異世界にレッドアクシズの名を刻む!   作:有澤派遣社員

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ローンのLive2Dの可愛さに満足しつつ、もっと狂気感が欲しかった末期患者です。
各国のレッドアクシズによる列強への影響です。




揺れる列強国

 

[神聖ミリシアル帝国 港町カルトアルパス]

 

とある酒場、先日世界ニュースに流れた内容について話し合っていた。

 

「聞いたか?例の文明圏外国の話」

「例のアレだろ?レッドアクシズとかいう新興国家」

「ああ、グラメウス大陸に進出するだとか言ってたな……」

「無謀だよな、なんであんな辺鄙で危険な大陸をわざわざ選ぶんだか!」

 

皆が愚かなことをしたと声高々に笑っていると、世界ニュースから速報が入る。

 

『今速報が入りました。………え?これ合ってる?……虚偽ではない?……えぇ?

ゴホン、申し訳ありません。先日ニュースにしましたグラメウス大陸の件に最新情報が入りました』

 

珍しく司会役が困惑していたのが少々気がかりだったが、

ちょうど話題になってた内容に皆静かになり耳を傾ける。

 

『グラメウス大陸に上陸したレッドアクシズ加盟国北方連合が昨日、大陸東側から中央にかけての70%の魔獣の駆除と安全確保を完了。

また空中からの偵察においても地形探査90%以上の調査が完了したとのことです。

またグラメウス大陸西側に国家がある可能性があり、それの調査のため現在準備中とのことです。

…………早すぎません?』

 

酒場の一瞬鎮まり、皆が慌てて世界地図やグラメウス大陸が書かれている地方地図を探し出す。

 

「グラメウス大陸……やっぱフィルアデス大陸並にでかいよな?」

「待て待て待て!たった1ヶ月だぞ!?どんだけ早いんだよ!」

「だが世界ニュースでやってんだから確度は取れた情報だろ?」

「嘘だろおい……!」

「しかも国家、人が住んでたのか!?」

 

グラメウス大陸といえば御伽話の舞台の代表格、危険で不毛な極寒の大地である。

……どんだけ滅茶苦茶な奴らなんだ、北方連合とは?

 

「そもそもレッドアクシズって国家の名前じゃなかったのか?」

「連合国なんじゃないか?」

「おい、この中でレッドアクシズについて情報出せる奴はいるか!?」

 

辺りを見渡すと一組の男達が手を上げていた。

 

「アンタらは?」

「文明圏外国に商売に行ってる者だ、レッドアクシズと繋がりの強いロデニウス大陸はどの国もお得意先よ!」

「マジか!?なんか情報はねぇか?」

 

皆が期待に胸を躍らせて男たちを見る。

 

「ああ、あるぜ!以前あったロウリア戦争の後にクワ・トイネに行ったんだ。

目的は商売と情報収集だったんだが、はっきり言って様変わりしてたよ!

なんと、機械動力のゴーレムが農作業と運搬作業してやがった!」

 

それを聞いた者達がざわつく、ゴーレムといえば魔導師が数人がかりで作り出す戦術兵器だ。

それが機械動力、しかも農作業をしている?

 

「………なあ、それホントか?」

「ホラじゃねえか?」

「だよな、だからあんまり言いたくなかったんだよ……」

 

やっぱりかと半ばあきらめ気味に男は頷く。

 

「そこは置いておくわ、でな?実はその時にレッドアクシズについて聞いたんだが、実は2つの意味がある」

「2つ?なんだよ?」

「1つは多国軍事同盟としての"レッドアクシズ"、そしてその同盟国が共同出資する軍事組織レッドアクシズだ」

 

皆が内容を反芻してややこしいと顔をしかめた。

確かにパッと聞いただけだと勘違いしそうだ。

 

「でな?そんときに組織としてレッドアクシズのトップ、指揮官て呼ばれてた奴に会えたんだよ!」

「おお!どんなやつだ!?」

「軍人なんだろ?やっぱり厳つかったのか?」

「それとも貴族風なキザ野郎か?」

「いや違う、驚けよ?なんと女、しかもまだ20歳過ぎだとよ!」

「「「「「なんだとぉー!!!」」」」」

 

驚愕と歓喜の歓声が上がる、野郎どもばかりなのでやっぱり女というのが興味を引く。

 

「どんなのだ?やっぱご令嬢みたいな感じか?」

「いや、女戦士みたいなのじゃないか?」

「いや、美人というよりも可憐のが似合う感じだな。

寧ろ美人とかいうなら部下の方だぜ?」

「なに?まさか……!?」

「部下も女ばかり、しかも美人揃いときた!」

「「「「「ウオォォ!!!」」」」」」

 

先ほど以上の歓声が響く、野郎なので美女の話題には弱いのだ。

 

「話を続けるぞ、そんときに俺はムーの最新ねじ巻き式時計を売ろうと持っていったんだ。

どこでも人気だからな、そしたらその指揮官の嬢ちゃんが飛びついたんだよ」

「へぇ~、それで売ったのか?」

「むしろ言い値に色付けて予備部品も全部買ってくれたよ。

そんときに部下と話してたんだよ。

『見てみて!ネジ巻きアンティーク時計!今度の"女帝"陛下の誕生日に間に合うよ!』

『あの方、こういうの好きですもんね』

『"女帝"陛下、前の時計がもう作り手がいなくて手に入らないって嘆いてたし丁度良かった!』

こんな会話だ、どう思う?」

 

会話の内容を聞いた幾人かが頭を傾げる。

 

「ムーの最新式(・・・)時計が?」

アンティーク(・・・・・・)時計と、同じ?」

「そうだよ!指揮官の嬢ちゃんは最新式の時計をじゃなくて骨董品の時計を買ったつもりだったんだよ!

それを理解したら笑うしかなかったぞ!

つまりレッドアクシズではムーの最新式時計は絶滅寸前の骨董品なんだとよ!」

 

ガッハハ!と大笑いする男を周りの群衆は戦慄しながら聞いていた。

まさかと思ったが、一介の商人相手に嘘を言って喜ぶフリをする理由はあるまい。

 

「おそらくだがレッドアクシズにはとんでもない隠し玉がまだまだある!

………三日後にロデニウス大陸に向かうが着いてくる奴いるか?

向こうでの商売に顔を効かせてやるぜ?」

 

男の提案に飛びついて同行をお願いする者。

すでに予定があるためは悔しがる者。

旅費が乏しく泣く泣く諦める者。

話を信じきれず胡散臭そうにする者。

日程が合わないため独自のルートで行けるか検討する者。

酒場の反応は多種多様であった。

 

 

 

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇

 

 

 

[神聖ミリシアル帝国 帝都ルーンポリス]

 

Sideメテオス

 

「まただ……、一体何が起きているのだね?」

 

魔導計器がまた微弱な空間振動を受信する。

魔力測定器に反応は無し……、こんなことがあり得るのか?

ことの始まりは2ヶ月ほど前、魔法帝国の空間魔法を察知するとことを目的に作成された機器のうち、

稼働中の空間振動測定器が全てエラーを起こして大破、中には出火したものも出て大惨事であった。

原因を調べると、受信許容限界を凌駕するような振動波を受信したために機器が壊れたと結論が出た。

そしてそれから少しして、東の方向から定期的に微弱な空間振動を察知するようになった。

だが一度目を含めて広域魔力測定器には一切の反応が無く、つまりは……。

 

「魔力を使わないで空間に干渉する?そんな馬鹿な!

………いや、可能性の一つにはしておこう。

それとも魔力感知されないように対策を施してる……?」

 

矛盾する測定結果に頭を悩ませながら数値の洗い出しに没頭するのであった。

 

 

 

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇

 

 

[ムー 情報通信部 情報分析課]

 

Sideマイラス

 

「グラ・バルカスに続いてレッドアクシズまで……、科学文明が一気に2つも現れるとは……」

 

グラ・バルカスの超大型戦艦"グレードアトラスター"の写真、

そしてロウリアから命からがら帰ってきた者が撮ってきた不鮮明ながらも似たシルエットの戦艦とその随伴艦、

仮に戦艦が"グレードアトラスター"と同じと仮定すると随伴艦でさえ我が国の戦艦"ラ・カサミ"を超えていることになる。

さらにまだ確度の取れてない情報だが、王都制圧時に魔力反応が無いゴーレムが投入されたとのことだ。

 

「もっと情報がほしいな、グラメウス大陸の状況次第ではレッドアクシズのが脅威になる可能性もある」

 

資料を纏めて彼は情報収集を願うためのに依頼書を作成するのであった。

世界ニュースでグラメウス大陸の進捗情報を知るのはこの一時間後であった。

 

 

 

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇

 

 

 

["第八帝国"グラ・バルカス帝国 情報局]

 

「閣下、ロデニウス大陸の諜報員からの連絡が途絶えました」

「………これで何組目だ?」

「既に4組目です。グラメウス大陸に至っては潜入さえ成功出来ていません……」

「なんということだ……!」

 

貴重な人材がすり潰されていく状況に閣下と呼ばれた男の顔が歪む。

レッドアクシズ、最初の諜報員からの報告だけでも脅威度はこの世界で最大級である。

よもや、推定ヘルクレス級かそれを超える戦艦を保持しているとは!

さらには巡洋艦に駆逐艦も確認されており、明らかに他の国とは違う異質な存在である。

その後、諜報員にさらなる情報収集を指示するも連絡が途絶えた。

その後も定期的に諜報員を送っているが到着報告の数日後には音信不通の状態、

さらにグラメウス大陸に至ってはすでに3隻の潜水艦ごと消息不明だ。

 

「よもや、通信が傍受されているのか?」

「それは……!」

「暗号化通信を解読出来ずともナニカがあるとは解るだろう……。

とにかく今わかる情報だけでも纏めて各局に共有する」

「わかりました!」

 

外務局からの協力も得てでもなんとしても情報を集めねばならん。

レッドアクシズ………!

 

「貴様らも転移してきた異邦人か?」

 

閣下と呼ばれた男の苦悩は絶えない。

 

 

 

 

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇

 

 

 

 

[皇都エストシラント 皇宮パラディス城]

 

大会議室

・皇帝 ルディアス

・外務局監査室 レミール

・皇国軍最高司令官 アルデ

・第1外務局長 エルト

・第2外務局長 リウス

・第3外務局長 カイオス

・統治機構長 パーラス

・その他、各局幹部複数。

 

Sideカイオス

 

アルタラス制圧失敗、皇国軍敗北。

大会議室にてパーパルディア建国以来の大事件に緊急会議が開かれた。

ルディアス陛下は明らかにお怒りだ、皆が冷や汗をかいている。

…………この空気で監査軍の敗走も報告しなければならんのか?

………………胃に穴が開きそうだ。

 

「これより緊急会議を始める。まずはアルデ!状況の報告をしろ!」

「は、はは!」

 

アルデ殿大丈夫か?今にも倒れそうなほど顔色が悪いぞ……。

 

「アルタラス征伐艦隊の被害内容を報告します。

まず揚陸艦含む上陸部隊と砲艦全てと、戦列艦48隻が未帰還となります。

竜母に搭載していたワイバーンロードも3割以上を損失。

また帰還した戦列艦も5隻ほどが修理不可と判断されました………」

「………待て、未帰還の数と修理不能の数がおかしくないか?」

「…………修理不可と判断された戦列艦は撤退時に味方と接触事故を起こしたものと、

戦闘中に余波を受けて破損したものです。

つまり、敵の攻撃を受けて帰還した戦列艦はゼロです……」

 

大会議室の空気が凍りつく、ルディアス陛下でさえ口を開けて驚愕している。

 

「そ、そんな馬鹿な!」

「ではほぼ一撃、もしくは一度の攻撃で必ず仕留められてるということなるぞ!」

「待て、相手方の被害は!?」

「………旗艦と思しき船が黒煙を上げて停止、追撃を断念したと報告を受けてます」

 

おお!歓声が上がるが、すぐにアルデが首を横に降る。

 

「こちらの戦列艦の射程外であったことと竜騎士隊の報告からこちらの攻撃での破損ではない可能性が高いです。

おそらくは何かしらのトラブルが発生したのかと………」

「なんだと……!待て射程外だと!?」

「向こうの方が射程が長かったのか!?」

「………はい、交戦距離は最も近くなった時で4km、

最も離れてた時は10kmと報告を受けました」

「「「なっ!」」」

 

馬鹿な!それでは一方的に撃たれたということではないか!?

いや、そうするとフェンの軍祭での被害報告と一致する……。

まさか、同じ勢力による仕業か?

 

「ワイバーンロードは!?竜騎士達は何をしてた!?」

「接近を試みた竜騎士は全て未帰還、撃墜されてます。

生き残ったのは状況報告に専念していたものと、練度の関係で後詰に配置されてた新任騎士が殆どです。

………有効距離に近付けたのは死骸だけだったそうです」

 

沈黙、ただ内容を必死に理解しよと思考する。

つまりだ、撤退できたのは向こうの不運に助けられたことであり、

全滅していてもおかしくはなかったということか………!?

さすがにルディアス陛下も困惑している、そこまで一方的に負けたとは考えてなかったようだ。

タップリと1分ほど熟考したルディアス陛下がポツリと言う。

 

「その報告が虚偽である可能性は?」

「…………虚偽であればどれ程よかったか。

口裏を合わせるにしても兵の数が多すぎます。

ほぼ全ての兵から同様の内容を得られてます……」

「そうか、分かった。ではどのような相手だったのだ?

さすがにアルタラス海軍ではあるまい?」

「………報告によると敵は7隻、魔力反応は無く全て機械動力船であった可能性が高いです」

「たったの7隻!?いやそれよりも機械動力船だと!?」 

「ま、まさか……!」

「……ムーの関与が疑われます」

 

誰かが、あるいは自身が出したであろうゴクリと息を呑む音がやけに耳に響いた。

………このタイミングしかないな。

 

「申し訳ありません、第3監査軍からも報告があります」

「何だ?この議題に関係することか?」

「はい、おそらくは。フェン王国への懲罰として監査軍が出撃しましたが失敗に終わりました。

報告によれば山のように巨大な機械動力船を確認したこと、

そして10kmを超える距離から正確にこちらを補足していたそうです」

「………そうか、監査軍の被害は?」

「相手に手心を加えられました。

2隻が沈没し4隻がマストと風神の涙を破壊されて自走不能、

乗員の救助をしてる最中に相手は引き上げたため、この程度の被害に収まっています」

 

周りの者達はなんとも言えぬ顔で沈黙する。

まさか相手に情けをかけられるなぞ恥としか言えないが、

皇軍が壊滅させた連中と同じと仮定すれば情報を持って帰ってきただけでも十分だ。

ルディアス陛下が深刻な面持ちで考えを巡らしている。

 

「………列強の介入を想定しなければならない、か」

「はい、万一を想定して全軍の再編をするべきと判断します」

「予の代で列強同士の戦争……か。良かろう、現在予定する全ての軍事行動を中止!

アルデ!皇都とデュロにて軍を再編しろ!万全を期せ!

その間に各局は戦争に向けての準備と此度の相手の情報を可能な限り集めよ!」

「「「「「はっ!」」」」」

 

ルディアス陛下の退室を確認すると皆が足早に退室する中、エルトがレミールに呼び止められているのを確認する。

皇室でも特に過激なことを仕出かす、誰が言ったか"狂人レミール"に捕まるとは少しばかり同情する。

………見間違えか?レミール殿の方が深刻な表情をしてたような?

そのようなことを思いながら私は大会議室を後にした。

 

 

 

■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇

 

 

 

[皇宮パラディス城 皇室用客間]

 

Sideエルト

 

先程の会議に頭を痛めてるところにさらに頭痛の種に呼び止められるとは、つくづく運がない。

レミール殿に呼び止められた時はそう思った。

しかしその思いも彼女の顔を見て無くなる。

彼女は会議中の無表情からは考えられないほど深刻そうな顔をしていた。

そして通されたのは皇室が利用する客間、いわゆる密談部屋だ。

………先ほどとは別の意味で頭痛の種ができそうだな。

 

「このようは場所に呼ばれるとは、一体どうしたのですか?」

「………エルト、今回の騒動の相手に心当たりがあるか?」

「いえ?さすがにあればあの場で………」

 

………ちょっと待って、まさか!

 

「やはり言わぬのは不味かったか……?」

「レミール様は心当たりがお有りで!?なぜあの場で言わぬのですか!?

下手をすれば反逆幇助、国賊と問われかね……!」

「言えん!言えばルディアス様が怒りに任せて冷静な判断力を失いかねん!」

 

切羽詰まった様子のレミール殿を見て冷静になる。

確かにあの場で相手がはっきりすれば即開戦の判断を下したやもしれないが………。

 

「いくらなんでも早計では?」

「………その相手が文明圏外国なんだ、名目上はな」

「………は?」

 

待て、今なんと言った?文明圏外国?そんな馬鹿な。

文明圏外国があれ程の戦力を持っていればもっと早い段階で情報が入るはずだ。

もしやムーが支援している文明圏外国なのか?それなら……。

 

「念の為言うがムーは殆ど無関係だ。

………文明圏外国に科学文明の国が出来てるのだ」

「いやまさか!そのような兆候の国が存在すれば気付きます!」

「………詳しくはまだ言えない、だが確かに存在する。

ムーやミリシアルと互角かあるいは超えるような存在が……!」

 

レミール殿が信じてくれと縋るような目でこちらを見る。

狂人などと言われてたのは本当に彼女か?以前会った時とは別人ではないか。

…………はぁ、私を信頼して打ち明けてくれたのだな。

なら今は信じて見よう。

 

「解りました、ですがせめて何か確証になるものはありませんか?」

「それを含めてのお願い(・・・)だ。ルディアス様に悟られずにエルト殿が信頼できると判断出来る局長を数人召集してほしい。

その時に私の”確証”を見てもらいたい。

………ことは皇国の未来を左右する。

だから、お願い、します」

 

彼女は席を立ち深々と頭を下げる。

皇室の中でも特に我儘で傲慢と言われる彼女がここまでするのか……!

これ程の覚悟を、レミール殿は示してくれた。

なら答えねばならんな。

 

「解りました、3日以内に外務局長らと財務局長、農務局長を集めれるようにします」

 

ルディアス陛下に悟られたくないということは、恐らく軍関係者は避けたいはずだ。

 

「エルト殿!ありがとう……!」

 

目を潤ませて感謝を述べる姿にかつての狂人と呼ばれた面影は一切なかった。

 

 





パー皇「VERYHARDがなんだ!文明圏外国如き捻り潰してやる!」

パーパルディア、本気モード。

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