AIが二次創作を書くそうです   作:りらたま

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世界情勢v3

 中央暦1641年10月24日。 第二文明圏ムー、キールセキ近郊 エヌビア基地。

 

 ここには現在、新型機が配備されている。

現主力戦闘機「マリン」の改良型機「マリンMk.II」と、新型単葉機「スーパーマリン」だ。

「マリンMk.II」は改良型エンジンのおかげで最高速度が時速469kmにまで上昇している。

 また、 7.92㎜機銃2丁から12.7㎜機銃2丁に強化されている。

「スーパーマリン」はイギリス製の戦闘機「スピットファイア」をベースに開発された機体で、性能はほぼ同じと言ってよい。というかほぼ同じだ。

最高速度は時速650kmに達する。

武装は12.7㎜機銃2丁、20㎜機関砲2門。

史実でも英国の主力機として運用されていたため、信頼性は高い。

 ちなみに、エヌビア基地に配備された機体は「マリンMk.II」が30機、「スーパーマリン」が25機である。

 

 同じく、エヌビア基地に併設している陸軍基地では、新型戦車「チャリオット2」の配備が進んでいる。

 

「『チャリオット2』、完成しましたね」

「ああ」

 

 戦術士官ラッサンの言葉に、技術士官マイラスは答えた。

 

「これで、我が国もロデニウス連合並みの戦車を揃えることができたわけだ」

「バカ言うな。ロデニウス連合には勝てんよ」

 

 マイラスが呆れたように言った。

 

「あんな化け物じみた戦車があるんだぞ?」

「そうでした……」

 

 マイラスの言葉にラッサンは化け物じみた戦車の姿を思い出したのか、身震いした。

 

「まあ、あれは例外だろうけどな」

「そうですね」

 

 二人はそう言って笑いあった。

 

◆◆◆

 

「使節団護衛艦隊の編成か……」

 

 トラック泊地の執務室で提督は呟いた。

先日の会議で決定したことだ。

先進11ヶ国会議に参加する国は、相応の規模の護衛を同行させるのだ。

そのため、戦艦を含めた護衛艦隊を編成することになったのだが……

 

「どうしたもんかなぁ」

 

 提督は悩んでいた。

 

「長門を連れて行くべきだろうか? それとも金剛を?……難しい問題だな……」

 

 戦艦娘の誰を連れて行くべきか、提督は考えていた。

長門は大和型に次ぐ弩級戦艦であり、火力・防御力ともに申し分ない。

一方、機密保持の面を考えれば金剛の方が適任かもしれない。

 

「んー……」

 

 提督はしばらく考え込む。

 

◆◆◆

 

 エモール王国、竜都ドラグスマキラ。

 

 ここにある王城の一室では、空間の占い師アレースルを始めとして多数の魔術師たちが集まっている。

 

「空間の神々の名の元に、これより未来を見る」

 

 空間の占いを始める宣言をし、一同が緊張する。

アレースルの両手には、魔導士から吸い上げた魔力が宿り、ドーム状の天井には、星のようなものが映し出される。

 地球の占いとは違い、この世界の占いは魔力を使用するため当たることが多い。

この空間の占いの的中率は、なんと98%にも及ぶという。

 

「見えた!」

 

 アレースルが叫ぶと同時に、部屋の空気が張り詰める。

 

 

「これは……!?」

 

 ざわめきが起こる。

 

「どうしたのです!?」

 

 アレースルの妻、メリッサが尋ねる。

 

「何と言うことだ!!」

「どうしたのですか!?」

 

 メリッサが再度問う。

 

「無限の宇宙が見えるぅぅ~」

 

 そう叫んだ彼は倒れて気絶した。

その場にいる全員が戦慄した。

 遥か昔、空間の占いで未来を見た者がいた。

その者は、彼と同じように叫んで倒れた。

 

「まさか……」

「そんなことがあってたまるか」

「ありえん! あっていいはずがない!」

 

 その者は見たものを人々に告げた。

そして、それは実際に起こった。

龍魔戦争と呼ばれる戦争が。

 

◆◆◆

 

 数日後に目が覚めたアレースルは、見たものを皆に伝えた。

 

「近いうちに世界規模の戦争が勃発する。早くて来年、遅くても再来年には、第二文明圏全域が戦火に包まれることになる」

「なんだと!?」

「馬鹿な……」

 

 病室に集まった者たちが騒然となる。

 

「もう一つ重要なものが見えた」

「なんだ?」

「魔帝が復活する」

「「「!!!」」」

 

 衝撃が走る。

 

「本当なのか?」

「そう遠くない未来に、間違いないだろう」

「……」

「時期は!?時期はいつだ!?」

「分からぬ」

 

 アレースルは首を横に振る。

 

「では、場所は何処だ?」

「それも分からぬ」

「して……我が国を含め、全ての種が再び辛酸を舐める事になるのか?」

「否、未来は不確定なり」

「どういう意味じゃ?」

「言葉のとおりなり」

「では、滅びもしくは従属から回避する手段はある、ということか」

「ある!」

「それは何だ!?」

「ロデニウス連合。その国が鍵を握るであろう」

「ロデニウス連合か」

「うむ」

「ロデニウス連合はどのような国なのだ?」

「我が占術をもってしても、詳しくは見えなかった。だが、一つだけ分かることがある」

「なに?なにが分かったのだ?」

「ロデニウス連合は、向こうから外交を求めてくる。現在、ミルキー王国の砂漠を通過中だ。間もなく第27番国境門にたどり着くだろう」

「なんじゃと!?」

「我が国に来るのか?」

「そうだ。我が国にやってくる」

「……好都合だ。第27門の番人に、門前払いせぬよう伝えよ」

「はっ」

「それと、使者をもてなす準備をせよ」

「御意」

 

 こうして、エモール王国はロデニウス連合と接触することになる。

 

◆◆◆

 

 キールセキ近郊の森で、二人の男が密談をしていた。

 

「新しい情報が入ったぞ」

「ほう、どんな情報だ?」

「新型全金属製単葉機を確認した」

「新型だと!?」

「ああ。アンタレスより速いらしい」

「なるほどな」

「まだ配備が始まったばかりだからな。性能は未知数だ」

「そうか」

「そっちはどんな情報が手に入ったんだ?」

「マイカルで新型戦艦2隻が建造中とのことだ」

「戦艦?あんな旧式の戦艦など、今更造ってどうするつもりなんだ?」

「いや違う。どうやら200m級の戦艦らしい」

「なんだと? それは本当なのか?」

「ああ。確かな筋の情報だ」

「そうか」

 

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