今回はかすみんとデート?
それではどうぞ!
今日はテスト結果が明けた土曜日の朝9時半。俺はゲームをしながら虹ヶ咲学園駅前にてある人物との待ち合わせをしていた。
それは遡ること昨日の放課後での出来事である。
「なぁ、かすみ。明日の休みって何か予定はあるか?」
「特に何もないけど」
璃奈は家に帰って受け取らなければいけない荷物があるそうなので、現在俺は暇そうにし廊下を彷徨いていたかすみを誘って食堂のカフェでケーキを食べながらお茶をしていた。
しずくは如何した?と聞くと演劇部の稽古があるらしいので一緒にいなかったみたい。
どうやら試験終わりの鋭気を養おうという事で今日から3日は同好会を休みにしようと菜々(せつ菜)さんが言ったらしい。
「そっか……明日さ一緒に遊びに行かないか?」
「遊びに……ってゆー介と2人きりでってこと?何で何で?」
かすみが不思議そうに聞いてくるのでその質問に答えることにした。
理由は2つある。1つ目はかすみとより親睦を深めること、そして2つ目はかすみと一緒に遊ぶことで曲のヒントを見つけようという作戦だ。
「成程ね……分かった!かすみんは賛成だよ♪」
説明をしたら、かすみは納得してくれた。
「よし、決まりだな!かすみは何処か行きたい所あるか?」
「う〜ん……っは!じゃあかすみん遊園地に行きたーい!」
遊園地ね……そういえばこの前テストが終わったら見に行こうと思ってたシアターGロッソのドンブラザーズショーのチケット応募を念のため2回してどっちも当選したんだった。
ショーを見た後に色々なアトラクションを楽しむのも悪くないかもな。
「じゃあ東京ドームシティに行かないか?実はヒーローショーのチケット2枚あるんだけど良かったらかすみも見るか?」
「ヒーローショーか〜……かすみん初めて見るけど楽しめるかな〜?」
「大丈夫だ!それにヒーローショーが終わったらかすみの好きな所回ってやるぞ!」
「本当!?やったー!ゆー介、大好き!」
「ゴフッ……!」
「うわぁ!大丈夫!?」
「へ、平気だ……!」
だ、だい大好き……!?これってどんな意味での大好きなのかな?
まぁ、そんな事は置いといて明日の予定を立てとかないと。
という事で次の日の朝9時半に虹ヶ咲学園駅前に集合という約束をした。
「明日は可愛い可愛いかすみんとお出かけ出来るのを楽しみにしててよね♪」
「はいよ!んじゃケーキ食い終わったしこいつ返却したら俺はそろそろ帰るわ」
「ちょっと待ってよー!かすみんも一緒に帰るー!」
そして俺とかすみは明日の遊園地での計画を立てながら一緒に帰った。
因みにかすみと2人きりで帰るのはこれが初めてであった。
ーー从cι˘σ ᴗ σ˘*ーー从cι˘σ ᴗ σ˘*ーー
そして現在に至る。俺は駅前でかすみが来るのを待ってるってわけさ。
「おーい!ゆー介!」
俺の名を呼ぶ声が聞こえたので、声の主の方を降り向くとパステルイエローのワンピの上に薄緑のボタン付き半袖パーカーを着たかすみがやって来た。
「よっ!かすみ、おはよう」
「待った?」
「いや、ちょうどさっき来たところだ」
「そっか!それじゃあレッツゴー!」
「ちょっと待って!」
「何?」
「その服めっちゃ似合ってるよ。可愛いぞ」
「ふぇ!?と、当然じゃん!かすみんは何を着ても超可愛いんだから!……あ、ありがとう……」
かすみの顔がほんのりと赤くなった。どうやら不意の「可愛い」という言葉には凄く弱いらしいな。
「ほら、早く行くよ!電車が来ちゃうから!」
「はいよ。そんな慌てると転ぶぞ!」
スマホの中に入ってるSuicaで改札を通ってベンチに座って電車が来るのを待つ。
「ゆー介、気が早いけど今日のお昼ご飯はかすみん手作りのコッペパン弁当持って来たんだ!」
「へぇ〜そりゃ楽しみだな。中身を見るのは昼までに取っとくか」
「ふふん♪今回のはかなりの自信作なの!」
こんな風に話し込んでいると電車が到着して中へと乗り込み東京ドームシティへと向かうことに。
「よし、着いたな!先ずはヒーローショーの時間が近いからシアターGロッソに向かうぞ!」
「そういえば、Gロッソでヒーローショーの宣伝をTVで見たことあるけど……どれくらい前からやってたの?」
「じゃあ詳しく解説しよう(長くなるけど)」
そもそもシアターGロッソで初めてやったヒーローショーが当時2009年に放送されていた「侍戦隊シンケンジャー」からである。
東京ドームシティは昔「後楽園ゆうえんち」という名前で2003年4月13日に改名された。
1979年〜2000年代までは園内の野外劇場でヒーローショーをやっていて、当時は「スーパー戦隊」同士の共演や、宇宙刑事ギャバンなどの「メタルヒーローシリーズ」、「仮面ライダーシリーズ」など、異なるシリーズも含めた複数の特撮ヒーローの豪華共演が見られる「後楽園ゆうえんち」のCMは当時の子供達をワクワクさせていたみたいです。
CMの最後で歴代のレッドが「君たち、後楽園ゆうえんち(または東京ドームシティorシアターGロッソ)で僕と握手」というキャッチコピーと言うのを見たことがある人は多いのではないだろうか?
そして後楽園ゆうえんちの野外劇場は屋内劇場へと移動しシアターGロッソとなって新しくオープンし「スーパー戦隊シリーズ」ヒーローショー用劇になったのだ。
「因みに2000年のタイムレンジャーから2008年のゴーオンジャーまではスカイシアターという場所でヒーローショーをやってたんだ」
「へぇ〜……ゆー介、よくそんな昔のことも知ってるね……(熱く語ってるのがせつ菜先輩にそっくりじゃん!もしゆー介が同好会に入ったらせつ菜先輩との長いオタク話を近くでたくさん聞く事になるだろうな〜)」
「オタクだからな!あっ……始まったぞ!」
こうして長話をした後に俺とかすみはGロッソ内に入り暫く待つとドンブラザーズショーの幕が開けた。
「さぁさぁ祭りの始まりだー!」
「あはは……(ハイテンションな所もせつ菜先輩そっくり……)」
俺が盛り上がってる様を見てかすみは苦笑していた。
ヒーローショーが終わって俺とかすみはGロッソを出るとパラシュートゾーンへと移動して休憩することにした。
「面白かったー!かすみはどうだった?」
俺的にTVでイヌブラザーとキジブラザーの頭身を見慣れてたのでヒーローショーでのあの2人の衣装はCMを観た時から驚いてた。そして、かすみにも感想を聞くと。
「うん!最高だったよ!正直戦隊なんて子供向けとか思って舐めて掛かってたけど……あんなにも見入っちゃうなんて……特にアクションのとことか!」
「分かる!アクターさんのキレが最高だったよな!」
ヒーローショーに関して色々と語り合っていると腹の虫が鳴った。
「ゆー介、お腹すいたの?」
「ああ、ってもう昼なのか……」
「それじゃ……はい!かすみん特性コッペパン弁当だよ!」
「おっ!ありがとう。うわぁ〜凄く美味そうだ!」
弁当箱の中身を開けると中に入ってたのは具が挟んであるミニコッペパン3種類にフライドポテトそしてブロッコリーにミニトマトもあって彩りが良いな。
「ち・な・み・に!これがたまごサラダサンドで、これがミートボールサンドそしてこのホットドッグは食べてからのお楽しみ!(にひひ……!そのホットドッグには隠し味で辛いソースが入ってるの!ゆー介のリアクションが楽しみです♪)」
なんだか知らんが、かすみが後ろを降り向いて何か良からぬ事を企んでる感出してるけど……まぁいっか!
「いただきます!先ずはこのたまごサラダから……うん!コクがあってもっちりしたパン生地にもあって食べやすいな。美味い!」
そしてミートボールサンドは3つ挟まれており一口サイズで食べやすいしフライドポテトは塩加減もちょうどいい。
そして最後のホットドッグにはいったい何が入ってるんだ?
「はむっ……めっちゃ美味いな!」
「えっ……えぇ!?」
かすみが驚いた表情をする。別に変なものは入ってないし、ピリッとするだけだな……あっ!このピリッとする辛さ分かった。
「成程な、隠し味にタバスコか……ん?タバスコってこともしかして……貴様〜!俺に辛いの食わせてヒーヒー言わせたいとか企んでたな〜?」
「ヴッ!え〜?な、なんのことかな〜?かすみん分かんな〜い!」
ふっ……やっぱりか、お前すぐ表情で出やすいから何考えてるか結構分かっちゃうんだよね〜。
これはお仕置きが必要だな。俺はかすみの近くに行き両方のほっぺたを引っ張る。
「こんの〜!お前って奴は!」
「いひゃ〜い!いひゃい!ゆー介ごめ〜ん!」
かすみのほっぺたモチモチしててめっちゃ良いわ〜……この感じはまるで中二恋2期CMのシーンの六花ちゃんを彷彿とさせる。
「もう!いつまで触ってるの!いい加減離してよー!」
「ご、ごめん!かすみの反応が可愛くてついな……」
「こんなの全然可愛くないよー!プイッ!」
「俺も悪かったからそう拗ねるな。あの店に売ってるうさぎカステラ買ってやるから!」
「ホント!?じゃあ許す!」
「良かった……(チョロいな)」
この後うさぎカステラを買って機嫌を直したかすみと一緒に園内のアトラクションを回ることになった。
ジェットコースターやメリーゴーランド、コーヒーカップなど遊園地ではありきたりなアトラクションを回ったが、地元よりも凄かったので倍楽しめた気がする。
お化け屋敷に行こうと考えていたが、かすみが看板を見て顔を青ざめさせてたのでスルーしてあげた。
他にも変わったアトラクションの数々に目移りしてしまい気付けば時刻は15時半になっていた。
「ねぇ、ゆー介!最後は観覧車に乗らない?」
「いいぞ!じゃあ行くか!」
最後に観覧車に乗ろうと相談して来たかすみに俺はサムズアップで即決した。
ーー从cι˘σ ᴗ σ˘*ーー从cι˘σ ᴗ σ˘*ーー
観覧車に2人で乗り暫く経つと一番高いところまで来て、窓を見ると綺麗な景色が広がっていた。
「うわぁ〜!景色きれ〜い!」
「かすみ、景色をバックに写真撮ってやるよ!」
「可愛く撮ってね♪」
「はいよ!」
俺は写真を撮りかすみに見せると彼女はとてもご満悦だった。実は他のアトラクションに乗ってるかすみの写真も結構撮った。
「で、曲のヒント見つかった?」
「ああ、だいたいイメージは固まってきた。なぁ遊園地出た後に寄りたいとこあるんだけど良い?」
「良いけど……どこ寄るの?」
観覧車を降りて俺たちは東京ドームシティを後にすると本日最後の目的地へと向かった。そのお店は……。
「楽器店?」
「うん!ピアノを買おうと思ってな……今後のかすみ達の為にね♪」
「ゆー介……!かすみんの曲 楽しみにしてるから!そしてその曲で可愛いかすみんの歌とパフォーマンスでファンだけじゃなくて、ゆー介の事もかすみんの虜にしちゃうんだから!」
「ふっ……やれるもんならやってみろ。期待してるぞ!」
「うん!」
「じゃあピアノ買ったら、この後はどっかで食べてくか?奢ってやる」
「良いの!?ゆー介ありがとう!」
俺は楽器店で電子ピアノを購入し後日家へと送ってもらうようお願いして、夕飯にラーメンを奢りその後は電車に乗ってそれぞれ帰宅をした。
「ゆー介じゃあねー!今日は楽しかったよ♪」
「おう!帰り道気を付けろよー!」
俺はかすみに手を振ってマンションへと向かうことに。
まさかこんな楽しかった休み明けの週にあんな事が起こるとは俺でさえも予想がつかなかった。
この展開は、俺だけじゃない……周りの人物達の運命の歯車が大きく動き始める事になるだろう。
イチャイチャさせてみました。此奴ら付き合ってないんだぜ?
この世界の虹学にはテレビで仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマンが普通に放送されてるでコスモスと聞くと
璃奈「コスモス?ウルトラマンのこと?」になりますw
因みに僕がドームで初めて見たヒーローショーがGロッソのシンケンジャーでした。シンケンゴールドがカッコよかった!
かすみの服装に関しては総合マガジンの「かすみちゃんとこんなデートがしたい!」のやつを想像してくれれば良いです。
分からない人は「中須かすみ デート」と調べてみてください!
お待たせしました!次回からアニメ本編?に入るかも?
お楽しみに!
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