駆逐艦「ふぶき」艦内 会議室
村里「さて、出来れば話を最初から説明してくれるかな?」
吹雪「はい、私が説明します」
睦月「吹雪ちゃん、大丈夫?」
吹雪「睦月ちゃん、きっと大丈夫だよ」
村里「じゃあ、吹雪さん、貴方がいう艦娘とは、どんな存在なの?」
吹雪「私達は、深海棲艦という敵から奪われた海を取り戻す為に生まれた艦に宿る魂が擬人化した存在です」
村里「その深海棲艦というのは、どんな敵なの?」
吹雪「私達の世界に突如して、現れた謎の艦艇でその敵は、瞬く間に各地の制海権を奪っていきました、それに対抗できる存在として、私達、艦娘です」
村里「成程、謎の敵勢力に対抗する為に誕生したのが艦娘という事ね」
吹雪「はい、その通りです」
村里「ところで艦娘というけど、艦種は、貴方達、駆逐艦だけなのかしら?」
吹雪「いいえ!私達の他に巡洋艦や戦艦、航空母艦もいます!」
村里「かなりいるのね、ところで貴方達の世界の空母は、レシプロ戦闘機かしら?」
吹雪「え?はい、赤城先輩達が使っているのは、烈風や流星、彗星を使っていますけど、それが何か?」
村里「・・・分かったわ、貴方達が艦娘である事を信じます」
吹雪「!」
睦月「よかったね、吹雪ちゃん」
夕立「そういえば、この世界には、私達と同じ仲間いるの?」
村里「残念だけど、私がいるこの世界は、深海棲艦も艦娘も"存在していない"わ」
吹雪「えっ!?」
睦月「私達と同じ艦娘もいない?!」
夕立「深海棲艦もいないぽーい!?」
村里「えぇ、おそらくだけどこの世界、貴方達がいた世界とは異なる歴史を歩んでいるの」
吹雪「じゃあ、この世界で艦娘と呼ばれる存在も・・・」
村里「貴方達だけという事よ・・・」
睦月「そんな・・・」
夕立「そういえば、ここは、何処ぽーい?」
村里「ここは、日ノ出海軍駆逐艦「ふぶき」の艦内にある会議室よ」
吹雪「えっ、私と同じ名前」
村里「後方には、同じ海軍駆逐艦「こんごう」もいるわ」
吹雪「こんごう・・・(金剛さん、心配しているかな・・・・)」
睦月「そういえば、この世界のふぶきは、どのぐらいの大きさなんですか?」
村里「このふぶきは、全長167m,全幅21m、基準排水量7800トン、速力30ノットよ」
吹雪「私達の時の駆逐艦よりも大きい・・・」
村里「時代が変わって、駆逐艦が昔よりも大型になったのよ」
睦月「そうなんですか・・・」
夕立「ところで何処に向かっているぽい?」
村里「我が海軍基地、横須賀よ」
吹雪「横須賀ですか!」
村里「だけど時代は、かなり違うわ、丘にあがった後、色々とあるし、今日は、休んでね」
吹雪「はい」
そう言って村里は、会議室から退室した。
吹雪「(これから先、私達、どうなるんだろう・・・」
吹雪は、この後、何が起こるか分からないという不安を残しながら、睦月達と寝に入った。
続く