彼の前に立ちはだかるは肉体強化の闘技を持つストロンギス。
彼らはアイランドの重要資源ネザースターを守ることはできるのか?
レインの闘技の正体とは。
レイン「そいつは、、渡さない!!」
レインがストロンギスに向かってダッと一直線に走り出した。
ストロンギス「貴様もプレイヤーか!!」
レイン(分かる。角魔力の流れが、、ストロンギスの動きが!まずは右!)
レインの予想どうり右フックだった。
エン「あぶねぇ!!」
エンが警告した瞬間だった。エンは一切目を逸らしては無かった。だがエンの視界の中央に居たレインは一瞬にして左端に居た。
エン「?!」
一瞬にして移動したレインは右フックをかわした後、持っていた鉄の剣でストロンギスの腹部を切り裂いた。
レイン「浅い、、!!」
すぐに反応して暴れ回るストロンギスの攻撃を全てかわす。
エン(どうなってやがる、、。あの鉄の剣、、。俺のエンダースキル。一体どれが闘技だ?!仮に俺の闘技と同じだったとしても誰がレインに鉄の剣を持たせた、、いや、剣を出す時のあの光、、あれは間違いなく闘技で出した時の光。たまたまエンダースキルと鉄の剣を使える闘技だったとしたら、そんなはずは無い。だとすれば、、間違いない。レインの闘技は、複製系の闘技だ!!)
エン「レイン!あまり無駄遣いするな!エンダースキルは乱用すると体力を消耗する!」
あからさまにレインが息切れしている。それをストロンギスは見逃さなかった。
ストロンギス「楽しかったぞ!!童!!」
全力の一撃がレインに当たりそうになった時、レインの体がグンッと後ろに下がった。
天紫「大丈夫かい?」
レイン「天紫先輩!!」
天紫がレインの首根っこを掴んで後ろに引っ張っていた。
天紫「その剣、角魔力の流れを感じる、なるほど。それにさっきの瞬間移動、レインを不意打ちに使おう。行くよ!」
エン「相変わらず直感的だな、、。」
天紫に続いてレインも攻撃に加わる。パンプアップしたストロンギスの体は硬く普通の剣でも刃を通さない。だが天紫程のプレイヤーなら同じ場所に斬撃を当てて続ける事など容易だった。
ストロンギス「ほう、貴様気に入ったぞ!!」
天紫「そりゃどうも!」
ストロンギスが両手を握りしめ高く振りかぶった。そのまま拳を振り下ろした瞬間。
天紫「俺しか見ないなんて、一途だね。」
天紫は握っていた鉄の剣を離し後ろに下がった。
振り下ろされたストロンギスの拳は鉄の剣を激しく地面にバウンドさせた。本来なら闘技で作られた道具は角魔力の供給源となるプレイヤーの角魔力供給範囲外まで離れると消滅する。が、同じ道具を作り出せる者の角魔力供給範囲内に入ると消滅しない。
高く跳ねた鉄の剣を瞬間移動で背後に現れたレインが掴み力強く振り下ろした。
レイン「ネザースターは渡さない!!」
レインの斬撃はストロンギスの背中を深く切り裂いた。二度と立ち上がれないように。