大好きな彼女の服が病院に!?
永遠亭
「ようやく出来たか!」
「ええ。しかしこのデザイン…だ」
「ピース」
「はーぁっ!?」グサッ
「あっぶな」
「ここは病院です!」
「うどんげかよ!?」
人里
「むふふ、むはは、ふはは!」
ヘカーティアの服を手に入れたぞ!!気分がすこぶる良い!!クラウンピースが少し蔑みの目を向けているが、関係ない!!この時のために記憶の本を頼りに作ったマネキンがあるのだよ!身長、スリーサイズは勿論ヘカーティアを再現ん!
「きもっ」
「キモって言うな!ピースも好きな奴が出来れば分かるさ」
「…いや、わかんないと思う」
「狂気はテメーの代名詞だろうが!口ん中炙ってやろうか!」
「なぁ!?あたいは狂気じゃない!操るだけだ!」バギッ
「巴投げぇ!」ブンッ
妖怪の山
「今日は平和ですね」ボコボコ
「ああそうだな。今日は典の写真を」
「なんですあれ?」
「え?」ドガァンッ
「…調査ですね!」
「そう…だな…」
人里
「フーッ…さーて、屋根が結構ぶっ飛んだが服は無事なので良しだ」
「良いわけあるかぁ!」ゲシィッ
「へぶぁっ!?」
馬鹿な!?この私を力任せの蹴りだけで、30cmも浮かせている!?あ、ありえない…!!と思ったが、まあ気を抜いてたし良いかなと。ところで誰だテメーと見てみると、慧音だった。む、最初はヒロイン枠として出れそうな雰囲気だったくせに…
「ふんっ!」バシィンッ
「ほぅっ!?」
「これ、この屋根、どうするんだ!?」
「…しら」
「喝っ!!」ゴリュッ
「はぅっ!!」
「仲の良い鬼がいただろ。呼べ、そしてすぐに直せ」
「ご、ごめんなさい…」
翌日
「いやーすまんね萃香。恨みことは全て慧音によろしく」
「良いよ良いよ。お前と私の仲だし」
「対価は?」
「一夫多妻制を採用してくれ」
「難易度高いね慧音先生」
「私は別にかまわんぞ。むしろ是非ともそうしてくれ」
「おや?もしや」
「お前を追い出す口実が増える」
「ああ俺個人だけって言う意味ね?」
「勿論だ」
「クソが」
「…とりあえず、対価はそれってことで。それじ」
「頼む、それ以外でなんかないか!?」
「それ以外…ね?」
「頼む!俺とお前の仲だろ!」
「私をここに住まわせろ」
「はぁ…やられたな、干酢都。餓鬼2人を住まわせる餓鬼1人だ」
「ちょっと待ってよ、そりゃないってもんでしょ!?」
妥協策はないのか!?と話し合ってみたら。二日に一度こっちに来るということです手打ちとなった。屋根修復する対価、高いなあ。おのれ…クラウンピース。貴様のせいで半同居人が増えた。全てはピースのせいだ…!!つまり俺のせいではない。
「あたいも悪くない」
「うおっ戻ってたのか」
「急に投げるなんて酷い奴だな」
「同じような身長のやつに言われたくはない」
「お前もだろ」
「そうだけど?」
「自覚あってこれとは、救いのない」
「お前の成長具合か…」
「言い争うな。くだらん」
「テメー高身長で乳でかいからって調子乗ってんじゃねーぞ!」
「俺なんか博麗の巫女如きに鼻で笑われてんだぞ!テメーも鼻で笑われろ!」
「フッ」
「顕明連!」ザンッ
「あっぶな!?」
「酒ぇ!」バシャァッ
「くさっ!」
「ピースの松明で終いよ!」
「ちょっと待っ」
数日後 紅魔館
「いやー、家が爆発するのは想定外よ」
「なんでこっちに来るのよ」
「紅魔館のお家芸じゃなかった?伝家の宝刀とも言うけど」
「お前の運命ここで尽きることにしよう」グサッ
「貴様が選ぶのは運命ではない、相手の選択肢だ…って刺さってる!?なんで!?…ま、良いか」
「良くないでしょ!?」
こうして、鬼による家の復旧が終わるまで紅魔館でどこぞの神の子みたいな感じに吊るされて。妖精に笑われた時は潰すぞテメェクソガキが死にたいのかとか思ったけど、実行に移さない限りは全て無罪なので私は無罪ですね。ヤッター!
人里
「ただいま」
「おー、おかえり」
「まさか寺子屋も少し燃えるなんて思わなかったよね〜」
「やっぱ燃やす前に壊しとくべきだったわ」
「…あたい、もしかして利用されて一回休みになっただけ?」
「おう」
「は?」
「おっと…やめときなよ妖精。私が許さない」
「うるさい、急に思い出したように動き出して」
「なんでお前が言うんだよ大嶽丸ぅ!?」
「刀は2本が限度と相場が決まっているからだ」
「なんだよー、お前の刀3本借りて大暴れしたのまだ根に持ってるのー?」
「顕明連の刀まで奪われたのはかなり腹に来たぞ。阿修羅から受け取った刀だからな」
「なんでも良いのですが」
「!?」ブンッ
「あぶなっ!?」
「何、華扇」
「死に場所を見つけれなかった鬼失格の奴がなんだ?」
「仙道に逃げた敗北者」
「…なんで私だけこんな言われ様なんですかぁぁぁ!!」
「うるさいデブ」
「体動かした分を上回って飯食ってるから太ってるぞ」
「肥やし」
「は?」ガギィンッ
…怒らせたのは確かにこっち。そんで、キレた時の華扇は萃香より面倒臭い。その上なんか刀とぶつかって切れるどころか火花が散る。妖夢、お前の天敵ここにいたり…なんつって。だがウチが壊れるのは納得がいかない。無理やり突破するとしよう。
「本を…」
「女性に向かって太ってるとは失礼なぁ!」ブンッ
「出せぃ!」ゴンッ
「おぶっ!?」
「お前はこの本に書かれた通り帰る。というわけで死ね!」ブンッ
「!?」スゥッ
「その本、勢いよく投げたら頭通過して飛び出ないの?」
「飛び出たら大地に吸収されて一生力が戻らないぞ」
「…嘘だろ、それ」
「あ、あたいの本返して」
「もう返しただろ」
やはり刀…刀こそが武力、そして武力こそが抑止力…!!