デリシャスパーティ♡プリキュア ~破壊者の食べ歩き~ 作:ライノア
BGM『ドラマのアラスジ』
「何か暇だなぁ...」
~これまでの破壊者の食べ歩きは...?~
「何度も言ってるでしょ。あたしはお化けが大っ嫌いなの!」
「完全に迷ったでごわす。逸そ、この林を吹き飛ばすでごわすか!」
「お米だけじゃなく、ご飯を炊くお鍋も、火も、お水も、お塩も...全部に感謝しないとって! 」
「まぁ、見ててご覧よ。あのロボットの方向音痴性を補うために、態々ソルトルーがバグスターを生み出してくれたんだからさ...」
「偶然に見た速報なんだけどさ、これが予想以上の事件なんだよ」
□
Sakuya side
ゆいの家に集合した俺達にローズマリーは、欠けたハートのペンダントに埋め込まれていた宝玉に関する話を始めた。
どうやらスピリットルーの腹部に埋め込まれていた宝玉と何か関連性あるようだ。
『多くなった』と言うよりも、今回はデリシャストーンに関する話を聞くため、俺達が自ら憑依させたに過ぎない。
俺がモモタロス、レグレットがウラタロス、雄大がキンタロス、そして冬美がリュウタロスとなっている。
ジュブリーも『重要な話でもあるから、念のため聞いておきたい』とのことで、本人の意に答えた上で実体化済みだ。
ゆい「デリシャストーン?」
ローズマリー「ええ。しかもあれは、''スペシャルデリシャストーン''。どうしてブンドル団があれを...?」
あまね「
かいちょはローズマリーにデリシャストーンについて
ローズマリー「クッキングダムの戦士...クックファイターに与えられる石よ。私達は、この石を使って戦うの」
ジュブリー「そういえば、あの
冬美『そういえば...!』
透冀『確かにあったね』
らん「ほへぇ〜!?ブラペもクックファイターだったんだ!」
ジュブリーは品田が変身するブラックペッパーの帽子に緑色のスペシャルデリシャストーンが付いていたことに勘付く。
俺達ライダー組も思っていたことは同じだった。
品田がデリシャストーンを最初から持っていたのかは、雄大と再会した日からずっと疑問に残っていた。
若しかしたら品田は、実父である門平さんから何らかの経緯で手渡されていた可能性が高い。
だとすれば、あんさんとの距離を遠ざけていた理由が、レシピボンを盗んだ悪人という濡れ衣を着せられたのにも
俺が
ローズマリー「で、更に特別な力を持つのがスペシャルデリシャストーン。私とフェンネルにしか持っていないんだけど、スピリットルーに
U透冀「これは僕の臆測しれないけど、若しかしたらクッキングダム内にスパイが居るかもしれないよ?だって、そうでもなければブンドル団がスペシャルデリシャストーンを盗作してもおかしくはない話だし...」
K雄大「確かにせやな。カマの字が持っていた
M咲夜「
俺に憑依していたモモタロスがスパイを見つけると宣言して立ち上がるも、瞬時にプリキュア組とライダー組の腹の虫が同時に鳴る。
ゆい「ハラペコった〜!」
R冬美「やーい、モモタロスのお腹が鳴った〜!」
M咲夜「うるせぇ!テメェも鳴ってたろーが!?」
U透冀「まぁまぁ先輩。''腹が減っては戦は出来ぬ''って言うし、此処は一服
K雄大「せやな!俺達も夏になったちゅうのに暫くマトモなモン食っとらんかったし、せっかくやから腹拵えに何か食おうや!」
ゆいのいつもの口癖で俺達の緊張が
ゆい「うん!何作って食べようかな〜?」
コメコメ「コメ!」
咲夜「どうせなら、夏野菜カレーにしようぜ。
ジュブリー「どしたさくぽん、えっ...!?」
モモタロスを体から追い出した俺とジュブリーは、ゆいとコメコメに続いて冷蔵庫の中身を確認する。
野菜室のドアを開けると、人参・
だが、とある物を見た俺は一瞬にして青ざめる。
俺にとっては見るだけで吐き気を
それがこの野菜室に偶然に紛れ込んでいたのだ。
俺の様子を
ゆい「あ、昨日のピーマンがいっぱいある!
「「.........コメェェェェェェェェ(嫌ァァァァァァァァ)ッ〜〜〜〜!!!!」」
咲夜「...ウラタロス、
U透冀「随分と
咲夜「良いから早くしろッ!!デカい馬結に入れられて、遊園地の池に打ち込まれたいかッ!!!?」
U透冀「はいはい相変わらず怒ると怖いね...これでいいかな?」
咲夜「サンキュー!!」
コメコメとジュブリーは
同じく俺は催した吐き気を抑えるべく口を手で塞ぎ、ウラタロスに手渡された水筒の水を強引と取りつつ、ラッパ飲みで全て飲み干した。
パムパム「三人共、どうしたパム?」
「「ピーマン怖いよ(コメ)〜!!」」
『ええっ!?』
らん「何で?」
ゆい「実は昨日...」
コメコメとジュブリーがピーマンが嫌いなことに
ゆいが夕食の具材を包丁で調理していた最中で、その具材の一つがピーマン。
どうやらゆいは『生で食べても美味しいよ』と言ってしまい、舌足らずで単純な説明を
俺が直様止めようとしたが、時既に遅し。生で食った苦味に
ゆい「凄く苦かったらしくて...」
ジュブリー「ううっ...!」
コメコメ「怖いコメ〜...!」
パムパム「化ける能力が上がってもまだまだ子供パム」
顔を引きつらせるコメコメ。
生で食っても美味いと発言してしまったゆいにも問題があるのだが、本来4~5歳くらいのガキの舌は敏感な為苦味が強かったり、臭みの強い野菜を嫌う傾向にある。
それと対照的に、幼少期からピーマンを美味く感じるゆいにとっては苦味を認識していなかった事になる。
マジでさ。ゆい達和実家ってバケモンスペックだけでなく、タフさも超人並みって有り得るモンなのかね?
これ絶対病んだら、数秒足らずで捕まるレベルの速さになるやつじゃん。
ジュニラム『ソウイエバ、ジュブクンモアキノリニ「少シデモ野菜ヲ食ベナキャ駄目ダゾ」ッテ言ワレテ、トテモ青ザメタ顔シテタケド...コメチャント同ジデ、ソノママ興味本位デ食ベチャッタノカモシレナイネ』
水筒の水を全て飲み干したことで吐き気が収まり、冷静さを取り戻した俺はジュブリーがピーマン嫌いになった原因が、
あまね「それにしても、何故咲夜は牡蠣が嫌いなんだ?ゆい達からの話によれば、透冀が咲夜と再会した時に『牡蠣を食べれる様になったか?』と問い掛けてはいたそうだが...」
透冀「ああ、それについでなんだけど...」
かいちょは俺が牡蠣嫌いである理由を疑問に思うと、レグレットは苦笑気味で頭を
転生前は『美味い美味い』と平然と食っていたが、熱を出したことが引き金となってしまう。
パムパム「ピーマンや牡蠣なんて全然怖くないパム。ここねも何か言ってあげるパム!」
ここね「...ピーマンコワイ」
パムパム「そうパムそうパム...パム?」
細い呟きで上手く聞き取れなかったクソ犬が頭上を上げる。
何とここねが顔を青ざめ、大量の冷や汗を流して身震っていたのだった。
□
世界の破壊者 ディケイド。幾つもの世界を巡り、その瞳には何を見る?
OP『愛美/LIFE For LIFE〜狼たちの夜〜』
□
ここね「実は幼い頃...」
モモタロス達を、レグレット達の体から追い出してから数分が経過した。
ここねは恐る恐ると、自分がピーマンが嫌いになった経緯を俺達に打ち明けた。
幼少期にはつこさんが生のピーマンの味を確認しているのを真似てそのまま食ってしまい、苦味に悶絶して今に至るという。
それ以降は食ってはおらず、見るだけで嫌がる程にピーマンを弾いていたとの事だ。
ここね「それ以来、食べてない...」
ゆい「コメコメやジュブリーと同じだ」
ローズマリー「苦味をダイレクトに味わっちゃったのね」
あまね「まぁ、無理に食べることはないと思うが...」
かいちょの言う通り、嫌いな物は無理して食う必要はないのだが、一口でも食わなければ意味がない。
話を聞いていたスパイ担当のキバーラが、あることを思い出した。
キバーラ「そういえば、此間のバーベキューの時だって、ここねちゃんがピーマンを避ける様にしてアキノリのバーベキュー串の先端に刺してたわ」
咲夜「え、マジか!?通りでピーマンが二つ刺さってたから、少し疑問だったんだよな...」
此間のバーベキューの件で、俺のバーベキュー串の先端にいつの間にかピーマンが刺さっていたのを疑問に思っていた。
疑うつもりはなかったのだが、俺はプリキュア組にその事を話題に出すと、ここねが変にピクッと硬直していた。
やはりあの時のリアクションはそういう事だったんだな。
ゆい「でも、美味しく食べられた方がいいよ!」
咲夜「お前のその舌足らずな説明不足が今回の発端だろーが。まぁ、俺も人のこた言えないけど」
ここね「美味しく...?私はあれ以来ずっと、ピーマンを避けてきた。だから、コメコメやジュブリー...咲夜には私みたいな思いをしてほしくない」
ここねはコメコメを優しく抱き上げると、何かを決意をした。
ここね「...決めた。私、ピーマン食べる!」
ゆい「ここねちゃん...!」
ローズマリー「よく言ったわ!」
ここね「私がピーマンを食べられれば、コメコメとジュブリーも食べられる様になる。コメコメ、ジュブリー。見てて」
コメコメ「...コメ」
ジュブリー「うん。分かったよ、ここちゃん」
自らピーマンを克服してみせると宣言し、決意の眼差しを見たコメコメとジュブリーは
ローズマリー「決まりね」
ゆい「協力するよ」
咲夜「...俺も食うよ、牡蠣。いつまでも食えないままで旅を終わらせるのは、流石に後悔が残るだけだしな」
冬美「あんたがそういうと思った。あたし達も全身全霊で協力するから。その代わり、逃げたら承知しないからね?」
咲夜「ああ、お前と雄大の期待は裏切らないって約束したからな。俺も破壊者として、腹を
俺も牡蠣を克服すると意を決し、料理に詳しい冬美も協力に応じた。
メンメン「無理せず苦手な物を食べる方法を考えるメン!」
らん「ほえ?はうー。らんらんは何でも食べちゃうからなぁ〜...」
あまね「私も余程辛い物でなければ...」
ゆい「うーん、苦手な物かぁ...あ!拓海は小さい頃、ピーマン嫌いだった!」
「「それだ!!」」
□
Fuyumi side
なごみ亭であたしとゆいは、拓海君が幼少期にピーマンが嫌いだった話を聞くことにした。
アキノリとジュブリーはここねとコメコメと一緒に、ゆいの部屋で待機してもらっている。
あんさんの話によると、門平さんが作ったハンバーグにピーマンが入っていた様で、当時の拓海君はそれを知らず食べていたとの事。
どうやら絶賛だった様で、『先ずはピーマンを食べられる様になる気持ちが大事』だというコンセプトで試行錯誤の末に研究していたそうだ。
この時あんさんの旦那さんは、あたしと同じで料理関連の努力家であるイメージが頭の中で定着した瞬間でもあった。
ゆい「成る程!大体分かった気がする!じゃあ、皆で色んなお料理を作ってみる!
冬美「あたしも。参考になる様な話をさせて頂き、有難う
あん「良いって事よ。せっかくだから、たっくんも手伝ってあげたら?」
ゆい「拓海が来てくれるなら嬉しい!」
拓海「...仕方ねーな。任せろ」
ゆいから視線を外した拓海君は、ピーマンと牡蠣の克服作戦に参加することとなった。
あたしと拓海君を含め、ゆい達は早速調理の準備に取り掛かる。
拓海「...先ずはピーマンの苦味を抑えるか」
ゆい「そんな事出来るの?」
拓海「
ゆい「実はね、さっき皆でレシピ考えてたんだ!」
ゆいがハートキュアウォッチの液晶画面に映っていたのは、らんとあまねが描いたとされるピーマン料理。
更に上へスライドさせるとピーマンカレーやピーマングラタン。ピーマンのパウンドケーキが可愛いイラストで表示される。
ってか、拓海君にハートキュアウォッチ見せても大丈夫なのかなぁ...?其処があたしにとってはかなり疑問に思ってる事なんだけど。
ゆい「コメコメのお弁当も作ろうと思って...」
冬美「...ちょっと待って」
ゆい「どうしたの?冬美ちゃん」
あたしが呼び止めたことにゆいは疑問を投げ掛けるが、これにはあたしなりの理由があった。
拓海君に「あたし達が戻って来るまでは何も手を出さないで」と声掛けてから、ゆい達を外に連れ出した。
ゆい「どうしたの、冬美ちゃん?急に外に連れ出して」
冬美「拓海君にコメコメの正体がただの狐じゃないって事がバレる
ゆい「カレー?あっ!そういえば、コメコメがあたし達に内緒で人参を買ってた時あった!」
冬美「そう。前にアキノリから聞いたんだけど、お使いの帰り際に森に迷ってたコメコメを拓海君が目撃したみたいで...この時はまだ初めて人間体になってなかったから、ただの小動物だと
あまね「問題とは、一体何だ?」
冬美「...
あたしはあまねの問い掛けに一言だけで済ませる。
そう。あたしが今言った''嗅覚''と言うワードには、エナジー妖精であるコメコメのモチーフになった動物『狐』に当て
冬美「今更だけどゆい。コメコメのモチーフの動物は何だか分かる?パートナーであるあんたなら、もう分かってると思うけど...」
ゆい「えっ?コメコメは狐だよ?」
冬美「...次に、狐は何科?これもアキノリから聞いたんだけど、コメコメを初めてあきほさんに見せた時に何て言ったか覚えてる?」
こんな事もあろうかと、アキノリにコメコメについての経歴を聞いておいて正解だった。
ゆい「えっ?コメコメをお母さんに見せた時?確か、猫か犬に見えたって言ってたけど...」
あまね「...そうか。そういうことか!」
らん「あまねん、何か分かったの?」
あまね「コメコメは狐...つまりは犬科だ。犬の嗅覚は人間の1000倍以上とされているから、ほんの少しの匂いにも敏感だとされている」
冬美「流石はあまね、生徒会長になっただけある。コメコメにピーマンの
ピーマンの臭いの原因は『ピラジン』というアミノ酸の一種の香り成分にある。
実の中にある
更に言うと、ピーマンの臭みの成分には油に溶けるといった性質を持ち、油を通す事で臭みを抑える効果があるのだとか。
他にも風通しの良いところで数時間干したり、レンジで加熱したりと言った手段もある。
まぁ、今のは時間的には上記より下記の方が効率的である。
方法としてはさっき拓海君が言った様に、繊維に沿って切ったピーマンの中にある種と絮を取り除く。
そして半分に切ったのをラップで一つずつ包み、500Wで40秒ほど加熱したらあら不思議!
ただ火で通したピーマンより、更に苦味が少なくなり、ほぼほぼ苦味を感じなくなるという。
物は試しにあたしが過去に一度試した結果、本当に苦味がなく優しい甘さがあって美味しく食べられた。
あまね「成る程。コメコメのお弁当を作るには、ピーマンの臭いを消すのが優先ということか」
冬美「そういう事、因みに牡蠣の調理法は後でそっちで教えるから。さぁて、嫌いを好きに変えてやるんだから!」
そう言って、あたし達は拓海君の居る調理場に戻るのだった。
□
Sakuya side
一方、俺とジュブリーはここねとコメコメ共々ゆいの部屋で待機していた。
次いでにローズマリーやマスコット組も俺達を見守る形で待機させてもらっている。
ここね「やっぱり、私も手伝った方が...!」
咲夜「まだ出るな。不安になる気持ちは分かるが、此処は我慢だ」
ここね「でも...」
咲夜「心配してるのは俺も一緒だ。今の内にションベンも済ませたし、ジュブリーはイメージトレーニング中...お前がゆい達の手伝いに行ってしまえば、何の為に此処で待機してるのか余計に分からなくなるだろ?」
ここね「た、確かに...」
コメコメ(人間体)「コメコメも行っちゃダメコメ!ピーマン大王とカキ女王に食べられちゃうコメ〜!」
俺に続く様にコメコメは頭を軽く叩いて人間体になると、ここねの腕を揺さぶって引き止める。
「「ピーマン大王?」」
咲夜「カキ女王って...」
ジュブリー「ピーマン大王とカキ女王って、コメちゃんのイメージだとこんな感じか?」
コメコメ(人間体)「コ、コメ〜...」
イメージトレーニングを終えていたジュブリーは僅か五秒足らずで絵を完成させたのを俺達に見せる。
描かれていたのはフォークとナイフを武器として手に持っているピーマン。
指の先端と足は絮で構成されており、割と太鼓の○人に出て来そうなイメージである。
その右側に描かれているのは、夫人風のドレスを纏っている牡蠣。
咲夜「こいつめ、俺より想像力が有り余ってやがる...!」
キバーラ「ええ。意外と才能あるわこの子」
ジュニラム『将来、フードアーティストニナレルカモネ』
ジュブリー「えへへ。嫌いな食べ物でもある筈なのに、こうやって可愛いイメージで描いてると怖くなってるのが嘘みたいに消えちゃって...」
ローズマリー「いいじゃない。嫌いな食べ物をコンセプトに絵を描けば、食べるのがだんだん怖くなくなる筈よ」
俺達に絵の才能を褒められて照れるジュブリーに、ローズマリーが軽くフォローを入れる。
メンメン「らんちゃん達が張り切ってたし」
パムパム「怖がる心配はないパム」
クソ犬とドラジカも、ピーマンの怖さで抱き寄っているここねとコメコメに一言声を掛ける。
ローズマリー「皆、ここね達に美味しくピーマンと牡蠣を食べてほしいのよ」
ここね「マリちゃんは、苦手な物はないの...?」
ローズマリー「私は食べる事が好きだし、初めてな物でも食べてみる事にしてるの。その方が楽しいから」
コメコメ(人間体)「...楽しいコメ?」
ローズマリー「そう。コメコメや咲夜も、ピーマン大王とカキ女王と仲良くなれたら楽しいんじゃないかしら?」
ローズマリーのアドバイスを聞いたここねは何かを感じたのか、心配な表情でコメコメを見ていた。
□
No side
一方でブンドル団アジト。ナルシストルーによって作られたスピリットルーとドランジャがゴーダッツと対面している。
ゴーダッツ『ほう?例の試作品を作ったのか』
セクレトルー「はい。それで
スピリットルー「お前さんがゴーダッツでごわすか?会えて嬉しいでごわす!」
ドランジャ「俺達より割と
ゴーダッツと謁見したスピリットルーとドランジャは、まるで礼儀知らずなのかタメ口で会話を通した。
セクレトルー「ちょっと!?頭が高いッ!!」
ゴーダッツ『ふん。面白い奴等だ...その石とガシャットの力、存分に使え』
セクレトルー「はっ!」
投影されていたゴーダッツの顔が消えると、セクレトルーは二体を怒鳴り付ける。
セクレトルー「...今の態度は何ですか!?ゴーダッツ様に失礼ですよ!!」
ドランジャ「まぁ、良いじゃねぇか。お前らのボスによって作られた石と来れば、これほど便利な物はない...」
セクレトルー「あれは単なる
ドランジャ「ああ、
セクレトルーに今回捕獲すべきレシピッピは何かと問われたドランジャは、思い出し半分でその名前を思い出そうとする。
セクレトルー「何故ピーマンを?」
スピリットルー「おいどんの頭の中に、抹消したい料理のリストがあるでごわす。其処には苦くて嫌いとあるでごわーす!!」
ドランジャ「...だそうだ」
セクレトルー「そうですか?っていうかそのデータ、ナルシストルーがインプットした訳...?」
スピリットルーとの目線を離しつつも、セクレトルーは小声でナルシストルーが抹消したいデータの一つであるピーマンが嫌いだと察する。
スピリットルー「それでは行くでごわす」
セクレトルー「ああっ、それは私が...」
スピリットルー「せーの!」
「「ブンドル!ブンドルー!!」」
ドランジャ「ふにゃぁ....」
スピリットルーの自由奔放な態度に振り回されるセクレトルーの様子を見たドランジャは、
□
Sakuya side
ここね「凄い...!」
ローズマリー「素敵!」
ジュブリー「こりゃ美味そうな匂いやなぁ...!」
調理が完了し、食卓には沢山のピーマンと牡蠣料理が並んでいる。
ここねは驚愕の声を上げ、ジュブリーは興味深そうに顔を少し近付ける。
拓海「これだけあれば、口に合う物がある筈...!」
ゆい「うん!」
冬美達が全力を尽くしてくれた事に感謝だな。
その一方で、コメコメは引き戸に隠れながら警戒していた。
ゆい「コメコメもおいで。お弁当もあるよ」
ゆいが見せたのは、ピンクの弁当箱。
入っていたのは、コメコメの全身を象ったピンク色の混ぜご飯。
おかずとしてはポテトサラダ、ミニトマト、ピーマン入りのハンバーグが入っていた。
ハンバーグについては、ピーマンの欠片が
コメコメ(人間体)「このお弁当、コメコメが居るコメ!」
拓海「ん?何か大きくなってる!?」
成長したコメコメを見た品田は、自分がブラックペッパーである事を隠さんばかりに驚愕の声を上げる。
まぁ伝説のクレープの件以降、人間体の状態で暫く会ってなかったから驚くのも無理はないが。
コメコメ(人間体)「可愛いコメ〜!」
冬美「可愛いのは良いけど、先ずは食べてみて。あたし達が真心込めて作ったお弁当だから!」
コメコメ(人間体)「ホントコメ?いただきますコメ〜!」
自信満々な冬美の意気込みに、コメコメは冬美から受け取った
先ずはミニトマトの蔕を取って歯で噛み、次にポテトサラダ。
コメコメご飯の半分を食ったところで定番のハンバーグに目を付けた。
冬美(此処からが正念場!お願い、コメコメ。ピーマンが入ってる事に気付かないで...!!)
冬美は目を閉じて必死に祈る態勢を取っている。それほど料理に対する思いが強いのが分かる。
臭いを少しでも嗅がれれてしまえば一発アウト。
ハンバーグが口に含まれるまで後数cm、数mm。
一回二回と
冬美「......!」
その視点に映ったのは、ピーマン入りのハンバーグを問題なく食っているコメコメの姿があったからだ。
コメコメ(人間体)「ご
冬美「...コメコメ。お弁当、美味しかった?」
コメコメ(人間体)「美味しかったコメ〜!」
冬美「...そう、良かった」
嬉しさの余り、今でも泣きそうなくらいに
どうやら何らかの方法でピーマンを粉微塵にした上で、臭みを完全に消す事に成功したらしい。
咲夜「冬美も料理の腕を上げたな。まさかピーm「ふんッ!!」マァッ!!!?」
判断力を磨いていたのか、俺がピーマンの名を告げさせまいと冬美が笑いのツボを強く押す。
今度は普段とは違う押し方でだ。
咲夜「ハッハッハッハッハッハ!冬美、いきなり何しやがんだぁ!?」
冬美「人が感動してるとこで種明かししないで...ここね、ジュブリー」
ここね「うん。ピーマンは食べられるんだって事、私が証明する!コメコメ、見てて」
コメコメ(人間体)「...コメ!」
笑い転げている俺の言葉を無視して、視線をここねとジュブリーに向ける冬美。
ジュブリーは俺に憑依した上でここねと略同時の速度で箸を手に取り、
ジュブリー「行くで?せーのッ!!」
覚悟を決めた決死の掛け声で、ここねとジュブリーは口を開けた————。
□
Fuyumi side
轟「お嬢様、お帰りなさいませ。今日は咲夜様にお送られになられたですね...!?」
ここね「...ただいま」
あたしとここねはマシンディケイダーでアキノリの後ろに跨り、家まで送迎される事となった。
千鳥足でマシンディケイダーから降りて、リムジンの後ろ窓を雑巾掛けをしていた眼鏡を掛けたスーツの男性 轟さんに
でも余りの低いテンションの差に、轟さんは何かあったのかと言わんばかりに尋ねる。
轟「どうかなさったのですか...?」
咲夜「それが、色々あってさ。話すと長くなる」
轟「そうですか、それは大変でしたね。おや?
冬美「あ、お初にお目に掛かります。ここねと咲夜の友人で、光 冬美って言います。轟さんの事は二人から聞いていましたので」
あたしは轟さんに軽く自己紹介をした。これで会うのは初めてとなる。
轟「一口も食べられなかったと?」
ジュブリーとコメコメがピーマンを、アキノリが牡蠣を食べられる様になったのは言うまでもないけど、ここねの方は一口も食べられずに終わってしまう。
因みに残してしまったピーマン料理はアキノリとジュブリーがもったいないといった理由で全部平らげた。
ここね「うん。皆、私の為に頑張ってくれたのに...」
轟「...食べないと思う事が大きな一歩だと思いますよ。無理せず、少しずつ克服してみては?」
咲夜「なんか悪いな。俺、悪い事しちまったみたいで」
ここね「咲夜は悪くない。でも、早く食べられる様になりたい。これから成長しようとしてるコメコメの為にも...!」
轟「小さなお友達のために?」
ここね「マリちゃんも言ってたの、『何でも食べられると楽しい』って。だからコメコメにも、その喜びを知ってほしくて...私自身も、皆と楽しめる事を増やしたい。皆で過ごす時間が楽しいから」
あの後、ハンバーグにピーマンが入っていた事がコメコメにバレちゃったけど、あたしは『頑張ったね』と
それでも
アキノリも悪気はなかったと思うけど、リアクションが激しい余りつい口が滑らせてしまった事に対する責任感と謝罪の気持ちでいっぱいだった。
せっかくピーマンを克服する機会を、このタイミングで失ってしまったのだから。
それでも、食べる喜びを分かち合いたいという気持ちは他の誰よりも人一倍強かった。
轟「咲夜様のようなお友達が
ここね「自分でも不思議。今までピーマンだけはずっと避けてたのに...」
今まで孤独に慣れすぎてしまったここねの世界はあたし達と出会い、喜びを分かち合う度に広がっていく。
そんな不思議な気持ちになっていたここねは、
冬美「ピーマンを食べられる様になるには、先ずはその生態から知る事が重要だけど...ん?ちょっと待って。''生態を知る''...''生態を知る''=歴史。歴史といえば農業!これだッ!!」
ここね「冬美?どうかしたの?」
冬美「うん。ここね、ピーマンが食べられる唯一の方法が見つかった!」
ここね「...本当?」
冬美「アキノリ、今直ぐピーマン農g————」
咲夜「それならもう済ませてある。お前が検索したかったのは...これだろ?」
□
Takumi side
俺は湊さんのところに行って、色取り取りのピーマンが沢山入っているダンボールの重さに抗いながらも一歩ずつ足を前に進ませる。
芙羽には今度こそピーマン料理を食べてもらう。そう思っていると、ブンドル団のロボットと猫の着ぐるみを被ったバグスターが走っているのを見掛けた。
スピリットルー「おいしーなタウンのメインストリートは何処でごわす?」
ドランジャ「今ググってっからそんなに
拓海「ブンドル団!?」
目撃した俺は驚くが、追跡の前にピーマンをゆいの家に届ける事を優先した。
□
Sakuya side
農業員A「枝を折らない様に。
ここね「
農業員A「うん!上手ですよ」
らん「ほわわ〜!おっきいピーマン!」
農業員B「それはジャンボピーマンです。パプリカに似た甘味と歯応えがあるんですよ」
農業員の優しいアドバイスでここねは農業用のハサミでピーマンの蔕を切り、華満もジャンボピーマンを見て驚いていた。
俺達は今、ピーマン農園に訪れている。
冬美や轟さんの助言もあってか、ピーマンの知識を得る事で交流を深めるといった作戦に出たのだ。
パムパム「ここね。ピーマン大丈夫パム?」
キバーラ「大丈夫じゃなかったら素直に言いなさいよ?」
ここね「ううん、大丈夫。収穫が楽しいから少し慣れてきた」
ピーマンの箱に入っていたクソ犬とキバーラが小声で声を掛ける。
どうやらピーマンに対する
透冀「さっきよりは、
あまね「成る程。ピーマンの知識を得る事で親しみを覚えるという戦法か?」
ここね「うん。『轟さんも皆で行ってみたら?』って...」
その一方で、ゆいが採ったピーマンを見てコメコメは少し微妙な顔をしていた。
まだ粉微塵にしたピーマンがハンバーグに入ってた事を根に持っていたのだろうか...?
だが、背後から様子を見るに、逃げる様子はなさそうだ。
ゆい「コメコメ、平気?」
コメコメ「コメー...」
メンメン「コメコメはお留守番じゃなかったメン?」
雄大「それもそうだったんだけど、ここねちゃんが頑張ってるから、今度はちゃんとピーマンと仲良くなりたいんだってさ」
ドラジカがそう尋ねるが、ここねがピーマンを克服しているのを見て、めげずにはいられないとのことでコメコメもピーマン農業に訪れていた。
同じくジュブリーも一つの体験にしたいとのことで、見学に来ている。
最初は農業員さん達は怪人が現れたと
ここねは両手に収穫したピーマンをコメコメに見せる。
ここね「コメコメ、ジュブリー。見て」
コメコメ「可愛いコメ!」
ゆい「ホントだ!」
ジュブリー「おおっ、とんがらしみたいで可愛いな!」
冬美「ピーマンは唐辛子の一種だから、ジュブリーの似てるっていう発言は間違いないかもね」
あまね「まさか、ピーマンにはこんなに種類があるとはな...」
農業で育てているピーマン畑には、緑の他にもパプリカの赤と黄色の三色で構成されていた。
ローズマリー「どれもこれも可愛いし、とっても美しいわ〜!!」
「「「有難う御座います!」」」
農業員A「私達農家は食べてくれる人の笑顔を思って、大事に育てているんです」
ゆい「へぇ〜!」
ローズマリー「愛が美しさの
どの野菜を育てるのも、食ってくれる人の笑顔や愛情を持って育てるのが基本。
農業員さんの話を聞いていたコメコメは、どことなくピーマンに対する愛情を覚える。
農業員B「あのカフェに、うちのピーマンを使った料理もありますよ」
眼鏡の農業員さんに案内されたのは、農園に
メニューのテンプレートには、全てピーマン料理が記載されてあった。
らん「ふえぇー。皆美味しそ〜!!」
ゆい「ううっ。ハラペコった〜!」
あまね「ここね、食べられそうか?」
ここね「うん。今、
ローズマリー「自分から食べる気になったのね...」
それから数分後、ここ音が自ら注文したとされるピーマンの肉詰めが用意され、箸で摘むと詰められた肉による弾力が生み出される。
咲夜「そんじゃ、ジュブリー。二回目のピーマン料理実食、頼むぜ!」
ジュブリー「うん。もう食べられる様になったけど、此処はここちゃんとコメちゃんの為や!」
ここねとジュブリーが口に含めようとした瞬間、ピーマンの肉詰めがブロック状に変換されてしまう。
ゆいのハートキュアウォッチが警報音を響き渡らせ、画面にはピーマンの肉詰め個体が移っていた。
ゆい「ブンドル団...!?」
ここね「何て事...!!」
冬美「よくも、せっかくのチャンスを台無しにしてくれたなぁ〜!あのポンコツロボットと軟体ドラ猫ぉ〜!!」
拳を強く握った冬美は
ここね「スピリットルー!ドランジャ!」
スピリットルー「
ドランジャ「テメェらは確か、キュアスパイシーとキバーラの変身者...俺達に何の用だ?」
冬美「聞かなくても分かってるでしょ!?」
ここね「レシピッピを返して!」
ここねとジュブリーが抗議するも、スピリットルーとドランジャの目的は変わらない。
ドランジャ「ハッ!悪いがそれは...」
スピリットルー「断るごわす!くっ付くでごわす、モットウバウゾー!!」
モットウバウゾー『モットウバウゾー!!』
召喚したモットウバウゾーは中華鍋をベースとし、両腕はスピリットルーの両腕と両足同様、オレンジのステップドリルが付いている。
ローズマリー「デリシャスフィールド!」
ゆい「行くよ!」
俺達は変身に移行した。
□
変身バンクBGM『林ゆうき/竜の戦士』
「「「プリキュア・デリシャスタンバイ!パーティーゴー!!」」」
□
ゆい「にぎにぎ!」
コメコメ「コメコメ!」
ゆい「ハートを!」
コメコメ「コメコメ!」
□
ここね「オープン!」
パムパム「パムパム!」
ここね「サンド!」
パムパム「パムパム!」
□
らん「くるくる!」
メンメン「メンメン!」
らん「ミラクル!」
メンメン「メンメン!」
□
あまね「フルーツ!ファビュラス・オーダー!」
□
「「「「シェアリンエナジー!」」」」
コメコメ「コメ〜!」
パムパム「テイスティ!」
メンメン「ワンターン!」
咲夜「ブフォッ!?」
□
フィナーレ「トッピング!ブリリアント!シャインモア!」
□
コメコメ「コメコメ!」
パムパム「パムパム!」
メンメン「メンメン!」
プレシャス「熱々ご飯で漲るパワー!キュアプレシャス!美味しい笑顔で満たしてあげる!」
スパイシー「ふわふわサンドde心にスパイス!キュアスパイシー!分け合う美味しさ焼き付けるわ!」
ヤムヤム「煌めくヌードルエモーション!キュアヤムヤム!美味しいの独り占め、許さないよ!」
フィナーレ「ジェントルに、ゴージャスに、咲き誇るスウィートネス!キュアフィナーレ!食卓の最後を、この私が飾ろう」
「「「「デリシャスパーティ♡プリキュア!」」」」
□
「「「「「変身!」」」」」
【カメンライド ディケイド!】
【ディエーンド!】
キバーラ「チュッ!」
『ROD FORM』
ディケイド「全てを束ね、全てを創る!仮面ライダーディケイド!旅の語らい始めようか!」
ディエンド「後を縋らず全てを撃ち抜く!新たな旅に悔いなき選択を!仮面ライダーディエンド!僕達の旅の行先は...僕達が決める!」
クウガ「ゼロから始まる古代のエナジー!仮面ライダークウガ!皆の笑顔は...俺が守る!!」
キバーラ「「世界に輝く女騎士!仮面ライダーキバーラ!
電王R「お前、僕に嘘に釣られてみる?」
ディケイド「全てを破壊し!」
「「「「全てを繋ぐ!」」」」
「「「「「我ら、仮面ライダー!」」」」」ドカーン!
□
Decade side
『はあああぁぁぁぁーーーーッ!!!!』
モットウバウゾー『ウバッ!』
出会い
ドランジャ「悪いが、スピリットルーの邪魔はさせねぇ。うらァッ!!」
背後が空きだらけになり、俺達は背後に回ろうとした矢先でドランジャが遠距離から腕を伸縮させて刺突攻撃を仕掛けてきた。
俺はライドブッカーをソードモードし、片腕の爪をブッカーソードを引っ掛ける。
もう片方の爪も冬美が召喚したガルルセイバーでタイタンフォームに超変身した雄大が、タイタンソードの剣先で
その隙にウラタロスがデンガッシャーからオーララインを伸縮させ、鉤爪を両足に引っ掛ける。
ドランジャ「何ッ!?」
【アタックライド ブラスト!】
ディエンド「ふっ!」
ドランジャ「...なーんてなぁ。らァッ!!」
ゼロディエンドライバーの銃弾よりも早く、ブッカーソードとタイタンソードを上に弾くドランジャは迅速な動きで両腕を戻す。
その反動で俺と雄大は大きくよろめいてしまい、地面に突き刺した爪をドリルの様に回転させる。
激しい
クウガ「超変身!」
【フォームライド ジオウⅡ!】
『ジオウ!ジオウ!ジオーウ!Ⅱ!!』
タイタンソードをペガサスボウガンに変化させた雄大はペガサスフォームに超変身し、目を
俺もジオウⅡにカメンライドした俺は即座に未来予知能力を発動させると、地面から出て来たドランジャが土煙を巻き上げながら現れ、体を回転させて俺達に斬撃を与える。
悪いが、出て来た位置が特定した時点でお前は蜂の巣だ。
『ジカンギレード!ジュウ!』
『タイムチャージ!5...4...3...2...1...』
俺はワールドファインダーから片仮名でケンの字面が刻まれた剣『ジカンギレード』を召喚し、刀身『ギレードエッジ』を
銃モードにした上で特殊攻撃発動スイッチ『ギレードリューズ』を押してリミッター解除。
カウントダウンと同時に地面に亀裂が入った。
『...ゼロタイム!』
『スレスレ撃ち!!』
ドランジャが地面から出て来るより先に迅速な動作でペガサスボウガンのグリップを引いてトリガーを引く。
未来予知の通り、ドランジャは体を回転させてペガサスボウガンから放った矢と、銃口『ギレードマズル』から吐き出した文字型のエネルギー弾ごと斬り払う。
ディケイド「伏せろッ!!」
瞬時に俺の合図で後ろに仰反った冬美はバッシャーマグナムを手に、レグレットはしゃがみ込む直前に取り出したライダーカードを読み取り装置『ライドリーダー』に装填する。
【アタックライド ブラスト!】
ディエンド「ふっ!」
ドランジャ「ぬぅっ!?」
キバーラ(冬美)「動かないで。動くと痛いよ?」
ゼロディエンドライバーのブッカーマズルから吐き出したシアンの追尾弾を真横に斬り裂いたドランジャを、冬美が召喚したドッガハンマーのトゥルーアイを開眼させて動きを封じる。
ドランジャ「へっ!こんなモン、数秒で————『ジオウサイキョウー!』!!」
俺はサイキョーギレードのメーンユニット『ギレードキャリバー』のレバーを上げると、フェイスに描かれた『ライダー』の文字が『ジオウサイキョウー』に置き換わる。
『覇王斬り!』
ディケイド「らぁッ!!」
ドランジャ「ぐおぁッ!?」
インディアンな攻撃待機音声が流れ、引き金『サイキョートリガー』を引いて刃『サイキョーエッジ』から七色の斬撃波を飛ばす。
腕を交差させたドランジャは後方へ大きく吹っ飛ぶも体勢を整えつつ爪を食い込ませ、爪跡が残るくらいに反動を抑える。
モットウバウゾー『ウババババババババーーーッ!!』
その一方で、モットウバウゾーも駆動音と共に回転させたステップドリルをプレシャス達に突き出す。
防御体勢となったプレシャス達は腕を交差させて視界を塞ぎ、更に地面に連続で突き出す光景はモグラ叩きを連想とさせた。
ブラックペッパーも加勢し、両手を翳して放ったエネルギー弾を三発お見舞いして一時的に
プレシャス「今だ!」
怯んだところを一斉に畳み掛け、モットウバウゾーを転倒させた。
スピリットルー「負けるなでごわす!頑張れー!頑張れー!ウ・バ・ウ・ゾー!ファイトファイトー!ファイトファイトー!ド・ラ・ン・ジャー!!」
モットウバウゾー『モットウバウゾー!!』
スピリットルーの応援の力でドランジャとモットウバウゾーにオレンジ色のオーラが纏われる。
丸い形状と化したモットウバウゾーは自らの体を前転させてプレシャス達に襲い掛かる。
その威力は言わずもがな、デリシャスフィールドの岩山を一瞬にして粉砕する程の威力を持っていた。
ドランジャ「力が
ドランジャ「流石はウォブリーの息子だな。動きが俊敏すぎていけねぇなァッ!」
ジュブリー「僕が得意なのは、格闘技だけやないで!!」
追い討ちを掛けんばかりに実体化したジュブリーがドランジャに踵落としを繰り出すが、伸縮した腕によるカウンターを追尾式で喰らってしまう。
カウンターで下顎にクリーンヒットしたジュブリーはバク転。距離を取りつつも地面に着地し、両手を広げて無数の羽を飛ばした。
ドランジャ「こんなもの、俺様には...『ウオリャアアアアアアアアッ!!!!』いよっと!」
ドランジャは再び両腕を伸縮させ、背後から不意打ちを仕掛けてきたジュニラムの突進は避けられ、ジュブリーが飛ばした羽を
ジュニラム『イテテ...大丈夫、ラム君?』
ジュブリー「僕は大丈夫や。それより、ドランジャは?」
ジュニラム『又、地中ニ潜ッタミタイ...』
俺は再び未来予知を発動し、今度は地中からドランジャの両腕による斬撃が俺達を圧倒する光景を目にした。
ディケイド「...地中から来るぞ!攻防に備えろ!」
ローズマリー『ウラタロス、モモタロスに交代よ!』
電王R「了解!」
『SWORD FORM』
クウガ「超変身!」
俺の掛け声でライダー組全員が警戒体勢に入り、電王はソードフォームにチェンジ。
冬美はガルルセイバーとキバーラサーベルの二刀流で構え、雄大は再びタイタンフォームに超変身。
ディエンド「雑な扱いだけど、君には盾役として
【カメンライド ガイ!】
三原色の人影がライダーを形作り、犀を模した灰色のミラーライダーが実体化される。
重厚な西洋
本性は残忍かつ凶悪。ゲーム感覚で命を
壁貼りとして『バリア』があるが、範囲が少ないためにガイを選抜したのだろう。
ディケイド「ぐっ!?」
地面に亀裂が入り、砂煙を巻き上げながらドランジャの両腕が突き上がる。
獲物を捕らえるは蛇の如く、執念深く伸縮自在に軌道を変えて行く。
俺達はそれぞれの武器で受け流し、レグレットはガイの装甲の中で最も強固な部分『メタルチェスト』で防ぎながら銃撃。
その間に俺はジカンギレードとサイキョーギレードを『サイキョージカンギレード』として合体させ、逆手で持って剣先を下に向ける。
立て続けに取り外したギレードキャリバーをジカンギレードの
『キング!フィニッシュタァーイム!!』
仕上げに三度目の未来予知を発動。視点には足元からドランジャの両足が俺に襲い掛かってきた。
両腕を囮に使って、その隙に旋回させた足の爪先で俺を貫通させるって戦法か。
距離は僅か20cm程度。駆動音が間近になってきたところで、俺はドランジャの位置を把握する。
ディケイド「其処かァッ!?」
『キングギリギリスラッシュ!』
ジカンギレードのグリップ部分『グリップコネクター』にあるトリガー『ブレークトリガー』を引き、地割れの様に地面を一直線に切り裂く。
ドランジャ「うおわぁっ!?」
俺は全身を右側に
だが、ドランジャは両足で白刃取りをしながら、最大まで旋回させた爪先で長大した光の刃を見事に叩き折ってみせた。
歯を食い縛り、サイキョージカンギレードを投げ捨てる。
【ファイナルアタックライド ジ、ジ、ジ、ジッオーウ!】
『トゥワイスターイムブレーク!!』
ディケイド「うおりゃあッ!!」
ドランジャ「ふっ、にゃああああーーーッ!!」
透かさずジオウのファイナルアタックライドカードを装填し、左手で
それを承知の上でドランジャは不敵な笑みを浮かべ、伸縮した腕を新幹線にも及ぶ一気に振り下ろした右ストレートパンチを同時に放った。
クロスカウンター狙いかと思って、俺は頭部を右側に捻って受け流そうとしたが、それが大きな間違いだった。
ディケイド「なっ...!?」
ドランジャの最大の目的はジオウⅡのアンテナ部分であるプレセデンスブレードを破壊し、未来予知能力を無力化させる事であった。
それを破壊されてしまえば、未来予知を使えなくなってしまうのも同然だ。
キバーラ(冬美)「アキノリ、避けて!はあああーーーッ!!」
ドランジャ「何度来ようが同じだ!」
予想外の展開に俺は仮面の下で一瞬だけ動揺してしまうが、粒子の翼で飛翔した冬美が飛び蹴りを放とうとする。
キバーラ(冬美)「ふんっ!」
ドランジャ「何ぃッ!?がぁ...ちぃッ!!」
ドランジャが伸縮した腕で刺突しようとしたが、キバーラサーベルで受け流した事で事なきを得た。
背後から追撃してくる両腕よりも早く飛び蹴りが直撃し、更には自身の腕をまともに喰らったドランジャは後方に砂塵を巻き上げて大きく吹っ飛んだ。
直前に冬美はドランジャの体を蹴ってのバク宙で攻撃を
同時に盾役としての役目を終えたのか、ガイは消滅する。
スパイシー「逃げてるだけじゃ駄目だ。皆は前へ!」
モットウバウゾー『ウバッ!?ウババーッ!!』
プレシャス「スパイシー...!」
ヤムヤム「やるぅ〜!」
一方でスパイシーの掛け声でプレシャス達は岩壁に身を
前転して襲い掛かるモットウバウゾーを跳ね返した。
キバーラ(冬美)「アキノリ、大丈夫?」
ディケイド「有難な冬美。お陰で助かった...まさか、ジオウⅡの未来予知能力を無力化させてくるとはな。洞察力も
冬美に気遣われながら、俺はカメンライドを解除してディケイドの姿に戻る。
ドランジャは俺達が今まで戦ってきたバグスターより遥かに上だ。恐らく何らかの機能を
スピリットルー「ふん!確かにやるでごわす」
ドランジャ「中々良い連携プレイじゃねぇか、仮面ライダー。だが、攻撃の範囲はこっちが上だ!」
キバーラ(冬美)「あんた達の
スパイシー「レシピッピを返して!」
スパイシーと冬美の抗議に、スピリットルーとドランジャはまるで理解出来ていなかった。
スピリットルー「何故でごわす?苦いピーマン料理がなくなれば、皆嬉しい筈でごわす!」
ドランジャ「お前らも嫌いな奴に会いたくねぇと思った事が一度はあるだろ?それと同じさ」
プレシャス「そんな事ない!ピーマンは美味しいよ!」
ブラックペッパー「栄養も豊富だ!」
プレシャスが顔面に鉄拳を喰らわせ、品田がエネルギー弾を右側のドリルに着弾させて
ヤムヤム「食物繊維もあるし!」
フィナーレ「ビタミンCも含まれている!」
ローズマリー『美容にも良いわ!』
電王S「でえりゃあッ!!」
ヤムヤムのドロップキックとフィナーレの回転蹴りが炸裂し、憑依中のローズマリーが締め括りでモモタロスがオーラソードでドランジャの爪を受け流す。
クウガ「確かにピーマンは苦いけど!」
ディエンド「諦めずにチャレンジする子供だって、世界に御満と居る!!」
ペガサスフォームに超変身した雄大とレグレットがモモタロスの肩を足場にして飛び上がる。
銃撃を浴びせて背後へと周り、再度タイタンフォームに超変身した雄大がタイタンソードで古代エネルギーを流し込む。
レグレットは素早くゼロディエンドライバーにライダーカードを装填し、トリガーを引いた。
【カメンライド ローグ!】
『割れる!喰われる!砕け散る!クロコダイルインローグ!オーラァ!(キャー!)』
三原色がライダーの姿を形作り、実体化したのは紫を基調とした水色の複眼を持つライダー。
両肩と頭部のは
【アタックライド クロスアタック!】
『クラックアップフィニッシュ!』
大義の為に戦う『仮面ライダーローグ』は、クロスアタックのライダーカードの効果で水色のベルト『スクラッシュドライバー』のスパナを模したレバー『アクティベイトレンチ』を押し上げて必殺技を発動。
右足に纏われた鰐のエネルギーでダメージを与えたドランジャを捕捉した上で投げ飛ばし、ジュブリーが上段蹴りで打ち上げる。
電王S「よし、てんこ盛りだ!」
『モモ・ウラ・キン・リュウ』
『CLIMAX FORM』
ディケイド「こっちだって!」
【フォームライド アギト トリニティ!】
最後にローズマリーがケータロスを操作してクライマックスフォームに、俺がライダーカードを装填。
姿はアギトの基本形態である『グランドフォーム』そのものだが、右側はフレイムセイバーを手に持つ赤い腕が。
左側は
電王「うおおっ、お前もてんこ盛りになれんのか!?」
ウラタロス『っていうかこれ、僕達がアキノリとは違うディケイドが変化したライダーだよね?』
キンタロス『まさか、こっちもてんこ盛りになれるとはな!てんこ盛りライドパート1とでも言ったとこか?』
リュウタロス『わーいわーい!アキノリもてんこ盛りだー!』
ディケイド「まぁな。お前らより一つ足りてないだけだが、この姿になると割と動き
左右非対称の腕を持つアギトの中間形態『トリニティフォーム』となった俺はフレイムセイバーとストームハルバートの剣先を地面に突き刺し、風を司る奇跡の拳『サイクロンナックル』に生成した風を最大限に溜め込む。
更にはもう片方の炎を司る奇跡の拳『バーニングナックル』の
ディケイド「トリニティテンペスト!!」
地面に
偶然に翳したのが地面だったのか、
『CHARGE&UP』
電王「必殺、俺達の必殺技!クライマックスバージョン・パート3!」
セタッチしたライダーパスを投げ捨てた電王が、俺の必殺技 クライマックスバージョンの構えに入る。
ドランジャ「こんなもの、クソッ。前が見えねぇ...!!」
電王「てぇい!でりゃあッ!うりゃああああッ!!」
パート3という事で、風車の如く回転させたデンソードでドランジャを左右に斬り付け、真正面にデンガッシャーを振り下ろす。
キバーラ(冬美)「今だ!ソニック...スタッブ!!」
強く警戒していたドランジャだったが、砂嵐によって視界を奪われていた。
その好機を逃さなかった冬美は紫の翼で熱砂の竜巻に特攻していき、すれ違い様にキバーラサーベルで切り裂いた。
ドランジャ「し、しまった...!!」
キバーラ(冬美)「あたしのピーマン克服大作戦を邪魔した事、地獄の業火に焼かれて反省なさい!」
ドランジャは切れ目を入れられた着ぐるみごと熱風にその身を焼かれ、熱砂の竜巻の中で苦鳴を上げた。
流石に消滅までは至らなかったが、より致命傷に近いダメージを与える事は出来た。
スパイシー「それに、農家さんの愛情も!」
パムパム「そうパム!」
スピリットルー「苦けりゃ同じでごわす!」
モットウバウゾーが前転させて向かって来た。
スパイシーは前に出て、パンバリアを展開する。
スピリットルー「ドリルで打ち抜いてやるでごわす!」
『最初からやれ』とも言わんばかりに両腕のドリルを旋回させ、バンバリアと拮抗。
激しく火花が散る中、バンバリアに罅が入り始める。
スパイシー「どんな食材もお料理も、なくなっていい物なんてない!『クラスティ・パンバリア』!!」
完全に砕け散る直前だったパンバリアが緑色のバリアに変化し、防御力を底上げしてモットウバウゾーを弾き飛ばす。
フィナーレ「プリキュア!フィナーレブーケ!」
ヤムヤム「バリバリカッターブレイズ!」
プレシャス「2000キロカロリーパーンチ!!」
モットウバウゾー『ウバーッ!?』
回転が収まったところを必殺技の連続攻撃を畳み掛ける。
フィナーレブーケとカッターブレイズで迎撃し、最後に2000キロカロリーパンチで地面に大きく減り込ませた。
相変わらず亀裂が入る程の威力だな。
スピリットルー「ごわす!?」
ディケイド「よし、トドメだ「ちょっと貸して!」おい、ちょっ...!?」
俺はそのままトドメに移行しようとマスクドジャーニーミキサーを実体化させた刹那、冬美が火傷を負いながらもそれを分捕って地面に降着してきたのだ。
キバーラ(冬美)「使い方は大体分かってる。行くよ、スパイシー!」
スパイシー「うん!」
□
スパイシー「キュアスパイシー!ハートジューシーミキサー!」
キバーラ(冬美)「仮面ライダーキバーラ!マスクドジャーニーミキサー!」
「「シェアリン!エナジー!ミックス!!」」
パムパム「パム〜!!」
スパイシー「プリキュア・デリシャススパイシーベイキン!!」
キバーラ「ライダー・トランスディメンションバーグラー!!」
モットウバウゾー「お腹一杯!」
キバーラ(冬美)「此処で一つ豆知識。ピーマンはコロンブスによってその種を持ち帰った事から広まったらしいよ。それじゃあ皆...」
「「「ご馳走(お粗末)様でした!」」」
ピーマンの肉詰めのレシピッピ「ピピ〜!」
□
Decade side
スパイシー「お帰り...!」
スピリットルー「分からん。人間は何故、苦い物を
ピーマンの肉詰め個体がスパイシーのハートキュアウォッチに格納され、事件は収束した。
ドランジャ「お前ら...!よくも、やりやがったな...!!」
ジュブリー「あんにゃろう!あれだけのダメージを受けても、まだ立てるのか...えっ!?」
ディケイド「どうしたジュブリー...なっ!?」
頭を抱えながらも理解が追い付かないスピリットルーが姿を消すと、火傷を負いながらもドランジャがよろよろと起き上がって俺達を
だがその姿を見た俺達は
その姿は黄色い目を覗かせる金属製の黒いロボットそのもので、全身に身を纏っているのは
尻部に垂れ下がっている尻尾で強く地面に波打つドランジャ。
奴の正体は猫の皮を被り、鼠の骨格を纏った
ディエンド「骨?しかも、あれは鼠の骨格だ...」
クウガ「本当に、あのドランジャなのか?」
キバーラ(冬美)「...やっぱりね。思った通りだった」
ドランジャの正体に関して疑問に思う中、冬美は予想外の言葉を吐く。
ディケイド「どういう事だ?冬美」
キバーラ(冬美)「ドランジャは自分の腕が直撃した際に動揺してた。まるで自分の正体を必死に隠してる様なリアクションだった...それで試しに剣先で数
冬美が証拠として見せたのは、ゴムの如く手を自在に伸縮させる深緑色のエナジーアイテム『伸縮化』だった。
ディケイド「これは、エナジーアイテム...!?」
キバーラ(冬美)「そう。四肢の伸縮能力はこれのお陰ってわけ。因みに地中であたし達を正確に攻撃してきたのはこっちの方...」
ディエンド「それは
キバーラ「そういう事。やぁッ!!」
伸縮化のエナジーアイテムをずらして見せたのは、左目が光っている紺色のエナジーアイテム『慧眼』。
そのままコイントスの要領で弾き、キバーラサーベルで二枚のエナジーアイテムを切り裂く。
これでドランジャの能力の種は完全に根絶された。
キバーラ(冬美)「悪いけど、もうあんたにこの能力を使わせる訳にはいかない。これ以上強くなられたら、こっちが面倒になるだけだから」
ドランジャ「この俺様を追い詰めるだけでなく、正体と能力まで暴くとはな。あの気持ち悪い姿になった電王と同じくらいにやるじゃねぇか...せめて名前だけでも聞いといてやるよ」
キバーラ(冬美)「光 冬美。それがあたしの名前...言っとくけど、無理に覚えなくてもいいから」
ドランジャ「光 冬美か、いい名前持ってんじゃねぇか。その名前覚えといてやる...それとウォブリーの息子に電王!お前らも首洗って待っとけよ?」
新たな因縁を付けられ、ドランジャはデリシャスフィールドを後にした。
ディケイド「ドランジャバグスター...その正体がまさかのロボットだったとはな」
ディエンド「うん。流石の僕も驚きを隠せなかったよ」
俺とレグレットはドランジャの正体に関して話し合っていると、プレシャスの腹の虫が鳴り響いた。
プレシャス「ハラペコった〜!」
スパイシー「私も...」
プレシャス「そうだ、拓海も何か作ってるかも。三人の為に今日のレシピ考えるって言ってたんだ!」
ヤムヤム「そしたらさっきのお料理をテイクアウトして、拓海先輩と一緒に食べよー!」
ローズマリー『良いわね、それ!』
実はこっそりと立ち去ろうとした品田が、慌ててデリシャスフィールドを後にしたのは言うまでもないだろう。
全く死刑囚行方不明事件といい、ドランジャの正体といい、今は警戒を
□
Sakuya side
ゆいの家にて、ジュブリーとここねはカフェでテイクアウトしたピーマンの肉詰めを口に運ぶ。
俺達は真剣な目で見守る中、咀嚼し終えた肉詰めを飲み込む。
さて、
ここね「...美味しい!」
ジュブリー「美味い!」
『やった(いよっしゃあ)ー!!』
ピーマンの生態を知れた甲斐があり、二人のピーマンの克服は達成した。
俺達は両手を上げながら喜んだ。
ゆい「やったね、ここねちゃん!」
コメコメ(人間体)「コメ!」
パムパム「カッコいいパム〜!」
咲夜「ジュブリーもよくやったな」
ジュブリー「''よくやった''って、僕はこれで二回目やで?」
俺は父親らしくジュブリーを褒めるとコメコメはピーマンの肉詰めに目を付けて警戒する。
ここね「...食べてみる?」
コメコメ(人間体)「...コメ」
コメコメにとっては、二回目のピーマンチャレンジとなる。
慎重に
コメコメ(人間体)「美味しいコメ!」
『うおおおおおおおお〜ッ!!』
拓海「ほい。
冬美「こっちは牡蠣の唐揚げだよー」
笑みを浮かべたコメコメもピーマンの克服が達成されると、俺達は黄色い歓声を上げた。
そして丁度良いタイミングで品田特製の青椒肉絲と、冬美特製牡蠣の唐揚げがテーブルに置かれる。
本人によると、今回は二人が共同で作ったとのことだ。
ローズマリー「それじゃ、私達も一緒に...」
『いただきます(タードラえモンゴル)!』
ここね「これも美味しい...!」
ゆい「デリシャスマイル〜!!拓海、冬美ちゃん、有難う。すっごく美味しいよ〜!!」
拓海「ま、今回は俺と光が共同で作った自信作だからな!」
品田としては珍しく、ゆいに対して自慢気である。
自分の料理を美味く食ってくれたみたいで何よりだ。
あまね「農家さんや漁師さんが愛情を込めて、作ってくれてると思うと更に美味しいな」
らん「はう〜!
ここね「美味しいが増えると楽しい...」
コメコメ「コメ〜!」
自分の思いを口にしたここねの表情は、笑顔で満ち
□
キバーラ(冬美)「赤くて真っ赤なトマトジュース!あたしと、乾杯!」
オリジナルED曲2『ココロデリシャス』
□
次回、デリシャスパーティ♡プリキュア ~破壊者の食べ歩き~
コメコメ(人間体)「コメコメの尻尾と耳を、らんの発明で消しちゃってほしいコメ」
らん「皆と違うところを良いって思えたら、きっとハッピーがマシマシになっちゃうよ!」
ジュニラム『僕ハオリジナルノゴウラムヲ越エルモノ、ソレガッ!ゴウラムJr.トシテノ、生キ様ダアアアアッ!!!!』
ナルシストルー「お前達の下らないパーティーも、今日でお開きだ!」
第二十七品:コメコメ大変化!?らんのハッピー計画/ジュブリーとジュニラム!秘められしジュニアの称号!
全てを破壊し、全てを繋げ!
次回、らん博士の開発!?
如何でしたでしょうか?今回はコロンブスという事でゴーストにカメンライドする予定でしたが、冬美ちゃんがお化け嫌いである事もあって、代わりとして豆知識にしました。
次回はらん博士の発明とジュニラムの『ジュニア』の意味が明らかに!?次回もお楽しみに!
初使用したカメンライド
なし
召喚したライダー
ローグ(ピーマン嫌いであるため選抜)
~ソルトルーのオリジナルガシャット~
なし
KAMEN RIDE
-昭和-
X、アマゾン、スカイライダー、ストロンガー
-昭和(ネオライダー)-
真、ZO
-平成1期-
補完完了
-平成2期-
補完完了
-令和-
補完完了
-TVシリーズ外-
仮面ノリダー、ホッパー1号(The First版1号)、ホッパー2号(The First版2号)、ホッパーVersion3(The Next版V3)、G、アマゾンズ(オメガ、アルファ、ネオ)、ミライダー(クイズ、キカイ、ギンガ)、BLACK SUN、第1号
デパプリ破食で王蛇サバイブの登場は...
-
してほしい
-
してほしくない
-
やな予感しかしない...
-
なんなら思う存分暴れてくれ
-
ジェノサイダーのサバイブ化を期待