同日 八丈島
住民1「おいおい、空港が攻撃を受けたぞ」
住民2「一体、何処の国の航空機なんだ」
警察1「皆さん、落ち着いてください、指示があるまで屋内に退避してください」
警察2「空港の被害は、滑走路だけです、はい、分かりました」
警察1「先輩、どうしたんすか?」
警察2「署から通達があった、しばらくパトロールを維持しろと言われた」
警察1「えぇ・・・、空港が攻撃を受けたのに軍は、動かないですか?」
警察2「仕方ないだろう、第一に攻撃してきた航空機が何処の国の所属か分からん以上、下手に出動させたら、国内外から批判が来るだろう。」
警察1「はぁ、いつから、この国は、”完全な平和ボケ”になったんだろうな」
警察2「さぁな」
同日 夕方 横須賀基地
杉上「では、何処の国も”軍用機”を出していないと・・・」
※ここでの軍用機は、戦闘爆撃機。
国防省関係者「あぁ、外務省が各国と取り合ったが何処も飛ばしてないと言っている。、特に北米は、空母艦隊は、現在、南シナ海にいると通達してきた。」
杉上「で、その後の対応は、」
国防省関係者「しばらくの間は、空軍のスクランブル態勢及びレーダー監視を強化する」
杉上「それでは、我々は、攻撃を受けるまではじっとしていろと?」
国防省関係者「前回の八丈島沖での戦いとは、訳が違う、空爆で住民たちが不安になっている、無策に軍を派遣すれば、更なる混乱を生む」
杉上「了解しました」
杉上「(この国は、いつまで”口だけの平和”を謳い続ける気なんだ・・・)」
横須賀基地 船着き場
村里「そっちは、大丈夫?」
多喜男「あぁ、俺は、指揮所に居たから無事に済んだが艦橋にいた者は・・・」
村里「父さん、もしかして、自分の事、責めてる・・・?」
多喜男「・・・あぁ、俺が攻撃する判断が遅かった事で多くの部下を失った」
村里「あれは、、父さんだけの責任じゃないわ、」
多喜男「恵美、お前も私と同じ艦長だ、艦の上に就く人間は、艦と乗員達の命運を背負っている。双方に何かあれば、その長に就く人間の責任となる。」
村里「父さん・・・」
多喜男「恵美、俺の様になっては、だめだ、軍人である以上、一つでも躊躇う事でもあれば、自分だけでなく周りにいる同僚達も命を失いかねない」
村里「・・・・」
多喜男「もう時間か、今回の事を基地の幹部達に報告しに行かなければならない、そろそろ、切るぞ」
村里「うん、分かった」
村里「(父さん、私は、絶対に躊躇わない、自分の周りにいる仲間達を守り抜く」
続く