Minecraft storys   作:舞倉 創

10 / 40
第10建築 〜ディアボロを2つ〜

レイン家の庭にてー

 

ゴッ!!

 

レイン「痛ってぇ!!」

容赦のないなぎ払いでレインは庭の隅まで吹っ飛ばされた。

レイン「少しは手加減しろよ!!」

天紫「ははっすまない。でもこの程度じゃ今晩の作戦では足でまといかもね。」

 

作戦会議の解散後、レインは天紫に頼み込み戦闘訓練を受けていた

 

レイン「天紫先輩ってプレイヤーではどれくらい強いんだ?」

天紫「2連覇とは言ってるけど実質3位なんだよね。」

レイン「天紫先輩より上が、、?!」

天紫「『ルド・ウェップン』が1位で『シルバ・アーマド』が2位だ。」

レイン「ど、どんな奴だよ、、。」

天紫「あぁ、言うなれば戦の神だよ。」

レイン「俺も天紫先輩みたいに強くなったら勝てるか?!」

天紫「まずは目先の事だろ!レインは今晩の事を考えろ。って言ってもさ、一日なんかでクロほど強くはなれないよ。」

レイン「クロ??」

天紫「あぁ、エンラックね。アイツとは昔から仲良いからさ!」

レイン「エンが、、天紫先輩と、、仲良い???」

天紫「アイツがプレイヤー目指す事になったのも俺のせいだからさ、、」

レイン「何があったんだ、、?」

天紫「これはまだ言えないね。彼から聞きなよ。それより訓練!」

レイン「どうやったら天紫先輩みたいに強くなれるんだ?」

天紫「んー、練習?経験?あとは、、なんだろ、、感覚とか?」

レイン「教えを乞う人を間違えたかも、、。」

天紫「おい誰がポンコツ教師だ!」

レイン「そこまで言ってない!!」

天紫「こればかりは、説明ができても意味が無いと思うよ。初心者に飛行機と操縦マニュアルプレゼントしても初めから上手く飛べて上手く着陸できるとは限らないだろ?」

レイン「そうだけど、、」

天紫「それとも、、何か思う所があるのか?」

レイン「やっぱり、、俺は参加しない方がいいのかな、、。」

天紫「レインは自分がいない方が上手くいくと思ってるのか。」

レイン「もしシェルスやエンに俺のせいで何かあったらって考えると、やっぱり俺はでしゃばるべきではないのかな、、。」

天紫「、、。1つお前に言っといてやる。タルタロスを止めたのはレインだ。それにレインが何かやらかそうとそれくらいで怪我する2人じゃないぜ。俺はレインを信じている。だから今晩は大暴れしてやれ!」

そう言うと天紫は座り込むレインに手を差し出した。

レイン「、、そうだな!」

 

ガシっ! 【ドクンッ!!】

 

レイン「はっ、、」

天紫「どうした?俺は次の予定があるから先に行くぜ。」

レイン「、、あぁ。ありがとう、、。じゃあまた今夜!」

去って行く天紫を止める余裕も無かった。今までにない感覚だった。

内側から何かが湧き上がり繋いだ手と手を硬い鎖でガチンと結んだような感覚だ。

レイン「今のは、、なんだ、、?!」

 

フランスエリア カクレミナトにてー

 

シェルス「すごい、、ここはなんですか、、?」

ウィズ「アンダーラインです。見てわかると思いますが表からこの港を確認することは出来ず決まったルートから入ることが出来ます。この港には普通の航路や納品では輸入されない物をメインに取り扱っており、この港全体を統治しているのがこの酒屋カクレミナトです。カクレミナトには多くの情報が集まり大半はプレイヤー総本部に報告されない物です。カクレミナトで話す内容はトップシークレットで盗み聞きなどは厳重に処罰されます。」

シェルス「こんな所があったなんて、、。」

 

とてもディープな雰囲気だった。

建物と地面を掘り起こし港を作っているので薄暗く天井から吊り下げられたランタンがなんとも言えない味を出している。フランスエリアなのでレンガブロックをメインの健在としていて暗い色合いの木材で床や壁を作っている。いくつもの船が止まっており何が入ってるのか分からない木箱が山積みだ。

 

ウィズ「シェルス君、甘い物は?」

シェルス「好きですよ?」

ウィズ「マスター、ディアボロを2つ。」

ミナトマスター「御意。」

ウィズ「さて、本題に入りましょう。今回の作戦には天紫君に協力してもらうので戦闘面で心配することはないでしょう。」

シェルス「言い切っちゃったよ、、?!」

ウィズ「問題はその後です。いったい誰が何のためにネザースターを狙いそれを阻止した我々にどのような矛先が向くか、です。」

シェルス「確かにそうですね。今確認されている危険組織は『タルタロス』『ハト』『百足』『ラット』『海蛇』の5つですね。」

ウィズ「タルタロスのみ国内の組織であり、先日の一件にて勢力消滅が発表されました。もしかするとタルタロスの残党が再び返り咲く為に狙っているのかもしれませんが、万が一を考えましょう。」

シェルス「他国による侵攻だった場合は戦争問題になりかねませんね、」

ウィズ「果たしてそうでしょうか、、。」

 




しばらく投稿までに時間を開けてしまい申し訳ございません、、
さて台風も収まった頃ですので、
記念すべき第10話を投稿させて頂きました!
皆様の方は台風被害大丈夫でしたか?
台風が去ったと思えばいきなり寒くなり、、体調にはお気をつけ下さい。
今回も作品に目を通して頂きありがとうございました!

キーワード紹介

百足
(ムカデ)
ギルマギアの精鋭部隊であり、世界最強の軍隊。
アイランドはプレイヤーという部隊を持つが百足はアイランドのプレイヤー最強『ルド』や『シルバ』にも対抗できる。
ギルマギアが最強の武装国家と謳われる理由のひとつとして百足が挙げられる。

『ルド』『シルバ』
(キャラクター紹介でしようと思いましたが、しばらく出る予定が無いのでキーワードとして紹介させて頂きます。)
最強と2番目の最強でアイランド所属のプレイヤー
あまりの強さ故に戦の神とまで呼ばれた。
公式戦では記録がある限り負け無しだったが、2ヶ月前から島外派遣され公式戦に参加出来ていない。
規格外の強さを誇っており、その気になると国を敵にまわせるなんて噂も
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。