3階ではレインがストロンギスと名乗る男と戦闘中
投げ出されたエンの安否は?戦闘中の敵は一体、、、?!
ストロンギス「お前の気合いを見せてみろ!!」
レイン「ごちゃごちゃうっせぇんだよ!」
ダッとレインは走り出した。
天紫「いいかいレイン。まず初めに相手の闘技を把握するんだ。言動や挙動でだいたい予想する。まぁレインは才能がはっきり出ていないから近接戦が合うかな。」
レイン(闘技が分からない、、、恐らくさっきの馬鹿げたパワーか、、、。)
ストロンギスの豪快な右フックを華麗にかわし潜り込むとがら空きの腹部に一撃を入れた。
レイン「入っ、、、」
ドッゴォン!!
そこからは意識が無かった。
ただ、壁に打ち付けられたのはわかった。
ストロンギス「やっぱお前らにこいつぁ必要ねぇな。貰ってくぜ。」
ネザースターに手を伸ばしたその時、、、
ファン!!
ガッ!!
エン「静かに喋れんじゃねぇか、、、!!」
ストロンギス「少しは気合い入ってんじゃねぇか!!」
アメリカエリア センタータワー1階にて
シェルス「あんまり強くないね。」
敵兵「かっ、、、」
シェルス「あ、天紫先輩。ど、どうしてこんなところにー。」
天紫「棒読みすぎでは?まぁいいけど。状況は?」
シェルス「敵は未登録勢力です。まだ2階と1階に残党が、、、。」
天紫「ならそれを片付けたら3階に行ってクロ達を助けようか。」
シェルス「くろ?」
天紫「あぁ、エンの事ね。昔から仲良いんだよ。レインもそんな反応したな。」
シェルス「レイン、、、大丈夫かな、、、。」
天紫「心配なら、さっさと片付けよう。」
シェルス「はい!」
エン「レイン!!早く起きろ!!」
レイン「かはっ、、、。」
(頭が痛い、、、。頭だけじゃない、左腕、折れてる?足も感覚ないや、くそ、エンが頑張ってんのに、動け、俺の体、動け!!)
レイン「あぁぁぁああ!!!」
ストロンギス「案外気合い入ってんなぁお前ら!!!」
エン「おら!!」
ゴッドンッ!ガッ!!ドゴッ!!
レイン「エン!俺も、、!まだ戦える!!」
ストロンギス「それじゃあ、、、いっちょ気合い、入れますか!!!」
闘技【筋力増強】(パンプアップ)!!
ズンッ!!と一段階ストロンギスの体が大きくなった。
レイン「で、でかく、、、。」
エン「変わらねぇ!叩くだけだ!!」
エンは【筋力増強】状態のストロンギスにひるまず立ち向かうがレインは足が動かない。
レイン「エン、、、退こう!こんなの勝てない!」
ストロンギス「終わりにしよう!!」
エン「がはっ、、、」
ドサッ、、、。
レイン「エン!!」
ストロンギス「逃がすつもりはねぇぜ!!」
エン「レイン、、、逃げるな、、、。」
レイン「エン、、、でも、、、。」
エン「でもじゃねぇ!!」
ドッ!!!
いざストロンギスが目の前に来ると足がすくんで動かない。
腹部に強烈な一撃が入った。
ドサッ、、、。
ストロンギス「雑魚が、、、。」
???『ーザザッ ストロンギス。何をしている。プレイヤーがすぐそこまで迫っている。ネザースターを回収して帰投しろ。』
ストロンギス「童共にネザースターを持つ価値があるかを試していた。今戻る。」
ストロンギスが何者かと連絡を取った後、ネザースターに手を差し伸べていた。
レイン「、、、。」
レイン「ココは、、、?」
???「ココは君の脳内。もしくは精神世界。うん。そうだね。設定ではこれが正しい。」
見渡す限り真っ白。水平線と空の境目すら分からないほど白い。
あまりにも圧巻の風景にぼーっと遠くを眺めていた。
???「キレイ?」
レイン「うん。」
しばらくしてからレインが話を切り出した。
レイン「君は誰?」
???「私はあなたを見守る者。」
レイン「俺って死んだの?」
???「いいえ。」
レイン「簡単にプレイヤーになれるって思ってたけど、怖いな。」
???「危険と隣合わせだからね。」
レイン「エンでも勝てないんだぜ。勝てるわけないよ。」
???「諦めるのはまだ早いよ。あの男はネザースターを持っていこうとしているけど、まだ持ち帰った訳じゃない。止める時間はあるよ。」
レイン「俺には無理だ。天紫先輩にも鍛えてもらったんだけど、やっぱり焼け石に水だったね。」
???「それは君が天紫を見ていたから。彼と同じ戦い方なら話は別だよ。」
レイン「?」
???「時間だね。」
レイン「時間って、、、。」
目が覚めるとそこはさっきと同じセンタータワーの3階だった。
ちょうどストロンギスがガラスを割りネザースターに手を伸ばしていた。
レイン(そうだ、、、また終わっちゃいない!!)
ストロンギス「なんだ??」
エン「レイン、、、逃げろ、、、。」
レイン(この島が大変な事になる、、エンが守ってくれたネザースターを、、、!!!)
立ち上がったレインの左腕はダランとぶら下がったままだがその右手には天紫が使っていた物と全く同じ鉄の剣が握られていた。
レイン「そいつは、、、渡さない!!!」