ルーントルーパーズ〜国防軍漂流戦記〜   作:匿名

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最近この作品を書くモチベが下がってる
文章だとか設定を見てるとめちゃくちゃ思えてきた

完結させたいんだけどこの調子で書くべきか

リメイク版を投稿するべきか


現場の憂鬱4

「行ったか...」

 

強襲揚陸艦“大隅”の艦外通路からセイロードを離れる桜龍を見守る、病院着を着た熊のような男が呟く。

 

かつて国防軍に戦いを挑み敗れた継承帝国氷雪騎士団の竜騎士アルノリドだ。

 

桜龍は祖国フィルボルグ継承帝国のあるルーイエ大陸の地図を作成するために送られるのだ。

本土に易々と足を踏み入られるのは屈辱を感じたが、この世界にルーントルーパーズと互角に戦える者はないに等しい。

 

数日前に、「ルーイエ大陸の地図を作成するから名称とか教えて欲しい」と協力を要請されたが、誇り高き帝国の竜騎士である自分がそう簡単に情報を渡すはずがなく拒否したが。

 

「とは言え、奴らの力は異次元すぎる。死んでもおかしくない怪我ですら治してしまうのだからな」

 

彼は先の戦いで死んでもおかしくない傷を負っていた。

アルノリド以外の救助された竜騎士も皆同じだった。

その傷は高水準の医療技術と国防軍の医官達による努力も甲斐あって命の危機を脱し今に至る。

 

治療の途中で死んでいった仲間もいたが、最後まで諦めず治療に専念したと聞く。

その時の医師達の顔には悲哀の表情が浮かんでいた。

敵である自分達を必死で治療し、あまつさえ仲間の死にも向き合う。

 

そんな軍隊はこの世に存在しない。

彼らの行動はアルノリド達から見たら異常に思えたからだ。

 

アルノリドの中には帝国への忠誠を誓う反面、ルーントルーパーズへの恩を感じていた。

そんなものは敵と恩は別だと区別をつけて割り切るべきだと理解している。

今の彼にはそれが出来ず、悩んでいた。

 

「でも、あいつだけは一筋縄にいかないんだよな」

 

アルノリドは腐れ縁の仲の戦友を思い出す。

彼女だけは心に深い傷を負ってるからだ。

心的外傷後ストレス障害と言う、命に脅かされるような出来事の記憶が思い出され、同じ出来事を味わう心の病気だそうだ。

原因は先の戦いだとは聞くまてまもない。

彼女以外の仲間にもその病気にかかってる者は何人かいるが、彼女の場合は症状が重すぎたのだ。

 

「今は薬の力でで眠ってるが、起きたら取り乱すんだろうな」

 

つい先程、彼女にその病気の症状が現れ、狂ったように髪を掻きむしり顔を引っ掻きながら取り乱してたのだ。

親友である自分の声すら、彼女の耳には入らなかった。

 

「俺があいつを支えんとな...」

 

アルノリドは決心する。

 

 


加藤は悩んでいた。

ルーイエ大陸地図を作成するため、地名や地理情報を提供する協力者の確保に。

 

「協力者は今の所0ですね」

「収容している帝国軍の騎士に協力して欲しいと頼みましたが断られましたね」

「愛国者であり忠誠を誓う軍人だからな。そう易々と協力はしないのだろう」

 

案を上げていく。

 

「帝国と交流がある商人に協力すると言う手もあるが...」

「あっちはあっちで対価を求めてきそうですね。そんな金なんかねぇってんのに」

「PXの商品は貴重品と化したからな...」

「マリースア政府、フィルボルグと繋がりのある貴族とはどうです?」

「マリースアの貴族も商人と何ら変わらない。あっちは国防軍の技術や兵力を欲してるからそれを口実に要求してくるはずだ」

 

案を出してはダメ出しされて行くのを繰り返す。

議論は続くよどこまでも

 

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