八丈島から東へ200km地点
駆逐艦「ふぶき」
レーダー員「対空レーダー感、本艦隊、前方、国籍不明機を探知、機数は25!」
村里「25?、可笑しいわ、AEWからの情報だと40との報告のはずよ」
副長「何らかの原因で引き返したのでは?」
村里「うーん、何か引っかかるけど、まずは、前方の敵に対処するわよ」
副長「了解、総員、対空戦闘用意!」
乗組員「総員、対空用意」
砲雷長「艦長、迎撃します」
村里「はい」
砲雷長「対空戦闘、CIC指示の目標、中SAM攻撃始め!」
乗組員「発射用意、撃て、バーズアウェイ」
ふぶきのVLSから数発の中SAMが発射された。
乗組員「こんごう及びはたかぜ、中SAM発射、敵編隊に向かっていきます」
艦娘達の上を多数の中SAMが通過してゆく。
川内「今のは?」
吹雪「あれは、中SAMです、遠くにいる敵機を撃墜する事を目的に作られた誘導弾です」
那珂「へぇ~、あれが遠くいる敵機を撃ち落とすんだ」
神通「私達の場合は、敵機に近づかない限りは、撃ち落とすが出来ません」
川内「これなら早く終わるんじゃない、わざわざ出撃させる必要もないし」
神通「姉さん、敵は、空だけとは限らないわ、警戒を怠ってはいけないわ」
川内「分かってるよ!」
吹雪「でも、村里さんからの情報によると私達に向かって来る機数は、25ですよ」
睦月「確かに変だね、警戒機の情報だと40って言っていたし」
那珂「母艦に引き返したとかかな?」
川内「それは、ありえないよ」
中SAMは、敵編隊に接近すると命中する寸前で近接信管が作動し、爆発した。
駆逐艦「ふぶき」
レーダー員「中SAMは、目標群に到達、敵25機中10機を撃墜を確認」
村里「この情報を直ちに前衛艦隊(艦娘達)に通達せよ」
神通「日ノ出艦「ふぶき」より入電、先程の先制攻撃により10機を撃墜」
川内「残り15機か、”ウ島”の事がないといいけど」
吹雪「川内さん・・・」
睦月「前方、敵機を確認!」
神通「輪形陣!、全艦、対空戦闘用意!、撃ち方始め!」
合図と共に艦娘達は、防御に特化した輪形陣をとり、上空にいる敵機15機に対し、主砲と機銃で応戦を開始した。
一方、日ノ出艦隊では
駆逐艦「ふぶき」
レーダー員「艦長、前衛艦隊が敵機15機と交戦状態に入りました」
副長「とりあえずは、前衛艦隊の奮闘次第ですか・・・」
村里「えぇ、変にSAMを撃ち込めば、その破片で損傷してしまう事もあるわ」
レーダー員「!!、艦長、僚艦「はたかぜ」より受信、本艦隊から100km地点で敵機を探知、機数15!」
副長「何!?、それに15機という事は」
村里「先のAEWからの40機中の一部、25機を前衛に向かわせて残りを捕捉困難な超低空で来たって事ね」
副長「全艦、対空戦闘用意!」
続く