母を亡くしたレインと父に捨てられたステック。
生きがいを失ったステックは決意を固め、レインは頼み事をすると言い
国王の元へ向かった。
あれから2日がたった。
俺はずっと一時拘束所にいる。
親父は俺の事を本当に捨てるつもりだったのか、、?今まで親父に尽くしてきたのに、、。恥のない息子でいるために努力した。力にも目覚めた。親父の指示にはなんでも従った。恐喝、強奪、殺人まで、、この力を使って。
でも親父は最後に、、。
ステック「親父、、。」
ピンポーン
エンラック「レイン。いるんだろ。」
玄関のドアを軽く叩く音がする。
エンラック「また連絡しろよ。」
何もする気力が無いがエンラックが帰って行くのを窓から確認する事だけは辛くなかった。
レイン(なんで母さんが、、母さんは何も悪くないのに。関係ないのに。)
「もう何もしたくない。」
寝返りすらうてない。
レインは眠ることすら出来ずにただベットに横たわっていた。
アメリカエリア センタータワーにて
セリス「あ、エン!」
エンラック「なんだお前か。」
セリス「なんだは酷くない?それより今日もレイン君の家?」
エンラック「あぁ。」
セリス「意外だね。」
エンラック「何がだよ。」
セリス「だってエンいつも残業とかしないし、人の手伝いとかしないし、依頼者のアフターケアなんてもってのほかじゃん。」
エンラック「たまたまだ。」
セリス「やっぱり心配なの?」
エンラック「後味が悪いだけだ。」
セリス「優男だねぇ〜。」
エンラック「殺すぞ。」
気が付くともう日は沈んでいた。
レイン(おれ、、夜まで寝てたのか、、。)
家の中は静かで真っ暗だった。階段を降り1階で水を飲む。冷蔵庫を開けると中には母さんの作ったオムライスが入っていた。ラップの上にはメモ用紙が貼られていた
『帰ってくるの遅い!次からは作らないよ?!』
間違いなく母の手書きだ。母はとても字が汚くレイン以外は読めない。
レインは無言で皿を持ち机に座った。電子レンジで温めすらせず無言で食べる。
カチャッ カチャ
「ふっ、、くっ、、うぅっ、、」
涙で卵が少ししょっぱかった。
次の日エンラックはプレイヤー総本部に呼び出された。
エンラック「なんだよ。」
国王「それが実は昨日の夜中にレインから電話があって、、」
レイン(頼みたい事があるんです。明日あってくれないでしょうか?)
国王「って言われてさ、、。君もいた方が面白いかなーって。」
エンラック「、、、。」
国王「おっ、、来たよ。」
レイン「、、、。」
エンラック「何とか言えよ。」
国王「まぁまぁ。思うところがあるのは皆同じさ。それで頼みとは?」
レイン「俺、、悔しかった。エンラックはあの状況でも危険を気にせず俺たちを助けるために戦おうとしてくれた。でも俺は何も出来なかった、、。母さんを人質にされた時もケインに言われるがままに動けなかった。それが悔しかった。俺がもっと強ければ、、エンラックと2人で戦えたかも、、。母さんは殺されなかったかも。ステックだって怪我を負う事も無かったかも。俺はもう俺みたいに大切な人を失うのを他の人に経験して欲しくない。『かも』じゃなくそうしたい。強くなって誰も傷つかない世界を作りたい!だから、、俺をエンラックみたいに強くしてくれ!俺をプレイヤーにしてくれ!!」
国王「案外早かっただろう?」
エンラック「お前の言う通りになるのは毎度気に入らねぇな。」
レイン「早かったって、、?」
国王「こっちの話だ、気にするな。プレイヤーになりたいって事でいいんだね?」
レイン「なんだってする、、!」
エンラック「そういう話じゃねぇんだよ。」
国王「彼ならなれるよ。私が保証する。」
エンラック「今回こそは当たらねぇことを祈る。」
国王「私の予想は当たるからね。」
レイン「俺は、、何をすればいい?」
国王「ちょっと早いけど、まずは知識を付けることだ。君はこれからプレイヤー訓練校に通ってもらう。ちょっとした学校みたいなものだ。」
レイン「学校?すぐにはなれないのか?」
エンラック「3年くらいだ。なりますでなれるもんじゃねぇ。俺は見習いだからプレイヤー訓練校に通わなくても実績を積めばプレイヤーになれる。」
国王「他人事のようだが君も一緒だ。」
エンラック「はぁ?!待てよ!!」
国王「君はこれから3年間プレイヤー訓練校にてプレイヤーになる為の訓練を受けてもらう。もちろんエンラックの様なプレイヤーになるには努力だけでは足りないだろう、、。だが私は期待しているよ。それと、もうひとつ私から君たちに話したいことがある。」
レイン「話したいこと?」
国王「実は昨日ステックという少年から私に話があってね。」
レイン エンラック「ステック?!」
国王「彼はエンラックと同じプレイヤーの才能を持っている。そして君たちの前でタルタロスを追放された。彼は自分で考え、レインと同じように正式にプレイヤーになる事を選んだ。」
レイン「ステックが??」
国王「しかし知っての通り彼が今までに積み重ねてきた罪は重い。当然の処罰は受けてもらうが、君たちと一緒に訓練校に通う日も遠くないだろう。」
エンラック「国外追放ではないんだな。」
レイン「ステックが、、。」
国王「本来ならエンラックの言った通り国王追放は免れないが、私の権力を使った。」
エンラック「国王たるものが権力を振り回すな。」
レイン「良かったぁ、、。ステック、元気そうだな、、。」
エンラック「お前が他人の心配すんじゃねぇよ。」
国王「エンラックもレインのこと心配してたからね。セリスから沢山聞いてるよ。」
エンラック「言ってろ。」
レイン「ごめんって、、。」
エンラック「ふっ、、」
レイン「ぷっ、、」
エンラック レイン「はははは、、!」
お久しぶりです。
今まで話の内容にマイクラ要素をなかなか入れることが出来ず読者様にはぜんぜんマイクラじゃないじゃんと思われてると思います、、。ですが今後色んなキャラクターが登場し戦闘が始まれば、マイクラならではの仕様やここでしか見られないテクニカルなマイクラ要素を出すつもりです、、。読者様には苦行だとは思いますがそれまで我慢を強いると思います、、。誠にすみません、、。
後書きのキャラクター紹介を前回から始めましたが、今回からはキーワード紹介も始めようと思います。この小説の世界観やマイクラ本作とは違う設定などをこの後書きで説明させて頂こうと思っております。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のキャラクター紹介
〜プロフィール〜
名前 エンラック
性別 男
年齢 恐らく16。本人も知らない
出身 サンダルシア
才能 エンダーマン
所属 見習いプレイヤー
髪色 黒
瞳色 紫
好物 高いところ
嫌物 飲料水以外の水
家族構成 父 不明
母 不明
口調 基本的には誰にでも冷たい。口癖は「言ってろ。」だそう。他人に貶された時などに別に言われても怒ったりしない、と強がってる様子。
〜キャラクター紹介〜
アメリカエリアに所属している見習いプレイヤー。色々とあって行く宛てがない際に国王に勧められアメリカエリアの総長に世話してもらった。
エンラックの出身については後に掘り下げる予定。
彼自身他人には興味を見せない。勝つことにこだわり常に勝利を見据え冷静な判断をする。戦闘能力は極めて高く後に登場予定の他のプレイヤーといい勝負ができるレベル。
彼の才能【エンダーマン】は大気中の角魔力を読み取り足場がある場所へ瞬間移動する事ができる。
〜キーワード紹介〜
角魔力「ピクスエネルギー」
角魔力とはプレイヤーが才能を発揮する際に使用する。
基本的に角魔力は大気中に散布しており、プレイヤーはその流れを読むことができる。角魔力を集めて物質を生み出す事ができる者もいる。
プレイヤー
才能という能力を使いこなし戦闘を生業とする。各エリアに数人程しか所属しておらず非常に重宝する人材。アイランドを覆う【雷籠】の撤廃を目的とした反プレイヤー組織タルタロスとの度重なる戦闘によって毎年人数を減らしている
アイランド
六国と呼ばれる国の1つ。大きな島国で5つの街からなる。
中央にホワイトシティ、東に中国エリア、南東にアメリカエリア、南西にフランスエリア、西に日本エリア、北にプレイヤー総本部がある。
プレイヤー総本部の所在地はホワイトシティとなっているため1つのエリアとしてはカウントしない。しかし敷地面積は全てのエリアの中で1番大きく多くのプレイヤーが常に待機している。この島の防衛機関である。各エリアにもプレイヤー支部がある。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。