ミカヤ「さて、今日のお題はコレよ!」
【経験値】
アイク「経験値というとアレだろ? 100入るとレベルアップするやつ」
ミカヤ「そう、その通り」
アイク「そんなの見てれば分かるだろ。何を講義する必要があるんだ?」
ミカヤ「じゃあアイク、あなたはいつどんな行動を取った時にどれだけ経験値が入るか把握しているの?」
アイク「えっと……敵を殴るとちょっと入るな。倒すと更に入る。
ああ、ボスを倒すともっともっと入るな」
ミカヤ「大体合っているわ。でもね、大体じゃダメなの。
乱数調整をする場合、予期していないレベルアップが発生することはアウトよ。
また、乱数調整後に行動してみたら経験値が足りなかった……なんていう悲劇もできれば避けたいわね」
アイク「まぁ、確かに」
ミカヤ「だから、『経験則で確実にレベルアップする』という状況ならまだしもレベルアップが微妙な時にしっかりと判断できるようにしないと。
1ポイント単位でしっかり把握できるようにしないとダメね」
アイク「分かった。で、どうやって判断するんだ?」
ミカヤ「数式を並べても良いけど……それだけだと分かりにくいからまずは直感的な要素を説明して、そこから掘り下げていくわ。
まず、経験値には……5つかしらね。5種類の入手パターンがあるわ」
アイク「何か間があったな」
ミカヤ「ちょっと表現に悩んだだけよ。
とりあえずここではそれぞれ『最低保証値』『削り経験値』『撃破ボーナス』『特殊撃破ボーナス』『固定経験値』って呼んでおくわ」
アイク「最低保証値は何となく分かるぞ。
敵に一切ダメージを与えられなかった時に1点だけ貰えるアレだな?」
ミカヤ「その通り。ただ、敵にダメージを与えられたとしても経験値の計算結果が1以下だった場合も貰えるわ」
アイク「そんな事があるのか」
ミカヤ「ティアマトさんが序盤のザコを倒した時とかに見られる光景ね。
続いて、削り経験値についてよ」
アイク「敵にダメージを与えたが倒すまでには至らなかった時の経験値……で良いんだよな?」
ミカヤ「その通りよ。
ここで得られる経験値は敵との強さの差……レベル差によって変わってくるわ。
格下であればショボくなるし、格上であれば沢山貰えるわ」
アイク「だからティアマトとシノンは経験値が少ないんだな」
ミカヤ「そういう事よ。上級職であればプラス20Lvで計算されるから。あとラグズも」
アイク「ラグズ?」
ミカヤ「あ~……種族『ラグズ』についてはまた今度ね。
で、得られる経験値だけど、敵と同格、あるいは敵が1格下であれば10点入るわ」
アイク「互角で10点、把握した」
ミカヤ「で、その状態と比較して2格上であれば経験値+1、2格下であれば-1されるわ」
アイク「なるほど。極端に離れている場合は?」
ミカヤ「2格上であれば……っていうのを延々と繰り返していきなさい。
例えば10格上だったら+5よ」
アイク「分かった」
ミカヤ「じゃあ次は撃破ボーナス。
敵を倒した場合は削り経験値に加えて更に貰えるわ」
アイク「合算だったのかアレって」
ミカヤ「ええ。だから削り経験値の方が多いという事は有り得ないわね。
得られるボーナスは『レベルの差』と『難易度補正』の合計値になるわ」
アイク「レベルの差という事は圧倒的格下に挑んでも沢山貰えて……」
ミカヤ「いえいえ、格上ならプラス、格下ならマイナスでちゃんと現れるわ。
難易度補正はノーマルであれば20点、ハードは15点、マニアックなら10点よ」
アイク「難易度が高いと育ちにくいと」
ミカヤ「難易度が高いと敵の数も多いから何とも言えないわね。
そういう訳だから『同格の敵を撃破した時の経験値』はノーマルなら30点、マニアックなら20点になるわね」
アイク「敵と同格な事は稀だと思うが……一応の目安になりそうだな」
ミカヤ「さて、続いては『特殊撃破ボーナス』よ。
これは特定の敵を撃破すると更に加算されるボーナスよ」
アイク「ああ、敵将とかか」
ミカヤ「それもあるけど、実は盗賊も対象よ。
それぞれ+30点、+20点ね」
アイク「敵将は分かるが盗賊ってのは意外だな。あいつらそんなに持ってたのか」
ミカヤ「ちなみにだけど山賊は対象外よ。
あと、クラス『盗賊』じゃなくても『盗む』スキル持ちは全て対象よ」
アイク「盗賊以外でそんなのが居るのか?」
ミカヤ「……居るのよ。その時に解説するわ」
アイク「そうか。
最後は……『固定経験値』だったか?」
ミカヤ「ええ。これは異端の経験値ね。
『特定の行動を取った時に特定の経験値が得られる』というものよ。
具体的には杖全般、『盗む』、『呪歌』が該当するわね。
続編であれば私の『癒しの手』なんかも該当するわ」
アイク「杖か。確かにコレが無いと神官とかが育たないよな」
ミカヤ「『盗む』と『呪歌』は10点で固定。
杖の使用は杖ごとに決まってるみたいね。
具体的にはライブの杖で11点、リライブなら12点よ」
アイク「高級な杖ほど多いんだな。
ちなみにリブローとかは?」
ミカヤ「知らないわ」
アイク「え」
ミカヤ「考えてもみなさい。リブローは非売品な上に15回しか使えないのよ?
そんな貴重な代物をレベル上げの為だけにへし折るとか普通はやらないわよ。経験値調査なんてしてないわ」
アイク「……まあ、確かにそうか」
ミカヤ「高級な杖をレベル上げの為だけに使うなら売り払ってライブの杖を買った方が圧倒的にコスパが優れているわ。
リブローどころかリライブの時点でそんな感じよ。本プレイではリライブは換金アイテムと言っても過言ではないわ。
一応、短時間で上げられるっていうメリットもあるけど……酷い時には1章に1000ターン以上かけてるような本プレイでは関係ない話ね」
アイク「…………理屈は分かるが……ちょっと正気じゃないな。うp主」
ミカヤ「ちなみに、355ターンほどかけてライブの杖を12本ほどへし折れば下級職Lv1から上級職Lv20まで上がるわ。
楽勝ね」
アイク「楽とは一体……」
ミカヤ「あとは……そうね、スキル補正について話しておくわ。
スキル『エリート』を持っていると経験値は2倍に、『大器晩成』を持っていると2/3になるわ」
アイク「経験値補正スキルか……今の傭兵団には居ないな」
ミカヤ「本作では『エリートの書』も『大器晩成の書』も無いから先天的に持っている合計3名だけが対象ね。
その時に気を付ければ良いわ」
アイク「分かった。スキルは経験値系に限らず要注意だからな。
新人が加入したら気を付けるとしよう」
ミカヤ「とりあえず今日の講義はこれで終わりよ。
では、また次回!」