トリガーに転生したので取り敢えず世界を救おうと思う   作:プロトタイプ・ゼロ

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皆様のお陰でアンケート結果が決まりました。本当は味方ウルトラマンは一人だけにしようと思ったのですが、意外にも二人のウルトラマンが大人気だったので、ウルトラマンダイナとウルトラマンコスモスを味方ウルトラマンにすることにしました!





それでは、第六話スタートです!


第六話「ライバル後々相棒」

 

 

『ダッ!』

 

『デェア!』

 

 お互いの光から現れた光の巨人。ウルトラマントリガーとウルトラマンダイナはお互いの拳を避けながら相手に攻撃しようとする。

 

 トリガーの拳はダイナの腕で阻まれ、逆にダイナの拳はトリガーの脚で防御される。お互いに一歩に引くことのない攻防が続く。

 

『へっ! お前、やるじゃねぇか』

 

 ダイナは肩で息をしながら指をちょいちょいとくねらせトリガーを挑発する。だが、トリガーはその挑発に乗らずに距離を取り警戒する。

 

『はっ! そう簡単に挑発に乗ってくれねーか! そりゃあそうだよなぁ!』

 

『ダッ!?』

 

 突然ダイナはトリガーに距離を詰め飛び蹴りを浴びせる。突然のことで反応ができなかったトリガーはダイナの飛び蹴りを胸で受け吹き飛ばされる。

 

『ダッ!』

 

 だがトリガーもウルトラマンの一人。吹き飛んでも空中で大勢を整え地面に着地する。それと同時にダイナにハンドスラッシュを繰り出す。

 

 トリガーのハンドスラッシュに対してダイナはダイナスラッシュで対抗し相殺する。ハンドスラッシュとダイナスラッシュがぶつかり小さな爆発が起こるとダイナはその爆発の中に向かって走り出しトリガーに肩からぶつかりに行く。

 

『ダッ!?』

 

 それによりまたもや吹き飛ばされたトリガーは複数のビルに激突し破壊してしまう。

 

 なかなか起き上がれないトリガーを見て好機と見たダイナは、トリガーの両足を掴みぐるぐると身体ごと回転し投げ飛ばした。

 

『デェェェェェェアッ!!』

 

 遠心力のついたダイナの投げ飛ばしにトリガーはなすすべもなく飛ばされる。

 

『デェア!』

 

 ダイナは両腕をクロスさせ、ダイナの必殺技ソルジェント光線を放った。トリガーはソルジェント光線が命中する瞬間、空を飛び回避するとそのまま地面に降りる。

 

『ダッ!』

 

『いいぜいいぜ! ますます燃えてきたぜ!』

 

 ダイナが胸の前で腕を交差させると額のクリスタルが輝く。するとダイナの体色が赤色に変化し、ウルトラマンダイナ・ストロングタイプとなった身体付きもウルトラマンダイナ・フラッシュタイプと比べると筋肉が盛り上がってマッチョになる。

 

『オラァ、行くぜ! そう簡単に潰れるなよ?』

 

 ダイナの剛烈なラッシュをトリガーは腕を交差させることで防ごうとするが、フラッシュタイプとは違いストロングタイプのダイナの拳はかなり重く、すぐに体勢が崩れてしまう。

 

『デェア!』

 

 ダイナの最後の拳がトリガーを遠くまで吹き飛ばす。背中から地面に落ちたトリガーのカラータイマーが赤く点滅する。

 

『ダッ……!』

 

 なんとか起き上がろうとするもすぐに力が抜け立ち上がることすら困難になる。

 

『これで終わりだな! よーし、トド……』

 

『ンギヤアアアアアアァァァァァァッ!!』

 

 立ち上がれないトリガーにとどめを刺そうとソルジェント光線の構えを取ろうとしたダイナは、突如後ろから何者かによって突進されたことにより中断させられる。

 

『デェア!?』

 

『ダッ!?』

 

 吹き飛んだダイナはトリガーの腹の上に落ち、トリガーに余分なダメージが入る。

 

 素早く立ち上がって構えを取るダイナとは裏腹に、ダメージを負った腹を抑えながらヨロヨロと立ち上がるトリガー。

 

『アレは……ゴモラ?』

 

『(ゴモラって……俺がここに来て最初に戦ったやつじゃん)』

 

 ゴモラが現れたことに疑問を抱くダイナの隣で、トリガーはゴモラを見て警戒心を高める。

 

『ダッ!』

 

『デェア!』

 

 ダイナとトリガーは同時に駆け出す。最初にダイナがゴモラの腹を殴って宙に浮かせると、その後ろからトリガーがボレーキックで吹き飛ばす。そのままダイナの腕を掴み遠心力をつけてゴモラに向けて投げる。

 

『デェア!』

 

 勢いの付いたダイナは拳に炎を纏わせゴモラの顔を殴り、怯んだゴモラの顔を掴んでヒザ蹴りを繰り出す。その後尻尾を掴んでグルグルと回転するとトリガーに向けて投げ飛ばす。

 

 トリガーはゼペリオン光線を放ちゴモラに直撃させる。トリガーを通り過ぎて地面に落ちたゴモラはその瞬間爆発し、トリガーはダイナと顔を合わせる。

 

『へへっ! いいコンビだったな!』

 

 ダイナは人懐っこくトリガーと肩を組む。それに苛ついたトリガーが腕を払いのけようとするが、ストロングタイプになってるダイナの力が凄まじすぎて何もできずその場で項垂れる。

 

『なぁ……いや、後でお前と話をさせてくれねーかな?』

 

『……ダッ』

 

 どうせ拒んでも意味ないだろうと考えたトリガーは疲れた様子を見せながら頷く。そしてトリガーはその身体を光で包み、人間の姿となる。

 

 ダイナも同じように光に包まれると同い年ぐらいの少年になる。

 

「いやぁ、さっきは悪かったな! 俺と同じ転生者ってだいたいが頭のおかしい奴らばっかりだからさぁ。もしかしたらお前もそうなのかなって思っちゃってね! あ、自己紹介が遅れたな! 俺はアスカ・リュウ! よろしくな!」

 

「……空乃奏汰」

 

「へぇ~奏汰って言うのか!? いい名前だな!」

 

 馴れ馴れしいほど友好的な態度を見せるリュウに若干イラつくが、キレても意味がないことを悟った奏汰は相槌を打つだけで特に反応しない。

 

 それからリュウは「お前に紹介したいやつがいる!! いいヤツだからぜってぇ仲良くなれるぜ!」とだけ言ってどっかに走り去っていった。勝手に喧嘩売ってきて強引に友達になってきた彼は、例えるなら嵐のような人物だった。

 

「……鬱陶しいやつだな。さっきは喧嘩売ってきたのに」

 

 正直奏汰は彼のような人間は好きではない。ウルトラマンとしての実力はまだまだ未熟でありながら、その秘められたポテンシャル自体はすごく高い。それ自体はまだいいが、気に要らないのは彼の性格だった。

 

 そのことに奏汰は素直に感心し尊敬した。自分の持ってない才能に嫉妬した。そして、かつて闇の戦士だった自分が孤立していたときに強引にでも仲良くなろうと詰め寄ってきた女性を思い出しふっと笑う。 

 

「はは……今は、凄くカルミラに会いたいよ」

 

 まるでなにかに願うようなその囁きは夜空の闇に紛れて消えていった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜星乃一歌〜〜

 

 

 二人の巨人が争っていた場所からかなり離れた場所まで宵崎奏さんと無事避難することができた。途中ゴモラが現れたときはヒヤヒヤしたけど、二人の巨人の息のあったコンビネーションで倒したあと二人共光となって消えた。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……なんなのアレ?」

 

 隣で奏さんが死にそうなほど顔を真っ青にしながら愚痴るように言う。

 

「よくわかりません……けど、多分ウルトラマン、ですよね」

 

「そうだとは……はぁ、はぁ……思う、けど」

 

 凄い。少し距離があったとはいえ息切れが激しい。また、ウルトラマンの姿を見れた……ふふ、凄く嬉しい。

 

 十年前に光の巨人を見てからずっと心の奥底からワクワクとドキドキが止まらなかった。以前トリガーがフェニックスワンダーランドに現れたときもドキドキした。そして今回も……二回も現れた。しかも、偶然とはいえトリガーの正体まで知っちゃったし!

 

 仲良くなりたい……あの子と……空乃さんと仲良くなりたい。このドキドキを伝えたい。私のドキドキを空乃さんに知ってほしい。直に聞いてほしい。

 

「あの……大丈夫ですか?」

 

 私はまだ息切れしている宵崎さんを見て、先程まで考えていたことを頭から消し素直に心配する。というか、この状態の宵崎さんを見て心配しないほうがおかしいくらいだと思う。

 

「こ、れが……大丈、夫そうに……見え、るの……?」

 

「あはは……大丈夫じゃあ、なさそうですね」

 

 ごめんなさい。確かに誰が見てもわかるぐらい息切れしてますね。

 

 下から見上げるように睨みつけてくるけど、その様子がなんだか可愛らしく思えてしまうのはなんでだろう?

 

 その後、用事が終わったらしい空乃さんと合流し今日は解散となった。

 

「……今日は疲れたかな」

 

 自分の部屋に戻りベッドに横になった私は、今日あったことを思い出す。今日だけで色々すごい経験をしたと思う。

 

「また、会えるかな……空乃さんに///」

 

 途中で恥ずかしくなってきた。

 

 彼のことを考えていたら……なんでだろう。胸が熱くなってキュンキュンして苦しくなる。でも、その苦しみに不快感は全く無くむしろ心地良いくらい。

 

 もっと空乃さんとお話したかったな。もっと顔を見たかったな……そして――

 

「っ/// な、何考えてるの私!? だ、だめだよ! あの様子なら多分空乃さんには好きな人がいるはずだもん!」

 

 真っ赤になって暑い顔を枕に押し付け足をバタバタする。恥ずかしい。やっぱり恥ずかしい。

 

「うぅ〜〜〜〜っ!! で、でも……また、お話したいなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜とある場所〜〜

 

 

 

「それで? その人物は信頼に値する人なのかな?」

 

「おうよ! 俺が直接殴り合って確かめたからな!」

 

 誰もいない闇の広がった教室の中で二人の少年少女がいた。

 

 一人は長く美しい黒髪をストレートに下ろし、まるでどっかのお嬢様のような黒を貴重とした制服を着た美少女。

 

 もう一人は今日奏汰と激闘を繰り広げた少年――アスカ・リュウ。

 

「アイツはいいやつさ! 間違えねぇよ」

 

「本当かなぁ? 君の直感ってたまに信じられないときあるからなぁ」

 

「ぐぅ! い、いつもはそうかもしれねぇけど……今回はぜってぇ違うって!」

 

 机の上に座って足をプラプラさせていた美少女は「ふ~ん?」とリュウを怪しむが、すぐに「そっか!」と机から降りて教室を出ようとする。

 

「って、どこに行く気だぁ?」

 

「その子のところ」

 

「場所わかるの? あと時間帯考えてね?」

 

 あまりの正論に美少女は顔を顰める。

 

「……馬鹿に正論言われた。なんか屈辱的」

 

「酷くね!? あとバカって言うな! せめて筋肉つけろ!」

 

 それでいいのか……。

 

 






◆◇空乃奏汰のウルトラ怪獣ナビ!!◇◆

奏汰「……どうも、この話の主人公を努めています。空乃奏汰です」

奏「相方の宵崎奏です」

奏汰「お前ってそんなキャラだっけ?」

奏「一応本編とは関係ないからはっちゃけてみようかなって思って……駄目だった?」

奏汰「だ、駄目じゃないけど……(くっ……可愛すぎて拒否できない)」

奏(ふふ、計画通り)

奏汰「なんか怖いけど……気を取り直して。ここではこの作品に登場した敵キャラや味方を紹介する場になっている」

奏「紹介するのは一話に付き一人。詳しい解説とかは省いているからもし知りたい人はそれ専用の動画を見るなどしてね」

奏汰「今日紹介するのは……これだ!」


ウルトラマントリガー・マルチタイプ

奏汰「俺が変身する光の巨人。その名もウルトラマントリガーだ。パワーとスピード両方に優れていて多彩な光線技を駆使して戦う態だな」

奏「あとはトリガーの基本形帯なんだよね?」

奏汰「そう。ウルトラマントリガーは

身長53m

体重4万4千t

飛行速度:マッハ5

走行速度:マッハ1.5

水中速度:マッハ1.5

潜地速度:マッハ1.5

ジャンプ力:800メートル

握力:50000トン

と言ったバランスの取れた形態なんだ」

奏「まぁ、作者さんはバランスが取れているのかまではわからないらしいけどね」

奏汰「裏事情を言っちゃいけません!」

奏「トリガーの必殺技はゼペリオン光線。両腕をL字に組んで放つ技だよ」

奏汰「ウルトラマンティガと同じ技ということで有名だよね」

奏汰「さて、今回はもうおしまい! 次回も〜」

奏汰&奏「スマイルスマイル♪」


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