虹色クリスタルスカイ   作:通りすがりの邪教徒

26 / 41

今回から自分的に本編です。

それではどうぞ!


6月(本編スタート)
EP26 曲作りと同好会メンバーの異変?


 

 

 

 かすみとの楽しい遊園地デート?をしてから1日が経過した日曜日の昼前。俺は楽器店で買った電子ピアノが家に届いたので部屋に設置をして早速かすみに渡す為の曲の構想を練っていた。

 かすみと過ごして分かったこと、あいつは可愛いし悪戯癖もあり自己主張が激しいけど意外と周りを見る目があるんだよね。

 

「それに、かすみは可愛い自分をファンにアピールしたいとかも言ってたっけ……他の可愛らしいアニソンとか聴いてヒントを得ようかな?」

 

 俺が「CHASE!」を作ってた時も色々な曲を参考にして「この音程いいな」とか「このBGMの部分も取り入れてみよう」など試行錯誤した上で完成した曲である。

 あの曲はカッコいい感じを意識して作ったので今度のは可愛い感じをイメージして作る必要があると俺は考えている。

 

 因みに「CHASE!」の詩に感しては俺が今まで感銘を受けたヒーロー達の言葉達を書き込み、俺の好きな男性声優さんの「好きを公言するのは良いことだ」とラジオで聴いた時にその言葉に感動してそれもイメージして書いた。

 

 まさしくこの曲は大好きを届けたいという野望を持っている菜々(せつ菜)さんにピッタリだと思ったので、それがこの曲をプレゼントをした理由の一つでもあった。

 

「可愛いをお届け……世界中にアピール……世界の果てまで可愛いを……はっ!これだ!」

 

 俺のイマジネーションが段々と高まって行き次々とメロディが浮かんでくる。

 曲の感じはポップを弾ませるそんな感覚でピアノを弾いて行くと頭の中でかすみの可愛いワンダーランドのイメージを掴んだ。

 

「曲調は決まった。同時に歌詞も少しではあるが浮かんできたぞ!」

 

 歌詞を書いてる途中で腹の虫が鳴いたので時計を見たら昼を回っていた。

 そう言えば曲のことに夢中になってニチアサを見逃しちゃってたな……録画してあるし食べながら見よっと。

 

 

 

 今回のリバイスめっちゃ泣いたんだけど!ヒロミさんの「ただいま」につい「おかえりなさい!」と言ってしまった。それと大二くん、君は休んだ方が良いよ……。

 そしてドンブラザーズは怒涛の展開でドンモモ退場とかマジっすか……しかも次回予告に追加戦士みたいな奴出て来たんですけど。

 

 何はともあれヒロミさんが帰って来たシーンを見て感動した俺は活力が湧いてきて曲作りに没頭する事ができた。

 

 

 

 ーー从cι˘σ ᴗ σ˘*ーー从cι˘σ ᴗ σ˘*ーー

 

 

 

 休み明けの月曜日の昼休み。俺はいつも通り屋上で璃奈とお昼ご飯を食べていた。

 愛さんはこの前運動部の助っ人をした時に仲良くなった子達と食べる約束をしていたらしいので今は2人きりだ。

 

「璃奈、昨日のリバイス最高だったよな!ヒロミさんが大二の拳を止めて「ただいま」って言ったシーンがヤバかった!」

 

「激アツだった。私つい涙出ちゃった」

 

「めっちゃわかりみ!ヒロミさん好きなキャラだから戻って来た時は嬉しかったな〜」

 

「きっとラブちゃんも凄く喜んでるよね♪」

 

 お昼ご飯を食べ終わり、俺は朝にかすみと音楽室で会う約束をしたので璃奈とは途中で別れることになった。

 

「じゃあ午後の授業でね」

 

「うん」

 

 俺は音楽室へと向かう途中で中川さんに音楽室の許可を取る連絡をしようとポケットからスマホを出したが、偶然にも副会長に遭遇したので副会長から許可をもらった。

 

 

 

「よっ!かすみ!」

 

「やっほー!ゆー介、それでかすみんを音楽室に呼び出したのはなんで?」

 

「実は、かすみの曲が少しだけ出来たんだ!まだ試作途中だし歌詞とかも考えて思い浮かびはしてるんだが……ちょっと苦戦中だ」

 

 いわゆるテレビサイズの主題歌みたいなものだな。ちょっとずつ試行錯誤していきたいと思っている。

 

「ホント!?聴きたい聴きたい!」

 

「よし、じゃあいくぞ!」

 

 俺は鍵盤の上に手を乗せてかすみに渡す為の曲を弾き始める。

 歌詞はまだ完全に出来てないけど、これからどんどん完成に向かって近づけようと思ってる。

 そして曲が弾き終わりかすみの方を見ると彼女の顔は最高の笑顔になっていた。

 

「どうだった?」

 

「すっごく良かったよ!なんだか聴いてるこっちも楽しい気分になった!」

 

「そりゃ良かった。じゃあ完成するまで楽しみにしてろよ!」

 

「うん!かすみん、すっごく楽しみにしてるね!」

 

「おう!じゃあ今週の金曜日にやるライブ楽しみにしてるよ。頑張ってね!」

 

「うん!ゆー介を絶対にスクールアイドル同好会の仲間にするぞー!」

 

 昼休みが終わり俺とかすみは別れてそれぞれ教室へと向かった。

 そして午後の授業が終わり放課後になったので俺はいつも通り璃奈と一緒に帰ることにした。

 

 

 

 そして次の日の朝。俺は朝食を済ませて家の火の元や玄関を出るとちょうど中川さんも家から出て来たので朝の挨拶をする。

 

「中川さん、おはようございます!」

 

「……あっ!星野さんおはよう……ございます」

 

 あれ?中川さん心なしか元気がないような気がするが、気のせいかな? 

 顔色も悪いし体調でも悪いのか?とか何か悩みでもあるのか?と心配になってしまう。

 

「中川さん、元気ないですけど大丈夫ですか?体調が悪かったら無理しないでくださいね?」

 

「いえ、健康なので大丈夫です」

 

「じゃあ何か悩み事ですか?良かったら相談に乗りますよ?」

 

「心配していただきありがとうございます。悩みはありますが、これは私の問題ですので」

 

「そうですか……あまり無理しないでくださいね?」

 

「はい……(昨日かすみさんと口論になってしまい同好会を活動休止した上にライブは私1人でやる事にした。なんてせつ菜になっても言えません!)」

 

 

 

 中川さんの事が気になりつつも俺はいつも通り午前の授業を受けて今日は昼食をエマさんと一緒に食べる約束をしたので食堂へと向かった。

 

「エマさん、こんにちは」

 

「遊星くん……こんにちは!」

 

「隣失礼しますね」

 

「うん……」

 

 あれ?エマさんも元気なさげですね。エマさんも何か悩みを抱えているのだろうか?

 それと何時もはよく食べるエマさんの食事の量が少ない気がする……ダイエットかな?

 

「エマさん、この前のテスト勉強はありがとうございました。エマさんが教えてくれたところが出て来てお陰で97点も取れちゃいました!」

 

「すごーい!遊星くん頑張ったね♪」

 

 エマさんは曇った顔からいつもの明るい笑顔になって頭を撫でて来た。

 何故だか変な気にはならなく、この人からはあゆ姉以上の母性を感じる気がする。

 

「それじゃ食べちゃいましょ!」

 

「そうだね!(遊星くんに昨日のこと相談したいけど、きっと迷惑かけちゃうかもしれないし……今はこの子がいる前でも明るくいなきゃ!)」

 

 俺は元気のないエマさんに疑問を持ちつつも楽しい昼食の時間を過ごした。

 食べ終わった後にエマさんが家族やペットの写真も見せてくれた。

 ヴェルデ家は美冬さん以上の大家族なんですね!それとヤギがペットとはな……スイスって感じするわ。

 

 

 

「明日もまた同じ日が来るのだろう!幸福は一生来ないのだ。けれども……」

 

「ん?なんだ?」

 

 食堂を出て俺が廊下を歩いていると空き教室から声が聞こえたので中を見たらしずくが1人で演技の練習をしていた。

 

「よっ!しずく!」

 

「ん……?はっ!遊星くん!」

 

「演劇部の自主練か?性が出るな」

 

「まさか見てたの?」

 

「空き教室から声が聞こえたもんだからついね……ごめん」

 

「ううん……夢中になってた私も悪いんだし気にしないで?」

 

 良かった……しずくはいつも通り元気そうだな。それにしても先ほど見た彼女の演技には見惚れてしまっていた。

 

「それにしても演技上手いな。素人の俺が見ても凄かったぜ」

 

「ふふっ、ありがとう」

 

「そんな頑張ってるしずくに、BOSSのフルーツティーをあげよう。じゃあな!」

 

「あ、ありがとう……またね!(遊星くん、ごめんね。でも同好会の活動が再開したら今度は部室で会えたら良いな)」

 

 俺が空き教室から出た瞬間にしずくの顔を見ると表情が曇ったものに変わっていた。

 あいつもしや演技で隠してたな?さっきからスクールアイドル同好会のメンバー達の元気が無いのが偶然とは思えない……スクールアイドル同好会で何かあったか?

 今日はバイトあるし彼方さんにでも聞いてみますかね。

 

 

 

  ーーjΣミイ˶º ᴗº˶リ ーー╰*(..•ヮ•.. ) *╯ーー

 

 

 

 学校からバイト先へと向かい俺と彼方さんはいつも通り棚に食料品などを並べたりレジ打ちの作業をこなしていく。

 休憩中も彼方さんの顔を見ると少しばかり曇っていた。

 

「お疲れ様でした!」

 

「美冬さん、お先に失礼しま〜す!」

 

「2人ともお疲れ様!またよろしくね!」

 

 休憩中に聞き出せなかったけど帰りの時はちゃんと聞かねば!

 

「あの……彼方さん?」

 

「な〜に?遊星くん」

 

「ライブの練習は如何ですか?」

 

「……うん、順調だよ」

 

 あれ?少し間があったな……でも彼方さんが順調って言うなら大丈夫か!

 

「そうですか!当日楽しみにしてますね!」

 

 そうか……謎が解けた気がするぞ。さっきから同好会のメンバー達が元気なさげにしてたのはライブが近いからピリピリしてたに違いない。

 ライブも近いし緊張もしてたんだな。上手く歌えるかとかパフォーマンス大丈夫かなとか考えてたんだきっと。

 

「うん!楽しみにしててね〜♪(同好会が活動休止になったなんて言ったら遊星くんショック受けちゃうだろうな……ここは心配かけないようにしなきゃ)」

 

「はい!そう言えば遥ちゃんのテストどうでした?」

 

「高得点取れたって喜んでたよ〜。今度遊星くんにお礼したいって言ってた〜」

 

 そっか……喜んでくれたなら俺も凄く嬉しいな。お礼は君の笑顔で大丈夫です。

 

「それじゃあ俺はこっちなので、また明日」

 

「ばいば〜い♪」

 

 

 

 俺は彼方さんと別れてマンションへと向かうことに。

 帰って夕飯食べ終わり、かすみに渡す曲作りに取り掛かった。

 

 

 

 そして時が経ちライブ前日の木曜の夜10時。ついに……ついに完成したぞ!かすみの曲が!

 早速かすみに報告しよう!きっと喜ぶぞと思い俺はスマホでかすみに電話をする事にした。

 

「ん?出ないな……きっと明日に備えて寝ちゃったんだな」

 

 俺はこれ以上電話すると迷惑になるだろうと思いスマホを枕元に置いて、出来たこの曲に早速名前をつける事にした。そうだな……歌詞の中から取るか。

 

 

 

「名前は…… 「Poppin' Up!」にしよう!」

 

 名前が決まり一安心した俺は部屋を暗くして明日のライブのことを考えながら眠りについた。

 

 

 





やっと本編ですよ。皆さんお待たせしました。

アニメと似通った感じにしつつもオリジナリティを出したいので「このシーンアニメと違うじゃねえか」とかはなしでお願いします。
でもアニメのシーンやセリフには頼らせていただきます。

因みに遊星くんが言ってた好きな男性声優は鈴村健一さんです。

同好会メンバーは遊星くんに気を遣って同好会活動休止のことを言いづらかったそうです。

かすみの曲を完成させた時の遊星くんは自称神のテンションになっていた。

それではまた次回!

好きなエグゼイドのライダーは?

  • エグゼイド
  • ブレイブ
  • スナイプ
  • レーザー
  • ゲンム
  • パラドクス
  • ポッピー
  • クロノス
  • 風魔
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。