本にする妖怪   作:覚め

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前回のあらすじ
小さい


第48話

人里

 

「なんだよ華扇」

 

「本当に小さくなっているのですね」

 

「近くに自分より低いやつが居ると気分が楽で助かる」

 

「…あたいか!?」

 

「卑劣な性格は大きくなっていますが」

 

そうそう、と茶を出してきた。地底で少し嗜んだとの噂を得ていましたのでとか言うが、多分情報源は紫か、風見幽香…はないとして、後は誰だろうか。勇儀から萃香だろうなぁ。うん。そうに違いない。後で成敗してやる

 

「茶か…」

 

「紅茶です。好きなのでは?」

 

「ない。ピース、お前これいる?」

 

「あたいはちょっと」

 

「返すわ」

 

「失礼な!」

 

「なんで怒られてるんだろうなピース」

 

「お前のせいだよ」

 

「クソガキが」

 

「と!に!か!く!人からの施し物は素直に受け取るべきで」

 

「お前人じゃねーじゃん」

 

「え、そうなの?」

 

「…そう、ですけど!」

 

「人限定じゃお前にその道理は通らんだろ」

 

「…〜!!」

 

「地団駄だ!」

 

「お、知ってんの?」

 

「あれだろ、どうにもならないもどかしさを地面に伝えて天変地異を」

 

「誰から吹き込まれた?」

 

華扇は目に涙を浮かべながら聞いてくださいと連呼していた。いやん、そんなこと言われちゃったら慧音がくるじゃないか。そろそろ来るぞ。多分、面倒なことになるぞ。クラウンピース壁に埋めとくか。俺は地面に突き刺さっとこ。

 

「まーた女を連れているのか干酢…?これは一体…」

 

「いたぁい!」

 

「妖精!?」

 

「助けて先生…この仙人、殴って言うこと聞かせてきた…」

 

「何!?」

 

「えぇ!?んな無茶苦茶な!?」

 

「仙人さん…こればっかりは擁護出来ないな」

 

「大声出しながら殴ってきて、ピースも壁に…」

 

「これやばいって!あれじゃん!ご主人様がよく眺めてる本の展開に」

 

「だまらっしゃい!」

 

「現行犯、だな」

 

「え」

 

翌日 博麗神社

 

「号外ですよー!」ブンッ

 

「あぶなっ」キャッチ

 

「動体視力も変わらないのね」

 

「まぁね」

 

「新聞は…はぁ!?」

 

「あ、華扇が載ってる」

 

「ちょ、えぇ!?どういうこと!?」

 

「どう言うことって…逮捕されたってだけだろ」

 

「は…はぁ!?」

 

「おーい霊夢ー!」

 

「ちょ、魔理沙見てみなさいよこれ!華扇が捕まってるんだけど!?」

 

「ああ、それについてなんだが─」

 

「これは濡れ衣ってことかしら!?」

 

「冤罪だな」

 

「そうよね、だって華扇がそんなこと」

 

「罪を擦りつけたのは俺d」

 

翌日

 

「号外でーす!!」

 

「あら、何かしら」

 

「…大嶽丸さん、捕まりました」

 

「!?」

 

人里

 

どーしてこうなったかって言うと、愛と母性による暴力にはどんな悪意も勝てないと言うわけですね。まさかこうなるとはな。とは言ったが、今回ばかりは、あれだろう。箒に八卦炉とか言うの着けてスピードアップとか、脛蹴った後に後頭部を肘で打つとか。クズだろ。躊躇いなさすぎる

 

「全く酷い目にあった」

 

「君と言う奴は」

 

「まあ逃げるのは簡単さ」

 

「え?」

 

博麗神社

 

「ひっデーなおい巫女さんよ」

 

「なんで抜け出せて来てるのよ」

 

「隙間さ。しかし牢獄生活はクソだな。環境どころの話じゃない」

 

「…そうなのね。お似合いじゃない?」

 

「どう思うよ紫」

 

「少なくとも殺すのが確定してる囚人だからそんな環境に置いても文句は出てこないでしょうね」

 

「おいおいマジかよ。藍ちゃん悲しんでた?」

 

「驚いてたわね」

 

「ああそう。そう言えば藍ちゃんの所に送ったはずの狐、どうなった?」

 

「逃げ出したわよ」

 

「おいこらちんちくりん」

 

「んぎゃっ」

 

「管牧、お前何やってんだよ」

 

「あの方は恐れ多いですから!ガチの方で!」

 

「…本当か?」

 

「はい!我々狐の界隈でも10匹集まって会話するときにはその方の話をするだけで皆が盛り上がるくらいなんですよ!」

 

嘘だろ狐界隈。大丈夫か狐界隈。と言う感じだが、管牧は何か焦っているわけではないようだしここで留めとくか。ピースは俺が完全に捕まったと思ってどこに行ったか行方知れず。ヘカーティアと純狐からは連絡が来る。紫越しに。

 

「ちょっと!ウチの息子は」

 

「ここにいますってば!アッやめてくださいごめんなさい」

 

「お母様、脱獄はお手のものですから」ナデナデ

 

「あら、私の頭を撫でるなんて、今更魅力に気がついたの?」

 

「ところでお母様、煙草は吸ったりしますか?」

 

「吸わないわね」

 

「なんだ。ここにちょうどいい着火剤があるのに」

 

「今から吸ってくるわ!」

 

「純狐、健康に悪いからやめて頂戴。どっちも長生きすることが幸せなのよ」

 

「それもそうね。ごめんなさい」

 

「…あ、もしかして着火剤って私のこと?」

 

「お前の皮膚は摩擦に弱そうだから使えん」

 

「嘘でしょ」

 

「…で、何?アンタら何の用?」

 

「息子に会いに来ただけだ。貴様にはやらん」

 

「同意ね」

 

「はぁ?」

 

「ちょ、霊夢さん落ち着いて。ね?お母様達も落ち着いて。そんなの今考えてないから。ね?」

 

「…そうなのね。じゃあ私たちは帰るわ」

 

「次会う時はそっちから来てくれると嬉しいわよん♪」

 

「うわぁ…きっつ」

 

「本当にねぇ」

 

「お前の方がきついぞ紫」

 

「えっ」

 

そう言って今日も平和に幻想郷が夜を迎える。と思っていたのか?ピースどこだ。霧の湖か。そっちに行くか。スキマ開いて行く他あるまいに。俺の一歩は幻想郷を超える(事実)。とか言って決め台詞決めたいけどちょっと恥ずかしくなって来た。やめよ。

 

霧の湖

 

「ピース」

 

「お、なんだ出て来たのか!?」

 

「逮捕されたはずじゃ」

 

「だ、脱獄囚…!?」

 

「ちょっと待てや、俺が悪い人みたいに聞こえるだろ」

 

「妖怪は悪いってご主人言ってた」

 

「…」




好きな人からの「○○はちょっと」攻撃!!
干酢都にカンストダメージ!干酢都はないた…▽
そしてゲームが楽しいのでちょっとお休みします
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