なお今回からは日常の話は4千字から1万文字以内
バトル系の話は1万から3万以内に纏めようと思います
今回の話はほぼ原作沿いです
それではどうぞ
期末試験当日、あいも変わらず2-Aは騒がしいが、今回は楽しくワイワイ騒いでいるわけではなかった。と言うのも
「もう予鈴が鳴ってしまいましたわよ!あの
あやかの言う通りテスト前の予冷が鳴っても、アスナ達バカレンジャーが来ていないのだ。さらに最悪な事に、試験の教師が教室に入ってきたのだ。
「くっ!…このまま5人分の全教科が0点扱いとなると、いくらバカレンジャーとはいえでも2-Aの平均点は大幅に下がってしまいますわ…そうなればクラス最下位は確実…ネギ先生とマギ先生はクビに…」
ならば!とあやかは振り返り、教室に居る生徒を見渡して
「皆さん!こんかいは1人15点増しでよろしく!!」
と無理難題を押し付けてきた。
「いやいいんちょ、そりゃ無理だって…」
和美があやこにそう言った。いきなりいつもより15点を取るというのは無理である。普通だったら無理だろ絶対に……と裕奈が周りを見渡すと
「あれ?よく見たら図書館探検部の3人も居ないよ」
裕奈の言った通り、このかとハルナにのどかが居なかった。さらにのどかは二桁の順位で、このかは100位と言う成績上位者(ハルナはそこまで順位は良くない)である。のどかとこのかが居ないのもかなりの大打撃である。
「わーーッ!もう駄目やーー!!」
と亜子が絶望的な悲鳴を上げた。と不意に夏美が教室の窓から外を見ていると
「あッ皆見て!」
と窓の外を指差した。他の生徒達も窓の外を見てみると、学校に向かって全力疾走で向かっている生徒達の姿が見えた。というのもその生徒達こそが…
「バカレンジャーが来た!図書館組とネギ先生とマギさんも一緒だよ!!」
夏美がそう言った。バカレンジャーと図書館組とネギとマギが何故全力疾走をしているのかと言うと
「最後の悪あがきに徹夜で勉強していたら遅刻アル~~!!」
「1時間で起してくれって言ったのに爆睡しちゃったじゃない!!」
如何やらアスナの言う通り徹夜でテスト勉強して、1時間ほど仮眠をとって勉強を再開しようとしたが爆睡してしまった様だ。テストの前日によくやってしまうパターンである。
「ご…ごめんなさーい!」
「私達も寝てもうたー」
と起こす係りはのどかとこのかだったようだが、この2人も寝てしまっていたようだ。
「それにしても…」
とアスナ達は一斉にマギを見そして苦笑いを浮かべていた。何故マギを見たかと言うと
「zzzzzzzzz」
寝ながら走っているのだ。何故マギが未だに寝ているのかと言うと、徹夜のテスト勉強にはマギもアスナ達の勉強を手伝っていたのだ。それが結構遅くまでやっていたのだ。ドラゴンとの戦闘の後に徹夜でのテスト勉強に体が限界を迎えたのだ。そのため、さっきから寝ながら行動しているのだ。器用と言うか奇怪と言った方がいいかもしれない。
「アスナ~~!早くしないとテストが始まっちゃうよ~!!」
桜子が窓から手を振りながらそう言った。
「すッすみません!遅刻しました!」
と丁度アスナ達の前に新田先生が現れ、アスナが新田先生に遅刻したとそう言うと、新田先生はあぁ君達かとそう言いながら
「遅刻組は別の教室でテストを受けなさい」
と新田先生に連れられ、アスナ達は別の教室に向かう事になったが、足取りがフラフラで何処か危なそうだった。それを見たネギは不安なってしまい
「みッ皆さん試験頑張って!僕図書館島では皆さんの脚を引っ張ってしまったり、お兄ちゃんに頼りっぱなしだったけど僕…僕は…」
ネギは何かを言いたげであったが、アスナ達は顔を見合わせながらも
「ま…まかしといて~」
「徹夜で勉強したんだから何とかなるアルよ~」
「ずっと勉強に付き合ってくれてありがとうです」
「後は任せるでござる~~」
まき絵と古菲に夕映と楓が空元気で大丈夫だとネギに笑いかけて、いるのだが
「ハハ…ハ」
と全然自身がなさそうだし、空元気ではなく本当に元気がからっからであった。本当に大丈夫か心配である。そんなネギの肩をアスナが叩いた。
「大丈夫よネギ。アタシ達にも意地ってものがあるんだからさ…何とか下から2番目位にはなってあげるから、アンタは安心して休んでなさいよ」
アスナがそう言っているがネギは心配だった。何故ならアスナ自身もフラフラで危なげなかった。そして皆はフラフラの足取りで遅刻組の試験会場に向かって行った。
「アスナさん…皆さん…」
ネギは不安な表情でアスナ達を見送った。
「…不安か?ネギ」
「!お兄ちゃん起きたの!?」
振り返ると、マギが大欠伸をしていた。まぁほんのついさっきに起きたんだけどなとマギがそう言った。
「彼奴らが必死になって勉強したんだ。大丈夫だと信じろよ」
「う…うん…でも…」
マギが心配するなと言ってもネギは、何処か不安そうだった。そんなネギを見てマギは頭をポンと叩くと
「まぁ今はアイツラを信じて俺達も行こうぜ」
そう言ってネギとマギも校舎に入るのだった
『では試験を始めて下さい。各試験時間は50分です』
放送アナウンスにより生徒達は一斉に試験を開始した。麻帆良では開始と終了はアナウンスで行うようだ。そして遅刻組も試験を開始したのだが………
「む…難しいわね…」
「そ…それに眠いアル~」
「やっぱ徹夜は失敗だったかな…?」
と呟きがあった。私語をしないと新田先生から注意があった。アスナ達の言った通り、徹夜でテスト勉強をしたせいで頭が冴えなくて集中できない状態だった。そのせいで問題を解くスピードが著しく遅い。
そんなアスナ達をネギが廊下から眺めていた。
(やっぱり皆この3日間、探検と勉強で疲れているんだな…それにアスナさんは怪我してるし…よし、もう魔法も使えるんだし)
とネギは魔法で一輪の花を召喚させると
「ラス・テル・マ・ス キル・マギステル…花の香りよ仲間に元気を、活力を健やかな風を レフェクティオー」
花の甘い香りをアスナ達に風で運んであげた。花の香りを嗅いだアスナ達は
(…ん?なんかいい匂い…)
(なんか頭がすっきりしてきた)
(やる気が出て来たアルよ~)
眠気が急に無くなり、頭がスッキリしたおかげで集中できるようになった。すっかり調子が戻ってきたアスナ達はスラスラと問題が解けるようになった。アスナ達が何も問題が無いと分かると、ネギはアスナ達に手を振りながら
(僕が出来るのは此れぐらいだ…皆頑張って…)
ネギは教室を後にした。
「…フッ」
そんなネギを廊下の壁によりかかり、咥えタバコをしていたマギが静かに笑っていた。そんな遣り取りをやっている間にもテストは予定通りに進みそして……
キーン コーン カーン コーン
全てのテストが終わった。
『テストが終了しました。筆記用具を置いて答案を回収してください』
終了のアナウンスのより生徒がやっと肩の荷が下りたと言わんばかりに、体を大きく伸ばしていた。一方遅刻組はと言うと
「どう!?出来た?」
とアスナがテストが出来たかと聞いてみると
「…」
「や…やるだけやったアル」
まき絵は無言、古菲はやるだけやったと答えた。どちらも燃え尽きた様だった。他のバカレンジャーの夕映や楓もいっぱいいっぱいの様だ。テスト答案を回収した新田先生は今度から遅刻はしない様にとアスナ達にそう言うと教室を後にした。新田先生が教室を後にした丁度に
「おお新田先生、そのテスト答案は遅刻組のものかね?」
「ああ学園長、何故こんな所に?」
と学園長が居たのだ。新田先生は何故こんな所に学園長先生が居るのか尋ねると
「ふぉッふぉ…いや何、遅刻組の様子を見に来ただけじゃよ、所で…そのテストの答案じゃが、ワシがやろうと思うのじゃが、構わないかね?」
学園長の頼まれ新田先生は答案用紙を学園長に渡した。答案を渡された学園長はさっそくアスナ達の答案の採点を始めた。答案に○と×が付けられる。
「ほう…フォッフォッフォ…なるほどのぉ~」
と終始呟きながら学園長は採点を続けていた。はたしてアスナ達のテストの点数は何点なのか……そして2-Aは無事に最下位を脱出することが出来るのか……
テストが終了した翌日の昼休みにクラス成績発表日。発表会場の開けた場所には大きなスクリーンがあって、そのスクリーンの前にはたくさんの生徒が居た。また学生食堂でもクラス成績発表の中継が行われていた。
「しかしなんだこの人だかりは…?鬱陶しいなあおい…」
とマギが周りに生徒がいるせいで鬱陶しいと感じていた。
「本当何でこんなに…たかがテストでこんなにバカ騒ぎしてるのかしらこの学校は…」
とアスナもマギの言った事に同意するのと同時に呆れていた。
「うう…ドキドキする~」
まき絵は成績発表で2-Aが最下位になっていないかとドキドキしていた。
「私S-Bに食券10枚賭けたアル」
「まぁ鉄板ですね」
と古菲と夕映が賭け事の話をしていて、どうやら古菲が成績発表の賭け事をやっていたようだ。
「もう!くーふぇに夕映は呑気に賭け事なんかして!もし私達が最下位を脱出出来なかったらネギ君とマギさんは…」
とまき絵が少し怒りながら古菲に言った。古菲はまき絵に言われネギとマギがクラス最下位になるとどうなるか思い出した
「そうっだったアル…クラス最下位になったらネギ坊主とマギさんがクビに…」
改めてクビとなるかもしれないと考えると、ネギはシュンと不安そうな顔になってしまった。
「大丈夫やてネギ君、皆頑張ったんだしな」
このかがネギを元気づけてあげ、ネギも少しは安心したような感じだった。
「おいそろそろ発表が始まるみたいだぞ」
マギの言う通り、マイクを持った1人の生徒がスクリーンの前で立っていた。如何やら彼女がこの発表会の司会なのだろう。
『大変長らくお待たせしました!これから第2学年のクラス成績をよい順に発表していきます!まず最初に2学年のテスト平均を発表します!テスト平均点は73.4点です!では早速第1位のクラスを発表します!第1位は2のえ…』
「うそ!」
「もしかしてAが1位アルか!?」
まき絵と古菲がAクラスがまさかの1位かと思ったが
『…F組です!クラス平均は80.8点です!』
Aが1位ではなく一斉にずっこけたネギ達。
「あ~あ~やっぱ2-Aが1位じゃなかったか~食券50枚も賭けたのにな~」
「だからむりだったて~」
食堂では桜子が食券を2-Aに賭けていたもようだ。桜子は運が良く賭け事にはよく当たっていたのだが、今回は駄目だったようだ。
『続いて第2位です!第2位はえ…』
「よし!今度こそ来い!!」
まき絵は今度こそAの名前が来てほしいと願った。
『S組!平均点は79.8!!』
「あちゃ~~!」
とまたもや違っていた。その後もクラス順位が発表されていったが、未だに2-Aが呼ばれずに遂には10位の発表となってしまった。
『第10位は2-M!11位は2-Cです!!』
「ちょッ!もう10位と11位ですわよ!?」
「う~んまずいかもネ」
「かなり自信はあったんだけどな」
同じく超のパソコンでクラス発表を見ていたあやかや和美に聡美に千鶴も未だに2-Aが発表されていないのが不安になってきた。さらに最悪な展開で、次々と順位が発表される中2-Aが出てこない中発表のクラスが3クラスまでとなってしまった。
「どッどうしようアスナ~」
「まッまあ落ち着いて!あと3クラスが残ってるんだし!」
涙目でオロオロとしているまき絵をアスナが安心させようとした。そんな2人をマギは黙って見ていた。
『最後になりましたクラス発表ですが、下から3番目の22位は…2-P!70.8点です!!』
と下から3番目にもAは入っていなかった。
「ちょッマジでヤバいよ!次Aが出てこなかったら最下位決定だよ!」
ハルナが慌てた口調で口走った。ネギは不安そうに汗を流しながら次の発表を待っていた。そんなネギを見ているアスナとこのか。
『次は下から二番目のブービー賞です』
次のブービー賞にAが来ることを必死に願っているアスナ達。はたして願いは届いたのだろうか
『ブービー賞は…2-kですね平均点は69.5でした』
ブービー賞を聞いて、ネギとアスナ達はポカンとしてしまった。ブービー賞に2-Aが入っていないという事は
――――――――クラス最下位決定―――――――――
アスナ達が未だに呆然としている間に、ネギは黙って発表会場となった広場を後にした。唯一ネギが居なくなったのに気付いたマギはハァと溜息を吐いて、ネギを追いかけた。
「いや~いかんいかん!発表会は生徒達が勝手に始めてしまうんじゃった」
学園長が何かを持ちながらそう呟いていると、学園長の隣をネギが突っ走っていった。
「ん?今のはネギ君じゃな?如何したのかの?」
学園長は何故ネギが走っているのか疑問に思っていると、数秒後にはおいジーさんとマギがやって来た。
「おいジーさん今ネギが此処に来なかったか?」
「ああネギ君なら今さっきあっちの方に行ったぞい」
と学園長がネギが走り去って行った方を指差した。マギはそっか悪いなと言いながら、ネギが走り去って行った方に向かって同じく走り去ってしまった。学園長はマギを不思議そうに見ていたが
「おお、そんな事よりも早くこれをクラス発表をしている生徒に渡さないとのう…」
とそう言いながら学園長は急いで走って行った。
麻帆良学園の駅に向かっている2人の影、ネギとマギである。2人は麻帆良学園に来た時と同じ格好であった。何故2人がこの恰好なのかと言うと、クラス最下位が決定したため2人はこれ以上麻帆良に居ても意味が無いとネギは想い、麻帆良に持ってきた物を持って麻帆良を去ろうとしているのだ。マギはメンドクサイと思いながら持ってきた私物を持っていた。
(お姉ちゃん…今から故郷に帰ります。立派な魔法使いになるっていう夢は駄目だったけど…だけど皆頑張ってくれて嬉しかったな…)
ネギは目に涙をため、流れない様に涙を拭っていた。そんなネギにマギは静かに笑いながらネギの頭を優しく撫でていた。
(はぁ~これで俺は故郷に帰ったらネギよりも小さいガキと一緒に又勉強か…これも今までめんどくさがっていた罰なのかもな。やれやれだぜ…)
とマギは半ばあきらめモードであった。そして互いに無言で遂に駅にたどり着いてしまった。
「子供1枚と大人1枚で新宿まで」
ネギが駅員に頼み、切符をもらうと改札を通ってホームへと向かった。これで麻帆良とはさよならだと思うとこの学園も見納めかと思いながら最後だけもう一度麻帆良学園と見ようと振り返ると
「ネギ!!」
其処には今まで全力疾走して息が切れているアスナが居た。ネギはアスナがいる事に驚いていた。
「ごッゴメンネギ!アタシ達のせいで最終課題に落ちちゃって…!!」
アスナがネギに謝っていたが、ネギはいいんですよ…とアスナにそう言った。
「誰のせいでもないですよ…魔法の本なんかで受かっても駄目ですし、結局教師として未熟だったんです」
何よりも…とネギは続けた。
「クラスのみなさん…特にバカレンジャーの皆には感謝しています。短い間でもすごく楽しかったですし」
「ちょッちょっと!そんな簡単に諦めちゃうの!?マギなんとかになって、サウザントなんとかを探すんじゃないの!?」
アスナに自分の目標を言われ、ネギは黙ってしまった。
「…さようなら!!」
ネギはこれ以上何も言わずにアスナの前から去ろうとしたが
「だから…行っちゃダメだって言ったでしょ!!!」
アスナは改札口を飛び越え、ネギを後ろから抱きしめた。
「そりゃ最初はガキでバカな事ばかりするから怒っていたけど…アタシなんかよりちゃんと目的持って頑張ってるから感心したのよ!なのに…」
ネギはアスナがこれほどまでに自分を見ていた事に驚き、マギはそんなアスナを優しく見てた。
「おーーいネギ坊主!!」
「ネギ君待って~!!」
と古菲やまき絵達バカレンジャーと図書館組も追いついてきた。ネギは追いついてきた皆を見て涙があふれてしまった。
「いッいまさら会わせる顔が無いです!さよならアスナさん!!」
「あちょっとネギ!!」
ネギはアスナの拘束を振り切り、走り去ろうとした。そんなネギを見てマギはったくと呟きながらス…と自分の足をネギの足に引っ掛けた。
「え!?へブ!!」
マギに足を引っ掛けられ、ネギは盛大に転んでしまった。
「少しは待ってやってもいいんじゃねえかネギ?」
マギがそう言っている間にもバカレンジャーや図書館組が改札口を飛び越えてネギの元へ向かって行った。
「ネギ君!もう一度おじいちゃんに頼みにいこ!な!?」
「そうだよネギ君こんな子供なのに酷過ぎるよ!」
「もう一度テストをやらせてもらうアル!!」
「で…ですが最終課題は僕も納得のうえですから…」
このかとまき絵と古菲がネギを説得していた。俺の事はスルーか…とマギはそう思ったが、別段気にしては居なかった。このかが学園長にもう一度頼もうと言っていると
「フォフォフォ…ワシを呼んだかのう?」
と学園長が現れた。ネギ達は何でこんな所に来たのか分からなかったが、いや~~済まなかったのうと行き成り謝りだした。何故学園長が謝ったのかと言うと
「実はの…遅刻組の採点をワシがやっとってのう。うっかり2-Aの全体と合計するのを忘れてしまったのじゃよ。いやぁおかげで報道部の生徒に怒られてしまったわい」
ネギ達は学園長が言った事にポカンとしていたが
「えぇなんですかそれ!?」
ネギが驚愕しながら学園長にツッコんだ。
「それってうちらの8人分の点数が入ってへんっていう事やろ?」
「じゃあひょっとすると2-Aが最下位じゃないって事も…」
このかとハルナのいう事が本当ならかなり希望が見えてくるがしかし
「けどバカレンジャーの私達の点数を足してもあんまり上がらないんじゃ…」
まき絵はバカレンジャーの自分達は余りテストの出来が良くないのではないかと不安になっていた。
「では此処で発表しようかのう。まずは佐々木まき絵君じゃ」
と行き成りまき絵のテスト発表をすることとなった。当のまき絵は緊張の余り生唾を飲み込む。
「平均点66点よう頑張ったのう」
「えッ嘘!?66点!?」
まき絵は驚きを隠せなかった。66点なんて今まで取った事が無いからだ。
「部活熱心なのはいいが、もちっと勉強面にも力を入れてほしいのう」
「は…はい」
まき絵は照れながら頭を掻いていた。
「次に古菲君67点、長瀬楓君63点…この調子で頑張るのじゃぞ」
古菲と楓も今まで取った事の無い点数で、古菲は学園長に本当アルか!?と改めて聞いたら本当じゃよと頷き返す学園長。
「綾瀬夕映君は63点いつもこのかが世話になっとるのう…普段からもっとまじめにの」
(ヤダです…)
と心の中でヤダと言った夕映である。
「早乙女ハルナ君81点、宮崎のどか君95点、このか91点…このへんは問題ないのう」
とハルナにのどかとこのかは高得点を獲得していた。そして最後に残ったのは…
「最後に神楽坂明日菜君」
「はッはい!」
自分が最後に呼ばれたのは若しかしてまた自分だけ悪かったのか?と思ってしまい、学園長が笑ったのを見るとやはり駄目だったのかと思ってしまった。しかし学園長から出た言葉はまるっきり逆だった。
「…71点よう頑張ったのうアスナちゃん」
「へ?…あ…はい」
アスナは呆然としてしまった。バカレンジャーの中で一番頭が悪かったアスナが一番出来ていて、さらに平均点が70点台を取るという事が信じられなかった。
「あ…そうれじゃあ学園長!」
アスナが聞きたい事が分かっているのか、学園長はウムと頷きながら
「この8人の点数を合計すると平均点が81.0となり0.2の差で…なんと2-Aがトップじゃ!!」
学園長がトップと言った瞬間に
『やッヤッタァァァァァッ!!』
麻帆良にいる2-Aの生徒が大歓声を(食券が大儲けした桜子は狂喜乱舞した)挙げた。
「で…でも魔法の本が無いのにどうやって!?」
ネギはそれが疑問だったが、別にそんな事いいじゃねえかとネギの頭に手を置いたマギ。
「魔法の本なんか得体の知ねぇモンに頼らなくてもアイツラはしっかり出来たんだ。今はそれを喜ぼうぜ?」
「そうじゃなあ…今回は全てみんなの実力じゃよ実力」
学園長が言った事にネギははぁ…と呟いた。それにと学園長は言葉をさらに続けた。
「最終課題はネギ君は子供で有りながらも今後も先生としてやっていけるのか、マギ君はネギ君や生徒達を支えてあげ、生徒達を信じてあげるかを見たかったのじゃ。図書館島でのトラップにめげずに最後まで生徒を信じてあげるとはよう頑張ったのう。おまけに学年トップになるとは大したものじゃ」
よって…と最終課題の結果は言うまでもなく
「文句なしの合格じゃネギ君マギ君!これからも精進するようにな」
「あッハイ!!」
「首の皮が繋がったようだぜ…」
ネギは合格したことに喜び、マギはとりあえずは大丈夫かと安心していた。そしてネギはアスナの元に行き
「アスナさん…僕」
「ははは良かったねネギ…ま、とりあえず新学期からはよろしくね?」
「はッはい!よろしくお願いします!」
アスナはネギの頭を撫でながら、マギの方を向いて
「マギさんもこれからよろしくね」
「まぁよろしくな」
アスナによろしくと言われ、マギも宜しくと返した。
「よ~し!ネギ君を胴上げだ!!」
『お~~!!』
まき絵がネギを胴上げしようと言い、古菲や楓やハルナなどがネギを胴上げし始めた。ネギが胴上げされている所をマギは一々騒がしい女たちだなと思っていた。そんな彼女たちの学校生活がこれからが本当の始まりなのだ。
「まったく…やれやれだぜ…」
とマギは溜息を吐きながらお決まりの台詞を言った。だがその表情は晴れ晴れとしていた。
こうしてネギとマギは無事に担任と副担任へとなったのであった。
感想どしどしどうぞ!