よなぐに CIC
電測員「コンテナ船「そうや」、レーダーからロスト、沈没したと思われます」
多喜男「うむ、乗員は、無事に退船したであろうか・・・」
電測員「?、艦長、そうや付近に”UNKNOWN”、小型機です」
多喜男「小型機だと?、変だな陸から離れたこんな所を何故、小型機が・・・」
電測員「UNKNOWNと哨戒ヘリが間もなく接触します」
哨戒ヘリ
機長「こちら”シードラゴン1”、目標まであと15マイル、何だあれは...?」
よなぐに CIC
無線「シードラゴン1、UNKNOWNと思われる小型機を視認、何!?」
ヘリのパイロットがある物を見て驚愕した瞬間、通信が途絶し、
よなぐにから水平線の向こうで”何か”が爆発した。
よなぐに CIC
通信員「シードラゴン1、応答せよ、どうぞ」
哨戒ヘリから無線が応答がなく、通信員は、再度、呼び掛け行った。
通信員「シードラゴン1、応答せよ、どうぞ」
多喜男「どうした?」
通信員「哨戒ヘリから通信が途絶しました」
電測員「シードラゴン1、レーダーロスト」
哨戒ヘリからの安否が分からなくなっている時、艦橋から報告が入る。
乗員「こちら艦橋!、哨戒ヘリが攻撃を受け、墜落した模様!」
多喜男「総員、戦闘配置!」
乗員「総員、戦闘配置、これは訓練ではない!繰り返す!」
多喜男「”UNKNOWN”に無線で警告を行え!、主砲発射準備、空軍に応援要請せよ!」
多喜男は、すぐにCICから艦橋へ上がり、双眼鏡で正体不明機を見た。その機体は、不気味な形をしていて、機銃と増槽(爆弾)を二発、装備していた。
多喜男「極東...もしくはユ連機か?、見た事ない機体だ、やつとの交信は、出来たか?」
乗員「駄目です、どの周波数に変えても応答がありません」
多喜男「不明機に対し、警告射撃を行う」
よなぐにが装備する64口径5インチ砲の砲口を向け、発砲、砲弾は、不明機の横を通過した
よなぐに CIC
多喜男「司令部、駆逐艦「よなぐに」、UNKNOWNの攻撃により救助に向かった哨戒ヘリが墜落した、不明機に警告射撃を実施したが反応なし」
司令部「了解した、ユ連機か?」
多喜男「不明です、初めてみる機体です」
司令部「空軍は、時間がかかるそうだ、やむを得ない場合は、正当防衛を含め、貴艦が必要な処置を執れ、以上だ」
電測員「目標もなおも本艦に接近中です」
多喜男「やむを得ない、主砲、UNKNOWNをげき...」
電測員「敵弾接近!」
不明機が抱えていた爆弾は、よなぐにに向け、撃ち込み、一発目がよなぐにの左舷側の海面に着弾、二発目が艦橋に直撃し、爆発と共に火災が発生した。
よなぐに CIC
多喜男「DC、急げ!、被害は!?」
乗員「艦橋に直撃、ECM及び捜索及び火器管制レーダー使用不能!」
多喜男「主砲は、まだ使える、直接照準で敵機を撃墜せよ」
その頃、艦橋では、敵弾の直撃により多数の乗員が負傷し、あちらこちらでうめき声を挙げている者や既に息をしていない者もいた。
乗員「こちら艦橋、敵弾直撃により負傷者多数、至急、応援を求む!」
よなぐに CIC
電測員「本艦後方よりミサイル!、UNKNOWNに向かっていきます!」
多喜男「何?!」
よなぐにの右舷上空を一発のミサイルが通過し、それが不明機まで近づくと近接信管より炸裂し、破片が襲いかかった。
よなぐに後方15マイル地点
同国海軍ミサイル駆逐艦「まや」
まや CIC
射撃員「ESSM、目標に命中」
艦長「攻撃を継続しろ」
射撃員「了解、ESSM、発射準備よし、バーズ・ア・ウェイ」
まやのVLSからESSMが発射され、不明機に向け飛翔、そして、不明機に当たると跡型なく消し飛んだ。
電測員「目標、レーダーロスト、撃墜を確認しました」
艦長「了解、総員に達する本艦は、演習を中止しこれよりコンテナ船、よなぐに乗員の救助に向かう」
続く