本にする妖怪   作:覚め

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ストレス発散として揉まれる管牧典ちゃんの尻尾<やめい


第56話

人里

 

「んにゅーっ」

 

「…にゃんれふは?」

 

「ストレス発散に揉んでんだよ」

 

「卑猥ですね」

 

「萃香を揉んだら親指が貫いた話でもするか?」

 

「ちょっと待ってください」

 

そこから格闘をし、なんとか尻尾を揉むことを承諾された。いやーよかった。しかし、なんとも面倒なことになった。俺が連れてきといてなんだが、どこからか視線を感じる。この狐は気付いてないのだがなぁ…気のせいだろ。どーせ気のせい。

 

「失礼します…」

 

「おや、誰かね」

 

「鈴菜庵の看板娘です!」

 

「…つまり?」

 

「最近少女を携えてると聞いて…うわぁ…」

 

「小鈴、待て、これは違うんだ。な、わかるよな?」

 

「黙ってください、変態」

 

「っ」

 

「…可哀想ですね」

 

「笑え」

 

「そろそろご飯が無くなりますよ」

 

「白米買わなきゃかぁめんど」

 

「面倒!?」

 

「多分今外出たらアレに出会うよ」

 

「アレってなんですか?私だってお腹が空くから早くご飯食べたいんですけど!」

 

「妖夢ってやつが急に切れて切り倒す事件」

 

「嘘でしょ」

 

「本当よ本当。じゃあ俺が相手してる間に買い物済ませてね」ガララッ

 

「わ、わぁぁああ!」ブンブンッ

 

思った通りに錯乱してんのかわからん顔して切り掛かってくる。やはり刀の初手はこれ、大通連で2本を防ぐ。でもね。錯乱してたら一撃じゃ終わらんよねぇって。2本目、顕明連で防ぐ。怖い怖い。どれくらい怖いかって言うと、タネのわからないマジック並みにこわい。

 

「ふんっ!せいっ!」

 

「辻斬りの異名持ってんのは本当だったんだねぇ」

 

「はぁ…はぁ…!」ガギィンッ

 

「なんで刀と刀で火花が散るんだよ!」

 

「買い物終わりましたよー」

 

「まじか、峰打ち」

 

「!?」

 

「んじゃ帰って飯食うぞ」

 

「わっかりました〜」

 

「冥界で食うぞ」

 

「…え、冥界!?」

 

冥界

 

「あらあらそうだったの〜?」

 

「えぇそうですとも」

 

「ここが冥界…?」

 

「妖夢が起きたらご馳走させるから、泊まって行く?」

 

「1日起きないこと前提ですか」

 

「当たり前じゃない!貴方の峰打ちなんか妖夢みたいな半人前が食らったら死んで当然!」

 

「幽々子様!?」

 

「起きたぞ」

 

「…悪口言うとすぐに起きるのよね」

 

「幽々子様ぁ!?」

 

「これが辻斬り…??」

 

「んじゃ飯作れ」

 

「怪我人に!?」

 

「こちらは被害者です」

 

「あ、そう…いや、違いますって!?」

 

そのあとなんだかんだ言いながら飯を作ってくれた。いや、感謝感謝。飯の腕前だけは半人前じゃないんだよな。1.5人前?まあ良いか。もうこれ料理人として雇った方がいいぞ幽々子さん。まあ多分その方向で雇われる奴は肩壊すけど。

 

「あら〜!貴方もここにいるの!?」

 

「なぜこうも出会いのだろうな?」

 

「知らん」

 

「お世話になりました…」

 

「橙?」

 

「藍、彼に橙を任せたの?」

 

「い、いえ!そんなことは」

 

「…そう」

 

「お前だもんな」

 

「結果的には香霖でしょう?」

 

「結果論ね」

 

「違うわよ。正当な主張ね」

 

「嘘つけ」

 

「嘘じゃないわよ」

 

「嘘つくのはいい加減にしてもらって良いかな?いくら自分のことすらわからないにん!?」

 

「…そこから先を言ってみなさい」

 

「死ぬぞ、か。だが関係ない。俺が強ければそれでいい」

 

「じゃあなんて言うつもりだったの?」

 

「認知症」

 

「ふんっ!」バギィッ

 

「いやん!」

 

「首が飛んだぁ!?ぇ、えぇ!?」

 

「指先の重力を、スキマの能力で曖昧にし、矛盾が生まれる」

 

「なんか言い出してる!?に、逃げなきゃ」ガシッ

 

「逃すと思うか?」

 

「は、九尾様…」

 

「矛盾が生まれればどうなるか。簡単、その矛盾は消える」

 

「だから?」

 

だからも何もこっから先何もねーよ。その矛盾でお前を包み、消す。とでも言えればいいんだけどさ、この黒い球体はただの見掛け倒し。ハリボテよりも脆い。どうしたものか?簡単だ。力で成し遂げればいい。我がパワー!

 

「ハッタリはやめてくれる?」

 

「おう、ハッタリだ。じゃあ飯食うぞ」

 

「怖、怖かった…!」

 

「よしよし…橙、ゆっくりと息を吐くんだ」

 

「…」グスッ

 

「管牧典…お前、それだけはやめろよ」

 

「じゃ、だっでぇ!」

 

「妖怪で、しかも九尾の近くにいて、漏らす?」

 

「言わないでくださいよ!」

 

「この写真は大天狗に高く売れる」パシャッ

 

「白い服なんか着るんじゃなかった!消してください、あ、やめ、威圧しないでください!」

 

翌日 妖怪の山

 

「オラ大天狗」

 

「ひぃっ!?」

 

「…どうしたんですか?大嶽丸さん」

 

「管牧典のお漏らしファイル」

 

「200万で買った!」

 

「えぇ!?」

 

「と言うわけですよ射命丸さん」

 

「えっちょっ」

 

「ふむふむ…明日の一面は…『悲劇!山の大天狗、ロリコンだった!』で行きましょう!」

 

「賛成だ」

 

「ま、待って」

 

「これ、例の写真だ」

 

「むふふ…では、健全な射命丸文はここで」

 

「お前も同類だろうに」

 

「!?」

 

「この妖怪の山…やべー奴ばっかだな。本当に」

 

「その写真は…一体誰のかな?」ヒラッ

 

「まさか…!」

 

ちなみに、射命丸にはとある人物の横顔とか、美味しいもの食べてる所の顔とかが入ってるファイルを渡したぞ!…南無。俺はさっさと帰って消え失せるしかないな。さてさて、俺は俺でヘカーティアの服を永遠亭に要求する準備を

 

「どこに行くんです?」

 

「自分だけ秘密がバラされない、そう思っているのか?」

 

「…お前らより健全な恋愛感情を持ち合わせているつもりなんだが?」

 

「フランドールという吸血鬼からクラウンピースという妖精を守る…この行動が全てを」

 

「ヘカーティアだ。俺が好きなのはヘカーティア」

 

「…誰です、それ」

 

「知らん」




依姫<仮にも夫婦なんだから
これ使いすぎてそろそろ新しい言い方考えないとなぁって思いました。
仮にも夫婦なんだから。
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