本にする妖怪   作:覚め

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小さい頃好きなアニメの技の予備動作的なアレをずっとやってたら熱出たこと思い出してすんげー運動してます。
それとは別にこれやります。


第8話

 

人里

 

「らんららんとーん」

 

「えっ何その歌?」

 

へんなトーンでさっきの鼻歌やってたら子供に絡まれてしまった。子供の外見は青いワンピース?に羽…ん?羽?は、羽…?羽なとか羽根なのかわからん。が、とにかくアレだ。多分、妖精だろう。妖精かぁ。この目で見るのは人里にいた前だから…3000年くらい前だな。生まれた年をかなり超えてる位前だな。うん。

 

「何その歌?」

 

「俺の創作曲だ。」

 

「…は?」

 

「えっ…何その反応、傷つくんだけど?」

 

「大ちゃん、変なやつ。」

 

「チルノちゃん失礼だよ!?」

 

「変なやつとは酷い。干酢都と呼べ。漢字はこう書く。」

 

「…難しいな。ひらがなで書け」

 

「チルノちゃん?」

 

「注文の多い妖精だな。どーせ馬鹿だから1週間経てば忘れるだろ。ほれ。」

 

「…わからないぞ?」

 

「うーんそっから来るかぁ。」

 

「チルノちゃん、大丈夫?」

 

「そういや今は夏か…いやー、変な異変を思い出すなぁ。」

 

「あの空が暗くなったアレか!?」

 

「おうよ」

 

「アレならあたいも活躍したぞ!こう、博麗の巫女をボカーンっと」

 

「嘘800もいい加減にしろよ。」

 

さて、そろそろ俺の本に今日の予定を書こう。そうだなー。うーん。全妖怪の隔たりを無くす。いや、これは難しい。妖力が一箇所に集中するか、精神面で集中するかがわからない。多分八雲紫に扇子でぶっ叩かれておしまい。さて、そうなると本格的にどうしよう。チルノって奴と遊びまくるか?俺の体力が持たない。却下。八雲紫とキャッキャウフフ?俺の精神が持たない。却下。こういう時は馬鹿に聞くのが一番だな。

 

「おいば…チルノ。」

 

「ん?」

 

「お前これから何やんの?」

 

「んー?そうだなー。遊ぶ!」

 

「ええ!?」

 

「そこの大地梁(だいちやん)って奴も遊ぶのか?」

 

「なんかものすごい勘違いされてる!?」

 

「違うぞ!大ちゃんは大ちゃんだ!」

 

「いや、だから大地梁なんだろ?」

 

「だから!」

 

「えっと…私の名前はないんですけど…」ソソクサ

 

「ん?あー、お前大妖精って言うのか。なんだ、字数に変わりはないじゃないか。どっちも3文字で。」

 

「良くありませんよ!!」

 

「そーだそーだ!良くない良くない!」

 

「殺すぞ?」

 

「ひっ」

 

「なんだ!?やるのか!?お?良いもん?あたい最強だし?」

 

「博麗の巫女を倒したんだもんなぁ。そんじゃあ俺と戦うか。全力でかかってこい。」

 

「ええ!?」

 

「お?やる気?あたいの能力で一瞬だもんね?」

 

「チルノちゃん!?」

 

結果としては、まあ、当然と言いますか、なんと言いますか。簡単にもあっさりと決着が付いた。俺がチルノって奴の本に『2秒後に自爆する』って書いて自爆させた。なんか、赤と青と緑色の変な四角いやつが散らばったが、俺は知らんぷり。知らんもんね。俺知らんもんね〜。そもそも、妖精が妖怪に挑むのが悪いんだ。ほんっと、ね。いや、俺人間だけど。人間で妖怪だけども。

 

「あっチルノちゃんの残骸が!」

 

「えっ残骸なのそれ?」

 

「これを各方面に配って謝罪するんです…」スッ

 

「なんで俺に差し出してくる?なんで?」

 

「ご迷惑をおかけしました…!」ペコッ

 

「…何、やってるんだ?干酢都…」

 

「慧音先生〜…」

 

博麗神社

 

「で、ここに来たと。」

 

「おっしゃる通りです。いや〜妖精相手に謝らせて自爆させて何が悪いんだか。人里の中だからか。」

 

「良かったわね。私が直々に出ていかなくて。ねえ?」

 

「おっと軽い脅しか?」

 

「軽い脅しじゃないわよ。全力の脅しよ。次は瞬足で行くから。」

 

「コーナーで差をつけろ!」

 

「夢想」

 

「ちょっ待って待って、お願いごめんそれはやめて。」

 

「…わかれば良いのよ。」

 

…危うく、博麗の巫女が本気で俺をぶち殺しにくるところだった。スペルカードで夢想封印はまだマシ…いや、マシとも言えないものではあるが、スペルカードですらなかった。アレですね。ガチであと少しで死にかけるところでしたね。いやー、うん。俺本当になんでこんな死にかけんの。ただの吸血鬼に腕ちぎられた時はもう寿命かなって思ったよ。

 

「て言うか、それくらいアンタの本に書いておけば良いんじゃないの?」

 

「ばーか、俺の能力はこんな便利じゃないんだぜ?どれくらい便利じゃないかって言うとな。背中の一番痒いところに届かないレベルで不便だね。」

 

「それは不便ってレベルじゃないわね。私届くけど」

 

「…そう言うこと、やめない?」

 

「え?」

 

「なんつーかさー、自分はできるからってさ。そう言うこと言うんじゃないよ。だからお前は博麗の巫女なんだよ。協調性がねえからなるんだよ。」

 

「何?八つ当たり?」

 

「そうだよ。でも概ね事実だよ。前の代なんてほぼ問答無用で殺しに来たからな。例えるなら何もしてないのに殴ってくる奴だからなあいつ。」

 

「そう、でも私じゃないから良いわね。」

 

「良くねえんだよなあそれが。分かってる?それ分かってるか?それが何を」

 

「うっさい。華扇じゃないんだから…」

 

おっと、こいつが華扇の名を出すということは俺が今説教でうるさいということを示している。まずいな、説教するつもりはなかったんだが。まあしゃーなしだ。危険信号ではあるがな。危険信号っつーか、爆発信号?そろそろ右手の親指が全ての指を抑え顔面へと肘を伸ばすという信号?

 

「…なんで私が出てくるんですか!?」バクバク

 

「お前太ったろ。」

 

「当然ね。アレで太らなかったら忌々しすぎてこの世から存在を抹消しそうよ。」

 

「なっなぁっ!?何故!?何故わかったんですか!?まさか、また私を本にしていたのですか!?返して!返してください!!」

 

「おい、あいつ馬鹿だぞ。」

 

「馬鹿というより天然よ。馬鹿というより。」

 

「そこで擁護する?」

 

「私の、私の本は!?」

 

「取ってないよ。」

 

「何故!?じゃあ何故!?」

 

「腹が出てんのにそれを言うか!!」バシーンッ

 

「ひあっ!?」ボヨヨーン

 

「…妖怪って太るのね。」

 

「妖怪?妖怪というより仙人のくせに太ってるのがな。」

 

「う、うるさいですよ!!人のお腹を叩いてあーだこーだ言うだなんて!!」

 

 

 




妖怪って太ります?太りませんよね…?
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