タンクトッパーイズク   作:規律式足

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第20話

 

「予選通過は上位42名!!

 残念ながら落ちちゃった人も安心なさい!

 まだ見せ場は用意されているわ!」

 

 若きタンクトッパー達よ(同い年)君達の無念を背負い必ずやタンクトップに勝利の栄光を捧げることを誓おう。

 君達の執念がB組の個性を暴き、タンクトップの力を世にしらしめた。ならば君達の先を征く者としてその情報と執念を活かして見せよう。

 タンクトップの繋がりが同胞たるタンクトッパーの力と為す、これ即ちタンクトッパーが奥義が一つ。

 

『タンクトップリンク』

 

 20名にも及ぶ思いとタンクトップを背負いし我に勝る者無し。

 

 

「なあ爆豪、ちょっといいか?」 

 

「どうした切島?出久のこと以外ならいいぞ」

 

「緑谷なんだけど、なんか感極まって涙流して、

 強くなってね?」

 

「出久のこと以外って言ったよな!!

 胃がもう限界なんだよ!

 あと多分タンクトップ関係だから考えるだけ無駄だろうよ!」

 

 

「さーて第二種目よ!!私はもう知ってるけど!!

 何かしら!?言ってるそばから、コレよ!!」 

 

 騎馬戦か、惜しいなタンクトッパーが残っていれば合体技タンクトップユニオンで圧倒できたのに。

 上鳴君みたいな指向性のない放出系は不利かな?あとはB組クラスのキノコの娘とか?

 相澤先生で思考慣れしてるA組は、騎馬戦の情報だけでスラスラ理解しだし、ミッドナイト先生が説明させろとキレだした。

 そして肝心のポイント配分、案の定一位から高ポイントになるか。

 しかも保持していれば勝ち抜け確定な1000万ポイントを僕にか。

(滾るね!)

 

「上位の奴ほど狙われちゃう、下剋上サバイバルよ!」

 

(((いや狙わねーよ、騎馬戦終わるまでどっか行ってくんねーかなあのタンクトッパー、一人勝ち抜けていいから)))

 

 一部生徒の本音が酷いね。

 しかし、このポイントだと組んでくれる相手がいるかどうか?最悪勝己をタンクトップガール写真集(非売品、マスターにアピール用)で買収するか?

 勝己と戦いたいけど、先ずは乗り越えないことには。

 それに勝己は皆に人気で囲まれてるし、あと青山君は限界寸前みたいだけどレフェリーストップはないのですか?チラリとミッドナイト先生を見たら、

 

(全国中継でぶちまけるのも自由!それが雄英!)

 

と親指立てられた。伝わったらしい、そしてドSだあの18禁ヒーロー。

 

 ってそんなこんなでチーム決まってる。

 待って勝己、写真集あげるから。

 

「緑谷君組もう!!」

 

 麗日さんっ!!

 

「いいの僕タンクトップだよ!?」

 

「今ジャージやん、それにそこはポイントを狙われるとかじゃないん?」

 

「最高ポイントとかラスト一秒で保持すればいいから誰がもってても一緒だよ」

 

 むしろ人数最少チームに押し付けて勝ち抜け枠増やすのが正解だろうね。

 これはポイントでは無く勝ち抜け権扱いすべきなんだよ。

 

「だったら何より仲良い人とやった方が良い!」

 

 そっかそうだね、チームなら意思疎通がスムーズな人が望ましいしね。タンクトップを着てない相手だと、A組の麗日さんや百さん、飯田君が良いよね。

 しかし、その二人は轟君チームか。

 勝己は、芦戸さん切島君瀬呂君と組んだみたいだし。

 

「私と組みましょ1位のタンクトッパーの人!!」

 

 はい、1位の私がタンクトッパーです。

 

「私はサポート科の発目明!!

 あなたのことは憎きタンクトッパーとしか知りませんが立場を利用させてください!!」

 

「憎い? まさか君はマスターとジーニストが封印した全裸大帝の関係者なのか!!」

 

「ねえ、緑谷君全く関係ないと思うけど。

 何そのヴィラン?というか何と戦っとるんヒーロー」

 

「貴方達タンクトッパーのせいでサポートアイテムはタンクトップに劣ると認識され、なんとかタンクトップの秘密を探ろうと研究しようともただの布じゃんという結論しか出ない日々、我らサポート科はその存在意義を問われているのです!!」

 

「よかった、復活してないのかあのヴィラン。

 周囲を原始時代に回帰させる最悪のヴィランだからね、復活したら現代文明崩壊だよ」

 

「原始時代でも服はあったやん」

 

「貴方と組むことはサポートアイテムの否定、だけど背に腹は代えられない、目立つため注目されるため次に進むため、私と組みましょう憎きタンクトッパー!!」

 

「タンクトップとジーンズがない世界なんてカオスだからね、マスターもジーニストも死力の限りを尽くして撃退したんだよ」

 

「普通にヤバいヴィランなのに、撃退理由がズレてへん?」

 

「緑谷よ、組んで欲しいのだが。せめてまともに会話くらいしたらどうだ」

 

 だってタンクトップ否定されたし。

 何はともあれ、チームは完成した。

 僕緑谷出久に、麗か美少女麗日さんに、ダブルでタンクトップを着れる常闇君に、アンチタンクトップの発目さん。

 

「紹介に贔屓と要求と悪意が感じるぞ」

 

「ツカ、キネーヨ」

 

「いややわ、美少女なんて」

 

「サポートアイテムがタンクトップを打ち負かします!!」

 

 チーム決め時間は終了、こうして第二種目騎馬戦の幕は開く。

 

 

 

 

「ここにいるほとんどがA組にばかり注目している。

 彼らと僕らの違いは、会敵しただけなのにだ。

 B組が予選で中下位に甘んじたか、調子づいたA組に知らしめてやろう、ゼィッハァッ」

 

「いや調子づいてないだろアイツら」

 

「まだ息切れしてんじゃんお前」

 

「むしろ注目されたのタンクトップ同好会だし」

 

「戦略ハスデニハタンシテマース」

 

「ね」

 

 

 

 

 

 




当作品設定
『全裸大帝』劇場版あったらという感想から思いついた完全オリキャラ。
個性は『文明回帰』自身の周囲数kmの範囲の科学製品を動かなくする能力、市街地でやれば容易く都市崩壊を起こせる最悪の個性。自然回帰思想のテロリストだが、基本個性という身体能力なヒーロー達には意味が無かったりする。ちなみに全裸になる必要も無い、単なる本人の趣味。個性が危険すぎるため人権侵害承知で特例で冷凍封印され、どこぞの山奥に封じられている。
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