Minecraft storys   作:舞倉 創

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第16建築 〜あの作戦、いける!!〜

ーアメリカエリアにてー

 

通行人A「おい、見ろよ生中継!」

通行人B「おぉ!プレイヤーの試合か、でもまだシーズンじゃないよな?それに見た事ないプレイヤーがいるぞ。」

通行人C「新入生らしいぞ、レクリエーションで試合するんだってよ。」

通行人A「お、もうそろそろ始まるぞ!」

 

ー日本エリア プレイヤー本学舎にてー

国王「それではチームを分ける!タイトル通りチームは2人1組。エン&倒斧!レイン&シェルス!天紫&赤衛!深緑&ライム!」

天紫「本当に独断かよ、、、」

レイン「よろしくな!シェルス!」

エン「、、、。」

国王「それでは各自待機室にて準備するように。」

 

ー日本エリア プレイヤー本学舎待機室にてー

レイン「あれ、天紫先輩達は?」

シェルス「まだ到着してないのかな?試合前なのに、、、」

ライム「あー剣二は赤衛と作戦会議も含めてもう転送室に行ってるぜ。」

レイン「転送室ってなんだ?」

シェルス「この国では国家法律で治安維持以外の目的で闘技を使えないんだよ。それと建築物の破壊を防ぐために別のワールドデータに体を転送させるんだ。」

レイン「ごめん分かりやすくお願い。」

シェルス「法律に引っかからない為に別の世界に行くんだよ。って言ってもこの国を丸ごとコピーしてデータにするんだ。その中に転送して戦うんだよ。もし倒されてもリスポーンシステムを使ってプレイヤー総本部の医務室にてリスポーンするよ。」

レイン「前にも聞いたけどリスポーンシステムって何なんだ?」

シェルス「1番最後にレインが眠った場所をスマフォは安全な場所だと認識してもし万が一致命傷を負ったり死に瀕した時はその場所でプレイヤーネットワークを使って記録した肉体を構成、魂を転送してその場所でリスポーンすることだよ。」

レイン「な、何言ってんだ、、、?」

ライム「まぁ死にはしねぇし殺せもしねぇってことだ!」

シェルス「ちなみにだけど試合は毎回直前にモードとステージを発表されるよ。今回のモードは俗に言うデュオだね。ステージはさっき発表があったよ。」

レイン「どこなんだ?!」

ライム「今回は公平を期してホワイトタウンだ!お前らの方が詳しいんじゃねぇか?」

レイン「国王って意外としっかりしてるんだな、、、」

ライム「それは無い。」

『参加予定のプレイヤーの皆さんは転送室までお越しください。』

レイン「よし、行くか!!」

 

プレイヤー総本部 転送室にて

ウィズ「おや、珍しい組み合わせですね。ライム君にも友達が出来たようで何より。」

ライム「違うぜ。コイツらは俺様の手下だ!」

レイン「手下になった記憶ねぇよ!」

ウィズ「リスポーン地点の更新は医務室で済ませてきたかな。」

シェルス「大丈夫です。」

ウィズ「では3人とも、1人ずつこの転送装置の中に入って。始まるよ。」

レイン「りょうかい!ライムせ、様。向こうで会った時は敵同士だからな!」

ライム「手下の分際で、、、海外旅行取られても恨みっこなしだぞ?!」

レイン達はガラスで出来た透明な筒の中に1人ずつ立つととてつもない機械音とともに体が浮くような感覚になった。しかしふとするとそれは見慣れた景色だった。

レイン「よし、、やってやる、、!」

 

 

国王〘それでは、試合開始!!〙

ビーーーーッッ!!!

 

レイン「この音は、開始の合図!!」

レインはすぐさまユニフォームのフードを被りチーム回線に切り替えた。

レイン『シェルス!聞こえるか?!』

シェルス『聞こえてるよ!すぐ近くの交差点で合流しよう!チーム同士はだいたい近くに転送されてるけど別チームは四方に別れて転送されてるっぽい。まずはどの方角にどのチームが転送されたか把握しよう!』

レイン『了解!』

 

天紫と赤衛チームは入り組んだ住宅街の真ん中に転送されていた。

天紫『盾那。どこから潰すのが最善だと思う?』

赤衛『倒斧くんところだね。2人とも厄介だよ。ユミとクロスは私がカバー出来るから大丈夫だけど、、。』

天紫『どうした?』

赤衛『国王の考えたマッチングにしては怪しくない?』

天紫『だよな。シェルスとレイン、、。』

赤衛『特にシェルスは奇策家だから、放っては置けないね。』

天紫『あぁ。』

 

とても見晴らしのいい高めの家の屋上にエンと倒斧が転送されていた。

エン『倒斧先輩は剣二にだけ集中して下さい。他は全部俺が、、。』

倒斧『、、いい。新入りの実力を見たい。』

エン『サポートします。』

 

一方、気付かれないように街中を移動するレイン達。

レイン(なんか、背後から嫌な予感が、、。)

シェルス『? どうしたの?』

レイン『いやぁ、、なんか後ろから、、。』

振り向くとそこには赤衛が立っていた!

レイン『げ!気付かれた!』

シェルス『東側には天紫先輩のチーム!でも天紫先輩が見当たらない、、。もしかして、、。』

赤衛「ごめんね!今日は本気で行かせて貰うよ!!」

そう言うと赤衛は大気中の角魔力から体を隠せるほどの大きな盾を作りだし思い切り振りかぶった。

ゴシャァ!!

レイン「あっぶねぇ、!!シェルス!ここは俺が!」

シェルス「いや、2人で戦うよ!」

2人は同時に走り出した。レインは鉄の剣を作り、シェルスは新しく新調した木製薙刀をシェルカーボックスから引っ張り出した。

赤衛はアンバランスなほど大きな盾をとても器用に振り回し、2人の猛攻を受け切る。

赤衛「レインくん。もしかして鉄の剣を私に向けるの躊躇してる?」

レイン「そんな事ないっすよ。あと、呼び捨てで構わないです!」

シェルス(やっぱり、、!)

シェルス『レイン!これで確信が持てた!』

レイン『何が?!』

シェルス『東側には今、誰も居ない。居ても隠れてるよ。』

レイン『どういうこと??』

シェルス『恐らく東側には深緑先輩とライム様が転送されてた!でも2人ともガンナーだからまず初めに姿を隠すはず、その後は漁夫の利を得るか、確実に倒せる時まで出てこないと思う。』

レイン『でも赤衛先輩は東側から来たんじゃ、、』

シェルス『そう思わせてるだけ。赤衛先輩の戦い方もいつもより派手、もしかすると、倒斧先輩のチームを誘い出してるんじゃないかな。西側に転送された赤衛先輩と天紫先輩が二手に別れて赤衛先輩は私達が北側もしくは西側に行かないように足止めして、天紫先輩が倒斧先輩達を倒しに行ってると思う!』

レイン『でも、倒斧先輩とエンだろ?それに深緑先輩とライム様が割って入ってくるかもしれないのに1人で向かうかな?』

シェルス『確かに、天紫先輩は何を企んでるんだろう、、。』

赤衛「急に2人とも黙り込んじゃって!何話してるの?」

レイン「戦いながら普通会話しませんよ?」

シェルス『でも、もしこの仮説が正しければ、、』

レイン『あの作戦、いける!!』

 




最近サボり気味のあとがきでしたが、今回は先輩方の名前の読み方を解説しようと思います。

天紫 剣二 あまさき けんじ

赤衛 盾那 あかもり たてな

倒斧 黄葬 とうの おうそう

深緑 弓火翔 しみどり ゆみひと

ライム・クロス 説明不要

当て字みたいな感じで読みづらくしてごめんなさい、、
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