虹色クリスタルスカイ   作:通りすがりの邪教徒

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今回は遊星くんがしずくちゃんに彼方さんにお願いしたのと同じお願いをするそうです。

それではどうぞ!


EP16 コッペパンとCHASE!

 

 

 

「それでは練習を始めましょう!と言いたい所ですが、今回はお休みにします」

 

「何でですか!?せつ菜先輩!」

 

「今回は遊星さんを紹介したかったので皆さんを呼ばせていただきました。それに再来週は中間テストが控えてますからね!」

 

「そ……そういえば、ありましたね……」

 

 かすみの顔が引き攣っているけどもしかして勉強ピンチなのか?

 

「私たち学生の本文だからね。ちゃんと勉強もしないとめっ!だよ?かすみさん」

 

「うっ……分かってるよ。しず子〜」

 

 という訳で今回はお開きという事になりかすみ、しずく、彼方さん、エマさんが部室を出て行き、俺はせつ菜さんに話があるので2人でちょっとだけ残る事にした。

 それと4人が帰る前に俺はかすみとエマさんの連絡先を手に入れた。

 

 

 

 俺はせつ菜さんがスクールアイドルをやっていると知った時からある事を考えていた。

 

「それで何ですか?遊星さん」

 

「せつ菜さん。今日の昼休みに俺がオリジナルの曲を弾いたじゃ無いですか?」

 

「はい、あの曲凄く良かったです!」

 

「実はあの曲をせつ菜さんにプレゼントしたいと思ってまして」

 

「え!?良いんですか?遊星さんが作った曲なのに……」

 

 いや俺は寧ろせつ菜さんに歌ってほしいと思っている。

 あの曲がせつ菜さん達のスクールアイドル活動の為になるのなら、この曲を彼女に託したい。

 

「実はまだあの曲には名前が無いんです。ちゃんと録音されてる奴と歌詞のデータは家にあるのでそれを持って来ます。それとせつ菜さんなりにアレンジしても構いませんし、名前も付けてくれても良いですよ?」

 

 せつ菜さんは考え込み出した答えは。

 

「……分かりました。遊星さんの曲は今後のためにライブなどで大切に歌わせていただきます!」 

 

 

 

 こうして話は終わり曲を渡す日を明日の昼休みに決めた俺は同好会の部室を後にした。

 さてと今日は久々に1人で帰りますか……俺が部室棟から出るとポケットのスマホから通知音が鳴ったので確認すると中川さんからメッセージが来ていた。

 

『星野さん。今学校にいますか?』

 

『はい、今は部室棟前にいますけど。もしかして中川さんもまだ学校に?』

 

『奇遇ですね。実は生徒会の用事でちょうど部室棟の中にいまして、良ければ一緒に帰りませんか?』

 

『良いですよ。部室棟の出入り口で待ってますね』

 

 生徒会の用事ね……中川さんは嘘がめっちゃヘタだな。

 でも彼女自身はバレてないと思ってるかもしれないし暫くそっとしておこう。

 

 

 

「お待たせしました。星野さん」

 

「俺は大丈夫ですよ。じゃあ行きましょうか?」

 

「そうですね!」

 

 俺は中川さんと部室棟を離れて一緒に帰る事になった。

 俺が中川さんの顔を見ると凄くご機嫌な顔をしていた。

 曲をプレゼントすると言ったのがそんなにも嬉しかったのだろうか?何だか俺までも嬉しくなって来るな。

 

「そう言えばスクールアイドル同好会は如何でしたか?」

 

「中川さん。何で俺がスクールアイドル同好会に行ったって知ってるんです?」

 

「そ、それは……優木さんが生徒会に来て星野さんをスカウトしたいと言いに来たからですよ!」

 

「へぇ……てか中川さんってせつ菜さんと知り合いだったんですね」

 

 ちょっとだけ口調が震えてるな……やっぱりこの人嘘ヘタっぴだわ。

 いつか皆んなにバレるんじゃ無いだろうか?と心配になって来た。

 暫くして俺と中川さんはマンションに着いた。

 

「あの、中川さん」

 

「何ですか?星野さん」

 

「再来週は中間テストじゃないですか?それでなんですけど、勉強で分からない所とか教えてくれませんか?」

 

「私で良ければ構いませんよ。それではまた明日」

 

「はい、おやすみなさい。中川さん」

 

 

 

 俺は夕食を済ませお風呂に入り洗濯物を片付けて歯を磨き1時間勉強をした後にベッドで横になる。

 今日は色々と急展開すぎて流石に疲れて来ちゃったな。

 瞼が重くなり寝そうになった瞬間だった。

 

「はっ!電話だ。誰からだ?」

 

 着信音として設定したケータロス着信音のおかげで眠そうになった目が冴えた。

 スマホの画面を見るとしずくからだった。

 起き上がるのが面倒臭いので横になりながら応答ボタンを押す。

 

「はい、もしもし遊星だけど」

 

『もしもし、遊星くん。ごめんね?こんな遅い時間に電話しちゃって』

 

「大丈夫だ。で、何か用事?」

 

『うん、実は明日のお昼休みなんだけど食堂でかすみさんと食べる約束してて、良かったら遊星くんもどうかな?ってかすみさんも言ってて』

 

「分かった。じゃあ明日行けたら連絡するわ」

 

『ありがとう!じゃあ遊星くん。おやすみ』

 

「おう、おやすみ〜」

 

 俺はしずくとの通話を切った後に速攻でYouTubeを開いた。

 サンキュー しずく!お前のお陰で今日の仮面ライダーBLACK RXが観れるぜ!もう直ぐで最終回だけど次は何配信するんだろ?初代仮面ライダーだったら嬉しいな。

 今日のBLACK RXを観た後に俺はすぐ眠りについた。

 

 

 

 ーー ⁄/*イ`^ᗜ^リ ペカ ーー //*イ`σヮσリ ーー

 

 

 

 スクールアイドル同好会にお邪魔して1日が経過した木曜の昼休み、今日は食堂でしずくとかすみの2人でご飯を食べる事になっており今朝は弁当を作るのを休んで食堂で何か買って食べようという事にした。

 

「という訳で、璃奈。今日は一緒に弁当を食べれない、ごめんな?」

 

「ううん、私は愛さんと食べるし大丈夫だから。行ってらっしゃい!」

 

「璃奈。本当にありがとうね」

 

 

 

 と言い残し俺はしずくにメッセージを送って待ち合わせをしている食堂へと向かった。

 目的地に着いてしずくを探すと途中でかすみにバッタリ会った。

 

「あ!ゆー介だ。やっほー!」

 

「おいっすー!かすみ。しずくは何処だ?」

 

「しず子ならあっちだよ。一緒に来て!」

 

 俺はかすみに連れられてしずくが座っている席に着いた。

 もしかしてかすみ、俺を迎えに来てくれるために……嬉しい。

 

「こんにちは遊星くん」

 

「よっ!しずく。じゃあ俺 何か買いに行ってくるわ」

 

「ゆー介。ちょっと待って!」

 

「ん?なんだ?」

 

 かすみが俺を呼び止めて自分の鞄をゴソゴソと漁る。

 すると鞄の中から具が挟んであるコッペパンが出て来た。

 

「はい、コレ!お近づきの印にかすみん特性コッペパンを食べさせてあげる!」

 

「これってかすみの手作りなの?」

 

「そうだよ!かすみんの趣味はパン作りだからね♪」

 

 パン作りが趣味って凄いなこいつ……しかもめっちゃ美味しそうだし。

 コッペパンに挟まれているのはレタスと卵焼きとミニハンバーグだ。

 

「じゃあ、いただきます。あむっ……うん!美味い!かすみ お前の凄いな!」

 

「ふふん♪それ程でもあるよ〜」

 

 と言いながらドヤ顔をして胸を張るかすみが凄く可愛い。

 お前は多分そのまんまでも十分可愛いと思うぞ。

 

「まだあるけど食べる?」

 

「じゃあ有り難くいただくよ。そういえばしずくって鎌倉の実家から態々学校に来てるの?」

 

「そうだよ」

 

「遠いから大変なんじゃないの?」

 

「まぁ、最近はちょっとづつ慣れて来たかな?」

 

「へぇ……そう言えば演劇部にも入ってるって聞いたけど掛け持ちなの?なんで?」

 

「実は私 将来は役者を目指してるんだ。スクールアイドルの活動はお芝居に通ずる所があって勉強になるなと思って入ってるんだ」

 

「成程ね……役者とは素敵な夢だな。じゃあかすみは何でスクールアイドルに?」

 

「かすみんはね、ファンの皆んなに可愛いかすみんをいっぱい見せたいのと、昔から世界一のスクールアイドルになりたいってのも入った理由の一つかな?」

 

 ふむふむ……2人とも素敵な夢持ってるじゃあないか!

 俺もしずくやかすみに負けてられないな。

 

「ごちそうさま!コッペパン美味しかったよ」

 

「またゆー介に作って来てあげるね!」

 

「ねぇ、しずく。お願いがあるんだけどいいかな?」

 

「出来ることなら何でも良いよ!」

 

「じゃあこのゲームキャラの台詞を言ってくれない?出来るだけ気怠い感じで」

 

「気怠い感じにね……分かった!『お馴染み3着……なんちゃって……』どうかな?」

 

 やっぱり俺の耳に狂いはなかった!ありがとうございます!オタクの我儘聞いてくれちゃって!今度にんじんハンバーグ奢ります。

 

「な……何コレ?」

 

 かすみが表情が少々苦笑気味になる。

 

「サンキューな。じゃあ俺はせつ菜さんと音楽室で待ち合わせしてるから」

 

「うん、またね遊星くん」

 

 俺は席から立ちしずくとかすみの2人と別れて食堂の入り口前へと行き中川さんに電話をして音楽室の許可を取る。

 

 

 

  ーー从cι˘σ ᴗ σ˘*ーーjΣミイ˶º ᴗº˶リ ーー

 

 

 

 音楽室に着きピアノを弾いていると扉が開きせつ菜さんが入ってきた。

 

「お待たせしました!」

 

「俺は大丈夫ですよ。はいこれ、約束の物です」

 

「本当にありがとうございます。実は昨日の夜あの曲の名前を考えてたんです」

 

「そうなんですね。それでどんな名前にするか決まったんですか?」

 

「はい!「CHASE!」というのはどうでしょうか?」

 

 成程「CHASE!」か……意味は確か追跡だったな。

 この曲にせつ菜さんの歌とパフォーマンスが加わると思うとますます楽しみになって来た。

 

「カッコ良い名前ですね。せつ菜さん、スクールアイドルの活動頑張ってくださいね」

 

「はい!この曲でライブを大成功させて、遊星さんをスクールアイドルの虜にして見せますよ!」

 

「上等です。それじゃあまだ昼休み終了まで時間ありますし、今日はスーパー戦隊の曲弾きますよ!」

 

「凄く楽しみです!」ペカー

 

 うっ……中川さんの姿の時もそうだけどその笑顔やっぱり反則だよ。

 これは俺も張り切っちゃいますわ!

 

「それじゃ先ずは俺こそオンリーワンにします!」

 

「良いですね!私ダンス踊りますよ!」

 

 俺が曲を弾き始めるとせつ菜さんがドンブラダンスをしてくれた。

 流石はせつ菜さん スクールアイドルなだけあってダンス完璧だな。

 

「はぁはぁ……どうでしたか?」

 

「パーフェクトです!せつ菜さんがドンブラダンス踊れるなんてビックリです!」

 

「YouTubeにアップされていたのを見て練習しましたからね。因みに過去の戦隊のダンスもいけますよ?」

 

 凄いな……まぁ俺も踊れるけど一応今回は弾きながら歌った。

 こんな楽しい話をせつ菜さんの姿じゃなくて中川さんの姿でも出来たらなと思っている。

 その後にドンブラーザズのEDやゼンカイジャーの主題歌も弾いた。

 

 

 

「そろそろ時間ですね。それではまた」

 

「はい、遊星さんが作ってくれた曲で皆さんに大好きな気持ちを届けたいと思います!」

 

 皆んなに大好きを届けるか、きっとそれがせつ菜さん……いや中川さんの夢なのだろう。

 俺がもしスクールアイドル同好会に入れたら、その時は中川さんや他の皆んなの役に立てたられたら良いな。

 

 

 





この小説ってさ……食べるシーン多くね?
次次回からは中間テストのための勉強会編です
しずくにタメ口で会話されたいと思ったことはありますか?

次回は璃奈と愛さんの2人でシン・ウルトラマンを見に行く会を用意してあります。

それではまた次回!
お気に入りと感想と評価よろしくお願いします!
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