デリシャスパーティ♡プリキュア ~破壊者の食べ歩き~   作:ライノア

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お待たせ致しました。二十八話 後編です。


第二十八品後編:シェアする喜び、歩くライダー大図鑑

【フォームライド オーズ ガタキリバ!】

【フォームライド ビルド ニンニンコミック!】

『ガータガタガタキリガッタキリバ!』

『忍びのエンターテイナー!ニンニンコミック!イェイ!』

 

俺の雄叫びに応じたBはガタキリバコンボに、Cは黄色と紫のビルドにカメンライドする。

漫画のページに描こうとしているペンと十字手裏剣を模した複眼、紫のマフラーが肩から伸び、胸部装甲と右足のブーツはペンを連想させる。

『ビルド ニンニンコミックフォーム』となったCは逆手で持っている剣先がペンの切っ先、黄色い刀身には4コマ漫画が描かれている武器『4コマ忍法刀』のトリガー『ボルテックトリガー』を引く。

トリガーを引いた回数に応じて、四つの忍法を選択出来るのだ。

 

『分身の術!』

 

トリガーを一回押し、忍法作動装置の一つ『一のコマ・分身』が赤く発光。

再度トリガーを押す事で分身の術が発動し、武器使用者であるCの分身体が六体出現する。

ニンニンコミックの方は人数が割と控えめだが、カメンライドした分身が五人以上もいれば手数は十分に足りる。

 

ディケイドB「ブレンチシェイドMAX50!」

 

Bもブレンチシェイドを発動させて最大50人に分身する。

これで準備は整った。ガタキリバとニンニンコミック達はフォームライドのカードを取り出す。

 

ガタキリバ&ニンニンコミック『変身!!』

【フォームライド ゼロゥワァン...シャイニングアサルト!】

『Warning, warning, this is not a test!ハイブリッドライズ!シャイニング!アサルトホッパー!この一撃から逃れる術はない(No chance of surviving this shot.)

 

紺色のパーツが追加されたシャイニングホッパーのライダーモデルが頭上に浮遊した状態で現れ、胴体から放たれた光を浴びて素体(トランジェント)形態となったガタキリバに各部パーツに分離。

変形して被さる様に装着される。

 

【セイバー!ドラゴニックナイト!】

『Don`t miss it!(The knight appears. When you side,)ドメタリックアーマー!(you have no grief and the flame is bright.)ドハデニックブースター!(Ride on the dragon, fight.)ドハクリョックライダー!(Dragonic knight.)ドラゴニックナイト!即ち、ド強い!』

 

背後に出現した大型ワンダーライドブックから飛び出した白銀の装甲が、ニンニンコミックに(まと)われる。

剛健で光り輝く白銀の甲冑(かっちゅう)を纏った騎士のような外見。炎をイメージした複眼は左右対称の鋭利な形状となり、色合いも黄色のグラデーションが消えて赤一色に変化している。

又、左腕には専用武器としてブレイブドラゴンの顔を模した武装速読機『ドラゴニックブースター』が握られていた。

今、二人が変身したのは『ゼロワン シャイニングアサルトホッパー』と『セイバー ドラゴニックナイト』。

 

【リバイ!バリッドレックス!】

『リバ・バ・バ・バ・バイ!リバイ!』

【ビルド スパークリング!】

『シュワっと弾ける!ラビットターンクスパークリーング!イェイイェーイ!』

【ゴースト グレイトフル!】

『ケンゴウハッケンキョショウニオウサマ!サムライボウズニスナイパー!ダ〜イ〜ヘン〜ゲ〜!!』

 

バリッドレックスに変身したガタキリバの左右のニンニンコミックが新たな形態のビルドとゴーストに変身する。

赤と青のハーフボディが俺に挟まると、炭酸の飛沫(しぶき)が飛ぶ。

ラビットタンクフォームに新たなメインカラーの白が追加。

装甲は炭酸の刺激のイメージがギザギザになり、上半身の一部に泡の様な白いドットが表れている。

黒と金をベースにした豪華な鎧を纏うゴーストの素体形態。

ワールドファインダーから飛び出したニュートンやビリーザキッドを含めた15体のパーカーゴーストが浮遊しながら各部装甲に宿る。

偉人のシンボルマークが遇らわれると、頭部にはパーカーゴーストの意匠が表れていた。

弾ける炭酸パワーで強化した『ビルド ラビットタンクスパークリングフォーム』と、偉大や最大級の意味に相応しい豪華絢爛(ごうかけんらん)な『ゴースト グレイトフル魂』。

それでもカメンライドの嵐は止まない。

 

【ジッオーウ!Ⅱ!】

『ジオウ!ジオウ!ジオーウ!Ⅱ!』

【ウィザード!エレメンタルドラゴン!】

【エグゼーイド!マキシマム!】

『マキシマームパワー!エーックス!!』

 

エレメンタルドラゴンとジオウⅡになったニンニンコミックに続き、二人のガタキリバもカメンライド。

エグゼイドの顔を模した装甲が等身大のパネルを潜り抜けてエグゼイド レベル2になったガタキリバの頭上に出現。

即座に包み込むと両腕と両足、頭部が飛び出す。

最大級のパワフルボディでリプログラミングを駆使して戦況を(くつがえ)す『エグゼイド マキシマムゲーマー レベル99』。

 

【ブレイド!ジャック!】

『Fusion Jack.』

 

金色が混じったオリハルコンゲートを潜り抜けた最後の一体のガタキリバはブレイドにカメンライド。

唯一の相違点としては頭部と胸部装甲が金色に変色し、背部には赤い飛膜(ひまく)を持つ銀の両翼(りょうよく)を背部に背負う『ブレイド ジャックフォーム』と化した。

それに合わせてナルシストルーの足元からは多種多様のバグスター戦闘員やバグスターユニオンが魑魅魍魎(ちみもうりょう)と沸き出す。その数は約数千体までに及ぶ。

 

キバーラ(冬美)「この数はキリがない。でも...!」

クウガ「此処で今更退くなんて出来ないよな!」

ディエンド「もう少しの辛抱だ。皆、最後まで気を抜かないで!」

 

レグレットの声を皮切りに、仕上げとしてバリッドレックスの背後に巨大な卵パックが出現。

卵を模したカプセルが次々と割れると、プテラゲノムやジャッカルゲノムのリバイスだけでなく、ティラノサウルス、大鷲(おおわし)、メガロドン、ライオン、ゴリラ、カマキリ、マンモス、ブラキオサウルスといったリミックス形態が召喚される。

これだけあれば十分だ。本体である俺は、ブッカーソードを天に掲げてバグスター軍団の方へ向けながら叫ぶ。

 

挿入歌『北川理恵・五條真由美・Machico/NO PRIDE NO LIFE!』

 

ディケイドA「行くぞ、野郎共!俺達に続けェェェェッ!!!!」

ガタキリバ・ニンニンコミック達『うおおおおおおおおおッ!!!!』

 

二人ライダー大戦率いる俺達ライダー軍団と、ナルシストルーが召喚したバグスター軍団と激突する。

カメンライドしていないガタキリバ達はリミックス状態のリバイス達の背中に乗り込むと、電撃を一斉に放ってバグスターを一掃、前列のバグスター達を牽制(けんせい)させたところで分身する。

リミックス形態のリバイス達の背中を強く蹴り上げて更に上から電撃を放ちつつ、至近距離になったところをカマキリソードで次々と切り裂いていく。

 

リバイスイーグルは羽ばたかせた翼から発生した突風。リバイスマンモスは鼻から噴射した冷気でバグスター達を怯ませると、他のリミックス形態のリバイス達が一気に畳み掛ける。

リバイスレックスは尻尾で薙ぎ払い、リバイスライオンは強靭な爪で切り裂き、リバイスメガロドンはジュニラムと共に空中を浮遊しつつ鋭利な尾鰭(おびれ)で打ち上げ体当たりを仕掛ける。

リバイスコングとリバイスブラキオは両腕と長い首で振り下ろし、砂塵(さじん)を切り抜けたリバイスカマキリは両腕の鎌で一刀両断にする。

リバイスジャッカルが滑走しながらバグスター達を翻弄している間に、リバイスプテラに乗っていた雄大が蜂の巣にしつつペガサスボウガンで撃ち抜いていく。

 

ゴッソリウバウゾー『ゴッソリウバウゾー!!』

 

ゴッソリウバウゾーの弾幕を電撃で処理する方とバグスター戦闘員達を切り裂く方へ分担するガタキリバ達。

其処へ加勢に入ったジオウⅡが未来予知能力を駆使して弾幕が着弾しそうな位置を把握すると、銃モードにしたジカンギレードの光弾で次々と相殺していく。

間合いを詰めたバグスター戦闘員は柄で殴って剣先を当てがい、背後からもう一体も肘打ちで怯ませて当てがわれた戦闘員ごと斬り伏せる。

そんな中、ゼロディケイドライバーの電子音声が響く。

 

【フォームライド オーズ タジャドル!】

『タ〜ジャ〜ドル〜!』

 

タジャドルコンボとなったガタキリバが背面に光翼(こうよく)を展開して赤い羽を模した発光弾を無数に放つ。

爆炎を切り抜け、六枚の翼で正面からタジャスピナーが吐き出す火炎弾でバグスターユニオンの一体を怯ませ、光翼を羽ばたかせた冬美がキバーラサーベルとガルルセイバーの二刀流、滑空したジュブリーがチェーンソーモードにしたバグヴァイザーⅢでバグスターユニオンを切り裂いて消滅させる。

 

そのまま着地したと同時に通り過ぎたのは、赤いドラゴン『ブレイブドラゴン』に(またが)っているB本体と、ガタキリバの一体が変身したとされるドラグレッダーに乗っていたディケイド龍騎。

 

【アタックライド ストライクベント!】

「「はァッ!!」」

 

ブレイブドラゴンとドラグレッダーにバグスターユニオン達を任せる様に飛び降りた二人は、(かざ)した白銀の右手とドラグクローから左右に火炎を放つ。

 

ガタキリバB「シャインシステム、起動!」

 

ガタキリバゼロワンはゴッソリウバウゾーの弾幕を独自のシステムとして、オービタルユナイト内に組み込まれた『シャインシステム』。

青いエネルギー波動弾『シャインクリスタ』が展開し、クリスタ自体を突撃させながらビームを発射するオールレンジ攻撃を仕掛ける。

勿論味方には当たらない様に調整はしており、戦闘服を着たバグスター戦闘員の銃撃を集結させた

クリスタで雪の結晶の様な盾を貼り、360度(くま)なくビームが()ぎ払われる。

そしてシャイニングホッパーから引き継がれた2000ものパターンによる攻撃の幻影で惑わせた上でゴッソリウバウゾーに予測不可能な打撃を(たた)み掛ける。

 

ニンニンコミックA「ハイスピード!サンダー!」

 

エレメンタルドラゴンが高速移動でゴッソリウバウゾーの周囲を旋回すると、砂塵を渦巻く竜巻を発生させる。

一周する度に緑の落雷をゴッソリウバウゾーに浴びせ、三回目辺りで冬美がドッガハンマーを頭上よりも高く上げた事で黒雲が生成。

鼓膜が破れる程の雷鳴が轟き、緑と紫の落雷が周囲のバグスター戦闘員をも(ちり)と化す程の威力を誇る。

 

【アタックライド マッハ!】

【タックル!】

【メタル!】

【キック!】

 

其処へガタキリバの一体が変身したドライブのマッドドクターによって毒を治療されたと思われるジュニラムが特攻を仕掛け、高速移動をしつつ突進から蹴りの体勢に入ったガタキリバEと共にジェノサヴァイパーを大きく吹っ飛ばす。

 

クウガ「超変身!!」

 

ドミノ倒しの要領でバグスター戦闘員達が下敷きになったところを雄大が一時的にドラゴンフォームに超変身しつつバイス プテラゲノムの頭部を軽く蹴ってジェノサヴァイパーとの間合いを詰める。

間合いが詰まる直前に全身を一回転させながらライジングペガサスフォームに雷変身。

薙ぎ払われるライジングペガサスボウガンから吐き出された空気弾の雨が着弾したバグスター戦闘員達は、撃たれた箇所に古代文字が浮かび上がり爆散。

 

クウガ「うおりゃあッ!!」

 

最後にライジングタイタンフォームにチェンジし、間合いを詰めたところでライジングタイタンソードの先端を思い切りジェノサヴァイパーに突き出す。

後方で怯んでいたところをガタキリバの本体ことBがリバイスプテラに乗りながら突進する際にプテラゲノムの四隅(よすみ)に振り分けられた姿勢制御用回転翼『プテラゲノベイダー』によるローターの推力偏向(へんこう)で姿勢制御を行い、空中での自由自在な挙動を可能とする。

これにより激しい回転によって威力が増した空中回転攻撃に主回転翼『プテラゲノムフローター』の前部から放つフォトンを利用した光弾『プテラキャノン』で遠距離にいた翼竜型のバグスターユニオンを四方八方に撃ち抜き、更にジェノサヴァイパーを後方へ吹っ飛ばす。

 

【アタックライド ショルダーファング!】

『ジオーウ!サイキョーウ!覇王斬り!!』

 

ファングジョーカーが投擲(とうてき)したショルダーファングとジオウⅡの覇王斬りで前面にいた左右のバグスター戦闘員達を薙ぎ払い、大地を踏み込んだスパークリングが赤と青のラインを描く様に高速移動。

赤い左脚部『クイックフロッセイレッグ』で周囲に発生させた小粒の泡『ラピッドバブル』を足場にし、左脚首に備えられたバトルシューズ『ラビットフットシューズ』で一気に蹴り上げる直前に運動速度を急激に引き上げた上で高速移動に至る。

足裏にキャタピラが組み込まれた右脚首『タンクローラーシューズ』を利用した蹴りで敵の装甲を削る事が出来るが、実際にそうじゃない。

敵を削りながら蹴るのではなく、攻撃と防御に優れた青い右脚部『ヘビーサイダーレッグ』に発生した破裂時に衝撃を(ともな)う泡『インパクトバブル』を纏ったヘビーな飛び蹴りを中央にいたバグスターユニオンを蹴り飛ばすのがスパークリングの目的だったのだ。

 

ガタキリバC「魂は...永遠に不滅だ!!」

 

ニンニンコミックBが偉人の力を活かした能力を駆使し、全身に英雄達の象徴たるエンブレムが表示されている鎧『アーマーサブライム』の能力で秘められた英雄の力を解き放つ。

先ずはリョウマ魂の『リョウマグリーブ』で有害な特殊攻撃を無効化した上で、ヒミコ魂の『ヒミコテクター』による浄化の炎でバグスター戦闘員達を消菌滅却。

ニュートン魂の『ニュートニックショルダー』による重力操作で引力で距離を中間くらいに引き寄せ、斥力(せきりょく)による反発力で地面に叩き付ける。

ノブナガ魂の『ノブナガード』でオレンジのグリップの付いた先端が腕を模した青い銃『ガンガンハンド』の幻影を左右に大量生成、ロビン魂の『ロビングリーブ』で射撃技を強化した上で上下左右に分身して一斉射撃。

ビリーザキッド魂の『ビリーガード』で攻撃の命中率を上昇させた上での高速射撃が百発百中に大当たりだ。それに加えてエジソン魂の『エジソニックショルダー』で翳した片手から放電を同時に浴びせる。

最後に怯んだところをベンケイ魂『ベンケプレート』の攻撃力と防御力強化、ゴエモン魂の『ゴエモプレート』で高速移動しつつムサシ魂『ムサシェルブレスト』で見切りながら強化した斬撃技をバグスター戦闘員達にお見舞いする。

 

ガタキリバD「砕け散れェッ!!」

バグスターユニオン『グギャアアアアアアアアッ!!!?』

 

ガタキリバDがその場から微動だにせず、迫り来るバグスター戦闘員達を右腕で地面に殴り付けた衝撃で打ち上げ、麦藁帽子の海賊の如く伸縮した左腕を突き出して殴り飛ばす。

更には胸部装甲の目から放つビームで空中にいた翼竜型のバグスターユニオンを貫通させる。

 

一方で本体である俺とレグレットはバグスター戦闘員達を一掃しながら、チェーンソーモードにしたバグヴァイザーⅢを右手に持つナルシストルー達と交戦中の電王に加勢する。

浅倉の方はスペックが通常形態の王蛇と同じなので、問題なく行ける。

レグレットが向けたゼロディエンドライバーのブッカーマズルでナルシストルーを銃撃しながら距離を詰め、俺はブッカーソードでベノバイザーツバイを弾き、鍔を引っ掛けた上でグリップを90度捻ってガンモードに移行。

そのまま奴のVバックルに照準を向けて撃ち抜き、第六感でカードデッキに命中。

袈裟(けさ)斬りを喰らわせた後に中段蹴りを放つ。

 

ゴッソリウバウゾー『ウバウゾー...!』

クウガ「アキノリ!こっちは終わった!」

キバーラ(冬美)「とっととあいつら倒して、凱旋(がいせん)パーティーでもやるよ!」

 

劣勢に追い詰められていたナルシストルーは何とか電王の剣戟(けんげき)に付いて来られたが、レグレットの介入の銃撃で怯み、助走を付けた飛び蹴りで浅倉と共に地面を転がる。

背後の方から激しい爆発音が響き渡り、バグスター軍団を倒したとされる雄大達が合流を果たす。後ろを振り返るとゴッソリウバウゾーが呻き声を上げながら仰向けで倒れ、ジェノサヴァイパーが浅倉達の元へ吹っ飛ばされていく。

 

ディケイドA「最後はこれで決める。雄大、ちょっと痛いぞ!モモタロス達の方は特別バージョンだ!」

【ファイナルフォームライド ク、ク、ク、クウガ!】

【デ、デ、デ、電王!】

 

雄大はクウガゴウラムにファイナルフォームライド。

電王はソードフォームの電仮面に戻されると、両肩のロッドフォームとアックスフォームの電仮面が左右に45度。

胸部装甲のガンフォームが反対側になる様に90度回転すると両腕が剣先、足が持ち手に変形する。

これぞ電王 クライマックスフォームのファイナルフォームライド『デンオウカメンソード』だ。

 

【ファイナルアタックライド ク、ク、ク、クウガ!】

【デ、デ、デ、電王!】

 

クウガと電王のファイナルアタックライドのカードを装填し、分身二人と雄大以外の俺達はそれぞれモモタロス達のイメージカラーに合わせた線路の上に乗る。

 

その間に雄大とジュニラムが二人掛かりで浅倉とナルシストルーを挟み込みながら俺達の方へ突っ込んで行き、冬美とレグレットの銃撃からBとCの斬撃が擦れ違い様に遠のく。

 

デンオウカメンソード『必殺!俺達の必殺技...ファイナルアタックバージョン!!』

ディケイドA「ディケイドライナァァァァッ!!!!」

 

デンオウカメンソードの一振りでジェノサヴァイパーを一刀両断。

助走を付けたBとCは全体重を掛けた飛び蹴りをナルシストルーと浅倉に打ちかました。

 

ナルシストルーと浅倉は大きく吹っ飛ばされ、浅倉とナルシストルーの変身が解除される。

一方で、プレシャス達が居た方角にピンク色の光が解き放たれる。

頭を二回叩き、人間体になったコメコメは感謝の言葉と思いを伝える。

 

コメコメ(人間体)「皆、大好きコメ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメコメ(人間体)「コメコメの力を皆に!」

プリキュア組「パーティキャンドルタクト!」

 

コメコメが生成したハート型のエネルギーが、ハートキュアウォッチとハートフルーツペンダントの表面カバーがリボンや花飾りをあしらわれた白いカバーに変化させ、左手の中指には梅の花を模した宝石が埋め込まれている金色の指輪が左手の中指に装着される。

 

プレシャス「笑顔のパワー!」

スパイシー「分け合うパワー!」

ヤムヤム「情熱のパワー!」

フィナーレ「正義のパワー!」

 

プレシャス達のイメージカラー四色の花が遇らわれる蝋燭と指揮棒を合わせた武器『パーティキャンドルタクト』を振るう。

一瞬ではあったが、パーティキャンドルタクトの先端が聖剣に見えた。

 

コメコメ(人間体)「プリキュア・パーティアーップ!」

 

コメコメのパーカーに付いているハートの宝石から放つ光が、プレシャス達の姿を大きく変化させる。

プレシャス達初期メンバーは長袖と素手に対し、フィナーレのみ半袖とフルフィンガータイプの手袋となっている。

頭にはピンク・青・黄色・紫といった四色の花飾り、両側にミントグリーンのリボンを身に纏う。

パーティキャンドルタクトの中央ボタンを押し、三銃士の如く先端を合わせる。

 

「「「「心を一つに!プリキュア・ライト・マイ・デリシャス!!」」」」

ゴッソリウバウゾー『おなか一杯!』

 

四色のハートを描き、空中で飛び立ったプレシャス達はハート型の輪で囲んだゴッソリウバウゾーを包み込む形で浄化。

最後に先端に息を吹き掛け、コメコメと共に一同で合掌(がっしょう)する。

 

『「「「「「ご馳走様でした!」」」」」』

マグロ寿司のレシピッピ「ピピピ〜!」

 

ゴッソリウバウゾーは爆散し、捕獲箱からマグロ寿司個体のレシピッピが解放され、プレシャスのハートキュアウォッチに格納した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A side

 

プレシャス「...おかえり。有難うコメコメ、凄かったよ!」

コメコメ「コメ〜!」

 

力を解放したコメコメを()め称えるプレシャスを見ていたブラックペッパーは無言でデリシャスフィールドを後にする。

一方で俺達はナルシストルーの物とされるスペシャルデリシャストーンを拾い上げ、浅倉達の元へ行き着く。

 

浅倉「ははは、はははははは...!」

 

大の字に倒れていた浅倉は最後まで俺達と戦えた事を誇りに思ったのか満足気に笑ってみせた。

よく見てみると、全身が徐々にぼやけている。

 

浅倉「最後の最後まで俺をいらつけせるその正義感...何処ぞのバカを見ている気分だ」

クウガ「...浅倉。町の皆に危害を加えたお前を、俺は絶対に許しはしない。若し何処かで道を誤らなかったら、今頃頼もしい存在になっていたのかもしれないな」

浅倉「同情はよせ、気分が悪い。俺は自分の力だけで戦いを尽くしたんだ...警察に蜂の巣にされるよりも、静かに死んだ方が余程都合がいい」

 

その言葉を最後に、口元を緩めた浅倉の姿はぼやけて消滅。

レグレットのカードホルダーから一枚のライダーカードが飛び出す。

飛び出したライダーカードに描かれていたのは王蛇サバイブだった。浅倉は最後の最後で自分を召喚したレグレットに一つの置き土産を渡したのだ。

 

ディエンド「本当に...最後の最後で良いカードをプレゼントしてくるね、浅倉君」

 

こうして凶悪殺人犯 浅倉威はバグスターの身になりながらもサバイブの力を手にし、最後の最後で俺達との激闘の末に散って行った。

その笑みを見るからにして、俺達と戦えた事に後悔の感情はなかった。

BとCも役目を終えて自動的に消滅する。

 

ディケイド「後はお前だけだ」

フィナーレ「ナルシストルー、投降(とうこう)しろ」

 

浅倉が消滅し、残るは大の字となったナルシストルーのみ。

 

ナルシストルー「フフフフフフフフフ...ハハハハハハハハハハ!!」

 

だが、敗北を(きっ)した(はず)の奴は大きく笑い出した。

 

ナルシストルー「投降?そんな真似事、俺様がする訳ないだろう!俺様は待っていたのさ、この時をな...!!」

 

そう言うと、ナルシストルーが(かか)げたバグヴァイザーⅢの銃身にバグスター軍団の残滓(ウイルス)が吸収されていく。

 

ナルシストルー「此処でお前達を始末し、俺様がゴーダッツ様の信頼を取り戻す!もうあんな思いをするのは二度と御免だからなァッ!!」

『ガッチューン!ガッシューン!』

 

バグスターウイルスの充填(じゅうてん)が完了した合図を促す様にバグヴァイザーⅢの液晶画面が光り出す。

バグルドライバーⅢとして腰に巻いたナルシストルーは、既に装填されていたユアロボットネームのガシャットを引き抜き、取り込んだデータを解き放つべくプレイングスターターを起動させる。

 

『ユアロボットネーム!』

ナルシストルー「変身...!」

『ガシャット!バグルアーップ!ユアロボットネーム!(meaw!)』

 

再度ドラーニャに変身するナルシストルー。

そのスペックは初変身の時よりも格段に上がっており、リプログラミングで消滅した筈の手甲が元に戻っている。

 

クウガ「何だ、このパワーは...!?」

キバーラ(冬美)「前よりも格段と強くなってる...!!」

ドラーニャ「当たり前だ。大量のバグスターのデータを吸収した俺様のレベルは未知数!最早誰も俺様を止めるなど不可能!」

 

未知数という事は、この早い段階でレベルXに到達したって感じか。

ゾンビゲーマーと同じ不死身の能力は付加されてはいないが、スペックは初変身以上は確実だ。

 

ドラーニャ「さぁ、恨みを晴らしたらどうだ?ジェントルー、ディエンド。此処に(くすぶ)ってるものがるんだろう?」

電王「テメェ、良い加減にしやがれ!!」

 

鬱憤(うっぷん)を晴らしたければ自分を殴れとフィナーレを(あお)り出すナルシストルー。

心が揺らぎかけたフィナーレであったが、それを切り離す様に堪忍袋の尾が切れた電王がデンガッシャーを振り下ろす。

だが、(いく)ら十年以上の戦闘経験が(つちか)われている電王の剣戟でも、レベルXにパワーアップを果たしたナルシストルーの前では無意味だった。

 

ドラーニャ「ふんッ!!」

電王「ぐああっ!?」

 

鍔迫(つばぜ)り合いも長くは持たず、デンガッシャーを手甲で弾かれた電王は突き出された爪先で突き飛ばされて地面を転がる。

 

ディケイド「お前ら!大丈夫か?」

ウラタロス『何とかね...!』

キンタロス『ナルシストルーの奴、初めてライダーに変身した時よりも更に強くなっとる!』

リュウタロス『あいつ、凄くムカつく!』

 

俺達は直ぐにモモタロス達の方へ駆け寄ると、ローズマリーは怒声を上げる。

 

ローズマリー『...どうして、どうして其処までして他人を傷付けようとするの!?』

ナルシストルー「ふっ、そういう生き方しか出来なかったからさ」

 

その問い掛けにナルシストルーは諦め半分な声で返答した。

だが、俺はその答えを断固否定する。

 

ディケイド「...そうかよ、そりゃあ辛かったろうな。きっと自分の弱さを誰にも打ち明けられずに天涯孤独な人生を送ってきたんだろうなぁ。言っとくがお前、何か一つ勘違いをしてないか?」

ドラーニャ「何...?」

 

ナルシストルーの(いぶか)しむ声に俺は続けて言った。

 

ディケイドA「お前が生きる世界は場所や環境じゃない。お前の「心」が創るんだ。生まれた境遇を恨み、幸せな人間を嫉妬し傷付けようとするお前と違ってフィナーレやプレシャス、ローズマリー達だっていつも楽しい訳じゃない。辛い事を幾つも知ってる上で、笑っていられるんだ。『そういう生き方しか出来なかった』と言った時点で、お前は自分のコンプレックスを克服しようと開花させずに、他人と向き合えず傷付ける事しか出来ない卑怯で臆病なエゴイストのままだ」

 

俺の言葉をレグレット達が繋ぐ。

 

キバーラ(冬美)「生憎、あたし達は最後まで往生際が悪くてね。結局あんたが送ってきた人生って、不味い料理でも作ってきた言い方みたいだったし。人生を過ごすってのは、生まれた境遇にどう抗うかでその味が決まる。皆が必死に瞬間瞬間を生きてるっていうのに、あんた達は自分の味を調理しようともせずに自暴自棄になって、他人の人生の味を滅茶苦茶にした!」

クウガ「人はどんなに人生が辛くても、どの世界にも蔓延る闇に立ち向かわなくちゃいけない。そうやって俺達は今こうして生きていられるんだ!」

ディエンド「お前が過去の自分を受け入れないというのなら、僕達は...自分を信じて前に突き進むまでだ。アキノリ、受け取れ!」

 

レグレットが手に持った何かを放り投げる。

それはアップデートが完了したケータッチ23だった。

 

ディケイド「ナイスタイミングだレグレット。その調子だと、最終調整が終わったらしいな」

ディエンド「ああ、ケータッチ23の最終調整が終わった。これで元祖コンプリートフォームにも、21にもなれる」

 

プレシャス達がゴッソリウバウゾーを浄化した後に渡してきたのは、中々良いタイミングだ。

 

ディエンド「こっちはディエンドライバーを破壊されかけたしね...ナルシストルーは僕達が倒そう。あいつには色々と借りがあるからね」

ディケイド「...そうだな。さて」

 

俺はライドブッカーから取り出したケータッチの起動用カード『コンプリートカード』を差し込む。

 

ディケイド「見せ場はこれからだ!!」

【ケータッチ23!】

 

カードに描かれてあったのはクウガからキバまでのライダーズクレストが描かれていた。

 

【クウガ!アギト!龍騎!】

 

一番左側のクウガから龍騎のライダーズクレストを縦になぞる様に操作。

 

【ファイズ !ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!】

 

次に右上から二番目にあるファイズからキバまでじぐざぐ形式でなぞると、ライダーズクレストが渦を巻いて赤く点滅する。

 

【ファイナルカメンライド ディケイド!コンプリートフォーム!】

 

最後に「F」のアルファベットを押し、俺はゼロディケイドライバーのサイドハンドルを展開。

クウガからキバまでのライダーズクレストが出現し、額に貼り付いたディケイドのライダーカードから広がる様に俺の身体を大きく変化させる。

アンダースーツ『ディヴァインスーツ』はマゼンタから銀をベースにしたものとなり、両肩と胸部装甲にはクウガを中心に右からアギト・龍騎・電王・キバ。左からカブト・響鬼・ブレイド・ファイズのライダーカードが連なっている。

Iシグナルは黄色から緑に変色し、翠色(すいしょく)の複眼もマゼンタに変わる。

ゼロディケイドライバーをベルトの右腰に映し、ケータッチをドライバーの中央部分にセットする。

 

プレシャス「咲夜君の姿が...!」

スパイシー「変わった!?」

ヤムヤム「ひょえ〜!胸にカードがいっぱい並んでる〜!!」

フィナーレ「これがディケイドの真の姿...!!」

ジュブリー「これが、さくぽんの言ってた真骨頂...!?」

 

ディケイドの真の姿と位置付けされている最強形態『コンプリートフォーム』へと姿を変えた。

雄大達はその姿に懐かしさを覚える。

 

ジュニラム『来タ!コンプリートフォーム!!』

クウガ「懐かしいなぁー。よくこれで無双してたよな」

ディケイドCF「ああ。この姿なら、お前らの性に合うんじゃないかと思って」

キバーラ(冬美)「...ねぇアキノリ。まさかとは思うけど、ダブルからビルドまでのコンプリートフォームもその姿と同じじゃなかったったりして?」

 

冬美に平成2期以降のコンプリートフォームについて尋ねた冬美に、俺は素直に即答する。

 

ディケイドCF「その話をするのは止めてくれ、あの姿はマントもあるわ頭が重いわで非常に動き難かったんだぞ。後、お前らの想像以上にダサい」

キバーラ(冬美)「あはは。やっぱその言葉からして、良い印象じゃなかったんだ...」

 

苦笑染みた声で冬美は納得した。

それに、今は無駄話をしている暇はない。

俺達は気を取り直してナルシストルー達に目を向ける。

 

挿入歌『Machiko/Winning The Soul』

 

ディケイドCF「お前らによって歪められた人達の苦しみを...倍にして返してやる!!」

ドラーニャ「分かり切った事をほざくな!全員俺様が返り討ちにしてやる!!」

ディケイドCF「やれるものならやってみろ。行くぞお前ら!!」

ディケイドと電王以外のライダー組『(うん!)(ああ!)』

 

掛け合いを終え、俺達はナルシストルーに向かって行く。

レグレットの銃撃を手甲で防ぎながら切り掛かるナルシストルーの攻撃をタイタンフォームに超変身した雄大とガルルセイバーを手に持った冬美が受け止める。

その隙に俺は拳が入る程の大きさのオーロラカーテンに左拳を突っ込む。

瞬間移動した左拳が右の脇腹にクリーンヒットし、その衝撃でナルシストルーの動きが(にぶ)る。

距離を取る様にして雄大と冬美が中段回し蹴りで吹っ飛ばし、俺はケータッチを一旦ドライバーから外してパネルを操作する。

龍騎のライダーズクレストをタッチし、Fの英文字を押す。

 

【龍騎!カメンライド 龍騎サバイブ!】

『Survive.』

 

胸部装甲『ヒストリーオーナメント』に貼り付けられていた九枚のライダーカードが裏返ると、

アンダースーツのベースが黒から赤に変化した龍騎が召喚される。

レッダーの頭部を模した胸部装甲を身に纏い、アンテナを含めた各部に金色の箇所(かしょ)

右手にはベノバイザーツバイに類似している召喚機『ドラグバイザーツバイ』が握られている。

王蛇が使っていたサバイブカードの一つ『サバイブ-烈火-』によって進化を遂げた烈火の竜騎士『龍騎サバイブ』。

 

俺はライドブッカーから龍騎のファイナルアタックライドカードをドライバーに装填。

サイドハンドルがないためか、ディメンションバックルを押し込んで発動させるしかない。

その動作に合わせる様にして、龍騎サバイブはベルトの右側を叩く。

 

ディケイドCF「バーニングセイバー!!」

 

ドラグバイザーツバイの剣先に橙色(だいだいいろ)の炎が纏われ、ブッカーソードも同じ様にマゼンタのエネルギーが宿る。

X字を描いて飛ばした炎の斬撃がナルシストルーに直撃、大きく後退したところを俺はケータッチを取り外さずに操作する。

 

【キバ!カメンライド エンペラーフォーム!】

 

龍騎からキバに裏返り、龍騎サバイブと入れ替わる形でキバの最強形態が俺の横に並び立つ。

黄金の鎧を身に纏い、背中には真紅のマントが風で靡く。

赤い胸部装甲には三つの魔皇石が埋め込まれており、右手には四枚の翼の蝙蝠『ザンバットバット』が加えている剣『ザンバットソード』を携えている。

左腕の赤いブレスレットに止まっている『魔皇竜タツロット』によって封印の鎖を解き放たれ、本来の力を解放したキバの真の姿『エンペラーフォーム』。

 

【ファイナルアタックライド キ、キ、キ、キバ!】

ディケイドCF「冬美、離れろ!ファイナルザンバット...斬ッ!!」

 

切り掛かってきたナルシストルーとの距離が半分になったところを冬美が急降下しながらキバーラサーベルで腹部装甲に切り付け、俺の掛け声で退避する。

 

『キメワザ!クリティカルオブリビオン!』

 

赤く染まったザンバットソードの刀身『インペリアルブレード』と薄ピンク色のエネルギーが纏われたブッカーソードから三日月状の斬撃を飛ばすが、ナルシストルーはアタックラッシュパッドを操作。

飛ばした緑色の斬撃で相殺してみせた。

 

【ファイナルアタックライド ビ、ビ、ビ、ビルド!!】

『スゲーイ!モノスゲーイ!!』

 

キバからビルドに裏返り、龍騎サバイブと入れ替わる形でビルドの最強形態が俺の横に並ぶ。

暖色と寒色の空のフルボトル『エンプティボトル』が色付きで左右に三十本ずつ刺さっている白いビルド『ジーニアスフォーム』。

 

『『ジーニアースフィニーッシュ!!』』

 

オーロラカーテン発動と同時に虹色のエネルギーを纏ったアッパーカットを繰り出す。

既に繋がっていたであろう奴の下顎にセロ距離でクリーンヒット、その隙にナルシストルーを高く打ち上げる。

ジュニラムの頭部を軽く蹴った雄大が(かかと)落としを繰り出し頭頂部に炸裂、そのまま地面に強く打ち付けた。

因みに繋がっていたオーロラカーテンに関してだが、ナルシストルーの目では追えない程のサイズで出している。

 

【ファイナルアタックライド ダ、ダ、ダ、ダブル!】

 

次に召喚されたのは、ボディ中央がクリスタルの様に輝くダブル。

頭部と両肩装甲の形状はアルファベットのXを連想させ、四つのマキシマムスロットが内蔵されている盾及び剣『プリズムソード』の(さや)の役割を担う『プリズムシールド』。

その二つを合わせた専用武器『プリズムビッカー』を右手に持つ究極のダブル『サイクロンジョーカーエクストリーム』。

 

ディケイドCF「ビッカーファイナリュージョン!!」

 

突き出したブッカーソードの先端とプリズムブッカーのエネルギー放出口『プリズムマズル』から七色の破壊光線が放たれる。

両腕の手甲で防御態勢に入っていたナルシストルーだが、その威力に耐え切れずに地面を転がる。

 

ディケイドCF「よし、トドメだ!」

ディエンド「待ってアキノリ。これを!」

 

そろそろトドメを刺そうとディケイドのファイナルアタックライドカードを取り出そうとした矢先で、レグレットが二枚のファイナルアタックライドカードを投げ渡す。

そのカードはディエンドとキバーラのファイナルアタックライドカードで、レグレットの意見に賛同した俺はディケイドとクウガのファイナルアタックライドカードを取り出す。

 

ディエンド「最後は僕達で決めよう。君だけ美味しいところを持っていかれるのは御免だからね」

ディケイドCF「...ああ。最後は一緒に決めるぞ!!」

【ファイナルアタックライド ディ、ディ、ディ、ディケイド!】

【ファイナルアタックライド ディ、ディ、ディ、ディエーンド!】

【ファイナルアタックライド ク、ク、ク、クウガ!】

【ファイナルアタックライド キ、キ、キ、キバーラ!】

 

ドラーニャ「お前ら如きに俺様が追い詰められるだと...!?認めない、断じて認めないぞォォォォーーーーッ!!!!」

『キメワザ!クリティカルオブリビオン!』

 

ナルシストルーは最後の足掻きとして手甲から黒緑色のエネルギーを充填する。

俺達は一切スピードを落とさずに助走を付け、距離が半分になったところで地面を蹴った。

右足を突き出し、黄色いカードの残像を潜り抜ける。

 

ディケイドCF「うおおおおおおおおッ!!!!」

ディエンド「はああああああああッ!!!!」

クウガ「うおりゃああああああああッ!!!!」

キバーラ(冬美)「やああああああああッ!!!!」

ドラーニャ「な、何だとッ!?」

 

充填が完了したエネルギー波と激突。

一度は押されそうにはなったが、力を限界までに振り絞った俺達は一気に押し返す。

 

クウガ「皆の笑顔を汚すお前達を...俺達は許さない!!」

キバーラ(冬美)「あんたみたいな人を傷付ける奴に、あたし達は絶対に負けない!」

ディエンド「ナルシストルー、君の才能は確かに凄いよ。でも、それを復讐の道具として使った時点で既に勝敗は決まっていた」

ディケイドCF「誰かが言った。『人生やり直せねぇなんて言う奴はな、やり直す気のねぇ野郎か、結果を急ぐせっかち野郎だけだ』ってな。お前は人間の目を閉じ、耳を塞ぎ、心を消した!人は自分の意志で生きなければならない。どんな世界でも…その意志は枯れない!!」

 

俺達の言葉が気に入らなかったナルシストルーは怒号を上げる。

 

ドラーニャ「何なんだ...!何なんだお前達はッ!!!?」

ディケイドCF「覚えておけ。俺達は、通りすがりの!」

電王以外のライダー「「「「仮面ライダーだあああああああああーーーーーーーーーッ!!!!」」」」

 

(いきどお)りを跳ね返す様に俺達はエネルギー波を通過し、ナルシストルーを大きく蹴り飛ばした。

 

ドラーニャ「馬鹿な、この俺様が...!!ぐあああああああああッ!!!!」

 

ダメージに限界を迎えたナルシストルーは爆散。

変身が解除され、手元からバグヴァイザーⅢとユアロボットネームのガシャットが俺の足元に転げ落ちる。

 

ディケイドCF「ふぅっ...!」

プレシャス「咲夜君!皆ー!」

 

全身の力を抜いた俺がコンプリートフォームから通常形態に戻ると、プレシャス達がその場へ駆け付ける。

 

プレシャス「今の凄かったよ!凄くカッコ良かった!」

ディケイド「だろ?」

キバーラ(冬美)「それにしても、ホントにナルシストルーは往生際が悪いね。まさかあたし達が倒したバグスターのデータを、力に変換してパワーアップしちゃうなんて...」

クウガ「俺もあの行動には驚かされた。きっとゲンムも同じ様にレベルXに覚醒していたら、最悪俺達でも太刀打ち出来なかったかもしれない」

 

どうやらレグレットが召喚した黎斗社長が変身するゾンビゲーマーはレベルXから10にリセットされていたらしい。

だが、若しも黎斗社長までもがレベルXになってしまえば、必殺技でドライバーが腐敗して最悪変身不能になりかねない。

直ぐに視線を変えるとナルシストルーは混濁した意識の中でも、最後の足掻きとしてバグヴァイザーⅢに手を伸ばそうとしていた。

 

ディケイド「おい。再度変身しようとしてるだろうが、お前もう変身出来ないぞ」

ナルシストルー「何...?」

ディケイド「実はな、俺達がライダーキックで完全に蹴り飛ばす直前で、既にお前の細胞をリプログラミングしといたんだよ」

 

俺はあの時のライダーキックに少しだけ細工を仕掛けておいた。

エグゼイドのファイナルアタックライドのカードを装填して、マキシマムゲーマーのリプログラミング能力を付加。バグスターウイルスの抗体を作る遺伝子を除去。

これによりドラーニャへの変身は不可能となり、俺の言葉を鵜呑みにしたナルシストルーは試しにプレイングスターターを起動させるも、起動音声が鳴る事はなかった。

 

フィナーレ「...お前のしてきた事は許されない。勿論の事、それはジェントルーだった頃の私にも言える立場だ。だが、私には帰るべき場所がある。皆と一緒にお結びが食べたいから」

 

フィナーレの言葉を聞いたナルシストルーは何か言おうとしたが、既に意識を手放していた。

ナルシストルーが気絶したのを確認した俺は、バグヴァイザーⅢとユアロボットネームのガシャットを回収したのだった。

さて、これで俺達が所持しているバグヴァイザーⅢは二機。こいつをどう活用するかだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No side

 

ソルトルー「たった今、ナルシストルーさんと王蛇さんが脱落しましたよ」

セクレトルー「所詮は蜥蜴(とかげ)の尻尾...まぁ良いでしょう。材料は揃いました」

 

ブンドル団アジトにて、ソルトルーからの情報でナルシストルーと王蛇の敗北を知ったセクレトルーは二人を用済みと見做した。

手にはスペシャルデリシャストーンが握られており、それが次の戦いへの合図となっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリジナルED「ウマすぎ!グルメパレード!(エナジー妖精&ライダーマスコットVer.)」

 

 

 

 

 

 

次回の、破壊者の食べ歩きは...?

 

ローズマリー「せっかくだから、クッキングダムに直接行きたいわ」

 

透冀「アキノリがクッキングのおじいさんを殴るか心配だなあ...」

 

セルフィーユ「怖い。やっぱり私は...!」

 

ディケイドCF「本当の勇気の炎ってのを、見せてやる!」

 

第二十九品:おいしいパラダイス!レッツゴー!クッキングダム!/ジジイ、一発殴らせろ!クッキングダムへの到来

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 

 

 

 




次回、クッキングダム到来。























如何でしたでしょうか?
次回は咲夜君達がクッキングダムにやって来ます。
今後のコンプリートフォームの活躍にご期待下さい!
それでは、次回もお楽しみに!












初使用したカメンライド

なし

召喚したライダー

555、ブレイド、カブト、キバ、ファム、リュウガ

~ソルトルーのオリジナルガシャット~

なし


KAMEN RIDE
-昭和-
X、アマゾン、スカイライダー、ストロンガー
-昭和(ネオライダー)-
真、ZO
-平成1期-
補完完了
-平成2期-
補完完了
-令和-
補完完了
-TVシリーズ外-
仮面ノリダー、ホッパー1号(The First版1号)、ホッパー2号(The First版2号)、ホッパーVersion3(The Next版V3)、G、アマゾンズ(オメガ、アルファ、ネオ)、ミライダー(クイズ、キカイ、ギンガ)、BLACK SUN、第1号

-使用したカメンライド(コンプリートフォーム)-
龍騎サバイブ、キバ エンペラーフォーム、ビルド ジーニアスフォーム、ダブル サイクロンジョーカーエクストリーム

FINAL KAMEN RIDE
-平成1期-
クウガ アルティメットフォーム、アギト シャイニングフォーム、555 ブラスターフォーム、剣 キングフォーム、装甲響鬼、カブト ハイパーフォーム、電王 ライナーフォーム
-平成2期-
オーズ プトティラコンボ、フォーゼ コズミックステイツ、ウィザード インフィニティースタイル、鎧武 極アームズ、ドライブ タイプトライドロン、ゴースト ムゲン魂、エグゼイド ムテキゲーマー、グランドジオウ
-令和-
ゼロツー、クロスセイバー、アルティメットリバイス

~解禁されたフォームライド一覧~
クウガ アメイジングマイティフォーム
アギト バーニングフォーム
鎧武 カチドキアームズ
ドライブ タイプフォーミュラ
ゴースト グレイトフル魂
エグゼイド マキシマムゲーマーLv.99
ビルド 全ハザードフォーム、ラビットラビットフォーム、タンクタンクフォーム
ジオウトリニティ
ゼロワン シャイニングアサルトホッパー、メタルクラスタホッパー
セイバー プリミティブドラゴン、エレメンタルプリミティブドラゴン
リバイ ボルケーノレックスゲノム、バイス バリッドレックスゲノム、ジャックリバイス、リバイス サンダーゲイル
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