艦これ 異世界戦記   作:冬吉

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第十五話 不自然な遭難事故

吹雪達が川内姉妹と接触してから5日後

 

午前8時 太平洋、日ノ出近海

 

コンテナ貨物船「そうや」

 

見張り1「はぁ、それにしても見張りって、退屈だな・・・」

 

貨物船の乗組員が朝の見張りに愚痴を言いながら一服していた。

 

見張り2「うん?なんだ?」

 

見張り1「どうした?」

 

見張り2「あの黒い物体なんだ?」

 

見張り1「民航機じゃねぇか?」

 

見張り2「いや、あんなに小さくないだろう...うん?、何か落としたぞ」

 

見張り1「増槽か?」

 

見張りの一人がそう言った瞬間、増槽?と思われる物がコンテナに当たった瞬間、

 

それが炸裂した。

 

見張り1「うわぁ!」

 

見張り2「こ、こいつは、増槽じゃないねぇ、爆弾だ!」

 

見張り1「俺、船長に言ってくる!」

 

見張り2「分かった!」

 

見張りしていた船員は、すぐに船長に事態を報告し、通信士に遭難信号を打つよう命じた。

 

コンテナ船「そうや」 通信室

 

通信士「こちら、コンテナ船「そうや」、本船は、現在、正体不明の飛行物体からの攻撃を受けている。至急、救助を求む」

 

同時刻 太平洋上

 

日ノ出海軍 汎用駆逐艦「よなぐに」

 

艦内放送「機関室で火災発生!、DCは直ちに消火に向かえ!」

 

DC・・・ダメージコントロール

 

よなぐにCIC

 

よなぐに艦長:村里多喜男(むらざと たきお)

 

多喜男「被害拡大、負傷者発生」

 

乗員「機関室で負傷者発生、衛生員は、救護に向かえ」

 

数十分後

 

よなぐに 機関室

 

乗員「機関室、火災の鎮火を確認」

 

衛生員「負傷者の収容が完了しました」

 

乗員「負傷者の収容完了」

 

多喜男「うむ、現時刻をもって、訓練終了」

 

乗員「訓練終了、総員、持ち場に戻れ」

 

電測員「間もなく演習海域です」

 

通信員「先行した「まや」より報告、ソナーに反応あり」

 

20分後

 

通信員「艦長、コンテナ船「そうや」からの遭難信号を受信、当該船舶は、本艦より西約30マイル地点です」

 

多喜男「よし、艦長より達する、本艦は、これよりコンテナ船の乗員、救助に向かう、針路280」

 

乗員「針路2-8-0」

 

艦橋

 

航海員「針路2-8-0、ヨーソロー」

 

多喜男「哨戒ヘリの発艦準備を急げ」

 

よなぐに後部 飛行甲板

 

副操縦士「しかし、対潜演習の為に来たとたん救助任務とは」

 

機長「何だ、不服か?」

 

副操縦士「いえ、本来であれば対潜任務に就くこいつ(SH-60)が輸送や救助任務ばかりで本来の力を発揮してないなぇと」

 

機長「そんな事はねぇぞ、輸送や救助も重要な任務だ」

 

副操縦士「そうなんですけどね」

 

機長「よし、シードラゴン1からCICへ、発艦の準備完了」

 

無線「了解、貴機の発艦を許可する」

 

機長「シードラゴン1、発艦します」

 

よなぐにから哨戒ヘリが飛び立ち、そうや乗員の救助に向かっていた。

 

しかし、これがただの遭難事故ではない事は、彼らには知る由もなかった

                                            

                                         続く

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