦を落としたので次は残った方の砦であるナドゥス城の攻略です。

 つい最近まではピネル砦の方に敵の主力が集まっていたようですが、今はナドゥス城の方に兵力がどんどん集まってるみたいです。簡単には行かなそうですね。

 

 前回の戦いでは牽制部隊を率いていたティバーン様によれば黒くてデカい鎧を着た強いのが暴れていたそうです。

 杖経験値を稼がせてくれる人でお馴染みの漆黒の騎士様ですね。丁度いいのでこの辺で因縁に決着をつけましょう。

 

 ではシステム的な解説。

 本章はセリノスの森以来の複数マップに分かれているタイプの章です。

 1マップを普通に戦った後、ノーセーブで漆黒の騎士とアイク将軍の一騎打ちになります。まぁ、正確にはミストちゃんも参戦しますが。

 前半の勝利条件は『到達』、後半は『???』となっております。文字化けしているわけではなく本当にこういう表記です。

 しっかりと厳密に書くのであれば、『敵将の撃破、又は5ターン生存、又は離脱』となります。詳しくはアイク君が明日解説してくれるでしょう。

 

 前半パートは先述の通りに『到達』がクリア条件です。

 つまり、またボスチクができます。

 ちょっと前の予定ではこの章で仲間になっているユニットは全員カンストの予定だったのですが、前章で魔導士3名を入れたせいで3枠ほど足りなくなりました。

 まぁ、次章もボスチクできるのでその時に思う存分育てます。宝箱要員であるフォルカ殿を抜いて……みたいな事は考えなくていいです。今回も盗みたい物あるし。

 

 本章では盗賊が出てきます。途中から湧いてくるタイプではなく初期配置されているタイプであり、しかもアイク将軍たちの出撃地点からそんなに離れていないという珍しいタイプの盗賊です。

 このうちの1名がこの世に2つとない名弓である『バルフレチェ』をドロップします。俺のバルフレチェなのでしっかりと返してもらいます。なお、実用性はお察し。

 この盗賊どもは放っておくとひたすら逃げた挙句に余計な扉を開錠して去って行きます。サッサと仕留めましょう。

 

 盗賊さえなんとかなれば後はのんびり進行で大丈夫です。どっかの王都みたいに援軍がわらわらと湧いて出てくるわけでもないですし。

 どうせボスチクでまた1000ターン以上費やすので進軍の遅れなど誤差の範囲です。

 

 

 

 

 

 

 ザックリとカットして本章の前半ボスであるハフェド将軍の所までやってきました。

 途中で俺のスリープを回収したりしました。まぁいつもの事ですね。

 ハフェド将軍もまたベウフォレス将軍と同様に2つの武器を持っています。勇者の槍とスレンドスピアです。

 ボスチクの過程で粉砕してしまうのは勿体ないので頂いておきましょう。少々迷いましたが勇者の槍を頂きます。

 後はじっくりのんびりボスチクです。のんびり行きましょ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はい、これにて本章の稼ぎは完了です。出陣してるメンバーはアイク将軍を除いてレベル20になりました。

 では、ハフェド将軍を倒して漆黒の騎士へと挑みに行きましょう。

 

 

 

 

 

 続けて、漆黒の騎士戦です。

 戦いの直前にアイク将軍の持ち物に『ラグネル』が放り込まれます。設定的には第八章くらいから持っていたはずなのにようやく解禁です。

 

 さて、この戦いですが、実を言うとどういう風に戦うかは割と迷っていました。

 しかし、3つの理由により次の行動を選択します。

 

 アイク将軍で、逃走っと。

 

アイク「お前如きに俺たちの相手が務まると思ったか? 身の程を弁えろ。

   生憎だがお前如きを斬る剣など持ち合わせていない。さらばだ」

 

 ……なんて台詞は勿論ありませんが、逃走を選択します。

 漆黒の騎士戦は詰み防止の為か離脱という名の逃走が選択可能です。

 ついでに言うと、5ターンを経過しても決着がつかなかった場合、ある人物の乱入により『引き分け』みたいな扱いになります。

 逃走した場合も引き分けパターンと同じような流れになるので、その場合でも同様に『引き分け』と表現しておきます。逃げたのに引き分けってのも妙な話だけど。

 

 後半戦のクリア条件は『普通に勝つ』か『引き分け』です。それで次の章に進めます。

 しかし、勝った場合と引き分けの場合では次の章開始時に仲間になるユニットが変化します。蒼炎の軌跡では極めて珍しい『二者択一』の分岐になります。

 (他だと『リュシオン王子達か回復の書』というい二者択一が一応ある。価値が全然釣り合ってないけど。

  あと、『三者択一』なら終章に1回だけある)

 

 『引き分け』だった場合、数章前でうp主がアホみたいに褒めたたえた最強ユニットであるイナ将軍が加入します。

 『勝ち』だった場合、本作では無駄に影が薄いナーシルとかいう老害が加入します。

 通常プレイであれば初期能力値が高いナーシルの方が有能なのですが、ほぼ完成してるナーシルと違ってイナ将軍の方が成長の余地があります。

 本プレイ的にはどう考えてもイナ将軍の方が優秀です。よって引き分けを選びます。これが第1の理由です。

 

 第2の理由は……明日話します。

 

 で、第3の理由、ある意味決定的な理由です。

 ……ミストちゃんに、杖を持たせるのを忘れていました。

 とりあえず5ターン目が始まるまではアイク将軍の育成もかねて適当に殴ろうと決め、1ターン目の終わり前にミストちゃんで杖を使おうとしてようやく気付きました。

 ヴァーグ・カティ1本しか持っていないミストちゃん……一体何をしていたのだろうか?

 そんな訳で、勝率がガクンと落ちてしまったので急いで逃げました。あの何度経験しても慣れないボスチクをもう一度こなすのは地獄なので。

 うp主の後追いをする方が……いらっしゃるかどうかは分かりませんが、騎士様と戦う前にはきっちり準備しておきましょう。アイク将軍とミストちゃんの持ち物欄をフル活用して『ラグネル、ライブ、リライブ、リカバー、ルーンソード、ヴァーグ・カティ、ソニックソード、銀の剣』を持っておけば万全でしょう。それだけあればどんな状況にも対応できます。

 

 今回は引き分けが目標だったのでサッサと逃げましたが、勝ちが目標であれば回復もスキルも無しで騎士様に挑むという狂気の行いをしなければならなくなる所でした。本当に危なかった……

 それでは、また次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ついに親父の仇である漆黒の騎士との戦いだ。

 俺もあの夜から成長した。決して奴に引けを取る事は無いだろう。

 

「来たか」

「ああ」

「神剣ラグネルは忘れずに持ってきただろうな」

「ああ。ここにある」

 

 女神の加護を受けているという『神剣エタルド』。そしてそれと対を成す『神剣ラグネル』。

 剣と同様に女神の加護を受けているという奴の鎧の絶対防御を打ち破るにはいずれかの剣が無ければならないという。

 エタルドは奴の手に、そしてラグネルは……あの日、親父に対して施しのように投げ与えられたあの剣は今は俺の手に握られている。

 奴が勝利のみを追求するのであれば、決して他人に渡してはならなかった剣だ。この男が求めているのは絶対的な勝利ではなく、自らの武技をぶつける戦いだという事なのだろう。

 

「では、始めるとしよう。

 ガヴェインの剣技の後継者よ。その力、私に見せてみろ」

 

 互いの武器の性能は互角。防具は……向こうの方が明らかに頑丈だが、それは奴が速さを代償に着込んでいる結果だ。軽装を選んでいるのは俺自身だし、文句があるなら俺も鎧を特注しろという話だな。大将用の鎧を特注するなら軍の経費は普通に落ちるだろうし。

 よって、純粋にお互いの実力勝負となる。

 

 一度深呼吸して剣を構える。こうして対峙しているだけでも奴の放つオーラがその実力を如実に……

 ……ん?

 

「どうした? 来ないのか?」

「……いや、行くぞ!」

 

 気負う必要は無い。緊張せず、いつものように剣を振るう。

 斬撃を放ち、そして奴の攻撃を受ける。

 

 ……そうか、やはり、そうなのか。

 

 たった1合のやりとり。しかしそれだけで俺はさっき感じた疑問の答えを得た。

 ここで戦う意味は消えた。そう判断した俺はラグネルを鞘へとしまった。

 

「……何のつもりだ?」

「あんた、影武者だろう」

「……どういう意味だ?」

「あんたと初めて会ったのはガリアの森だ。その時にあんたの実力は肌で感じた。

 だが、今のあんたからはあの時ほどの強さが感じられない」

「……ほぅ」

「勿論、そこらの兵士……いや、プラハ将軍とかベウフォレス将軍みたいな四駿相手よりも強いと思う。

 だが、それでも俺の知っているあんたよりは弱い。単純な偽物……とも思えないが、やっぱり本物ではないように感じた」

「……見事だ。まさか見破られるとは思っていなかったぞ。

 私の予想以上に強くなったようだな。褒めてやろう」

「では、やはりっ!」

「勘違いするな。私は決して偽物ではない。

 あの日おまえの父親を手に掛けたのは紛れもなくこの私だ」

「……では何故弱くなった? 何か薬でも盛られたとでも言うのか?」

「そうではない。私は現在、魂だけをこの鎧に憑依させている状態だ。生身の肉体で戦う場合と比較して僅かだが動きや反応が鈍る。

 雑兵が相手であれば全く問題ない程度の差だ。だが、お前との戦いでは致命傷になりかねんな」

「……魂だけの状態なら死なないから致命傷にはならないんじゃないか?」

「確かにな」

 

 このまま戦っても、親父の仇討ちはできない。鎧を叩き切っても死なないのであれば意味は無い。

 そして、もう1つの目的も……達成できるかは怪しいだろう。

 

「親父の剣は、最強だった。あんたに勝つ事で、それを証明したかった」

「それはおかしい。そもそもお前の父親は私に敗れている。証明も何も既に決着は着いていた」

「親父はな、利き腕の筋を傷付けていたんだ。その上で、剣の為に編み出された技術を斧で振るっていた。

 万全な状態の親父であれば、決してあんたにも後れは取らなかったはずだ」

「…………なるほど。そういう事か。確かに、奥方を手に掛けられたあの方であれば、それくらいの事はするか」

「あんた、そんな事まで知っているのか!?」

「ああ。丁度その時私も居た。尤も、私が駆けつけた時にはエルナ殿は既にこと切れていた。

 そうか。私はあの時、エルナ殿の命だけではなくあの至高の剣技を残す事も間に合わなかったのだな」

「あんたは一体……何者なんだ?」

「……いずれ縁があれば生身の私と会う事も、そして刃を交わす事もあるだろう。

 それよりもだ、ここは戦場だ。お前は戦う気が無くなったのかもしれないが、軍を預かる者として敵将を見逃す事は許されまい」

「……そうだったな。俺個人に戦う理由は無くとも、やはり戦わない理由は無い」

「それで良い、ガヴェインの息子……いや、アイクよ。

 貴殿が最強だと信じるその剣技をこの私に見せてくれ」

「無論だ」

 

 再びラグネルを構えて漆黒の騎士と対峙する。

 あの日と比べたら明らかに弱い。だが、それでもなお他の四駿よりも強い。

 仇討ちにもならなければ、強さの証明にもならない。だが、試金石には丁度いい。

 俺がどれだけ親父の剣技を受け継げたのか、あんたを通して確かめさせてもらう!

 

 気持ちを新たにして駆け出す。が、走り出したその直後、俺の背後の扉が勢いよく開かれた。

 

「なっ、誰だ!? これは俺の戦いだ! 手出しは無用だ!」

「アイク、無事だったか」

「あ、あんたは……………………えっと……」

 

 名前を言おうとして咄嗟に出てこなかった。と言うか咄嗟じゃなくても出てこない。

 どっかの港町で酒場に居たり、どっかの船の船長をしていたり、セリノスの森で道案内をしていたり、ネヴァサでイナ将軍の命を救ったりした事は覚えてるんだが……

 

「ここは私に任せてくれ!」

「何を言っている! と言うか邪魔するな!」

「うおおぉぉぉおお!!!!」

 

 竜麟族だったらしい男が白竜に化身し、漆黒の騎士に襲い掛かる。

 だ、大丈夫だ。奴の鎧は女神の加護がある。いくら竜麟族の攻撃でも……

 

「ぐっ、量産品の加護では竜麟族の攻撃までは防げないか!」

「おい漆黒の騎士! しっかりしろ!! 今ミストを呼んでくるから……」

「安心しろアイク。加護を抜かれただけで傷は浅い。これしきの攻撃で倒れるような事は……」

 

 漆黒の騎士の言葉に割り込むようにガラガラという何かが崩れるような音が響いてきた。

 これは一体……?

 

「まさか貴様、あの仕掛けを起動させたのか!?」

「漆黒の騎士殿にこの私が勝てるとは思っちゃいない。

 だが、私ごと道連れにする事ならできる!」

「放せ! くそっ、身体が動かん!

 逃げろアイク! 間もなくこの城は崩壊する!

 その剣技がこんな事で失われるのはあまりにも惜しい!!」

「だが、あんたは……」

「さっきも言ったはずだ。この程度で死にはしない!」

「……分かった。また会おう!!」

「ああ!!」

 

 

 

 こうして、漆黒の騎士は崩れ落ちる瓦礫の中へと消えて行った。

 だが、あいつは言っていた。今は魂だけを鎧に憑依させているだけだと。

 であれば、本当の生身のあいつは今もこの大陸のどこかで生きているはずだ。

 数か月、数年後、いつになるかは分からないがきっとまた会う事になるだろう。

 その時に後悔しないように、修行を続けないとな。

 

 正直なところ、弱いあいつと戦っても勝敗は五分五分程度だったように感じた。

 まずはアレ相手にほぼ確実に勝てる。そのくらいまで鍛え上げなければ。

 そうじゃないと、生身のあいつを倒す事など夢のまた夢だろうからな。







 事前準備の用途メモ

・ラグネル(撃破必須武器)
 事前準備と言うか、漆黒の騎士戦開始時に勝手に用意される物。
 持ち物がいっぱいだと押しのけて手に入るので元々入っていたものが使えなくなる。戦闘前には1枠開けておいた方が無難。

・ライブ(節約回復)
 魔力+10点のHPを回復する杖。(今のミストちゃんなら36点)
 月光1発分のダメージは普通に回復できる。

・リカバー(豪華に回復)
 HPを全回復させる杖。
 ライブのみだと運が悪いと回復しきれない為、保険に持っておいた方が良い。
 新品の杖であれば5ターンは余裕で足りる。節約を無視するなら杖はコレ1本で十分。

・リライブ(やや節約回復)
 魔力+20点のHPを回復する杖。(今のミストちゃんなら46点)
 ライブだと足りないけどリカバーを使うのはちょっと……という場面で有効。
 以前は換金アイテム扱いされていた杖だがこの戦いでは割と役に立つ。

・ルーンソード(豪華に反撃)
 HP吸収効果のある魔法剣。
 ミストちゃんが予想以上にダメージを受けて死にそうな場合に持たせておく事で回復できるようになる。
 ただ、15回しか使えない超貴重品なのでできれば温存したい。(そして終章が終わっても余る)

・ヴァーグ・カティ(守備上昇のお守り+豪華に攻撃)
 装備するだけで物理防御が3点上昇する貴重な剣。
 後半戦でミストちゃんに攻撃してくる雑兵は全員遠近両用武器を使用してくるので、反撃でヴァーグ・カティを消耗する事はほぼ無い。
 純粋に物防を上げる防具として優秀。ただ、この剣を装備できるまでに鍛えられたミストちゃんがそこまでする必要があるかは微妙。一応役に立つので持って行っても損は無いはず。

・ソニックソード(節約反撃)
 普通に強い魔法剣。
 敵が鬱陶しい時に持っておけば反撃で倒せる。
 ミストちゃんに攻撃してくる雑兵はハルバーディア×2と司祭。ハルバーディアを倒せるだけでもかなり安全になる。
 ルーンソードでも同じことができるが、少しでも節約したいならこちらを持っておいて損は無い。

・銀の剣(節約攻撃)
 普通に強い店売りの武器。
 ヒマになった時に司祭を葬る事ができる……かも。
 もっと下位の武器、鋼や鉄でもいいけど、店売り品まで節約する必要はあんまり無いだろう。
 似たような事は勿論ヴァーグ・カティでもできる。が、銀の剣の方が威力が1だけだが高い。
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