本にする妖怪   作:覚め

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さて、今回は特にありません。


第17話

 

さあ、唐突だが俺の嫌なやつの特徴を話して行くぞ。しつこくて面倒臭くて疲れさせるのが上手いやつ。そうだな。八雲紫が結構当てはまるな。しつこいのは別の奴だな。と言うのも、この俺自身、全盛期より力が衰えている。また幻想郷で暴れたら戻れるかな?

 

「って訳なんだけど」

 

「許可できると思うか?」

 

「藍ちゃん、君の黒歴史も誰にも喋らないからさ」

 

「それは交換ではない!」

 

「いーじゃん、三大妖怪のお仲間って奴なんだしさ。」

 

「…私が紫様に叱られる。」

 

「最近叱られるって言葉も聞かないよね。じゃ、大事な後輩育成って名目はどう?」

 

「ども。」

 

「…」

 

と、言うわけで。最初に言ったしつこくて面倒臭くて疲れさせるのが上手いやつ、略して〆痛の内全てを掌握してしまっている、この管狐を出す。能力は違えど紫とは別の方向性で面倒臭いししつこいぞ〜?人間関係も悪化させる。一流だな。

 

「どうも、管牧典です…」

 

「おい、どう言うことだ?」

 

「俺は押し付けられた側なんで、んじゃ!」

 

言い忘れていたが、あいつを置いてきたのはスキマの中だ。その中に藍がいるのは偶然ではあったが、まあ良いだろう。さて、地獄のクソ脳筋鬼にでも会ってそいつの腹枕にして寝ようかな。いや、会う度に殴られるからな。そもそも今まで面識が無かったのがおかしいんだよ。

 

紅魔館

 

「というわけで。」

 

「何言ってるか意味わかりませんけど、暇つぶしってことですか?」

 

「おうよ。俺様は人間が嫌いだからな。」

 

「その人間がメイド長やってますけど?」

 

「なんだよ面倒な」

 

「それに、貴方のことなんですけど」

 

「ん?」

 

「一応人間ですよね?」

 

「お、美鈴ちゃん正解。俺は人間だよ。」

 

「…人間が何故妖怪よりも強いのですか?」

 

「それはな〜…美鈴ちゃんが大好きだから」

 

「反射的に拳が出そうになった私に何か言うことは?」

 

「大元…と言うより、妖怪になる前?はあったよ。妖怪になる前があって、妖怪の時期があって、人の時期。今は人の時期ってわけ。」

 

「謝罪の言葉がないことに対して引きます。今すぐ消えてください。」

 

「嫌ピ」

 

「なんですかその彼ピみたいた言い方は。ピッピじゃないだけ…って違う。」

 

「志布志市志布志町みたいな?」

 

「うわっ量の暴力」

 

「とりあえず入れさせてくんね?」

 

「いやですよ。叱られるの私ですもん。」

 

…こいつも叱られるって言うんだな。最近あんまり聴かないって思ってたけど、意外と身近に言う奴はいるんだな。さて、そんなことより。入れさせてもらわないとかなり暇だ。どれくらい暇かって言うと、カブトムシ捕まえてる途中にくる虚無感並みに暇だ。

 

「あのですね。そろそろ帰って頂かないと。」

 

「殴られちゃうの?怖いな。」

 

「いえ、蹴ります」ゲシィッ

 

「ほっはぁっ!!!おまっ!なぁ!!」

 

「脛はナシだろって言いたいんですか?生憎、聞き取れませんね。」

 

「黙れ小娘…!緊急発射砲!」バキュンッ

 

「あいたぁっ!?」ドサッ

 

「…マシンガン発射!」バババババ

 

「時代背景とか場所とか考えてくださいよ!マシンガンって何!?痛っ!熱っ!」

 

「妖力を使った砲撃!次に霊力を使ったハンマーを」

 

「やめてもらえる?」グサッ

 

「お預けは嫌だ」

 

「…貴方達そう言う関係だったの?なら止めはしないけど」

 

「違いますよ咲夜さん?」

 

「え?」

 

「こちら干酢都、侵入に成功したー」

 

「オーバー?」

 

「うわっミニマムガキンチョゴミカス価値はそこらへんの犬以下だ。」

 

「汚いわね。これでも吸血鬼だから価値はあるわよ」

 

「ないよ」

 

「あーもうムカつかせる!死ね!」ブンッ

 

「あらら」グサッ

 

「私を怒らせたことを」

 

「お嬢様、そんなことをしてはいけませんわ。お客様は痛い痛いと叫んでおられますもの。」

 

「…自分の腹が刺されていても何かを言う気力があるのは認めるわ。でも」

 

「でももストもあるかバーカ!」

 

「…」

 

こちら干酢都!死にかけなんですけどオーバー!?全く、今日は無気力に生きていこうと環境に優しく省エネで行こうと意気込んでいたのに!誰だこいつを俺の前に出したの!…いや、それはどうでも良い。とりあえず大図書館行って寝たいな。

 

「死ね!パイルドライバー!!」ゴンッ

 

「いだぁっ!?」

 

「…さて、図書館はどーこだ。」

 

大図書館

 

「あら?次は私にパイルドライバーを喰らわすつもり?」

 

「バカ言え。お前みたいなもやし大根にやったら殺してしまうわ。」

 

「…パチェ、私の惨状を見てなにも思わないの?」

 

「そうねぇ…自業自得、かしら」

 

「だってよ。自尊心は強く持てよ」

 

「えぇ…?」

 

「俺は本の妖怪だからな。今は人間だけど、本能的にここが落ち着く。最良の場所だからな」

 

「あら、本の妖怪?ならちょうど良いわね。これでも読んでなさい。」

 

「あの、本の妖怪は嘘です。ちょっと、俺のことが書かれてる本とか出さないで、城とか出さないで?」

 

「後命蓮寺からこれも預かってるわよ。」

 

「あ、俺の本」

 

「燃やしなさい!全部燃やせ!パチェ!」

 

「本にそんなことできるわけないでしょう?」

 

…おっしゃる通りで。こいつは本当に鬼畜だな。おらっおらっ。とりあえず俺の本は回収したから、あとは体に…ん?あ、あれ?能力を使って、身体に…おかしいな!?確かにこの本には俺のことが書かれてるし、今現在のことも書かれてるし…おかしいな?

 

「んー?」

 

「ああ、本物の方は興味深いから私のところにあるだけよ。気にしないで。」

 

「は?」

 

「魔法で中身を同期させてるから、実質預かり物よ。」

 

「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。あれないといつまでも死に戻りでループするんですけど?」

 

「…」ジー

 

「お、お願い!なんでもするから、ね?」

 

「じゃあ」

 

「私を解放しなさい!」

 

「魔法の森行ってきて。魔理沙の家は知ってるわね?そこから本を回収してきてくれるかしら」

 

「おっけ。」

 

「…私は!?」

 

 

 

 




レミリア<救いはないの〜!?
低クオですまん。
その詫びと言ってはなんだが、トリプルチーズバーガーの値段を2割上げておいた。
本当にすまん。
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