本にする妖怪   作:覚め

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これどうやって終わるの
どうやって終わるの?
…どうやったら終わるんだろう…?


第60話

命蓮寺

 

「尼さん、酒くれ」

 

「そんなものはこの寺にはありません」

 

「違う、お前じゃない」

 

「えっ?」

 

「…」チラッチラッ

 

これだから、寺の人間は。一輪はこっちをチラチラと言うなよ言うなよと目で訴えてくる。対して水蜜は酒があるのを知ったのか、期待を目に入れている。それを見た俺の嫌いな奴の代理は縁側でアハハと微笑んでいる。微笑むことができなくすんぞ。

 

「あー…」

 

「お酒を作っていると…?」

 

「マミゾウかな?」

 

「マミゾウ…ほう…」ゴゴゴ

 

「というわけで私はさいな」

 

「星」

 

「なんでしょう」

 

「ここで討伐する妖怪が1匹いますよ」

 

「…私、代理ですけど」

 

「代理ならもう一度倒せるでしょう?」

 

「退散っ」

 

「逃げられましたか」

 

「私をダシにするのやめてもらいたいんですけど」

 

人里

 

「よー慧音」

 

「なんだ、最近出会わなかった気がするな」

 

「そうかね」

 

「でだ」

 

「なんだ?」

 

「なんで寺子屋に来てるんだ。まだ開ける前とは言え。ここは私の生活圏も兼ねているから」

 

「女性の生活圏に簡単に入ってもらっては困る…先生を女と呼ぶには些か疑問が」

 

それよりも入られたくない領域があったようで、言葉を言い終える前に寺子屋からぶっ飛んだ。布教をしている豊郷耳に当たりかけたが、腐っても太子と呼ばれた女、意図も容易く勢いを回転の力へと変換し、地面に叩きつけられた痛い

 

「ごっはぁっ」

 

「君は落ち着きを覚えておくと良い」

 

「うっさい…シリコン入りか?」

 

「皆の衆見ておくと良い!仙道を学べばこんなことも出来るのだ!」

 

「ちょ、何す」

 

「ふんっ」バギィッ

 

「おごぁっ!」

 

「…仙道の力をいつもの正拳突きに乗せたものだ。極めればこれ以上の威力が放てる」

 

「仙道の力って…すげー」

 

「耐えた彼は例外だということを忘れないようにな」

 

「全くだ。俺は神子に欲を常に聞かれる立場なんだし」

 

「それは今は良いだろう?水責めされたいのか?ん?」ググッ

 

「息出来なきゃ俺でも死ぬって、死ぬ!」

 

「…こほん、現在太子様が気を許された方と戯れとおります。大変申し訳ないのですが、一旦中止に」

 

「あら、中止にされるんですか。では今から命蓮寺の」

 

「すまん太子俺逃げるわ」

 

「えっ」

 

人里の外

 

「うぉっ!?」

 

「うおって…」

 

「誰だっていきなり現れてはビビるだろうに」

 

そう言うのは流行りに乗ろうとして乗ることのできなかった一生田舎おばあちゃんのマミゾウである。マミゾウは勘が良く、俺の考えてることを読んでいるのか、素早く平手打ちをしてきた。俺の考えてることの中にあるおばあちゃんが気に入らなかったんだろう。

 

「痛っ」

 

「…今、儂のこと田舎おばあちゃんと思ったな?」

 

「さすがマミゾウ…っ、伊達に長年生きて」

 

「それを言うなと言っておるんだがのう!」バチィンッ

 

「痛い!」

 

「…ふんっ。久しぶりに風見幽香の所でも行ってみたらどうかの」

 

「地底での一件以来面倒なことになりそうで」

 

「そうかのー…そうじゃ、久しぶりに紫とお主で喧嘩してみては」

 

「幻想郷中に衝撃波が飛ぶのは」

 

「藍に任せれば良かろう!」

 

「…それもそうだな!」

 

数時間後

 

「紫」

 

「何かしら?」

 

「…俺やっぱり紅魔館の異変は納得できねえ」

 

「そう…じゃあ」

 

「喧嘩だな」

 

「お酒でしょ!」

 

「は?」

 

「結界ならご心配なく」ササッ

 

「…え、もしかして喧嘩するの決定?」

 

「当たり前だ」

 

「う、嘘…!?」

 

博麗神社上空

 

「壊したらぶち殺すわよ。紫」

 

「なんで私なのよ」

 

「勝つからって信頼されてるんだろ。羨ましい」

 

「ふんっ!」スカッ

 

「ハズレ」

 

「パンチラ、ですわ♪」

 

何やってんだこのババア…この日だけは目を持っていたことに後悔するしかない。隙を見つけたのか、スキマで後ろから殴ってきた。あのパンチラ見た後にやる気は起きない…と言うよりもあれでちょっと吐き気がしている自分に吐き気がする。

 

「油断がありましたわ〜♪」

 

「霊夢、今のどう思う」

 

「キモい」

 

「!?」

 

「だよな。ほいっ」ピンッ

 

「…!?」ブワァッ

 

「デコピンで強風を起こされることは想定していなかったか?」

 

「まさかこの程度、と驚いたのよ」

 

「要石砲っ!」ドガァンッ

 

「大きすぎて当たる暇さえありませんわ」スッ

 

「目潰し」ズブッ

 

「ぃゃぁぁああぁあ!?」

 

「嘘だろ当たるのかよ」

 

「そこ!」ブンッ

 

「当たり」ガシッ

 

「スキマで切断!」ジョギンッ

 

「俺の残機数知ってんだろ」ニュルンッ

 

「うわ生えてきた気持ち悪い」

 

「っ…」ズキッ

 

「ふんっ!」グサッ

 

「霊夢…それ言われると傷ついちゃうなぁ俺も」

 

「素手で自分の刀止めてるのも気持ち悪い」

 

「悪用されるとは思わなかったからな」

 

「余裕…ね!」グッ

 

「私の筋肉繊維を舐めるなよ!」ギュッ

 

「そんなのアリ!?」

 

「特大霊弾!」ボガァンッ

 

「…危ないわねぇ」

 

「幽香!?」

 

こりゃ意外な助っ人来たぞ!?でも幽香と喧嘩するのは嫌だし、幽香は純粋に好きだし…どーすっかなぁ〜。というわけで、戦闘不能になってもらいましょう。感情的に。そうだな、幽香が絶対泣いてもうやだと駄々をこねる絵は…

 

「これだ!」

 

「…なんでそんなことするのかしら」

 

「あら、キレちゃった…」

 

「ふんっ!」ガギィンッ

 

「硬い日傘ですねねねねね」

 

「刀一本で止められて驚いてるくらい硬さには自信があったのだけれど」

 

「…けっ、やっぱり分が悪いのう!」

 

「!?」

 

「ストップじゃ!全く…大嶽丸!出てこんか!」

 

「はいはい…」

 

「どう言うことかしら」

 

「化けてもらってた」

 

「特大霊弾とか、腕前は貴方そのものだったけど」

 

「俺の本をこいつに貸してたのよ。それで終わり!」

 

「…なんだ、帰るわ」

 

「興が冷めた」

 

「テメーはそのまま死ね」ビュンッ

 

「!?な、なんでゆかりんだけ…」




途中の思考?…アレです。ちょっと勢いだけでアフレコしてみた、って感じ。
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