Minecraft storys   作:舞倉 創

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第32建築 〜報復だよ!〜

ボルボカロンド ーアルスの自宅にてー

アルス「僕の目的はお姉ちゃんに危害を加えさせない事。彼らが向こうから来てくれるなら好都合さ。」

レイン「どの道戦う気なのかよ。」

アルス「当たり前だよ。君こそ早くお姉ちゃんを連れてアイランドに帰るんだ。僕はここから逃げない。」

シェルス「2人ともいい加減にして!アルス!どうしてそうやって自分を犠牲にするの!私達が今ここにいるでしょ?私達を頼りなさい!レインも!訓練校で何を学んだの?臨機応変にでしょ?目的は連れて帰る事でも期限は短くない!ならアルスの言う事を聞いてからでもいいんじゃないの?2人とも焦りすぎだよ!」

エン「一理ある。」

レイン「でも、、」

シェルス「でもじゃない!」

アルス「けど、、」

シェルス「うるさい!」

レイン アルス「すみませんでした。」

シェルス「分かればいいのよ。」

エン「、、来るぞ!!」

ゴシヤャャャャァッ!!!

アルスの作った家は決して柔らかいわけではなかった。むしろ硬い方だ。それをいとも簡単になにかが破壊した。

レイン「なんだ?!」

シェルス「アルス!隠れて!」

アルス「逆でしょ。」

エン「なんだこれは、、。」

エンは空を見上げた。時間はさっきまで昼だった。話もそれほど長くしていない。遅くても夕方ほどの時間だと思っていた。のに空は真っ暗だった。

エン「どうなってやがる、、通信は?!」

エンは何かを悟ったようにシェルスに通信を確認させる。

シェルス「、、繋がらない?!時計も、コンパスもダメ!」

レイン「って事はあの空の膜は通信妨害か!」

???「それだけじゃないよ〜!中からは出られないし防音もバッチリ!外から見ても一切変化ないんだ!☆」

???「確かに情報通りですね。」

???「あんま時間かけやんといてや。多分上がまた言ってくると思うから。」

レイン「お前ら、どこの国だ?!」

???「国〜?なんの事か分かんないけど私達は君達に会いに来たんだよ〜!」

???「ちょっと待て。お前こっちの事喋りすぎや!」

エン「誰だ。」

桃診「ネザー幹部 桃診 癒快(ももみ ゆかい)☆」

鶴橋「ネザー幹部 鶴橋 抉(つるはし えぐり)。」

鏋襟「鏋襟 虎之助(こがねえり とらのすけ)や。あ、一応俺もコイツらと一緒でネザーの幹部やらせてもらってるで!」

レイン「ネザー、、?」

シェルス「戦う必要は無いよ!逃げよう!」

桃診「だぁ〜か〜ら〜。逃げられないって。この【擬似地獄】(ダミーネザー)は内側からは出られないよ。」

鏋襟「長くなりそうやな。終わったら呼んで。上で待ってるわ。」

鏋襟は面倒くさそうに見た事もない翼で上空に飛んで行った。

アルス「君達、みんなに会いに来たって言ったよね?」

桃診「うん!」

鶴橋「ストロンギスの事会った事あるですね?」

レイン「オランゲの事か!」

鶴橋「あの人はあー見えてもネザー幹部でして、彼を失ったのがかなりの痛手ですね。」

桃診「今日はその報復だよ!」

鏋襟「調査やろ!間違えんな!」

鶴橋「君達がどれほどか様子見しに来たんですね。我々の脅威になりそうならこの場で摘もうと思いましてですね。」

アルス「奇遇だねぇ。君達の目的の中に僕の大事な人も居てね。死んでもらうよ。」

アルスが踏み込んだ瞬間前方全体が真っ白になった。もちろん何か仕掛けて来るのを予想していた桃診と鶴橋は2人とも地面から足を離していた。

次に着地した時、鶴橋は前方に走り出しレインに向かって武器を横向きに振り込んだ。

レイン「ぐっ、、!!」

その武器は異常な形だった。持ち手から先端まで木の棒でできていて、先端に三日月の形をした弧のような金属が付いている。先端は尖っており、レイピアの突きを経験していなければレインは鉄剣では防げなかっただろう。しかしその威力を抑える事は出来ずにレインは横の森に吹き飛ばされた。それをすかさず追いかける鶴橋。

レイン「一旦離れる!」

エン「援護する!」

3人は森の中に姿を消した。

シェルス「アルス!レインが!」

アルス「分かってる。僕から離れないで。【氷杭射出】(グレイスパイル)!!」

アルスが手を前方に構えた時、氷の杭がいくつも目の前に生成され、それが桃診めがけて飛び出した。

桃診「もっと優しくして欲しいな〜☆」

アルス「死んでくれるならね。いや、死んで。【地面氷杭化】(グランドグレイスパイル)!」

桃診「そんなのじゃお姉さんには触れないよ?」

桃診はスカートの中から瓶をいくつか取り出しては少しずつ飲んでいた。

アルス「酒豪か?」

(いや違う、、!さっきからあの人間離れしたパフォーマンス、ポーションで肉体を強化しているのか、、?!思い出せ、ポーションで上昇させられるステータスを、回復力、暗視、スピード、ジャンプ力、落下速度、いくつかを同時に使用しているのか。)

アルス「悪いけど、お姉ちゃんのお友達が危険なんだ。早く終わらせるよ!【氷壊弾】(アイスブレイクバレット)!」

桃診(さっきよりも小さい、、何かある!)

アルス「【再結晶】(リフリーズン)!!」

桃診の周りに落ちた砕けた氷の破片がお互いを結ぶように膨張し凍り付くともう一度爆発した。

桃診「、、くはっ、、!!」

 

エン「レイン!大丈夫か!」

レイン「なんとか、、でもあの武器を受けない方がいい。鉄剣が一撃でダメになった。」

エン「遠心力も相まって破壊力が高いんだろ。」

鶴橋「いい考察ですね。」

レイン「来た!」

鶴橋「氷の少年の全体攻撃を受け続けるのは厄介ですから、こうして引き離させてもらいましたですね。」

エン「お前は気にせず殴れ。俺は自由にサポートする。」

レイン「行くぞ!」

 

 

 

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