本にする妖怪   作:覚め

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くそが。


第34話

博麗神社

 

「ぐは」

 

「貴様なにを!」

 

「なんだ、大嶽丸って言っても流石のわたしには敵わないか」

 

俺は現在進行形でいじめられてる。いじめっ子は萃香。勘弁してよ、お嫁さんが来てるんだから。出来立てホヤホヤの新婚さんだぞ?設定上はだけど。面倒なことになった。博麗の巫女は見てるだけ、お嫁さんは傷一つつけたら俺が死ぬ。不味いな。

 

「依姫さんはちょっと下がっててくれる?」

 

「お?女房は逃すのか。じゃあ、思う存分やれるな!」ブンッ

 

「いやん」スッ

 

「スキマに入れたか。やっぱり良いよなぁ。こういうのは!」スカッ

 

「気苦労」

 

「このっ!」ゲシィッ

 

「当たった。痛い」

 

「嘘つけ!」ブンッ

 

「純狐お母さん」グッ

 

「あらあr」バゴォッ

 

「…母さん、大丈夫?」

 

「大丈夫よ。お母さんは強いもの。で、今のは誰がやったのかしら?」

 

「なんだお前?」

 

「なんだお前は此方の言葉だ。貴様、誰の子に向かって手を出しているのかわかっているのか?」

 

「純狐か」

 

「塵に還して」

 

「待てい!それは待て!」

 

あーっぶね!全く、俺の本でお相手してやろうと思ってヘカーティアに交渉してもらおうと思ったのに。後ちょっと面白そうだったし。とりあえず場所を聞き出して、でもでも私の息子がと言う母をスキマに納めて、ヘカーティアから本をもらう。

 

「さて、再開だ」

 

「せいっ!」スパァンッ

 

「痛いわ、萃香」

 

「変わった?」

 

「紫のフリしてんのか!」スカッ

 

「そんなものじゃあつまらないだろ?」

 

「今度は勇儀か!」スカッ

 

「っつーわけで」ガシッ

 

「っ!」

 

「膝ぁ!」ゴォンッ

 

「〜っ…!」

 

「さて、俺本体とやってみましょうか」

 

「鬼を舐めたら、死ぬよ!」ゴンッ

 

「顔潰すか」グシャッ

 

「あぎゃっ」

 

「キモいなぁ。ほら、しっし」

 

「…酷い…」

 

「ヘカーティアのお家に返却〜」

 

「スキマって便利よね。私も欲しいわ〜」

 

「あーあ、能力に恵まれた奴が、何言ってら。忌々しい」

 

「萃香を潰した身体能力してるあんたに言われたくない」

 

「そりゃどーも」

 

「油断したな大嶽丸!」

 

「一応旦那なので」ザンッ

 

「外野が…!」

 

「おー、依姫ちゃんならやってくれると思ってた!」

 

「旦那様の期待に添えれて大満足です」

 

「なんか裏がありそうで怖いな」

 

「姉様に恥を掛けぬようにな」

 

姉様LOVEな奴か。そんな奴がどこかにいた気がするが…長生きしすぎて記憶が曖昧になったか?ご主人LOVEの奴…はそんなにいないかなぁ。紅魔館かな。妹さんがレミリアさんを好きかって言われると、多分違うかなぁ。どうだろうか。

 

「ふんっ!」

 

「生首落ちても動くけどなこいつら」

 

「知っている。だから地面に打ち付けた」

 

「おー、お姉様に誉めさせるよう言っとくか」

 

「ありがとうだな」

 

「まあ、萃香に限っては純狐みたいに消した方が良いんだがな」スカッ

 

「結構気配を消すのは上手い自信があったんだがな?」

 

「音の伝わらない所で刀投げてくる奴がいたからな」

 

「ほーん?」

 

「と言うわけで、道連れ」

 

「は?」

 

「封印!」

 

2分後

 

「いやー封印すんのって難しいね」

 

「し、死ぬかと思った…!」

 

「じゃあ帰るか」

 

「そうするか」

 

「あー、守矢行ったら?」

 

「…守矢か…」

 

守矢神社

 

「おー!ホストさんじゃないですか!」

 

「ホストさんだぞ」

 

「お久しぶりですね!その女は誰ですか?」

 

「嫁」

 

「嫁です」

 

「…」

 

「あ、あはは…」

 

「神奈子様」

 

「あの世に空きがあるではないか…やれ」

 

「了解しました」

 

「お前の芝居にはもう騙されんぞ」

 

「やっぱりですか?」

 

「…なんだ、こいつ?」

 

「外来人。他所の世界の人間だな。変に気に入られてしまった」

 

私もお嫁さんには憧れますからと言ってその場にしゃがみ込む。とりあえずチョップでも決めてやろうか。それとも足で顔出させるか。とりあえずそこらへんに寝転がる。それにつられて依姫も寝転がる。え、なんで?…なんで?…え、本当になんで?

 

「…この時間がいいわ」

 

「何で寝転がってるんですか?」

 

「背筋力でどれだけ飛べるか競うんだよ。幻想郷の妖怪達が考えたゲームでな。これが結構」ドンッ

 

「うわー、すごい飛びますね」

 

「嘘、何だけど、なぁ」

 

「っと。記録としては大体62.3mくらいだろうか?初挑戦なので何もわからないな…」

 

「依姫、あれ嘘」

 

「えっ」

 

「60m飛ぶって、人の形ちゃんとしてます?」

 

「私も武を極める者…その中でも背筋力は欠かせないので」

 

「そ、そうなんですね」

 

「頭おかしいんじゃねえの」

 

「ストレート!?」

 

「まあ、嘘に乗せられてしまったのは恥ずかしいが」

 

「恥ずかしさなんか忘れて寝ろ」

 

「寝るのか…」

 

「お前の背筋力で吹っ飛んだ床は俺が掃除しとくから」

 

「そんなに強く飛んだか?」

 

「本当ですね…すごい」

 

「無自覚でこんなに吹っ飛ばすなんて、頭おかしいな」

 

「そんなに非常識扱いされると流石に頭にくるぞ」

 

お、やば。俺まだ死にたくないんだけど。死にたくないと決まればさっさと逃げるかね。逃げたいんだけど、首に手が掛かってて逃げれない。手を離せこの。この、この。ダメだ離れねえ。グッと力が入ってて俺の首がへし折られそうだぜ。殺す気か。

 

「けほっ」

 

「…DVですか?」

 

「家庭内暴力反対」

 

「私もだ」

 

「お前が言うか!」

 

「…何だ、文句があるのか?」

 

「あ、いや、そんなつもりはないんだよ。ああもういいや寝る」

 

「床で寝ないでくださいよ!まだ参拝客いるんですよ!」

 

「だってよ依姫」

 

「私は民衆の前で寝るのは気が引ける。が、旦那様を置いていくのは無礼だ」

 

「わあすごいへんな考え」

 

「だから私の背中で寝かせて行くのが良いのでは?」

 

「それだ」

 

「セクハラ…




守矢神社って式を挙げる人いるんでしょうか?
それとも、式を挙げるとしても幻想郷の式がそもそも小規模の物で、寺子屋とかでやる感じなんでしょうか?
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