ルーントルーパーズ〜国防軍漂流戦記〜   作:匿名

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発砲2

「久世小隊長達が戻って来たら離陸だ!急げ!」

ヘリポートの護衛を任されていた2班の八重樫伍長が、ヘリのパイロットに叫んで回る。

 

2班と4班の16人で、4機のヘリを空と陸両方の脅威から守るのは難しい。

4班の西本伍長達の軽装甲機動車に取り付けられたM2E3 14.5mm重機関銃が空に向け睨んでいた。

菱形状に4機が着陸し、それを囲むように16人全員が警戒に当たってあった。

 

「りょ、了解!スターター始動!」

パイロットは慌ててエンジンを再始動させる準備に取りかかる。

エンジンを暖気させる音が鋭く響き、ゆっくりとブレードが回転を始める。

だが、離陸可能な出力に上がるまでは時間がかかりそうだ。

 

「ま、マジかよ...」

「ひでぇ...」

 

ヘリの周りに居る護衛の兵士達は眼下の状況を見て絶句する。

街が焼かれ、空からは黒い巨鳥が兵隊を下ろし竜は軍民問わずに虐殺していく。

それは自分たちがテレビで見た日米大戦時の本土沿岸爆撃作戦さながらの光景だった。

 

「う、うぇぇ」

ある女性兵士はその惨状に堪らず胃の中の物をその場にぶちまけた。

 

「目を背けるな。決してこの光景を忘れるな」

そんな彼女に八重樫が厳しい言葉を投げかける。

 

継承帝国への隷属を拒否したらどうなるか。それは見せしめるための行為だった。この恐怖は人々を伝い伝染していく。それはいつしか周辺諸国にも伝わり敵対するより恐怖を感じるようになる。

 

国連軍である自分達には何もすることができない。友好国や同盟国、国連加盟国でもない自分達とは関係の無い国家を助ける義理もないし、助けるともしても帝国政府からの指示がないと動けない。

その肝心な帝国政府おろか本土との連絡が絶たれている。

何かしらの大義名分がないと動けれないのが現状である。

 

城下の惨状を見ていた市之瀬は今すぐにでも逃げたかった。

彼はヘリの方へ後退した。すぐにでも逃げるために。

不意に誰かの声が聞こえた。少女の声だった。

 

「みんな!1人でも多くの国民を城の中に避難させるんだ!」

「分かったわ。手分けしていきましょう!」

「フィル公の野郎共!今に見てろ!」

 

ラロナだった。

彼女が怯えていたのは、この地獄絵図が起こることを知ってたからだ。今は恐怖など全く見せず巨鳥に乗り手網を握り仲間と共に士気を高めていた。

 

「お、おい!?」

市之瀬は彼らの所まで駆け寄る。

 

「ああ、イチノセ、どうしたんだ?早く逃げる準備をしておかないとまずいだろ?」

「...本当に行くのか?」

「国を守る軍人だからな。行かないよりはマシだ」

「そ、そうか...」

「なーに情けない顔してるんだぁ?男ならシャキンとしろ!」

ラロナは市之瀬を景気つけるためにそう言いニカッと笑い出す。

 

「そ、そうだな...俺もしっかりしなくちゃな!」

「そうだろそうだろ!」

市之瀬は頬を叩き、姿勢を正し陸軍式敬礼の挙手敬礼をする。

 

「貴君の一層の奮闘と無事を祈る!」

「ありがとな、イチノセ...元の世界に戻れると良いな!」

 

市之瀬はしばらく微動だにせず彼女に敬礼を行う。そんな時に無線から八重樫の声が聞こえた。

「市之瀬!何をしている、早く戻れ!」

八重樫からの声に市之瀬はハッとする。

自分の任務を思い出しヘリの方に戻ろうとする。

 

だが、突然自分の周囲が日陰になった。

 

ヘリの方からは「市之瀬、後ろ!」や「伏せろ!」の怒号が聞こえる。

市之瀬は何事かと後ろを振り向いた。l

そこには城の城壁があり、その上には...

 

グルルル...

 

黒い竜が居た。

体長にして15m以上はあるだろうか。光沢が輝く禍々しい鱗、人間を引き裂きそうなかぎ爪を持った邪龍だった。

 

「て、敵襲!」

居合わせた数人の衛兵が槍を投げ弓を射掛けた。

市之瀬は顔が恐怖に支配されながらもホルスターに入っている8mm拳銃を出しながら後ずさる。

槍が、矢が、まるで子供のおもちゃのように黒竜の鱗に弾かれ虚しく落下していく。

 

次の瞬間、竜が凶悪なブレスを衛兵達に向けて放っていた。

 

「ぎゃあああああああ!!」

「熱い、熱いぃぃぃ!!」

 

断末魔の叫びが市之瀬の耳に飛び込んだ。

周囲が灼熱化し人間の焼ける臭いが漂う。市之瀬は半泣きになりながらも拳銃を持ちながら逃げている。

背後から、ズン、と言う音。

振り返ると、目の前に竜が居た。降りてきたのだ。

慈悲の心など全く感じさせない凶悪な眼光が彼を見下ろしていた。

 

「あ…うあ…」

市之瀬は恐怖で凍りついた。

 

「イチノセ!逃げろ!」

ラロナの悲鳴のような声が響く。

そしてき黒い影が動き出した。l

 

「う、うわあああぁああ!?」

市之瀬は殺されると思った。

だが、彼の予想と反し黒竜は素通りして行った。

 

「な、なんで...」

どう言う事か分からず、黒竜が行った先を見ると暖機運転中のヘリが居た。

この時、彼の背中に冷たい何かが浸るのを感じた。

 

「ま、まずい!?」

そこに怒号が響く。

 

「全隊、撃てぇぇっ!」

八重樫の命令を端に兵士が持つ89式小銃とM2E3重機関銃の銃口からマズルフラッシュが輝く。

6.8mm高速ライフル弾が、14.5mm徹甲弾がヘリに近づく黒竜に吸い込まれていく。

 

カンッ!カンッ!

 

6.8mm高速ライフル弾は黒竜の禍々しい鱗を弾きあらぬ方向に跳弾していく。

 

「わっ!危ねぇ!」

市之瀬は跳弾の危険を感じその場に伏せる。

 

「な、何よこれ!?」

「うわぁぁぁ!!」

「当たったら死ぬ当たった死ぬ!」

 

その場に居合わせた飛行軽甲戦士団の団員やアルゲンタビスや衛兵もパニックになる。

対物目標の撃破を主眼とした14.5mm徹甲弾は黒竜の鱗を貫通し肉を抉る。

 

ギャオオオオオオオン!!

 

あまりの痛さに地を震わす断末魔を叫ぶ。黒竜の騎手と思わしき者が慌てながら黒竜を落ち着かせる。

黒竜は我を忘れ騎手の言う事を聞かずに暖機運転中のヘリに向け突進していく。

 

「ま、まずい!?」

「ちくしょう!」

「ま、待て!撃つな!撃ったらヘリに直撃する!」

 

ヘリへの誤射を恐れて撃つのを躊躇う。

ブラックホークは慌てて離陸しようとするが既に遅かった。

 

そして制御が効かなくなった黒竜はブラックホークに覆い被さるようにヘリにのしかかってきた。

 

そして、金属がぶつかり合う高く鈍い音が辺りに響いた。

 

ローターブレードの1枚が破壊されたようだ。

 

ヘリはバランスを崩し城壁にぶつかり火花を上げ、美しい花が咲く花壇に墜落し横転した。

 

残っていたローターブレードも折れ四散してしまう。

 

「うわああああ!?」

「退避っ!退避ィー!」

 

墜落により一時的に視界が遮り、兵士達もヘリを守る所ではなかった。

制空権が奪われた状態でヘリに小隊を収容して撤退するのは不可能となりヘリは一時撤退することになった。

 

「緊急避難措置をとる!全機離陸する!」

「こちらサムライ2!離陸!」

「すまねぇ!だが、必ず帰ってくるからな!」

オオトリが先に離陸しその後にチヌークが離陸する。

 

「伍長!生き残ったへりが!」

「致し方ない...」

 

ヘリが去った後の中庭は絶望的な静寂が支配した。

だが、そこに更に追い討ちかけることになった。

 

先程の黒竜とは違う別の黒竜が撤退するヘリに襲いかかろうとしていた。

 

「ご、伍長おぉ!竜が!?」

「な、対空戦闘が得意じゃないヘリに襲いかかろと言うのか!」

「オオトリに空対空ミサイルは?」

「スティンガーなら各機に4発ずつです!」

「やってくれるか...」

 

安堵と不安に感情になりながらもヘリ部隊の無事を祈るぐらいしか自分達にできることしか無かった。

その時、中庭に続く回廊から足音が聞こえた。

 

久世達だった。

 

重症の少女と子供達を抱えて移動していたのであと一歩遅かったようだ。

 

「さっきの音はなんだ!?なっ...!」

中庭の惨状に久世は顔面を蒼白にした。

墜落したヘリと自分達を残して撤退したヘリ。

撤退するヘリに接近する黒竜3騎と対峙するオオトリ1機。

そこで何が起きたか理解するのに時間はかからなかった。

 

「あいつか...!」

ヘリの残骸の奥、土煙で覆われてシルエットだけが確認できる黒竜の姿を。

黒竜は動く様子はないが、あいつが居る限りヘリのパイロットの救助ができない。

 

「久世少尉!無事でしたか!」

八重樫伍長ら2班と4班の部下達が、久世と1班•3班の帰還に一筋の光明を見出したかのように駆け寄って来た。

久世は彼らに大きく頷き、間髪入れずに声を上げた。

 

「八重樫伍長、木原一等兵!僕と来い!」

「は、はい!」

「え?りょ、了解!」

 

集まった34人の部下達に叫んだ。

「僕と八重樫と木原で墜落機に乗り込む!残りはここで僕らを援護しろ!竜か動いたら撃て!」

 

久世は93式短機関銃を肩からぶら下げ駆け出そうとする。

 

「久世少尉、いったい何をするつもりで!?」

八重樫が彼を呼び止めた。他の部下達も同じ気持ちだった。

部下達を見渡し状況打破の説明をした。

 

「このままじゃパイロットを救助できない。それに他のヘリがここに着陸できない!」

久世は中庭を睨んだ。

部下達は、彼のその表情に息を呑む。

 

「ま、まさか!?」

「奴を倒すつもりですか!?」

彼らの言葉に久世が頷いた。そして八重樫に対し責任感から告げる。

 

「悪いな八重樫、木原。本来なら君達が射手と装填手だが、今回は僕の判断で起きた事だ」

彼はそう言い残し100m先に墜落したヘリに向かって駆け出した。

 

八重樫と木原が後を追い、残された部下は散開して銃を構え牽制体制を整える。

久世達は墜落したヘリに辿り着き、3人がかりで衝撃で変形したサイドドアを無理矢理開ける。

3人がかりで開けたのが功を奏しドアが開き機内へ進入した。

機内は文字通りひっくり返ったような有り様だった。あちこちに荷物が散乱して足の踏み場がない。

 

「く、久世少尉か…?」

「機長、大丈夫ですか!?」

見る限り、機長と副パイロットは割れたフロントガラスで切ったのか顔が血だらけだった。

 

「高度がそれほどなかったからか、死なずに済んだ…ハハハ、さすが帝国製だな。アバラが何本かいった…足もたぶん骨折してるな…うう」

「じ、自分も…」

 

久世は苦渋な決断を下す。

「救助は後回しになりそうだ。申し訳ないが耐えてください」

「わ、わかった…」

 

この2人も、あの少女と同様に早く艦隊に運ばなければならない。

 

「久世少尉、ありました!」

「こっちもです!」

八重樫と木原はがひっくり返った物資の中から、あるものを見つけた。

 

「よし、予備弾を持って出ろ」

久世はそれを手に取り肩に担ぐと、機内から脱出する。それは肩に食い込むようにそれは重かった。

 

『久世少尉!奴が動いた!』

 

無線機に大塚からの声が響いた。

89式突撃小銃の軽快な発砲音とM2E3重機関銃の重くてズッシリした発砲音が立て続けに聞こえた。

89式の6.8mm高速ライフル弾は弾き返しているが、M2E3の14.5mm徹甲弾は効いているようだ。

久世はヘリにそばで後ろを振り返ると、そこには巨大な影が聳え立つ。

 

「こ、こいつ!?」

久世は目を見張った。そこに居たのは黒竜で違いなかった。

だが、黒竜の腹にはパックリと傷が開いていた。

高速回転しているヘリのローターブレードが見えずローターブレードと接触し怪我したのだろう。

 

「意外と頭悪いんですね…」

八重樫からの感想に久世は勇気づけられるように、その場に膝を突き肩の物を黒竜へと向けた。

黒竜はゆっくりと久世達の方へ一歩、また一歩と接近してきた。

傷ついてなお、その目には狂気じみた闘志が漲っていた。勝つ事こそが竜の存在意義だと言わんばかりの執念だった。

 

グルォオオオオオオオオオオン!!

 

城全体に黒竜の咆哮が響き渡る。

その迫力に久世達は気圧されそうになった。

 

「八重樫伍長!装填!木原一等兵!援護だ!」

肩に担いだそれは90mm対戦車無反動砲だ。場所がかさばると言う理由で今回の派遣での携行が認められた物だ。

八重樫はOD(オリーブドラブ)色の双筒式の弾薬ケースから弾を取り出し、無反動砲の後部閉鎖機を開けて砲身内に装填する。

 

「砲尾閉鎖確認!装填よし!後方の安全確認よし!発射よし!」

 

八重樫が叫び、発射準備の合図で久世の後頭部を軽く叩く。

 

そして黒竜が息を吸い込むのが見えた。

それが自分達に向かってあのファイアブレスを放とうとしている準備だと直感する。

久世の脳裏にはテラスで見た、城の衛兵がファイアブレスでやられていく様子がフラッシュバックした。

 

「少尉になって初の大物が竜とはね...」

 

敵対勢力への発砲、自分の判断で部隊を危険な目に合わせたり、散々な目に遭っている。そして今度は竜を撃破するのだ。

黒竜が口を大きく開け赤い口内が露わになった。

 

──「発射ぁっ!」

 

その瞬間、90mm対戦車無反動砲の発射レバーを引き絞った。

 

砲口に閃光が迸り強烈な後方発射炎(バック・ブラスト)が尾を引いた。

発射された対戦車榴弾は砲身内に刻まれたライフリングで高速スピンし黒竜の口の中へ飛び込んでいった。

ファイアブレスを吐くために無防備になった黒竜の喉仏に達すると信管が作動し炸裂した。

体内で対戦車榴弾が爆裂しファイアブレスが逆流し黒竜の身体は木っ端微塵になる。

 

凄まじい爆風が久世達を襲い3人はひっくり返った。

 

 


「機長!9時の方向から竜3騎が接近中!」

「全機!最高速度で飛行!」

 

撤退を行っているヘリ部隊も混乱に陥ってた。対空戦闘を得意としないヘリが、それも武装を施しかつ大柄な図体を誇るオオトリと非武装のチヌークには荷が重すぎるからだ。

ヘリ部隊は撃墜の危機を避けようと最高速度より更に速い機体の寿命を短くしかねない超過禁止速度で飛行するがとてもだが間に合わない様子だ。

 

超過禁止速度を超えた事を知らせる警報がけたたましく機内に鳴り響く。

そんな中、サムライ1の機長は決断を下す。

 

「サムライ2、こちらサムライ1。奴らを落とす」

『落とすんですか!?』

「そうだ落とすんだ。スティンガーがあるから問題ないだろ」

『た、確かにそうですが...オオトリは他の攻撃ヘリより対空戦闘が苦手な機体ですよ』

「やらないよりはマシだ。最善を尽くそう!」

『わ、わかりました。やってやりましょう!』

「アルゲン、こちらサムライ1。これより敵“ 騎”を落とす。護衛はサムライ2に任せる」

『こちらアルゲン、了解した!』

 

サムライ1は機体を90°反転して滞空しながら黒竜と対峙する。

 

黒竜は相手が無防備で動かないと判断して加速し接近していく。

黒竜の口が開きファイアブレスを吐こうとしている。

 

メインローターのローターマスト頂部の火器管制レーダーが探知した黒竜の情報が表示されていた。

そこには黒竜を表す赤い点が表示され優先脅威順位が振り付けられてる。

前席に座るガンナーはHUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ)と基本ユニットが一体化した表示装置で照準を定めていく。

 

「覚悟しろよトカゲ野郎共ミサイルの力を思い知らせてやる...」

ガンナーは1回深呼吸をする。

 

「発射あっ!!」

 

ガンナーはスロットルのトリガーに力を込めボタンを押した。

スタブウィングに吊下ている1発のスティンガーこと60式近距離空対空ミサイルのロケットモーターに点火、前の2枚のフィンと後ろの4枚のフィンが展開し加速していく。

 

赤外線ホーミングの誘導でファイアブレスを吐こうと高温化している口に飛び込んでいく。

そして1騎の黒竜に弾頭が炸裂しファイアブレスが逆流し黒竜は騎手ごと爆散した。

肉塊に変わった黒竜と騎手だった物は重力に沿い落下していった。

 

「やりぃ!」

 

他の2騎は自分達の仲間が突然爆発したかと思うと肉塊に変わった事に頭が追いつけなかった。

そんなことは知ったことかと言わんばかりに間髪入れずに2発目のスティンガーが発射し残った2騎に牙を剥く。

2騎目も先程の黒竜と同じ道を辿る。

 

3騎目は仲間の仇と言わんばかりに急加速しファイアブレスを発射する。

サムライ1もスティンガーを発射したが赤外線ホーミングでファイアブレスに誘導され信管が作動し爆発する。

 

「なっ!?エアスティンガー敵騎到達前に爆発!」

ファイアブレスはそのまま直進しサムライ1に直撃しようとする。

 

「機長!正面から敵の攻撃が!?」

「キャビンを奴に向ける!」

 

サムライ1は最も重装甲である兵士を収容するキャビンをファイアブレスの方向に向ける。

そしてファイアブレスがキャビンに直撃する。

キャビン内の温度は高温化しサウナ状態になっていた。

 

「被害は!?」

「キャビン部分が焦げたぐらいです!ウィングに搭載しているミサイル類は奇跡的に無事です!」

「よ、良かった…」

ウィングに吊下ているミサイル類にファイアブレスが直撃し誘爆しなかった事に機長とガンナーは安堵した。

 

「発射あっ!」

 

ガンナーは再びスロットルのトリガーに力を込めてボタンを押した。

4発目のスティンガーは3騎目の黒竜に直進し口元で弾頭が炸裂。黒竜は頭から首元が消し飛ばされ騎手と残った身体と共に下へ落下していく。

 

「全騎撃破確認!」

「よし、サムライ2の元に急ぐぞ!」

 

黒竜を撃破したサムライ1は最高速度でサムライ2とチヌークの元へ帰還する。

 

 

 

 




市之瀬の行動に納得いかないのは何故なんだろう。
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