女王の女王   作:アスランLS

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今回ようやくあのキャラの掘り下げが入ります。
誰得かはさておき。


グループ交流……?

 

「堀北先輩。偶然にも別々の大グループになったことですし、ここは一つ勝負をしませんか」

 

大グループが完成して早々、みやびん会長が挑戦状を叩きつける。コランダム先輩は警戒するようにみやびん会長を鋭く睨む一方、他の3年生達からは「また始まったよ……」みたいなげんなりとした雰囲気が流れ出す。

そして体育祭で代表を務めていた藤巻先輩と、元空手部主将さんの二人の間に割り込む。

 

「南雲、これで何度目だ。いい加減にしろ」  

「君がことあるごとに堀北に勝負を挑むことに、これまで俺達は口出ししてこなかったが、今回は全学年による大規模な特別試験だ。個人のオモチャにするような行為は看過できない」

「随分と酷い言われようですね藤巻先輩に緒方先輩。個人に対して宣戦布告することは、この学校では別に禁止されてるわけじゃないでしょ」

「ルールではなく基本的なモラルの問題だ。書かれていなくてもやっていいことと悪いことがある」

「俺はそうは思いませんけどね。それにむしろ全学年共通の試験だからこそ、他学年とも積極的に競い合うべきでしょう?」

「……なるほど。今回の試験のルール作成に、君が積極的に携わったことにはそういう魂胆があったのか」

「アララ、よくわかりましたね緒方先輩。堀北先輩の友人だけあって生徒会の権限についても詳しいようですが、俺がルール作成に介入したことまでご存じとは……どこかにおしゃべりな奴でもいたんですかね?」

「別に知っていた訳ではない。君の人となりを考慮すれば十分予想できる範疇だ」

 

ほう、この学校の生徒会長の権限は強いとは聞いていたが、まさか試験のルールに事前に介入できるほどとはね。

そしてみやびん先輩は自分の身近に内通者がいることを疑っているようだが、俺の見た限り元主将さんは一切嘘をついていない。……まあそれはそれとして内通者は実在しているようだ。一見平静を装ってるが内心焦りまくってる桐山副会長で間違いない。

 

「生徒会長になったからといって勝手が過ぎるぞ南雲。越権行為だと自覚をしろ」

「だったら自覚させてくださいよ。なんなら藤巻先輩も相手にしましょうか?総合力は緒方先輩に劣るとはいえ、立場上は一応3年Aクラスのナンバー2っスよね」

 

みやびん会長の明らかに見下した態度からの挑発に藤巻先輩は顔をしかめ、元主将さんは目を細め、彼等のクラスメイト達はみやびん先輩に詰め寄ろうとするが、コランダム先輩は先んじて一歩踏み出し、みやびん会長に向かい合った。

 

「南雲、俺はこれまでお前の要望に首を縦に振らなかった。……何故だかわかるか?」 

「そうっすねぇ……友人達の中には俺に負けるのが怖いからなんて思ってる奴もいるようですが、流石にそれはないでしょうね。たぶん緒方先輩達のように、無益な争いを望まないからですよね?」

「お前の望む争いは俺とお前だけの話で収まらない。お前は無関係な他人を意味もなく巻き込み過ぎる」

「それがこの学校の醍醐味だと思うんですが、まあこれは見解の相違でしょうね……何にせよ体育祭のリレーでも勝負の機会は逃してしまいました。意図しない収穫はあったものの、あなたとの決着はまだついていない。あなたが卒業してから奴に借りを返すためにも、心にわだかまりは残したままにしたくない。……あなたを越えることができたかのか試したいんスよ」

 

あー……やっぱリレーのこと根に持ってたかー。こりゃ来年は相当執拗に絡まれるだろうね。まあみやびん先輩なら退屈はしなさそうだし別にいいか。

 

「……何をもって勝敗を決めるつもりだ」 

「堀北……」

 

みやびん先輩の挑戦を受けそうな流れに、元主将さんは僅かに目を見開き他の3年生達も動揺する。

 

「どちらがより多くの生徒を退学させるか、というのはどうですか?」

「南雲、堀北は冗談が苦手だからそういうのはやめておいた方がいい」

「別に苦手ではない。勝手なことを言うな」

 

ちょっとした親切心で忠告する元主将さんを、コランダム先輩は心外だとざかりにやや不機嫌そうに睨む。ほほう、あの二人って思ったより仲良かったんだ。

 

「まあそれも面白そうですが、堀北先輩のお気には召さないようなので今回はやめておきましょう。真面目に提案させてもらうなら……どちらのグループが高い平均点を取るか、でどうですか?」

「それならば受けても構わない。……だが1つ約束しろ。俺とお前の個人的な戦いに、決して他の誰も巻き込むな」

「正々堂々と実力での勝負以外認めないってことっすね。相手グループの足を引っ張るよう仕向けるのも1つの作戦だと思うんですが」

「条件が呑めないのならこの話は無しだ。そして今後もお前の勝負を受ける気は無い」

 

……なるほど、コランダム先輩が挑戦を受けようとしたのはそういう理由か。

 

「……わかりました。どうやら勝負を望んでるのは俺だけのようですし、その条件を飲みます。あくまでも正々堂々と、どちらのグループの結束力とやらで高い点数を取るか……そういう勝負をすると約束します」

 

 

…………………………ふむ。

    

 

 

「……あ、そうだ。堀北先輩と違うグループに入っていることだし、せっかくだから緒方先輩もこの勝負に加わらないっすか?」

「生憎と俺は多少空手が得意なだけの器用貧乏な人間だ。君と堀北の一騎討ちに割って入れるような器じゃない」

「謙遜もやり過ぎればただの嫌みっスよ?第一それに同意したら、あなたを慕っている瀬川に俺がぶん殴られます」

「……なに?すぐ暴力に訴えようとする性格は部活を通して徹底的に矯正した筈なのに、まだ性懲りもなくあの野郎……」

「や、冗談、言葉の綾って奴です。瀬川に罪は無いですキレないでください」   

 

元主将さん、暴力とか人道にもとるようなこと大っ嫌いだからね。今では空手部主将の瀬川先輩も、入部したての頃は初期のケン坊みたいなチンピラだったらしいから、相当しごかれて牙を抜かれたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後俺達は学校側の指示に従い体育館を離れ、小グループ別に寝泊まりする部屋に連れて来られた。

部屋の中には木製の2段ベッドが計5組設置されていた。ちょうどグループの人数通りか……とりあえず、2段ベッドとなるとやることは1つだね。

 

「はい、誰がどのベッドを使うのかは早いもの勝ちね。それじゃあレディーファイ」

「は……?」

 

俺が手を叩いて合図を出しても、状況を理解できていない幸村君は呆けた表情を浮かべるだけだったが、六助とリュンケルは目にも止まらぬ速さで梯子も使わず上段のベッドに飛び乗り占有する。そんな二人を見て石崎君も慌てて上段のベッドに向かい、山田君は体格の関係から上段に上がるのは苦労すると判断したのか、石崎君の下のベッドに腰を降ろす。

 

「な、何考えてんだ本条!?こういうのは話し合いで決めるべきだろう!」

「君、六助と同じクラスでしょ?あいつがそんな話し合いに参加すると思う?」

「そ、それはっ……」

「だったら最初から早いもの勝ちでちゃっちゃと決めるべきでしょ。……しかしなんで若人はこうも上のベッドが好きなのかね?」

「……言われてみれば、何でだろうな?こう、という明確な理由を答えられん」

「そういやマンションとかも上の階の方が人気だし、高い所が好きなのはバカに限らないのかもね。……ところで幸村君、暢気の俺と談笑している間にほぼ決まっちゃったみたいだよ?」

「え─あぁっ!?」

「君はもうちょっと視野を広げるべきだね」

 

愕然とする幸村君を捨て置き、誰もが嫌がるだろう六助の下のベッドに腰を下ろすと、さっきからひそかに俺に注意を向けていたコージーがその隣のベッドを選ぶ。幸村君はしばらく俺を恨みがましく睨んでいたが、やがて残ったベッドに向かう。

……さて、今の攻防でそれぞれの生徒の性格や能力がある程度掴めたね。

リュンケルと六助はグループメンバーのことなど一切眼中に無く、ひたすら我が道を貫いている。そして状況判断能力に優れ、他の生徒よりも抜きん出て行動が早い。

石崎君と山田君は表面的にはリュンケルと仲違いしたように振る舞っているが、やはり内心ではまだリュンケルのことを慕っている。現にさっきも俺が合図を出した直後リュンケルがどうするのか、いち早く視線を彼に向けていた。

Bクラスの3人は残りの上段ベッドが2つになったので、とりあえず2人が2つの上段ベッドを抑えてから、誰が下段になるか律儀にじゃんけんして決めていた。結果抑えた内の1人が下段を使うことになったが、それに対して特に不満に思っていないときた。流石卍解ちゃんのクラスらしく協調性が高いね。

幸村君は真面目で誠実だけど少々頭が固い。予想外の展開や緊急時に対応が遅れるタイプ。

そしてコージーはベッドを取りに行こうともせず、幸村君と駄弁っている間もひたすら俺に注意を向けていた……と。

自分で揃えておいて何だけど、一癖も二癖もありそうなラインナップだね。

ちなみにこの日はこれ以降完全に自由時間となっているので、真っ当なグループならこの間に生徒同士で親睦を深めるなどして結束を強めるのがセオリーなんだろうけど……たかが1日でこの我の強い面々の親睦が深まるわけないしやるだけ無駄だね。そもそも俺は他人と親睦を深めるのは得意だけど、他人同士の親睦を深めるなんてやったこともない。

……まあ無理に仲良くしなくてもいいよね。

 

「はい皆ちゅーもーく。とりあえず責任者なんてもんになっちゃったことだし、明日からのグループの方針を説明するからちゃんと聞くように」

 

ベッドから立ち上がり全員に呼び掛ける。

ふむ……真剣に聞き入っている奴が5人、興味なさそうなふりしているが内心気になっている奴が1人、全然興味無いけど耳だけは傾けている奴が2人、話を聞きつつも俺の一挙手一投足を入念に観察している奴が1人か……まあ上々かな?

 

「とりあえずメンバーがメンバーだし、無理に仲良くする必要は無いかな。個人個人がそれぞれ頑張って、誰かが躓いたら余裕のある奴がその都度いい感じにフォローするという方針で」

「はあ?いや別にこんな奴等と仲良くするつもりは無ぇけど、責任者のお前ががそんなんでいいのかよ?」

「おや石崎君、興味無い振りはもういいの?」

「っ、うるせぇよ!」

「僕もそれはどうかと思うな。今回の試験はグループの結束がものを言う筈だよ。それなのにそれを最初から放棄するなんて……」

「そうは言うけどね浜口君、明らかに集団の輪を乱しそうな奴から優先的に獲ってったんだからしょうがないじゃん。この面子で結束とかそういう正攻法な取り組みができると思ってんの?」

「それは、そうかもしれないけど……」

 

俺の指摘に浜口君は言葉に詰まってしまう。Bクラスの参謀との呼び声高い彼だが、きっとこのグループの親睦が深まった場面はまるでイメージできないだろうね。

 

「待て本条。お前の方針は一見合理的に聞こえるが、真面目に試験に取り組んだ上で躓いた奴ならともかく、真面目に取り組もうともしない奴のフォローなど誰もしたがらない。それどころか他のメンバーの士気にも関わってくるぞ」

 

Bクラスの眼鏡と入れ替わるように、Cクラスの眼鏡が六助に視線を向けながら異論を唱える。まあ確かに自分が真面目にしているのに、横でサボられたらやる気も無くなるだろうね。

 

「ああ六助なら大丈夫。真面目には取り組まないだろうけど、道連れにはできない程度の成績は取るだろうよ」

 

誰かが試験をボイコットしたせいでグループが最下位になり退学のペナルティを受けても別に恨みはしないが、真面目に取り組んだ他のメンバーの気持ちを汲んでそいつは容赦無く道連れにさせてもらうつもりだ。そしてその可能性を考慮に入れないほど六助は愚鈍ではない。

 

「マイフレンドよ、少しいいかね?」

「何?」

「どうやら君の中での私は必ず退学を避けようとすると確定しているようだが、そうだと思うに至った根拠は何かな?」

「んー……この学校に入学したから、かな?」

 

六助は日本有数の大企業の跡取り息子。この学校最大の売り出し文句、Aクラスにのみ与えられる特権など彼にとっては塵芥程の価値も無い筈。にもかかわらず六助はこの学校に入学したということは、彼にはこの学校に通う何かしらのメリットがあると考えていい。この学校に何の価値も無いというなら、彼の性格上卒業を待たずしてさっさと自主退学してもおかしくないだろうしね。

……そういう意味を極力ぼかして答えたのだが、意図はちゃんと伝わったらしく六助はパチパチと拍手をする。

 

「ブラボー、君のご明察通りさ。たしかに私は退学になるつもりはない。今回の試験も必要最低限の結果は残すつもりだから安心したまえ」

「はいよー。……はい、これで解決─」

「まだ解決はしていないぞ。試験そのものをボイコットしなくても、どの道手を抜くことには変わりないだろ。責任者のお前がそれを認めてしまうと、他のメンバーが手を抜いても咎められないぞ」

「うん、そうだね。だから誰が手を抜いても別に咎めやしないよ?」

「っ!?それじゃあ勝てないだろ!……それとも何か、これまでのようにお前1人でどうにかなるとでも思ってるのか?そうだとしたら流石に思い上がりが過ぎるぞ」

「別にそこまで自惚れちゃいないさ。グループ全体の平均で優劣をつけるんだから、たとえ俺が満点でも君達があまりにも不出来だと流石にどうしようもない。しかし六助の手抜きを容認するからには、君達が同じことをしても咎められない」

「それがわかってるなら高円寺を─」

「だから君達が六助なんか無視して頑張れるように、毎日成績に応じて順位をつけようと思う」

「「「は?」」」

 

幸村君のみならず、話を聞いていたグループメンバーの何人かが呆けているので、丁寧に説明をしてあげるとするか。

 

「明日から合宿が始まる。きっと多種多様な試練をグループ全体で乗り越えていかなきゃならない。だからそのときの君達の働き、グループへの貢献度を俺が点数化し格付けをして、毎晩寝る前に君達に発表する」

「……それで、成績の悪かった奴に何をしようってんだよ?」

 

話を聞いていた石崎君が、不機嫌そうにそう問いかけてくるが……

 

「いや、別に何も」

「……はぁ?」

「ただ順位を発表するだけー」

「おちょくってんのかテメェ!?そんなことして何の意味があるってんだ!」

「いやいや意味ならちゃんとあるよ。特に君みたいな子には効果的だ」

 

このグループには集団の輪を乱すほどの、極めて我の強い面々が集まっている。……だけど我が強いってことは、それだけプライドも高いってことだ。

 

「……?どういうことだよ?」

「それじゃあ想像してごらん?令和のジャイアン的存在である石崎君は、不真面目な態度で特別試験を適当に取り組んでしまいます」

「なんかムカつくんだけどその語り口調!?あとジャイアンは令和でもバリバリ現役だろ!」

「グループの取り決めによりその夜に順位が発表されますが、散々グループに迷惑をかけまくった石崎君は当然最下位です。ぶっちぎりで足手まといです。てんで役立たずです。ゴミです」

「言いたい放題かテメェ!?」

「勿論自己チューな石崎君は、そんなこと知るかとまるで反省する様子もありませんでした。しかし翌日の昼くらいに、色んな生徒にくすくす笑われ、または生暖かい目で見られていると気づきます」

「ああ……?」

 

怪訝そうにしながらも石崎君は……彼だけじゃなく六助とリュンケル、コージー以外は俺の話に聞き入っている。

 

「手近にいる生徒を捕まえて聞き出してみると……

 

 

 

なんと、グループで断トツビリだったことが全学年に広まっているじゃないですか」

「「「っ……!?」」」

 

石崎君達の顔が強張る。どうやら俺の意図をようやく察してくれたらしい。

 

「……もうわかったよね?もし露骨に手を抜いたりしたら俺は持てる人脈を十全に使い、できるだけ多くの生徒にその悲惨な成績を拡散するつもりだよ。『この人威張ってるけどビリッケツなんだな……』と他人から生暖かい目で見られたくなかったら全力で頑張ってね」

「ふざけんなよ本条!だったら手を抜くって公言した高円寺の野郎も─」

「もちろん六助も特別扱いはせず拡散するよ?彼が気に病むとも思えないけど」

「当然さ。周りの凡人達が私をどう評価しようが、私が最強にして最高であることは私自身がよくわかっているからねえ」

「……とまあこのように、周りからどう思われても気にしないなら遠慮無く手を抜くといいさ。重ねて言うけど、俺はそれを一切咎めやしないよ」

 

ふむ……俺に対して不満や警戒を抱いてはいるけど、これでほとんどのメンバーは六助が好き勝手しても手を抜いたりしなくなっただろう。ヤンキーは舐められたらおしまいだし、順位をつけられると大抵の人は上位を狙いたくなるものだしね。




【今巻以降たぶん出番無い生徒達の学生データ】

緒方 正親 (おがた まさちか)
クラス:3年Aクラス
誕生日:7月29日
身長:178㎝
体重:66㎏
部活:元空手部主将

学力……B+
知性……B
判断力……A-
身体能力……A
協調性……B-

特技:整理整頓
趣味:お菓子作り
仲の良い生徒:堀北学、藤巻航、橘茜、瀬川大悟
相性の悪い生徒:(たぶん)龍園翔
好物:甘い物全般
苦手なこと:暴力、卑劣な人間


今話まで名前すら決まってなかった空手部元主将。規律を重んじる質実剛健な性格。
全体的に高水準な能力を備えており、空手部を全国に導いた実績もあってスポーツ面では3年トップとの呼び声も高く、南雲も一定の敬意を払うほど。
普段は優しいけど怒らせたら死ぬほど怖い(by瀬川)




藤巻 航(ふじまき わたる)
クラス:3年Aクラス
誕生日:4月18日
身長:175㎝
体重:67㎏
部活:陸上部

学力……B+
知性……B
判断力……B
身体能力……B+
協調性……A-

特技:ダーツ
趣味:スニーカー集め
仲の良い生徒:堀北学、橘茜、緒方正親
相性の悪い生徒:南雲雅
好物:ラーメン
苦手なこと:しつこい奴


名前はどこ探しても載ってなかったので適当に名付けられた。原作では南雲にあからさまに見下され、この作品ではクラスNo.2の座をオリキャラに奪われた、間違いなく優秀な筈なのにどことなく残念臭の漂う不遇の男。何かと忙しい二人に代わってAクラスをまとめる機会が多かったため、クラスメイトからはちゃんと慕われている。




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