紅茶会
「紅茶なんぞ、相手にかけるくらいしか思いつかんよ」
「飲んでください」
「藍ちゃん久しぶりだからってそれは」
「久しぶりではありません!」
「このぅ」
まあ実際久しぶりではない…かな?畜生界も飽きて来たしトンズラするかなぁ。なんて考えてると、八千慧が来た。黒駒ちゃんも。四人か。とりあえずこっちの陣営を増やそうとフランちゃんを…ん?お食事中?そりゃ失敬。ではどうするか。
「これはこれは」
「頭撫でて欲しくないって伝えに…」
「尻尾のつぎは頭ですか」
「藍ちゃん?」
「ほう…どうやら浮気がバレて修羅場、と言ったところですが。私も参戦しましょう」
「え?」
「私の甲羅を撫でていた件も」
「貴女も?」
「どうやらその様で。では言い訳でも聞きましょうか?大嶽丸」
「う、浮気…?」
「ここで橙ちゃんも撫でていたことを知らせるわね」
「紫!?」
「親子とか見損ないましたよ」
「それ言っちゃダメだって!紫!?」
「うっわ…半径2m以内に入らないでください」
い、いやぁ、地底にも華が出来たなぁ…そんな場合じゃないぞ。俺にはまだフランちゃんの羽をさわさわすると言う義務があるんだ。うむ。幸い黒駒ちゃんは状況を理解していない。次に八千慧…無理。藍ちゃんは無理。詰んだわこれ。
「…」
「黙っていては言い訳も聞こえませんよ」
「どうするんですか大嶽丸。どうやって落とし前を」
「寒い」
「黒駒ちゃん…毛布持って来てあげようか?」
「うん」
「ちょっと、ずらさないでください。後貴女は翼で身を包めば良いでしょう」
「あんま暖かくないから仕方ないだろう」
「なんで貴方が返事をするんですか!」
「俺も一時期生やしてな」
「とにかく!貴方はどうやって落とし前をつけるんですか!」
「紅茶会潰す?」
「それでは何の解決にもなりません!」
「何だ、男の落とし方でも聞きたいのか?」
「生憎、そう言うのには慣れてまして」
「ですから!」
「マスカラ?」
「あーもう!」
「はーもう分かったよ…俺に撫でられた記憶全部寝てたことにするね」
「そうではない!そうでは!」
「私は気持ちよかったから別に良いかな」
「それで良いのですか!?」
「もう身代わり出すしかねえぞ」
「…誰です?」
「四季映姫ぃ!」
数分後
「有罪!懲役6億年の地獄に落ちてもらいます」
「落ちるわけねえだろ。馬鹿言ってんじゃねえ」
というわけでやってまいりました地上!地上ということで、先ずは空!綺麗!さあ、人里に戻って寝ようかな。どうしよう。最近噂になってた天人に会いに行ってみようかな。博麗神社にいるかね。まあ行ってみないとわからないか。
博麗神社
「お、いるじゃん」
「あ、お前!」
「お前のこと何回か殺しかけたよな」
「そうだぞ紫苑!こいつは私を何回も貶してくる上に何回でも攻撃してくる悪なんだ!」
「そうなんですか…」ゴゴゴゴ
「ちょい待ち!アンタがここで本気出したら取り返しが付かないでしょ!やめろ!」
「あ、ごめんなさい」
「上でやるか?」
「私と紫苑のコンビに勝てる自信があるのか?」
「愚問だね」
「殺し合いは勘弁してよ」
「その勘弁してほしいものをやるから楽しいんだろうが阿保巫女」
「は?」
「邪魔するなよ。私達とこいつの戦いだ」
「…要石と剣如きが」
「言ってくれるじゃなぃ」ゴンッ
「知らんのか。要石は掴めば誰でも使えるぞ」
「そういうのはその先を確認してから言うことね」
「!?」
「まずし」
「ドロップキックぅ!」バァンッ
「ぐぁー…天人様〜無理です〜」
「何!?よくも私の友人を…許さん!」
とか言って俺の乗ってる要石が動き出す。俺の足を離した後、俺に向かって体当たり。壊れたのは要石の方。石如きを壊せなきゃあ大妖怪名乗れんでしょう。天人というのはどうもしつこい。酒を飲みに行こうとしただけなのにこれだ。
「ふん!」ズバンッ
「んぎゃっ」
「斬った!」
「あー…なんつーことだい。俺の体が二つに分かれちまった」
「!?」
「バーカ。二つに切られて死なねえ奴がいるか」
「魔術師名乗っても良いんじゃない?」
「さて。クソにはクソをぶつけることが主流なんだが」
「は?」
「なんと、異変を起こしてるのか。暇つぶしで」
「何で知ってる?」
「しかも博麗神社を…ほー。死刑確定」バギッ
「ぁ!?」
「ってしたいけど、俺もそろそろ面倒くさくなってきた」
「要石フルコースだ!」
「霊夢ちゃん、これ終わったら飯食わね?」
「そんな金ないわよ。後うるさいからさっさと終わらせて」
「なんだ、食わんのか」バシィンッ
「ごっ」
「…スキマ越しの打撃ってやっぱり効くのね」
「基本的にアンタ首狙うからじゃない?そしてこの惨状を片付けといて」
「萃香」
「おう!」
「…なんで?」
「腕のいい大工は一人でも多く働くのさ」
「いや、そういうことは聞いてないんだけど」
何でって言ったら、お前そりゃあれだよ。四肢へし折って言うこと聞かせてんだよ。弱い方が悪い。弱い方が強いやつに従う。下克上はたまにアリ!それがあいつの決めたことだ。そもそも俺弾幕とか嫌なんよ。逃げ道作ってあげてようやく弾幕ごっことか。頭おかしいだろ。
「それ本当?」
「いや嘘」
「でしょうね」
「本当は萃香が俺を愛してくれているから」
「アンタ、紫を意識してるの?似てないけど」
「嘘の吐き方は紫から学んだのにな」
「へぇ、そうなの…え、てことは紫と出会うまでは正直者ってこと?」
「ま、そうだね」
ま、そうだね(嘘)