color palette I F   作:シックル

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第1話

これは本来の道と違ういわゆるパラレルワールドと言う物語、そして比較的人類に救いがあるかもしれない世界線、????年、ある幼稚園にて橙坂絵里は髪の色が皆んなと違うという理由で同い年からは避けられ先生達からはまるで腫れ物を扱うかの様な扱いを受けていた、が、たった一人だけ声を掛けてくれる女の子がいた。その名は錫原英莉花、彼女は良い家の一人娘ゆえに疎まれていた女の子だ、絵里が一人でつまらなそうにしていると彼女は声を掛けてきたのが始まりだ、「ねぇ、何してるの?貴女も一人?」英莉花はその家柄ゆえかどこか年齢に似合わない立ち振る舞いで優雅だった「う、うん…」絵里は無視される事はあっても話しかけられた事は無く若干オドオドしていた、それだけではなく、英莉花の上品な立ち振る舞いに緊張したというのもあるが、「私も一人なの、良かったら一緒に遊ばない?」しかしそんな絵里の事を気にせず続けてくる、「えっ?私と?」自分に話しかけるなど変わった女の子だと思った。何せ皆んなから避けられてるのに何故自分に話しかてくるとは思いもしなかった、「ええ、貴女が良ければ」「で、でもこんな変な私と…」「変?何処がかしら?」英莉花はまるで分からず絵里を見渡した、見渡し終わっても何処が変なのか分からないという顔をしていた。「だって髪の色が皆んなと違うし」「ああ、それね、でも別に気にすることでは無いと思うのそれに私は貴女の髪可愛いと思うわよ?」その言葉を聞いて絵里は泣きそうになりながら英莉花と遊んだ、いきなり泣き出しそうな絵里をびっくりしたが二人はその日以降あぶれ者どうし遊ぶようになった。絵里は幼稚園で瑛里華の存在があるおかげで一人ぼっちでは無かった、そのおかげが性格も変化した、根本的な部分は変わらなかったが嫌な事をされたり言われたりしたらはっきり嫌がりやられたままジッとしているようにはならなかった。そしてイザコザこそあったものの無事幼稚園を卒業し小学生になる頃の話に移行する、「え〜、といわけで皆さん無事我が校に入学おめでとうございます」長ったらしくて眠くなりそうな所々白髪でもうすぐ禿げそうな校長の話を聞終え絵里と瑛里華は教室で喋っていた、「ふぅ、やっと終わったわね」重々しい溜息を吐き絵里が呟く、オレンジの髪はやはり変わらず周りからヒソヒソと聞こえてくるがもはやそれを気にする絵里では無かった、「何で校長先生の話だけで30分もあるのよ…、どうすればあんなに喋れるのかしらね」それなりに辛かったのか心なしか棘がある、「そんな事言っちゃダメよ、まあ確かに長かったけどそういうものなのだからね」瑛里華はその立ち振る舞いや口調で絵里とは別の視線を向けられてる、まあ大半はロクでもない感情なのだが、「そうは言ってもね、やっぱり辛いものは辛いのよ…」「はいはい、学校が終わったらまた私の家で遊びましょ、だからそう言わないの」絵里は親と折り合いが悪いので基本瑛里華の家でお世話になる事が多い、幸い瑛里華の親はどちらも特に何も言わない、というか寧ろ結構仲良くやってたりするのだ。特に瑛里華の母親には良くしてもらっている、「ん〜、ん?ねぇ瑛里華」「何?」「あの男の子…」絵里はある男を指差す、その先には他の子とは違い凄まじくデカかった子がいた、身長は確実にこの教室にいる子供達の中で一番デカく下手すれば小学六年生にも勝る高身長とこれまた小学生とは思えぬガッシリとした体をした、極め付けはハイライトが無いような人間とは思えない目をしたあまりにも異形な男がいた。「あの子?ああ、金道大助君ね」「知ってるの?」「ええ、あの子とは家の付き合いが少しだけあってね。ちょっとだけ喋った事あるわ、あの子がどうかしたの?」「ちょっとね…ねぇあの子がどんな子か教えてくれない?」「えぇ?どうして?絵里貴女あの子に前に会ったことでもあるの?」瑛里華が首を傾げる、「いや、そうじゃないけど…何か気になっちゃて…」やけに絵里の顔は赤かった、瑛里華は不思議そうにしながらも深くは聞かず知ってることを教えてくれた、「あの子は体は大きくて身長も高いから今みたいに避けられてるけどね、別に悪い子じゃ無いわよ、私と話した時は結構紳士的だったし」瑛里華の言う通り金道大助は周りから孤立していた、まあ本人は特に気にせずボーとしているが

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