アメリカエリア ーとあるビルの屋上にてー
ビュオォォーーッ!!
レイン「風強ぇ、、!!」
シェルス「こんな所に来て何するの?!」
コイズ「今日はパルクールタイムを競う競争型テストをします!」
競争型テストとは
参加するプレイヤー全員がコースを走り、ゴールまでのタイムが短い順で点数が決まる。競争型テストは1人ずつタイムを計測するのでプレイヤーの実力次第になるが、競争型対決テストはゲームルールにもよるが複数人プレイヤーが同時にタイムを計測する。サバイバルルールなら全員が敵、チームルールなら邪魔する人とゴールを狙う人で役割を分けたりする。
シェルス「って感じだよ。」
レイン「質問ですシェルス先生。」
シェルス「どうなさいましたかレイン生徒。」
コイズ「先生は私だよ?」
レイン「エンみたいな才能はどうすんだよ。」
シェルス「あー、エンは特例で1度の計測で1度しか才能を使えないよ。」
レイン「かわいそ、、。」
エン「こいつの才能も使用禁止にしましょう。」
コイズ「却下です。」
エン「チッ、、。」
レイン「ちなみに今までの順位とかはあるのか?」
シェルス「1位は倒斧先輩で2位がケン先輩だよ。3位がエンで4位が深緑先輩。5位は赤護先輩とクロス様の同率で6位は最下位で私だよ。」
レイン「ほうほう。なら、エンは抜かしたいところだな。」
エン「やってみろ。」
コイズ「じゃあスタートラインについて。行くよ?」
レイン「いいぜ!」
コイズ「位置について、、よーい、!」
アメリカエリア ーとあるビルの屋上にてー
天紫「珍しいね。ユミが射撃練習に僕を誘うなんて。」
深緑「たまには話し相手くらい欲しくなるものさ。」
階段を登ってた2人が屋上の扉を開けるとそこには騒ぐ新1年生達がいた。
コイズ「ま、まぁ申請すればまたいつでも計測できるから、」
レイン「ちっくしょぉお!!」
エン「ざまぁ俺に勝つなんて100年早ぇわ。」
シェルス「チャンスはまだあるよ!」
天紫「どゆ状況??」
レイン「ケン先輩!聞いてくれよ!!エンが自分のタイムが早いからって自慢してくんだよ!!」
天紫「ふーん。僕はエンが一方的に煽るような子じゃないのは知ってるよ。話を聞く限りエンに勝つとか宣言して負けたんじゃないかい?」
レイン「うぐ、、」
レインは少し戸惑うとエンを指さした。
レイン「次は負けねぇからな!!」
エン「いつでもかかってこい。」
シェルス「それでケン先輩はどうして屋上に?」
天紫「ああ。ユミが射撃訓練をしたいって言ってね。クロスも誘ったんだけど、来なかったね。」
深緑「あんなやつ知らねぇよ。ほっとけ。」
レイン シェルス(前から思ってたけど深緑先輩って赤護先輩と天紫先輩以外には冷たいよね、、。)
エン「レイン、朝に言ってた昼からの予定は大丈夫か?」
レイン「あ!忘れてた!!国王に呼び出されてたんだった!!」
一同(そんな大事な事忘れんなよ!)
レイン「んじゃまた明日!」
シェルス「うん!」
エン「おう!」
レインの足音がどんどん遠くなり聞こえなくなった。
天紫「さて、僕達も射撃訓練始めようか。」
シェルス「深緑先輩。私にも弓の扱い方教えて下さい!」
深緑「お前クロスからクロスボウの使い方教えて貰ってただろ。」
シェルス「使える道具のレパートリーは増やしておきたいです。」
深緑「、、いい心掛けだ。教えてやる。まずはここを掴め。体はこの角度で、、。」
エン「ケン。」
天紫「分かってる。けどさ、こうやってみんなで騒いでるのが1番楽しいよね。」
エン「練習、今はサボってようぜ。」
天紫「あぁ。」
プレイヤー総本部 国王室にて
レイン「国王いるか?」
国王「いるよ。」
フェンリル「俺もいるぞ。」
レイン「なんでお前がここにいんだよ!」
国王「あー、この子の事なんだけどさ、君に預かって貰おうと思ってね。」
レイン「は、はぁ。」
国王「飼育費用は国が持つよ。この子の研究は少し難航していてこのまま研究室に監禁するのも良心が痛むのでね。」
フェンリル「少しぐらい良心があるなら飼育費用じゃなくて生活費って言ってくれ。」
国王「まぁとの事だ。あとは任せるよ。私はこれから重大な会議に出るのでね。」
レイン「お、おぅ。これからよろしくな。フェンリル。」
フェンリル「任せとけ!お前のプレイヤー活動、バッチリサポートしてやるぜ!」
レイン「それは別にいいぜ。」
???「ノーサンクスってやつだな!」
入口から知らない声が聞こえた。するとあのストロンギスにも負けない巨体の男が来た。
レイン(誰???)
国王「誰?って顔してるね。彼は、、」
???「俺の名はアルミラ・ウサエルズだ!まるで天使のような名だろ?」
レイン「どう見ても天使の図体じゃねぇよ!!」
アルミラ「この美しい肉体を見よ。これを天使と例えず何に例える?!」
レイン「少なくとも俺の少ない記憶の中に筋骨隆々な天使はいねぇよ!!」
国王「仲良く出来そうで良かったよ。私から自己紹介と任務の説明はしなくて良さそうだ。それじゃあ私はもう行くね。」
レイン「任務?」
アルミラ「そうだ!今回は俺からの依頼だ!」