デリシャスパーティ♡プリキュア ~破壊者の食べ歩き~ 作:ライノア
これまでの~破壊者の食べ歩き~は...?
「この石はおいそれと使ってはならない物だ。無くさない様に、大切に保管しておいてくれ」
「今は海に出て離れ離れだけど、心は一緒。だからどんなに寂しくても、思い出のしらす丼さえあれば元気になれるの」
「美味しいの側にいてくれるレシピッピもお料理との大事な思い出もあたしにとっては笑顔の素。だから、自分勝手に誰かの笑顔を奪うのは許せない!」
「...ゆい。俺がお前の笑顔を守ってみせる」
□
Sakuya side
らん「あ。皆で食べようと思って買ってきたんだ〜!新発売『スイートクリスタル』!」
お出かけ中に華が取り出したのは、ピンク、水色、黄色といったラインが描かれている透明の箱には宝石の様な見た目の菓子が入っていた。
形はハートや宝石といったものが多い。恐らく、これもフルーツパーラー菓彩である可能性が高い。
ここね「
らん「初恋の味がするって話題なんだよ」
ゆい「ええっ!?初恋の味って何味かな?」
咲夜「せっかくだから、近くの公園で食ってみるか」
らん「うん。これは確かめるしかない!」
早速公園でスイートクリスタルを食おうとしたが、急激な状況に目撃してしまう。
ゆい「拓海...?」
何と品田がオレンジのヘアピンを右側に止めているショートヘアーの少女に告白されていたのだ。
拓海「えーっと、それで話って?」
???「......」
少女は口に出そうとするが、
ここね「何かお話中みたいね」
らん「だね」
咲夜「ちょっと待った!駄目じゃねーか。お前らが妨害したら、せっかくの展開が台無しだろ」
???「そうよ。此処は邪魔しちゃ駄目」
制止の声を上げながら華満の肩を置いたのはローズマリーだった。
ゆい「''せっかくの展開''って如何いう事?」
咲夜「まぁ、見とけ」
ローズマリー「だって、あれはきっと...!」
ローズマリーからここね、ゆい、華満の順で草陰で見守る事にしたが、俺は草陰に隠れながら水筒に入っている水を飲む。
頭を撫でで人間体に化けたコメコメも同じく、ゆいと華満の間を割りながら様子を見る。
勿論、キバーラも俺の胸ポケットに隠れながら現場を
???「あの...私、拓海先輩の事が...好きなんです!」
拓海「えっ...!?」
告白されて驚きの声を上げる品田。
その様子に頬を染めるローズマリー、ここね、華満とは対照的にゆいとコメコメは鈍感な反応だった。
ローズマリー「うんうん...」
ここね「...!」
ゆい「?」
らん「ああ...!」
コメコメ「...しゅき?」
咲夜「ブフォッ!?」
コメコメの『しゅき』で、俺が口に含んでいた水筒の水を一気に吹き出したのは言うまでもなかった。
まぁ、可愛いから良いとしよう。
特別OP『品田拓海/俺に出来る事』
□
拓海「えっ...ええっ!?」
突然の告白で
らん「はわわわわわ...今のって若しかして!」
ここね「告白...!?」
ゆい「凄ーい、初めて見ちゃった!」
ローズマリー「甘酸っぱさ特盛りの恋よ...!」
拓海「あ、あの...えっと、俺は...」
???「そ、それじゃあ!」
品田の返事を待たずに少女は走り去って行く...が、偶然に現場を目撃していた俺達と
「「「「「「覗き見
俺は御下座、ゆい達五人はお辞儀で謝罪した。
???「えっ?ああ...ううん、いいの。私もだれかに...誰かに話聞いてほしかったしッ!!」
如何やらあの出来事を誰かに相談してほしかった様だ。
咲夜「何も泣くこたないだろ?」
ゆい「大丈夫?」
ここね「はい」
らん「これ食べて元気出して。スイートクリスタルで」
ゆい「笑顔になるよ!」
少女は赤いハートのスイートクリスタルを口に入れながらここねのハンカチで涙を
???「有難う...ん?」
ローズマリー「良いわよ、頑張ったわね。ナイスファイトよ」
咲夜「告白したい気持ちだって最初は誰でも戸惑うモンだ」
気持ちが和らぎ礼を言う少女の肩を置きながら激励するローズマリーに続いて俺も一声掛けた。
???「えっ?でも...」
ローズマリー「私はローズマリー。気軽にマリちゃんって呼んで」
???「私、本間ともえ...」
咲夜「本間...?今思い出した。前にうちの学校でお前を見掛けてな..まぁ、細かい事は気にするな」
ローズマリー「ともえちゃん、宜しくね。良かったら、恋の相談も聞いちゃうわよ」
ともえ「...有難う御座います」
軽くお辞儀をしながら心を開く本間は、品田の事が好きになった経歴を語った。
それは最近の事で学食で食ってた時に『目玉焼きに何を掛けるのか』が話題になり、偶然隣の席にいた品田と友人達もその話をしていた。
本間同様、ケチャップとマヨネーズを掛ける事を知って品田に初恋の想いを抱く様になったとの事。
ともえ「自分の気持ちに正直で、はっきり言える事が好きだなって」
ここね「素敵な出会い...!」
ゆい「
食い付くタイミングが間違ってるぞ。
咲夜「俺は焼き鳥のタレだな。アレをかけると味が焼き鳥になったみたいで俺にとっては相性抜群だ」
らん「はわわ〜!目玉焼きが持つ可能性は無限大!」
咲夜「そういう話じゃねーだろ?」
ともえ「初めてだから如何したら良いか分からなくて勢いで告白しちゃったの。でも、話を聞くのが怖くて逃げてきちゃった。もう一度話す勇気なんて出ないかも...」
ここね「自分が如何思われているのかを聞くなんて...勇気がいるよね」
ローズマリー「そうねぇ...でも、こういうのは放っておくと喉に刺さった小骨に気になる物なのよ」
このまま黙って聞いてるのも俺らしくない。
俺は立ち上がりながら、口を開いた。
咲夜「気になるからこそ放っておけないんじゃないのか?」
ともえ「えっ...?」
咲夜「逃げたり諦める事は誰だってある。けどな、告白したい一瞬があれば歩き続ける事だって不可能じゃない。何故なら、これはお前にしか出来ない事だからだ」
ともえ「私にしか出来ない事...?」
ゆい「お婆ちゃん言ってた!『喉に刺さった魚の小骨と悩みは放っておくな』って!」
俺に続き、ゆいは人差し指を頭上に上げながら語録を言う。
ローズマリー「告白する勇気が出せたんだもの、返事を聞く事だって出来る筈。何か困った事があったら相談してね」
ともえ「...もう少し考えてみます。皆、有難う!」
「「「「うん!」」」」
咲夜「如何致しまして」
本間を見送った後、俺達はスイートクリスタルを実食する事にした。
キバーラは流石に口が小さかった為か、入っていた一袋を偶然に落ちてあった石の尖った部分で砕いて食い易い大きさにした。
らん「よおし、食べよー!」
『おおーッ!』
ゆい「すっぱデリシャス!」
コメコメ「甘いコメ〜!」
ここね「しゅわしゅわ...!」
パムパム「目が覚める様な
らん「
メンメン「後味スッキリメン!」
咲夜「滑らかだ...」
キバーラ「甘酸っぱい〜!」
如何やら初恋の味は種類によっては違う様だ。
ゆい「皆、違う味がするんだ...」
ローズマリー「恋する気持ちは
十人...か。ディケイドは平成10番目の仮面ライダーだから、その言葉を聞くとだんだんと懐かしさを感じる。
ローズマリー「ん!?これはあの日、あの時の思い出の味...」
コメコメ「どうちたコメ?」
コメコメ、その不意打ちは反則だから。
□
DIEND SIDE
ブンドル団アジトにて、ナルシストルーはおばさんが宝石の様な菓子が入っている小箱を見つめていた。
ナルシストルー「何それ?」
ソルトルー「スイートクリスタル。初恋の味がするって話題のお菓子ですよね?」
セクレトルー「察しが早いですねソルトルー。ゴーダッツ様に献上する前に独身をする必要があります」
ナルシストルー「そんな事言って、自分が食べたいだけなんじゃないの?」
ディエンド「それはない」
セクレトルー「ええ。そんな訳ないでしょう...っていうか、自分の分は取ってあるっつーの」
気を取り直しておばさんは黄色いスイートクリスタルを口に入れて味を噛みしめると、静かな笑みを浮かべる。
セクレトルー「...甘酸っぱい」
ナルシストルー「へぇ。セクレトルーの初恋って甘酸っぱいんだ」
ディエンド「ちょっかい掛ける暇があるならさっさと儀式やるよ」
真面目もクソもないんだけどね。
因みにゲンムの社長はソルトルー発案のライダーガシャットの製作に励んでいるから、今回は出動出来ない模様。
セクレトルー「今回は真面目ですねディエンド。では...せーの!」
「「「「ブンドル、ブンドルー!!」」」」
こうなったら
□
Takumi side
俺は夕食を食べようとなごみ亭に訪れる。
あきほ「いらっしゃい」
拓海「本日の定食一つお願いします」
あきほ「は〜い」
ローズマリー「あら。こんばんは!」
あきほさんが俺の分の定食を用意している間に近くの席で手を振っていたローズマリーと遭遇する。
隣の席では門津が黙々と定食を食べながら目線を俺の方へ向けている。
話すなら今しかない。あの怪物の事も、ゆいに何があったのかを全て...!
ローズマリー「拓海君も晩御飯?」
咲夜「......」
定食に目を付けるが、あんたに聞きたい事は山程ある。
俺は目線を近付けながら堂々と言い張る。
ローズマリー「な、何かしら?今日のお勧めなら、この金目鯛の煮付け定食よ」
拓海「...あんた達に聞きたい事があるんだけど」
咲夜「ゆいの事だろ...?」
拓海「!」
真剣な目で俺を睨む門津。ローズマリーも同じく真剣な表情で俺の目線を合わせる。
ローズマリー「私達こそ、いつか話さないとって思ってたの...」
咲夜「ああ、俺もローズマリーに同感する。お前に聞きたい事が山程あるんだ」
「「つまり...!」」
拓海「!!」
俺は緊張させながら
咲夜「お前は見ていたんだろ?ゆいが————」
ローズマリー「いつから好きなの?ゆいの事」
「「だああああーッ!?」」
思わぬ質問に俺は椅子ごとずっこける。あいつ一体何を聞いてたんだよ!?
あまりの恥ずかしさで俺は顔を真っ赤にしながらあたふたする。
拓海「ななな...何の話だよ!?」
ローズマリー「御免なさい。実は今日拓海君が告白されてるところを偶然見ちゃって...」
拓海「はぁ!?勝手に見んな!」
ローズマリー「恋の行方が気になって仕方ないのよ。それで返事は如何するの?」
そんなのとっくに決まっている。
拓海「『如何するの』って、それはまぁ...」
ローズマリー「実はゆいと咲夜も一緒に見てたんだけどね」
拓海「はぁッ!?」
ゆいも見てたなんてマジかよ!?こりゃ如何説明すりゃいいのか分からなくなってくる。
拓海「それで、ゆいは...?」
ローズマリー「『すごーい!』って言ってたわ」
えっ?それだけなの...?
咲夜「ローズマリー、何聞いてんだよ!?俺が品田に話したいのは...!」
門津がまともな表情で俺の言いたい事を代弁しようとしたが、ローズマリーは俺に新発売のスイートクリスタルを差し出す。
ローズマリー「何かあったら相談に乗るって言いたいんでしょ。困った時はいつでも来なさい」
拓海「あんたっておせっかいっていうか...」
ローズマリー「頑張る人の特盛り応援団ってとこかしら?」
自分で言うなよ。こうなったら門津に聞くしか...!
ゆい「あれ?三人でご飯食べてたの?」
拓海「ゆ、ゆい!?」
ゆい「いつの間に仲良くなったの?嬉しいな〜!」
俺とこの二人が仲良くなっていると勘違いをするゆい。
拓海「な、なってねーよ...!」
ローズマリー「恋は人を悩ませるのよ。そして成長させるの!」
ゆい「恋?」
拓海「だあーッ!もういいから!!」
俺はローズマリーを制止し、そのまま夕食を食べた。
俺は昨日の戦いを振り返りながら自室で寝っ転がっている。
結局何も聞けなかったし。門津も俺と同じ事を考えてとはな。
父さんは、門津がこの世界を破壊する悪魔だって言っていた。そんなに悪い奴じゃないっぽいけど...何か出来る事をしなきゃ。
俺はローズマリーから貰ったスイートクリスタルを口に頬張る。初恋の味がするって聞くけど...。
拓海「苦っ!」
□
Sakuya side
昨日は品田に話したかった事を聞けなかったのを後悔している。
今日も会長の見舞いに来たのはいいが、結局今日も会えず仕舞い。
ゆい「今日も会えなかったね」
らん「ひんにゃ...大丈夫かな?」
ここね「色んな事があったからショックを受けているのかも...」
咲夜「ああ。レシピッピ強奪の為に利用されたから、恐らくトラウマは避けられないだろうな」
ローズマリー「こういう時は焦っちゃ駄目。私達は待つしかないわ」
ゆい「うん、でも早くお話したいな...今度こそ、あまねさんとお友達になりたいんだ」
咲夜「そうだな。その為には、俺達に出来る事をしないと...だろ?ローズマリー」
ローズマリー「ええ。その通りね」
そんな訳でプリティホリックで会長に土産を買う事にした。
ゆい「あまねさんが元気なったら渡すプレゼントなんて...二人共、ナイスアイデアだよ!」
ローズマリー「仲良くなる切っ掛けになると良いわね」
咲夜「...キバーラ。ちょっと後ろを監視してくれないか?誰かがついて来てる様な感じがするんだ。成る可く見つからない程度で頼む」
キバーラ「分かったわ」
俺はゆい達に気付かれない程の声量でキバーラに背後の監視を任せた。
□
DIEND SIDE
捕獲箱のレーダー機能を頼りに、僕達はレシピッピがいる現場へと向かっている。
ナルシストルー「おや...?」
ソルトルー「如何やらこの店にレシピッピがいる様ですね...」
早速目を付けたのは、スパゲッティ店『PA☆STAR』。
ナルシストルー「トルルン、トルルン、ブンドルー!」
スパゲッティのレシピッピ「ピピピ〜!ピピ...!」
いつもの通り、捕獲箱でレシピッピを二体捕獲する。
□
Sakuya side
スパゲッティ店『PA☆STAR』で本間と再会し、スパゲを食ってる最中で異変が起き始めた。
ともえ「あれ?私、何を聞きたいんだっけ?大事な事、忘れてる気がする...」
『!?』
ゆい「ブンドル団...!」
ハートキュアウォッチには救済を求めるスパゲ個体のレシピッピの姿が。
らん「はっ、ひょっとしてらんらん達も何か忘れちゃってるのかな...?」
ローズマリー「貴女達は守られてるから大丈夫よ」
その証拠としてハートキュアウォッチの液晶画面が桃色の光を発する。
唯一ハートキュアウォッチを持っていない俺も影響を受けていないのが謎だが、今は考えている暇はない。
ローズマリー「こら!其処の無粋なあんた達、止まりなさい!」
ナルシストルー「あ?誰が無粋だって...!?」
店を出て立ち去ろうとしたナルシストルーとソルトルー、ディエンドの三人はローズマリーの声に向き直る。
ディエンド「やあ、キュアライダー御一行さん。久し振りだね」
ローズマリー「ディエンド...!」
ゆい「大事な思い出なの。返して!」
ローズマリー「どんな思い出にも気持ちにも大切な意味があるのよ!」
咲夜「前にも言ったよな?お前らが大事な思い出を奪うと言うのなら、俺がお前らを破壊するって」
ナルシストルー「はっ!君達って御目でたいな!!特にディケイド、お前は例外だ!カモン、モットウバウゾー!」
モットウバウゾー「モットウバウゾー!!」
ホットサンドメーカーにブンドル団の印を押し付け、モットウバウゾーが生み出される。
□
「「「プリキュア・デリシャスタンバイ!パーティーゴー!!」」」
□
ゆい「にぎにぎ!」
コメコメ「コメコメ!」
ゆい「ハートを!」
コメコメ「コメコメ!」
□
ここね「オープン!」
パムパム「パムパム!」
ここね「サンド!」
パムパム「パムパム!」
□
らん「くるくる!」
メンメン「メンメン!」
らん「ミラクル!」
メンメン「メンメン!」
□
「「「シェアリンエナジー!」」」
コメコメ「コメ〜!」
パムパム「テイスティ!」
メンメン「ワンターン!」
咲夜「ブフォッ!?」
□
コメコメ「コメコメ!」
パムパム「パムパム!」
メンメン「メンメン!」
プレシャス「熱々ご飯で漲るパワー!キュアプレシャス!美味しい笑顔で満たしてあげる!」
スパイシー「ふわふわサンドde心にスパイス!キュアスパイシー!分け合う美味しさ焼き付けるわ!」
ヤムヤム「煌めくヌードルエモーション!キュアヤムヤム!美味しいの独り占め、許さないよ!」
「「「デリシャスパーティ♡プリキュア!」」」
□
咲夜「変身!」
【カメンライド ディケイド!】
ディケイド「全てを束ね、全てを創る!仮面ライダーディケイド!旅の語らい...始めようか!!」
□
ローズマリー「ウラタロス、お願い!変身!」
『ROD FORM』
電王R「お前、僕に釣られて見る?」
ソルトルー「いえ、釣られるのは貴方の方ですよ。電王...」
電王 ロッドフォームに変身完了したローズマリー。
ソルトルーは茶色いライダーガシャットを取り出し、プレイングスターターを起動する。
『牛・テル・チェスター!』
背後にはゲームタイトルが表示され、デリシャスフィールドをゲームエリアに変化させる。
ソルトルー「牛・テル・チェスターは、主人公が西部の国に
『ガシャット!』
ガシャコンバグヴァイザーⅢのスロットにライダーガシャットを装填し、Aボタンを押しながら銃身から放出したバグスターウイルスが怪人を形作る。
裏側には枯れた花弁が付いている水色のカウボーイハットを被った
首には
更に注目すべき点は黒い右腕。背中と同化している
???「ヒーハー!アタイの名前はカーファー。レベルは20だよ!」
ディエンド「さて、僕も久々にライダーを召喚しておくか」
【カメンライド ゼロノス!】
【カメンライド バース!】
ディエンド「行ってらっしゃい」
『ARTAIL FORM』
ディエンドはゼロディエンドライバーから二体のライダーを実体化させる。
二頭の牛を顔を模しているが連結しているせいで三本角の様にも見える複眼を持つ緑色のライダー。胴体には電王と同じくY字状のレール状モールドの装甲を身に
もう一人は黒を基調とした強化スーツを来ているライダー。U字の複眼の頭上、両肩、両腕、両腿、そして両脚には白と緑で構成されているカプセルを想起とさせる玉が埋め込まれている。
変身と同時に自身の存在と代償に戦う『仮面ライダーゼロノス』と甲殻類をモチーフにした『仮面ライダーバース』。
ゼロノスはボウガンの様な武器『ゼロガッシャー』を、バースは全身と同じカプセルが中央に埋め込まれているグレネードランチャーの様な外見を持つ武器『バースバスター』を構え、俺の方へと牛歩しながら向かって来る。
電王R「侑斗の偽物を手駒として操れるなんて、僕の知ってるディエンドとは違うみたいだね。もう一度言うけど、僕に釣られてみない?」
カーファー「はっ!生憎だけど、良い女ってのはね...そう
右腕の吸引力で距離を詰めようとするカーファー。
電王はロッドモードにさせたデンガッシャーのパーツ一番から四番までを連結させる機動スイッチ『デンロック』にわざと引っ掛けると、地面に先端の刃『ロッドヘッド』を突き刺すと抵抗せずに引き
だがカーファーは中距離となったところを先端からオーラの糸『オーラライン』で左足を持ち上げられ、仰向けに倒れたところを左手に黒いリボルバーから弾丸を吐き出す。
カーファー「ほらほら如何したぁ?アタイを釣るんじゃなかったのかい!?」
電王R「ぐっ!これは相当釣れそうにもない相手だ...!」
距離を取ろうとしても右腕の吸引に抵抗している様で、幾ら4フォームの中でもオールラウンダー形態であるロッドフォームでも弾丸を防ぐのにも精一杯だった。
ディケイド「こりゃ、分身した方が良さそうだ!」
【アタックライド イリュージョン!】
ディケイドB「電王側は任せろ。西部劇なら相手になるぜ!」
【フォームライド ゴースト ビリー・ザ・キッド!】
『百発!百中!ズキューン!バキューン!』
イリュージョンで三人に分身すると、ライダーカードを装填し粒子を纏いながらBはゴーストの
アメリカ開拓時代のアウトロー。''早撃ち''と''ロデオ''の名人として知られている百発百中のガンマン ビリー・ザ・キッドの魂を憑依させたゴースト ビリー・ザ・キッド魂へと姿を変えると、ゴーストの紋章が描かれている専用武器『ガンガンセイバー』をガンモードを右手に、置き時計を模した小型の銃『バットクロック』を左手に持ちながら電王に加勢する。
本体である俺はプレシャス達を、Cは召喚されたゼロノスとバースに向かって行った。
□
A side
俺はプレシャス達と合流すると、モットウバウゾーはカロリーパンチを放とうとしたプレシャスに加熱プレートを露出させながら熱波を浴びせる。
プレシャス「うわあっ!?」
ディケイドA「プレシャス!大丈夫か?」
プレシャス「うう...あっついよ〜!」
モットウバウゾー「ウ!」
再び熱波を放つモットウバウゾーの攻撃をメロンパンのエネルギーシールドで防ぐスパイシー。
ヤムヤム「はああーッ!」
モットウバウゾー「...ゾ!?」
ディケイドA「よし、俺も!」
【アタックライド ブラスト!】
ディケイドA「もういっちょ」
【アタックライド スラッシュ!】
ディケイドA「ヤムヤム直伝・ディケイドカッター!」
その隙にヤムヤムがカッターブレイズで動作をずらす。
俺はブラストとスラッシュを連続でドライバーに装填し、ライドブッカーの銃口から吐き出したカッター状の弾丸を真下に命中させる。
ディケイドA「よし、新技は成功だ。それにしてもあのウバウゾー、本気で俺達を殺す気だ...!」
ナルシストルー「はっは!良かったねぇ...ホットサンドにならなくて」
【フォームライド リバイ バリッドレックス!】
『My name is!仮面ライダー!リババババイ!リバイ!リバイ!リババババイ!リバイ!』
足元が氷漬けになり、真上から降ってきた巨大な卵が俺を包み込む。
殻が飛び散り、パープルをベースにした四肢にフリーザ軍の戦闘服の様な重厚な水色のアーマーを着込んでいるリバイの新たな姿『バリッドレックス』へと姿を変える。
ナルシストルー「あのコウモリ、裏切り者にしては観察力は大したものだが、変身するパートナーがいなければ戦えないのはな〜...」
モットウバウゾー「モットウバウゾー!!」
バリッドレックスは10種のバイスタンプの能力を引き継いでいるため、極地の温度にも耐えうる耐久力を持っている。
敵側の熱波に対して俺は翳した右手から冷気を放って凍結させるが、距離が間近になったモットウバウゾーは間一髪で避ける。
一瞬だったが真下には凍傷が
スパイシー「物を挟むのは私も得意なの。ピリッtoヘヴィサンドプレス!!」
モットウバウゾー「ウバウ...モットウバウゾー!!」
ヤムヤム「そんなにジュワジュワしたいなら...!バリバリカッターブレイズ!!」
スパイシーがサンドプレスで上下を挟まれたモットウバウゾーは熱気を噴き出しながら抵抗するが、上からバリカッターブレイズを連続で打ち込まれた事で完全に挟まれ、遂には地面に撃ち落とされた。
ナルシストルー「まだまだ。楽しませてもらうよ...!」
俺はティラノサウルスの脚を連想とさせる強力な蹴りをかまそうとするが、モットウバウゾーはカーファーと交戦中のBと電王を狙って突進を喰らわせ、今度はキバーラに攻撃を仕掛けようとする。
「「『!』」」
「「キバーラ(っぱ)!」」
ディケイドA「野郎!」
プレシャス「止めて!」
俺はプテラバイスタンプの遊泳能力で追い付いて冷気を放つ。
「「「ぐああああッ!!」」」
今度の熱波は相当なもので接触を果たすと爆風が起こり、交戦中のCと電王共々吹き飛ばされてしまう。
ディケイドC「お前ら!クソッ!合流したいけど、相手が厄介すぎてそれどころじゃない...!」
『ブレストキャノン!』
ディケイドC「不味いッ!」
【フォームライド フォーゼ マグネット!】
ゼロノスがゼロガッシャーの『オーラサーベル』とライドブッカーとの鍔迫り合いをしている間にバースはドライバーの反応炉『セルリアクター』を閉じてセルメダルを投入口『バースロット』を装填して金色のハンドルレバー『グラップアクセラレーター』を回すと、再びセルリアクターが開口。
大ダメージを受けて消滅するのを防ぐべく、Cはライダーカードを装填しフォーゼ ベースステイツに変身。
両腕に赤と青の磁石のモジュールが出現すると、U字磁石のエフェクトが異なる極を引き合う事で銀のアーマーを装着させる。
右側が赤、左側が青のラインが体を走り、両肩には電磁砲。
金属相手なら無敵とも言えるフォーゼの中間形態 マグネットステイツになった俺は即座にアタックライドのカードを装填する。
【アタックライド シールド!】
胸部に赤く縁取られている砲台『ブレストキャノン』を装着させると、砲身である『サラマンダーランチャー』による砲撃を左腕に出現した『シールドモジュール』で防ぐが、背後に後退せざるを得なかった。
ディケイドC「ぐうぅっ!?」
バース「......」
『セルバースト!』
ゼロノス「......」
『full charge.』
バースは砲撃の反動によって大きく後方に下がるがゆっくりと立ち上がると、再びセルメダルを投入してグラップアクセラレーターを回す事でサラマンダーランチャーからエネルギーを充填する。
ゼロノスも続いてゼロガッシャーを『サーベルパーツ』と『ガンパーツ』に分け、サーベルパーツをアルファベットの『A』の様に広げて連結。
ボウガンモードにしたゼロガッシャーにゼロノスベルトから緑でAと刻まれている黒いカード『ゼロノスカード』を抜き取ると、『ガッシャースロット』にフリーエネルギーを行き渡らせたゼロガッシャーの『オーラボウガン』を向けると、A型の緑の光弾を生成させながらBに向ける。
【ファイナルアタックライド フォ、フォ、フォ、フォーゼ!】
ディケイドC「ライダー!超電磁ボンバー!!」
両肩に備えていた二門の両砲がU字磁石状に合体させて発射した紫の光弾の力場で相殺させるが、ゼロノスの緑の光弾が直撃。
更に重量な動作が仇となり、二度目のセルバーストでCは大きく吹き飛ばされてしまう。
ディケイドC「ぐああッ!!」
ディケイド「「C!!」」
カーファー「ウィナーはアタイ達...ギュウの音も出ないだろ!さてと。あんたらとはモーこれっきりにしておこうか!」
カーファーは自分達の勝利を確信すると、左手に持った銃を向けながら牛歩しながら近付いて来る。
絶体絶命のピンチに追いやられた俺達。その時、何処からか飛んできた黒いエネルギー弾がモットウバウゾーを吹き飛ばすと同時に辺りに黒煙がカーファー達の視界を塞ぐ。
モットウバウゾー「ババババババババ...!」
カーファー「なっ、何だい!今が起こったんだ!?」
???「うおりゃあああッ!!!!」
カーファー「ぐああッ!!」
何者かによって殴り飛ばされたカーファー。Cにトドメを刺そうとしたゼロノスとバースは飛来した何かを見るが既に遅し。
そのまま大に捕まれると、ジェットコースターの如く飛行しながら地面に叩きつける。
俺とBは消滅されかけたCと合流する。
ディケイドA「C、大丈夫か!?」
ディケイドC「あ、ああ。流石に殺されかけた」
スパイシー「それより、今の攻撃は...?」
パムパム「誰の攻撃パム?」
ヤムヤム「ヤムヤムじゃないよ?」
メンメン「メンメンでもないメン」
ディケイドB「間違いない。アレは...!」
Bはバースとゼロノスを地面に叩きつけた正体を言おうとしたが、緑色に光る一筋の光と赤い複眼が黒煙を照らす。
「「気を抜くな」」
『えっ?』
ナルシストルー「ん〜?」
ディケイドA「誰なんだ?お前達は...!」
背後から飛んで来た物体が黒煙を振り払うと、モットウバウゾーを攻撃した正体が姿を現す。
???「俺は...私はブラックペッパー!!」
「「「「「「「ブラックペッパー...?」」」」」」」
ローズマリー「それは...デリシャストーン!?」
ブラックペッパーと名乗る男が被っているハットには緑の宝玉が埋め込まれているハート型のブローチが付いていた。
???「俺もいるぞ!」
ディケイド「「「!」」」
ブラックペッパーの真上を浮遊しているのは超古代の平和民族『リント』の科学技術を結集させて作られたクワガタを連想とさせる仮面ライダークウガのサポートメカ『ゴウラム』。
その上に乗っているのは赤い服と黒いズボンを着ている金髪と赤い瞳の青年。
こいつは俺の嘗ての旅仲間で俺の兄的存在。数百年の再会に俺は涙を堪えるが懐かしさに押し負かされ、一気に溢れ出した。
???「久し振りだな。アキノリ」
ディケイドA「雄大...雄大なのか!?」
雄大「やだなぁ俺だよ。まぁ、こうしてお前と再会するのも悪くは思ってもないしな」
ディケイドA「...雄大っ!!」
俺はバリッドレックスからディケイドの姿に戻り、数百年も流してなかった溢れんばかりの涙を流しながら子供の様に泣きついた。
ディケイドA「俺がネオに覚醒してから一人で世界を旅する様になったあの日!もう会えないかと思った!!会いたかったよぉ...雄大...!」
雄大「おいおい。久々の再会だからって泣く事ないだろ?」
ディケイドA「馬鹿野郎!数百数千年も生きられる俺の身にもなれってんだよ!」
???『本当ニアキノリ、昔ナガラノ泣キ虫。僕ハ機械ダカラ抑抑泣ク必要ナンテ無イ。デモ、僕達ガ来テナカッタラ、今頃アキノリ死ンデタ』
ディケイドA「少しは空気読めよジュニラム。ってか、相変わらず俺を勝手に殺そうとするよな。お前はよ!」
毒舌で勝手に殺す様な発言をしているのは、ゴウラムJr.渾名は『ジュニラム』。
雄大の相棒的な存在だ。
ジュニラム『メンゴメンゴ』
ディケイドA「『メンゴ』じゃねえよ...けど、お前らに会えてよかった」
キバーラ「雄大!本当に雄大よね!?」
雄大「キバーラも久し振りだな。丁度お前の顔も拝みたかったところなんだ。本当相変わらず可愛いまんまだな」
キバーラ「あらそう?ありがと!それにしても、如何して貴方がこの世界に来ているの?」
気持ちを落ち着かせている俺を代弁するかの様に、キバーラは何故ゆい達の世界にいるのかを問う。
雄大「それは時が来れば話す。それよりレグ...ディエンドは?」
ディケイドA「ディエンドなら
俺はディエンドがいる方向へ指差す。
雄大「久しぶりだなディエンド。アキノリとお前で言うと三百年も会ってない事になるのか?」
ディエンド「雄大...そっちも元気そうで何よりだよ」
雄大「そうか。色々と分からない事だらけだが...状況は大体分かった!」
納得してるのかしてないのか状況は如何あれ、改めて俺は雄大との再会を喜んだ。
カーファー「おい!さっきから何なんだよ!?アタイらの決闘を邪魔しやがって!」
ジュニラム『ネェ、牛サン。決闘ッテイウノハ一対一デ戦ウッテ意味ダヨ?『アタイら』ッテ言ッタ時点デ決闘デモナンデモナイタダノブッ殺シアム。分カッテ言ッテナインダッタラソーセージニスルヨ?』
カーファー「アタイは''牛''じゃなくて''雌牛''だ!甲虫ごときにソーセージにされてたまるか!」
ジュニラム『甲虫ジャナイ!クワガタ!!』
吹き飛ばされたモットウバウゾーは浮遊し、決闘を邪魔された事に憤慨するカーファーに対してジュニラムは毒舌で言い返すと、俺は雄大と並び立つ。
雄大「ジュニラム、口論はそれぐらいにしておけ。行くぞ、アキノリ!」
ディケイドA「ああ、久々に見せてくれよ雄大。お前の変身を!」
雄大は腰に両手を翳すと赤い宝石『アマダム』が埋め込まれている古代のベルト『アークル』が出現する。
そこから右脚を前に出しながら右腕を左から右へ、左腕をアークルの左ボタンへ持って行きながら、あの言葉を叫ぶ。
雄大「変身!!」
右脚を下げながら左手を右手で押し込んで両手を広げる事で古代の戦士 仮面ライダークウガの姿へと変化させる。
ヤムヤム「ほえ!?新しい仮面ライダー!?」
スパイシー「これが平成の仮面ライダー...クウガ!」
クウガ「さて、久々の共闘だ。行くぞ!」
ディケイドA「しっかりサポート頼むぜ?」
電王R「何だかよく分からないけど、僕も参加してもらっても構わないかな?」
クウガ「いいぜ、人数が増えりゃ対処法も増える。ブラぺは牛野郎を頼んだ!」
ディケイドA「ブ、ブラぺ!?」
ブラックペッパー「人の名前を略すのは流石に止めてくれないか?」
クウガ「そう言わずに、お互い初対面なんだから。来るぞ!」
俺とクウガはモットウバウゾーを、Bと電王はゼロノスとバースを、そしてCとブラックペッパーはカーファーへと向かって行った。
ジュニラムはキバーラの護衛に入っている。
□
A side
クウガ「アキノリ、久々のアレ。頼む!」
【カメンライド ディケイド!】
ディケイドA「ああ。空中戦には空中戦だ!」
【ファイナルフォームライド ク、ク、ク、クウガ!】
ディケイドA「ちょっと寝違えるぞ」
俺がクウガの背中に手を入れる事でジュニラムの...否。
ゴウラムの胴体が装甲として現れると頭部が収納され、腕と足が脚部と顎に変形。
最後に身体の向きを変える事で変形が完了する。
プレシャス「ええっ!?」
スパイシー「ライダーが...!」
ヤムヤム「変形した!?」
ローズマリー『こんなのアリなの〜!?』
クウガ『敢えて言うならクウガゴウラム。俺が変形した名前だ』
あ、そうか。三人はファイナルフォームライドを見た事がないんだっけ。
ディケイドA「ウラタロス。モモタロスに戻してくれ!」
電王R「そういう事ね。了解!」
『SWORD FORM』
俺が取り出した電王 ソードフォームと『俺、参上!』のポーズを取っているモモタロスが描かれている黄色いカードを見て状況を察したウラタロスはモモタロスに乗り変える。
ディケイドA「モモタロス。ちょっと我慢してくれ」
【ファイナルフォームライド デ、デ、デ、電王!】
電王S「俺、再び参j————ぐぎゃあっ!?」
ローズマリー「あーれー!」
ドライバーに装填すると電王の頭部が収納され、ソードフォームの装甲がモモタロスの胴体を露出させると、中から憑依されていたローズマリーが飛び出す。
全身を赤く染め上がる様に変形を果たし、最後に赤鬼...というよりモモタロスの頭部をCが戻す事で変形プロセスが完了する。
電王のファイナルフォームライド、デンオウモモタロス。
見た目はモモタロスそのものだが、唯一の違いとしては両手にはデンガッシャーと専用武器である青龍刀『モモタロスォード』を持っていると言う点だ。
メンメン「マリちゃんが追い出されちゃったメン」
パムパム「変形が
スパイシー「でも、姿はモモタロスと粗同じ...」
モモタロス「つぅ〜!お前ら呑気な事ばっか言いやがって!これ凄く痛えんだぞ!?」
ディケイドB「説教は後だ。兎に角行くぞモモタロス!」
モモタロス「こうなりゃヤケクソだ!侑斗の偽物なんざ屁でもねえ!行くぜ行くぜ行くぜー!!」
自棄になってゼロノスとバースに向かって行くBとモモタロス。
俺はクウガゴウラムに乗ると、モットウバウゾーの熱波を避けながらソードモードにしたライドブッカーで何度も斬り付ける。
正面に向かって行く様子にモットウバウゾーは熱波を放ったタイミングで上下に分かれ、クウガのファイナルアタックライドのカードを装填する。
【ファイナルアタックライド ク、ク、ク、クウガ!】
「『ディケイドアサルト!』」
クウガゴウラムがモットウバウゾーの裏面を大顎で挟み込みながら俺に向かって突っ込ませながら蹴り込んだ。
モットウバウゾー「モットウバウゾー!?」
モットウバウゾーは地面に蹴り落とされ、俺達は必殺技を放つ準備をする。
ディケイドA「決めるぞ。雄大!」
クウガ「ああ!」
【ファイナルアタックライド ディ、ディ、ディ、ディケイド!】
ディケイドA「ディメンションキック!」
クウガ「マイティキック!」
クウガは変身ポーズの構えを取ると両腕を開いて腰を落とす。
駆け出した俺に合わせてモットウバウゾーに向かって行き、足を踏み出す度に足裏に炎が吹き上がる。
「「うおりゃあああああッ!!!!」」
モットウバウゾー「ウバ...ウババババババ...ウバーッ!?」
放たれた熱波を押し戻して行き、全てを破壊する飛び蹴りと封印の紋章が刻まれた炎の飛び蹴りでモットウバウゾーを蹴り飛ばした。
□
B side
ファイナルフォームライドしたモモタロスはゼロノスを、俺はバースへと向かって行く。
モモタロス「でぇりゃあッ!!」
ゼロノスが放つゼロガッシャーからの光弾をモモタロスは猪突猛進に専用武器の赤い青龍刀『モモタロスォード』で斬り落とす。
近距離になるとデンガッシャーを振るうがサーベルモードに切り替えたゼロガッシャーの刃先『オーラサーベル』で受け止められてしまうが、振り下ろしたモモタロスォードを右
ディケイドB「やるなモモタロス。よし、俺も負けてられねえ!」
【フォームライド ゴースト ニュートン!】
『リンゴが落下!引き寄せまっかァー!』
ビリー・ザ・キッドのパーカーゴーストが消滅し、青を基調としたダウンジャケット風のパーカーゴーストが被さる。
マスクには落下しているリンゴが描かれており、両手に
微分と積分を発見した偉人 ニュートンの力を宿したゴースト ニュートン魂となった俺は左手から放つ
ディケイドB「モモタロス!」
モモタロス「なるほど。そういう事なら...!でえりゃあッ!!」
状況を悟ったモモタロスは二刀流でゼロノスのゼロガッシャーを押し返し、荒っぽい蹴りを腹部に入れて数cm吹っ飛ばす。
ディケイドB「うおらあああああッ!!!!」
ゼロノス「ッ...!」
怯んでいる隙に放った引力で引き寄せながら斥力を込めた右ストレートを打ち込んでバースを大きく殴り飛ばし、起き上がったゼロノスをも巻き込んだ。
【カメンライド ディケイド!】
ディケイドB「決めるぞ!」
モモタロス「ああ。必殺!俺達の必殺技...!」
【ファイナルアタックライド デ、デ、デ、電王!】
モモタロスがデンガッシャーでフリーエネルギーを溜めている間にディケイドに戻った俺は、モモタロスォードを拝借してバースとゼロノスを横切る様に斬り付ける。
同時にデンガッシャーのフリーエネルギーが放出され、飛ばされた赤い剣先『オーラソード』で左右にぶった切ると中央に止まる。
ディケイドB「ディケイドバージョン2!」
俺はオーラソードの平面を踏み台にして飛び上がり、マゼンタと赤のフリーエネルギーが伝達したライドブッカーとモモタロスォードでバースとゼロノスを撃破した。
モモタロス「へっ!決まったぜ!」
ディケイドB「らしいな。ってか、二刀流って結構筋力使うんだな...」
□
C side
俺とブラックペッパーはカーファーと交戦中だ。
右腕で吸引した大量の砂を撒き散らして視界を遮る。
カーファー「如何だ!これでアタイの姿も見えないだろ!?」
ディケイドC「生憎だが、吸い込むのはこっちにもあるぜ!」
【アタックライド エアロ!】
仰向けになりながらライダーカードを装填し、左脚に掃除機の様な空色のモジュール『エアロモジュール』を出現させて
カーファー「ぐっ!こんなのでアタイが怯むとでも...!」
ブラックペッパー「背後が隙だらけだな。はぁッ!」
カーファー「ぐああっ!?」
エアロモジュールの吸引力に逆らおうと後方へ下がろうとするカーファー。
だが背後が隙だらけとなってしまい、ブラックペッパーの放った黒いエネルギー弾でバキュームの破壊に成功する。
カーファー「アタイの...アタイのバキュームが!」
ディケイドC「隙あり!はぁッ!!」
カーファー「がああッ!?」
ブラックペッパーのお陰でエアロモジュールで吸引した大気を最大まで貯蔵する事が出来た。
吸引を終え、4基の回転翼『アトモスファン』から小型の竜巻として放出した大気を噴射させてカーファーを岩盤まで吹き飛ばす。
ディケイドC「さぁて、牛の丸焼きだ」
【フォームライド フォーゼ ファイヤー!】
エアロモジュールが消滅し、出現した赤い大型銃『ヒーハックガン』を手に持つ赤い右腕から噴出した炎に纏われる。
三角形の意匠がある炎の王子『フォーゼ ファイヤーステイツ』となった俺はライダーカードを三枚連続に装填する。
【アタックライド レーダー!】
【アタックライド ランチャー!】
【アタックライド ガトリング!】
左腕にはアンテナが付いている黒いモジュール『レーダーモジュール』、右脚にはキャタピラの意匠を持つ五連ミサイルが搭載されている青いモジュール『ランチャーモジュール』、左脚には6連装ガトリング砲が装備されているピーコックブルーのモジュール『ガトリングモジュール』が出現。
トドメの一撃を放つ仕上げでフォーゼのファイナルアタックライドカードを装填する。
【ファイナルアタックライド フォ、フォ、フォ、フォーゼ!】
ディケイドC「ライダー爆熱バースト!!」
バキュームが使えなければただの雌牛。
カーファーは黒い銃で抵抗するが、複数の銃口から吐き出された炎の弾幕の前では無力だった。
カーファー「撃ち落とされたのは...アタイの方だったかあああーーッ!!!!」
断末魔を上げながらカーファーは爆散するが、データはソルトルーのバグヴァイザーⅢに回収されてしまった。
□
ディケイドA「仮面ライダークウガ!マスクドジャーニーミキサー!」
俺はマスクドジャーニーミキサーのダイヤルを赤い炎に合わせる。後は知っての通りだ。
ディケイドA「ライダー!トランス!ミックス!ライダー...トランスディメンションエンブレス!!」
赤い炎の煌めきを宿したエネルギー波が、モットウバウゾーを飲み込み浄化する。
モットウバウゾー「お腹一杯!」
「「ご馳走(お粗末)様でした!」」
スパゲッティのレシピッピ「ピピ〜!」
モットウバウゾーの撃破に伴い、スパゲッティ個体は解放された。
□
プレシャス「おかえり」
ナルシストルー「あれが平成ライダーの原点と呼ばれている仮面ライダークウガ...ますます面白くなりそうだね」
ソルトルー「又会いましょうプリキュア。それと、仮面ライダー...」
カーファー『アタイを此処から出せ!聞いてるのか!?おい!!』
ディエンド「......」
様子を見ていたナルシストルー達は姿を消した。
プレシャス「あの人達、あたし達を助けてくれた...」
キバーラ「今のは流石に死に掛けたわ。ナルシストルーの奴、いきなりあたしを襲って来るなんて卑怯よ!」
ヤムヤム「でもまぁ、これでともえちゃんの思い出も戻るね!」
モモタロス「よく分かんねーが、これで一件落着だな」
スパイシー「うん」
ローズマリー「ええ」
俺は仮面の下で静かに微笑んだ。
ローズマリーの顔を見てみると、何だか疑問を抱いている様にも見えたのは言うまでもなかったが。
そういえば、雄大は何処へ行ったんだろう...?
□
Yuudai side
雄大「さて、俺達も帰ろっか」
ジュニラム『帰ルト言ッテモ、如何ヤッテ帰ルノ?流石ニ元ノ世界ニ帰レソウニモナイシ...』
クウガ「そうだったな。兎に角、何処かで泊まるところを見つけないと始まらない」
ジュニラム『ソレナラ、「福アン」ッテゲストハウスヲ見掛ケタヨ。キット僕達ヲ受ケ入レテクレル人ガ居ルハズ!』
???「それなら、私が案内しよう」
変身を解除し、俺はジュニラムと空間から出られる方法を考えていた。
流石に此処を
現れたのはチューリップハットにコート、眼鏡を掛けている中年風の男性。
確か、父さんも会った事があるんだっけ。確か名前は...!
???「久しぶりだな。小野寺 雄大君」
雄大「鳴滝さん...で合ってますよね?」
鳴滝「
雄大「ソルトルー?あのナルシストルーっていう奴と一緒にいた奴ですよね?」
鳴滝「ああ。奴は————」
□
クウガ「今日はザクロジュース。俺達と乾杯だ!」
ジュニラム『乾杯!』
オリジナルED『吉武千颯 /DELICIOUS HAPPY DAYS♪』
□
次回、デリシャスパーティ♡プリキュア ~破壊者の食べ歩き~
雄大「初めまして。小野寺雄大です」
轟「大切なのは自分自身が食べる事を楽しめているか如何かです」
スパイシー「轟さんの思い出を必ず取り戻す!」
第十五品:ドキドキ!ここね、初めてのピクニック!/ソロもぐちゃんを見抜け!キバれ、旋律のピクニック!
全てを破壊し、全てを繋げ!
次回、ここね困惑。
如何でしたでしょうか?
次回はここねちゃんが楽しいランチピクニックに気合を入れます。次回もお楽しみに!
ディエンドが召喚したライダー
ゼロノス、バース
~共通点~
・緑と黒の色彩
・変身ベルトはベルト部分を手動で巻きつける
・変身と戦闘の度にキーアイテムを消費する
・武器の一つに必殺技で高エネルギーのビームを発射する巨砲が存在する
・必殺技は主にメイン武器で発動する
~余談~
・オーズと電王は映画でコラボした事がある
・ローズマリー役の前野智昭氏はオーズでカマキリヤミーを、『KAMEN RIDER memory of heroes』では伊達明を演じていた
~ゲンムのオリジナルガシャット紹介~
牛・テル・チェスター
主人公が西部の国に
カーファーバグスター
ICV:小松由佳
身長:182.0cm
体重:104.2kg
特色/力:右腕のバキュームによる物体の吸引及び排出/投げ縄での捕縛/黒い銃『スネークガン』による銃撃
牛・テル・チェスターのラスボスのデータを具現化させたバグスター。一人称は『アタイ』。
初使用したカメンライド
無し
KAMEN RIDE
-昭和-
V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、ZX、BLACK、BLACK RX
-昭和(ネオライダー)-
真、ZO、J
-平成1期-
ファイズ
-平成2期-
鎧武
-令和-
補完完了...?
-TVシリーズ外-
仮面ノリダー、ホッパー1号(The First版1号)、ホッパー2号(The First版2号)、ホッパーVersion3(The Next版V3)、G、アマゾンズ(オメガ、アルファ、ネオ)、ミライダー(シノビ、クイズ、キカイ、ギンガ)
ソルトルーに召喚してもらいたいバグスターは?
-
カタツムリ
-
山男
-
ブルドッグ
-
魔術師