ペペさんと愉快な仲間たち?がヘブバン世界を荒らします   作:むらむー

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初めまして。むらむーです。
本作品はヘブンバーンズレッドを舞台にした多数クロスオーバー作品です。
初投稿ですが、よろしくお願いします。


1Day ①

崩壊していく建屋の中で一人の命が今にも終えようとしていた。

今にも消えてしまいそうな意識の中で妙漣寺鴉郎…もといスカンジナビア・ペペロンチーノは最後に二人の男を想う。

 

「でもー

    ー自分は、そのあなたを知らない。」

 

一人は私の異聞帯「創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ」にて出会った後輩

- 藤丸立香

私のようなロクデナシを敵対する立場にありながら仲間として扱ってくれた存在。

 

異聞帯にいる存在,モースに浸された人間でさえも助けることを諦めきれない甘っちょろい性格で誰にでも騙されてしまいそうな・・・でも困っていたらつい手助けしたくなるような変わった人物だ。だからこそ、彼のようなマスターには、多くの英雄が集まり、時として大きな敵にぶつかり時には和解し、彼をまた助ける側になるのだろう。

 

私もつい彼を度々助けてしまった。特に最後なんかは自らの命まで張って…本来であれば、ベリルを殺すまでの共闘…それからデイビットの元へ向かう算段だった。合理性で考えれば彼らの支援に回り突破するのが自分にとっての最善であったが、”彼らにはキレイなままでいてほしい”ーその思いが上回ってしまった。

 

彼らはもう行ってしまっただろうか、ベリルに対してあそこまで追い詰めたんだ。那由多の一にも負けることはないだろう…言うべきことはもう言ったし後の結果は私が気にすることはない。

 

 

 

 

「理屈じゃない。感覚の話だー

              ーお友達感覚、というやつだが…迷惑だったか?」

 

 

もう一人はカルデアに行く前からの友達 - デイビット・ゼム・ヴォイド

カルデア内では、一緒にカフェに行ったり、恋バナしたり、時にはシミュレーションで理不尽にボコられたり…いつでも私をロクデナシと知りながら信じてくれた一人の友人。

 

私の特異点では、困っていた時に唯一の特急券を使ってまで助けに来てくれた。彼のアドバイスがなければ私の物語はそこで終わっていただろう。

“私は彼らを助けて死にました”って事実を観たら彼はどんな顔をするのかしら?怒る?呆れる?悲しむ?ーいや、きっと全部だろう。そんな確信がする。

 

 

願わくば、私のお気に入りの二人が戦わずに済む未来であってほしいが、それが敵わない夢だとは分かっている。本心であればディビットに勝ってほしいが、マシュ、藤丸立香には負けないで進み続けてほしい。

(結果を知れないだけまだマシかもね…)

最後に”彼らの旅路が続きますように”そう願いながらスカンジナビア・ペペロンチーノは息を引き取った。

 

 

 

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「(息を引き取った)つもりだったのだけれど。どこかしらココ?」

 

ー 目を覚ましてみると一人で暗い森の中にいた。

 

(ケガも呪いも全てなくなっているし、身体は全快っていっていいわね。まさか、コヤンちゃんが勝手に助けてくれたとでも?だとしたら、治療費も含めてとんでもない対価を払わされそうね…デイビットのいる異聞帯に送り込まれたのかしら)

 

そう思考し、歩きながら周囲を見渡す。

 

(あらやだ、杉の木が見えるじゃない。だとしたらここは日本?でも一体なぜ?)

 

収まりきれない情報を一度考えをまとめるため、適当な場所に焚火をすることにした。ある程度考えをまとめ終わった段階で遠くから足音が聞こえた。

 

(隠れようかしら?いえ、今は情報が必要ね。もし、ここに来たのが現地民だとしたらココがいつでどこかの情報だけでも掴んで置きたいわ。)

 

「よぉ、マスター!アンタもここに来てたのか?」

私のサーヴァントの声がした。

 

 

 




原作キャラはしばらくお休みです。
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