女王の女王   作:アスランLS

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Tip-off

 

【side:坂柳有栖】

 

マウスを操作し種目に出場する方を選ぶ傍ら、綾小路君と上辺だけの駆け引きでも楽しみましょうか。彼なら星之宮先生が自分を探っていることにも気づいてるでしょうし、きっと誘いに乗ってきてくれますよね。

 

「坂上先生。私達も私語は禁止でしょうか?」

「特に決まりはありませんのでご自由に」

「なるほど……となれば舌戦による駆け引きも可能ということですか」

「うわー、坂柳さん容赦な~い」

「星之宮先生」

「すみません、もう私語はしません!」

 

当然教師の私語は許されませんよね。この大切な特別試験で私達の集中を欠くと見なされたら減俸や罷免もありえると、星之宮先生は承知の上でこうなのでしょうか?

 

「それにしても、予想通り少数のスポーツ競技で固めてきましたね。学力差は歴然なので無理もありませんが、この競技はやはり須藤君がキーマンでしょうね。彼を投入されては生半可な戦力では太刀打ちできないでしょうし」

「…………」

「余計なことは話すなと、真の司令塔である堀北さんに命じられましたか?もし貴方がお飾りの司令塔であるなら、何を話そうと人選は変わらないのでは?」

「堀北から余計な話はするなと釘を刺されていてな。下手に話せばあっさりと情報を抜き取られるってな」

 

彼がまともに舌戦するつもりであれば、決して言わないであろう返答をしてきました。私の意図が伝わったようで少し嬉しくなりますね。

 

「ふふ、それは悪手ですよ綾小路君。貴方を操っている方が堀北さんだということは是が非でも否定しておくべきでした。彼女の性格や行動パターンから、Cクラスが取る戦術をある程度推測できてしまいます」

「いや、それは……別に堀北から指示を受けたなんて言ってないだろ」

 

私達の情報戦(の皮を被った茶番)を聞いていた星之宮先生は気の毒そうに額に手を当て、坂上先生も落胆したような表情で首を振りました。

 

「オレは堀北に釘を刺されたと言っただけで……指示は別の人間かもしれないぞ」

「そこはハッキリと別の人間だと言い切るべきでしょう。そう自信なさげに言われても説得力がありませんよ」

 

苦し紛れの言い逃れをあっさり看過され、あまつさえ敵にアドバイスされるという状況……綾小路君は秘密兵器でもなんでもなく、クラスから退学者を出さないためのただの人柱だとを教師達は判断するでしょうね。

その後も表面上は私が圧倒的優位のまま舌戦が続きましたが、流石に見かねたのか坂上先生は試験進行を促します。

 

「カウントは進んでいます。私語は自由ですが手を疎かにしないように」

 

お気遣いありがたいですが所詮はただの雑談ですので、綾小路君の精神状態にはまるで影響していません。第一そもそも星之宮先生が担当教師の枠組みを外れて綾小路君をマークしなければ、こんな芝居を打つ必要もなかったんですよ?教師たるもの真嶋先生のように全ての生徒に公平に接するべきでしょうに。

内心で星乃宮先生にダメ出ししつつメンバーを選び終えますと、ちょうど綾小路君もほぼ同時に選び終わったのかモニターに競技を行う生徒が映し出されました。

こちらのメンバーはバスケット経験者である鬼頭君を軸に、真澄さん、町田君、清水君、鳥羽君のクラスでもトップクラスの運動能力を持つ5人。対するCクラス側は牧田君、南君、池君、本堂君、そして……小野寺さんですか。

教師のお2人もそれはもう不可解そうにしていますが、これは恐らく堀北さんの差し金でしょう。

 

「須藤君の運動神経ならどのスポーツでも勝ちを狙えますし、敢えて温存して勝ちを狙うという訳ですか。そちらの種目に『水泳』がありますが、いくら水泳部の小野寺さんでも男子生徒相手では荷が重いでしょうしここで投入したというわけですね。ともあれ予想が概ね的中して安心しました」

 

きっと堀北さんは私達が須藤君と真正面からぶつかることを避けこの種目を捨てると予想し、須藤君という強力なカードを温存するという方針を取ったのでしょう。

逆に好戦的な私が敢えて須藤君を真っ向から倒そうと桐葉を投入したとすれば、最も警戒すべき最強カードを切らせることができるという二段構えの策になっていますね。

……しかし残念ながら、堀北さん程度の策略を見抜けない私ではありません。

おそらく保険のために添えた司令塔関与のルール……1人までのメンバー入れ換え。万が一私が桐葉を除いた最高戦力で勝ちに来た場合に須藤君を投入しようと三段構えを構想したのでしょうが、かえって狙いが筒抜けになってしまいましたね。何事も欲張り過ぎはいけません。

モニターの向こうでは選出された生徒達がウォームアップを済ませ、ホイッスルとともに試合が始まりました。

皆さんには予め須藤君を引っ張り出すまで力を抑えて互角を演じるよう指示しておきましたので、試合展開はほぼ互角のまま進みます。

どうやら向こうのエースは牧田君のようで、素人目で見ても中々の実力者のようです。鬼頭君も彼を基準に実力を抑え、流れるようなシーソーゲームを繰り広げ……おや、ここで真澄さんが小野寺さんの出したパスをカットしました。流石常習犯なだけあって奪うことにかけては一家言ありますね。

真澄さんの活躍もありましたが前半終了間際にゴールを外してしまい、得点は11対12の1点差ビハインド。

凡庸な生徒なら須藤君を温存したままでも何とかなりそうだと判断してしまいそうな状況ですが、綾小路君は迷うことなくキーボードを操作し須藤君と池君を交代させました。

モニター越しの須藤君からは慢心や油断は感じられず、ウォームアップをしつつも鬼頭を警戒するように睨んでいます。……頭脳面では警戒する必要は無いと考えていましたが、野生の勘のようなものを備えてるのでしょうか。

 

「勝負は互角、いや僅かですがリードしていたのはCクラスでした。須藤君に交代するのは時期尚早なのでは?」

「ここから逆転され点差が開いてから交代した場合、お前は本条を投入しかねない。バスケなら須藤は本条が相手でも互角に戦えるだろうが、大差をひっくりかえすとなるとな……」

「須藤君を失った挙げ句敗北するくらいなら、手堅く確実に勝ちを拾いにいくというわけですね。大切な初戦ですし悪くない判断です」

 

1つだけ彼の考えに少々物申したい部分がありましたが、とりあえず今は置いておきましょう。

4分間の休憩が終わり、後半戦が始まりました。鬼頭君はマークする相手を牧田君から須藤君にチェンジしました。……交代要員である須藤君は別室で試合を観戦していたので、自分に張り付いた鬼頭君の動きが、前半戦とは別物であることにすぐに気付くでしょうね。

 

『やっぱりテメェ手ぇ抜いてやがったな!?』

 

モニター越しに須藤君は声を荒げました。自分を引っ張り出すため互角の試合を演じていたことは見抜いていたようですが、鬼頭君の全力は予想したよりも上回っていたみたいですね。とはいえそれでも実力では須藤君が上回るようで、見事なボール捌きで鬼頭君のディフェンスを躱しインサイドに切り込みますが、真澄さん達も負けじと食い下がります。

……私はあまりバスケットに詳しくないのですが、素人目で判断するならエース対決では向こうに軍配があがりますが、他の4人はこちらに分がありそうです。

得点は17対13と差は広がったものの、鬼頭君達のメンバーのキレが急に鋭くなったことで、Cクラス側が動揺して少しずつプレーに精彩を欠き始めましたね。

それでも須藤君にボールを集められれば逆転は難しいでしょう。……ですので、敢えてその須藤君を攻略させてもらいましょう。

 

『鬼頭テメェ、絶対経験者だろ!』

『いいや、お前が素人の集まりに苦戦しているだけだ』

『嘘つくんじゃねぇよ!』

『残念ながら事実だ。俺達は全員この1週間足らずしか練習はしていない。……お前のことは坂柳も随分と警戒していたみたいだが、思ったより大したことないんだな』

『この野郎!』

 

モニターを通じて須藤君と鬼頭君のやり取りが聞こえてきます。鬼頭君の侮るような言葉に苛立ち、須藤君のプレーも精彩を欠き始めました。

 

「ふふ、アレは嘘ですよ。須藤君の言う通り、鬼頭君はバスケット経験者です」

「須藤を煽ったのも戦略のうちか」

「たしかに彼の実力は破格と言えるものですが、精神面が未熟であれば付け入る隙はいくらでもあります」

 

かつては龍園君もそれをいち早く見抜き、彼の冷静さを奪い実力を発揮させず常に優位に立ち続けていました。そうやって何度も辛酸を舐めさせられれば彼も改善しようと試みたでしょうが……そう簡単に人は変われません。

鬼頭君がゴールを決め点差は2点になり、焦った牧田君の不用心なパスを真澄さんがカットしました。目論見通り彼等は精神的に乱れ始め、徐々に流れがこちらに傾き始めましたね。 

やはり彼はこのまま同じ方法で挫折を味わうのでしょうか?それも今回は自らの支えであるバスケットですので、下手をすれば彼はもう立ち直れないかもしれませんね。

 

「お前は須藤の心が未熟だと言ったが、いつの話のことを言ってるんだ?」

「と、言いますと?」

「須藤はもう、その程度の揺さぶりで崩れはしない」

 

綾小路君の言葉を肯定するように、鬼頭君のシュートを須藤君は見事な反応で弾き飛ばしました。

ボールは小野寺さんが拾い素早いパスワークで揺さぶりをかけた後ゴール前に放り投げられ、空中で須藤君がキャッチしました。

 

『おらぁ!』

『ぬぅ!?』

 

どうにか防ごうと跳んだ鬼頭君を力づくで吹っ飛ばしながら、須藤君はリングに直接ボールを叩き込みました。

……たしかアリウープ、でしたっけ?見かけの豪快さとは裏腹に、高い身体能力だけでなく優れた技術を必要とするスーパープレー。なるほど綾小路君の言う通り、もう彼に生半可な揺さぶりは通用しないようですね。

 

『へっ……予想以上にできるもんだから少し熱くなっちまったが、お前じゃ俺には勝てねぇよ』

 

須藤君の見事な活躍で他の4人も冷静さを取り戻したようで、段々と点数差が開いていきます。

 

「なるほど、彼も成長していたということですか」

 

本領を発揮した須藤君が相手では鬼頭君と言えど太刀打ちできず、残り2分を切ったところで得点は23対15と4ゴール差……きっとCクラス側の方々は勝ちを確信しているでしょうね。須藤君という強力なカードを切ったものの、こちらも鬼頭君や真澄さんといった主力を失いましたし、何より私の戦略を真正面から攻略した上での勝利。

後続にも勢いに乗りやすいですし、限りなく理想的な勝ち方と言ってよいでしょう。

 

 

 

 

 

「さて、それでは私も勝負に出ましょうか」

 

私はキーボードを操作し鳥羽君を下がらせ、代わりにこちらの最高戦力……桐葉を投入します。

綾小路君、それとも堀北さんでしょうか?須藤君なら桐葉にも対抗できると考えているようですが……それが思い上がりだと教えて差し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【side:桐葉】

 

「テメェ、今更出てきて何のつもりだ?」

 

怪我しないよう入念にウォームアップしていると、俺のマークについたらしいケン坊が何か噛みついてきた。

 

「さぁね。有栖の無茶振りは今に始まったことじゃないし、大方そちらに勝利を確信させてから逆転勝ちしようって魂胆じゃないかね?」

「こっからひっくり返すつもりかよ、舐めやがって……だがこっちとしても好都合だぜ。ちょうどぶちのめしてぇと思ってたところだ」

「ぶちのめすって、随分と穏やかじゃないなあ。仮にもスポーツマンならもうちょい行儀良くしようや」

「この─っ!」

 

神経でも逆撫でされたのか、ケン坊の敵意がさらに膨れ上がったところで試合再開のホイッスルが鳴る。

俺が町田からボールを受け取ると、ケン坊は憎々しげに睨みつつも俺に張り付く。キレてるようでプレッシャーのかけ方には少し前のような雑さは見られないね。

 

「ひょっとして山内君のこと?元はと言えば彼が有栖に上等かましたから余計な恨みを買ったんだし、俺らを恨むのはお門違いじゃないかな?」

「ざけんな!そんなんで納得でき─」

 

こちらの軽い揺さぶりにケン坊が食いついた瞬間、俺は急加速して彼のディフェンスを躱す。

 

「させるか─っ!?」

 

ケン坊も優れた反射神経を発揮し咄嗟に反応するが、ケン坊の軸足に重心が乗った瞬間俺が逆方向に切り返したことで、バランスを崩して転倒してしまう。

 

「と、とめろー!」

 

ケン坊があっさり抜かれたことに動揺したのか、それともケン坊が復帰するまで時間を稼ごうとしているのか、Cクラスのメンバー4人とも俺がインサイドに切り込むのを防ごうと立ち塞がる。ノーマークになったことで悠々とゴール前に移動したファルコンにでもパスすれば、労せずゴールなんだけど……

 

点差も点差なんでちょっと欲張ろうか。

 

「なっ、そんな遠くから!?」

 

3Pラインの外からシュートし、ボールは2回ほど縁に当たりつつリングを通過し5点差となる。

ほとんど未経験者だから仕方ないけど、アウトサイドへの警戒が疎か過ぎるよ。近代バスケは3Pで得点を積み重ねるのが主流だというのに。

 

「く、くそ─あぁっ!?」

 

Cクラスの南君が慎重にボールを回そうと考えて出したパスを、仕事人マスミンが強襲し奪い去った。

絶対的エースの予想だにしない敗北と、それでもまだ5点差あるという希望。つい残り少ない時間を潰そうとする気持ちはわかるけど、そんな後ろ向きな気持ちで回すパスを通すほどマスミンは甘くない。

不意を突かれあちらさんが動揺した隙にマスミンからボールを受け取り、もう1度スリーを撃つためドリブルで切り込む。

 

「させっかよぉ!」

 

ケン坊も負けじと回りこみ俺に張り付くが……

 

「はい御苦労様」

「っ、またアンクルブレイクだと!?」

 

再びドリブルを切り返して彼を転倒させる。本来狙ってできる芸当ではないけど、俺の眼にかかれば軸足の重心移動くらい丸見えなんだよ。

 

「ああっ!?」

「そんな……」

 

再び俺がシュートを放つと、あちらさんから悲痛な声が漏れる。たぶん1ゴール差に追い詰めれたと思ったんだろうけど、呆けてる暇があるならゴール前で待機しなきゃダメだよ。でないと……

 

放ったボールは放物線を描きながらゴールに向かい、縁に当たって弾かれた。それをゴール下のファルコンが取って、そのままレイアップを決めこれであと3点差。

 

「……え?」

「外れ、た……?」

 

もしかして百発百中だと思った?そんなわけないでしょうが。ノーマークでもせいぜい3回に1回入れば上出来だよ3Pシュートなんて。

ダメ元で放って入ればそれで良し、たとえ外してもファルコンがリバウンドしてくれる。ケン坊以外には競り負けないだろうからね。……リバウンド勝負すら起きなかったのは予想外だけど。

 

「牧田、よこせ!」

「あ、ああ!」

 

二の轍を踏まないよう牧田君は鋭いパスを出し、ボールを受け取ったケン坊は猛スピードでゴールに突撃する。だけどね……

 

「勢いだけじゃ俺には勝てないよ」

「本条、テメェッ……!」

 

俺は回り込んでケン坊の前に立ち塞がる。奇しくも先程とまったく同じ構図だね。

 

「っ……!」

 

流石にこの期に及んで無理矢理突っ込むほど愚かじゃないようだけど……もうここからでは君に勝ち目は無いよ。

俺の視野は草食動物の如く広大で、パスを受け取ろうと牧田君がゴール前に向かっているのも見えている。

そして相手の動きの未来が視えるから─

 

「バッ、バカな!?」

 

パスを出す直前にボールを奪うという芸当も可能。相手がケン坊だろうと誰だろうと、1on1じゃ俺は絶対に負けないよ。

残り時間はあと30秒。

ボールを奪った俺はトップスピードでゴールに向かう。ケン坊も必死で追いかけてくるが差は縮まらず、3ポイントライン際で俺はシュートモーションに入るが……

 

「くそぉぉぉおおおぉぉおおおおっ!」

 

後ろからケン坊にタックルされ転倒する。当然ファウルとなり審判がホイッスルを吹く。

 

「おおあっぶね。咄嗟に受け身を取ったから何事も無かったけどさ、ちょっと乱暴すぎやしないかね?」

「……す、すまねえ」

 

腐ってもスポーツマンだからか素直に謝ってくるケン坊だが、表情は青ざめて動揺をまるで隠せていないね。友人の仇である俺に、自分の最も得意とするバスケで圧倒されたのがよほど気が動転していたんだろう。冷静さを欠いた彼のプレーは最悪の結果をもたらした。

バスケットのルールに1つに、シュートモーションに入った選手をファウルで妨害するとフリースローの権利が相手に与えられるというものがある。3ポイントラインの内側の場合は2本、今回のように外側の場合は3本。フリースロー1本決めると1点なので、つまり今から3本とも入れば同点になる訳だけど……

 

ノーマークでこの近距離は外す気がしないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリースローは3本ともゴールに収まり、同点に追いつかれたCクラスは鬼気迫る表情でゴールを奪いにきたけど、精神的動揺から5人とも完全に動きに精彩を欠いていた。

そんな状態で俺達を抜ける筈もなくあっさりとボールを奪われ、そして……

 

 

ピーーーーー!

 

 

「そこまで!25対23で、Aクラスの勝利!」

 

 

ケン坊を切った挙げ句に敗北……それも勝利を確信した直後に逆転されるという、Cクラスにとっては最悪の負け方で初戦は幕を閉じた。

 





『天帝の眼』を持ったオリ主がバスケに参加しない訳ないですよね。
桐葉君は元バスケ経験者ですが、ブランクがあるため総合的なテクニックでは須藤君が上ですが、『天帝の眼』があるので1対1では須藤君に勝ち目はありません。
攻略法を挙げるなら、桐葉君の3ポイントシュートの成功率はお世辞にも高くないため、須藤君が桐葉君との一騎討ちに拘らず、ひたすらゴール下でリバウンドに徹していたら確実ではありませんが勝ち目はありました。
桐葉君への怒りとバスケでは誰にも負けたくないという意地、何より「本条は桁違いに強いので自分が戦わないといけない」という責任感が裏目に出てしまいましたね。
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