今回は歩夢の曲を完成させる回です
それではどうぞ!
ゆー姉とあゆ姉と学校から直ぐに帰宅した金曜日の夜。俺は現在あゆ姉が歌うための曲の歌詞を書いていた。
食堂にいた時に取ったメモの中から言葉を抽出してそれを歌詞にしようと俺は試みた。
「さぁ、検索を始めようか」
先ずひとつ目は「夢」そしてふたつ目「気持ち」と言った感じで次々とノートに言葉をどんどん書き進めていく。
俺がノートに歌詞のアイデアを書いている途中にあゆ姉から電話が来た。
「もしもし、どうしたの?あゆ姉」
『遊星くん、明日なんだけど遊星くんのお家に行っても良いかな?歌詞を書くお手伝いしたくて!』
「ああ、そゆことね。ちょうど歌詞のワードが尽きてきた頃でな……あゆ姉が来てくれると心強いよ」
そうたくさん書いてみたがもうちょっと何かが足りないと思い始めてきたのだ。そう何が足りないキーワードがもう少しあれば書ける気がするのに!
『そうだったんだ!分かったよ。じゃあ明日に朝ごはん食べてから直ぐに行くよ』
「あれ?ゆー姉は来ない形?」
『実は侑ちゃんにも一緒に行かない?って誘ったんだけど、明日家族で出掛ける用事が出来ちゃったみたいで私1人で行くことに』
そっか、来れないか……だがしかしやむおえないな。此処は2人で力を合わせてこの曲をパパッと完成させよう。
そして出来たら最初はゆー姉に聴かせていつも口にしてる「ときめいちゃったー!」を言わせてやろうじゃないか!
「じゃあ……あゆ姉、明日は宜しくな!」
『うん!一緒に頑張ろうね!』
「それじゃ切るね?おやすみ〜」
『遊星くん、おやすみ♪』
俺はあゆ姉との通話を切って風呂や歯磨きを済ませてベッドの上で横になりながらプレイリストに入ってる他の曲をいくつかを聴いて歌詞のアイデアや今後作るための曲のヒントを掴むために聴いてると途中で寝落ちしてしまった。
そして翌朝。俺はアラームが鳴る前よりも自然に起きて時計を見たら平日にいつも起きている時間の5時に起きてしまった。
二度寝をしようと思ったけど寝過ぎてあゆ姉に迷惑かけちゃうし顔洗ってシャキッとしないとな。
「散歩にでも行こうかな?」
何故こんな事を急に独り言で言ったのかというと、リビングに行ってウマ娘のアプリを開いたらホーム画面のネイチャさんが「朝の散歩は健康寿命とやらにいいらしいよ〜」と言ってたので朝の空気を吸いにと行こうと思った。
俺は寝巻きから下はダメージジーンズに上は派手なアロハシャツとワインレッドカラーのライダージャケットを着て外に出た。
「う〜ん!朝の空気最高だなぁ!」
俺は玄関から出てマンションの外に行くと丸いレンズのサングラスを掛けて特に目的も無く歩いた。
「ノリに乗ってるぜ〜!」
俺は曲を聴きながら暫く歩った後に自販機で缶コーヒーを買って公園のベンチに座って飲む事にした。
「ぷは〜……最高だ!」
朝は『プシュッ!』と外で缶コーヒー最高ですねネイチャさん!これ何だかハマりそうだな……よし、今度から休日でも早起きをして散歩でもしよう。
ーー @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ーーjΣミイ˶º ᴗº˶リ ーー
「いや〜……まさかあんなのに遭遇するとはな〜」
散歩をしてる途中に通った場所に何やら撮影班やスタッフのような人たちがたくさんいたので何なのだろう?と思って覗いてみたら何時もニチアサで観ているドンブラザーズキャストの人達がいたのだ。
「しかもちょうど休憩の時に話しかけたらキャストさんのサインも貰っちゃった!後で璃奈に自慢でもしようかな?」
そう!お台場周辺はよく仮面ライダーやスーパー戦隊の撮影場所として使われているのは凄く有名だ。
撮影で使われた場所をあげると、有明客船ターミナルとか水の広場公園にある展望台とカスケードと柱と階段とスロープあとは、あけみ橋の高架下やつどい橋なんかも撮影場所として使われていたな。
それと仮面ライダーWの最終回で使われた夢の大橋もあったわ。
因みに俺は水の広場公園に行ってドンブラザーズの人たちに会いました。
「キャストさん達にラジレンジャーのゲスト回も楽しみにしてます!って言ったしオニシスター/鬼頭はるか役の志田こはくさんにも握手してもらって……早起きすると良いこともあるもんだな」
今日は早起きをして良かったなと思いながら朝ごはんを食べてあゆ姉が来るのを待つのであった。
今度は仮面ライダーリバイスのキャストに会えたら良いなぁ〜。
「お邪魔しまーす!」
「いらっしゃい、あゆ姉!」
あゆ姉が結構早く来てくれたので早速自分の部屋に通してお茶を淹れて2人で寛いでいでから歌詞作りに取り掛かった。
「遊星くん、今日はご機嫌だね」
「実はね……朝早起きして散歩してたらドンブラザーズのキャストさんに会ってサインと握手してもらったのだ!」
俺はキャストさんに貰ったサイン入り色紙をあゆ姉に見せて自慢をした。
「うわぁ〜凄いね!現役の戦隊キャストさんにサインを貰えるなんて良かったね!(遊星くんって偶に侑ちゃんそっくりな時がありあるよね)」
「それじゃそろそろ始めるよ!超協力プレイで……曲を完成させるぜ!」
「おー!」
こうして俺とあゆ姉の歌詞作りがスタートした。俺はあゆ姉にスクールアイドルに対して思ったことや自分自身の気持ち等を聞いて次々とメモを取り歌詞ノートにあゆ姉の想いを書き足して行く。
「じゃあ一昨日の自己紹介動画の時はどうして急に行ける気がするって言ったか教えて?」
「あれはね。遊星くんがアドバイスをくれたおかげで気付いたの……侑ちゃんにスクールアイドルをしたいって打ち明けた時に、侑ちゃんが「私はいつでも歩夢の隣にいるよって」言ってくれたのを思い出したんだ。私は1人じゃないって……」
「そっか……ゆー姉は本当に昨日俺が言ったのと同じ事を言ったんだね」
「ふふっ、従姉弟同士で似たのかな?」
「さぁな……」
「そして遊星くんも私の背中を押してくれた。私はこの気持ちを応援してくれる貴方と侑ちゃんに歌で届けたい!」
あゆ姉……あんなに恥ずかしがってた自己紹介動画を乗り越えて此処まで成長するなんて……俺は今幼馴染の成長が嬉しくて涙が出そうだ。
あゆ姉の気持ちをこの歌に乗せていつかたくさんの人にも聴いてもらえるような、そんな曲を作ってみせるさ。
「よし、何とか上手く書けそうだ。あゆ姉ちょっと逆立ちしたいから足支えてくれない?」
「え?何で?」
「いいからいいから!後この紙を持ってて」
「分かった」
「よっこらせ!」
俺は肩にかけていたライダージャケットを一旦取って逆立ちをし、あゆ姉に両足を支えてもらう。
「あゆ姉、支えたままでその折れてる紙を開いてその解説を読んでくれない?」
「う、うん!えっ〜と……『これは星野遊星のシンキングポーズである。こうすることで何かが閃くのだ!』って逆立ちでアイデアが閃くの!?」
「俺の場合はね。他の人は知らないけど」
「遊星くんって変わってるな〜」
このシンキングポーズはデカレンジャーのグリーンが真似してたのでやってみたら案外色々閃くもんだなと思い何も思い付かない時はいつも逆立ちをして考えているのだ。
「よし!歌詞の構成これならいけるかも……あゆ姉そろそろ離していいよ」
「う、うん!」
「よし!書くぞー!と言いたいとこだけど……お腹が空いてしまった」
「うっふふ、良かったら今日は私が作ろうか?」
「えっ?良いの?」
「うん!私の曲を作ってくれるお礼だもん!これくらいさせて?」
俺とあゆ姉はリビングに向かってあゆ姉には冷蔵庫にあるものを好きに使っても良いよと言った。
あゆ姉には俺が料理をしてる時に使っているマゼンタ色のエプロンを貸してあげた。あゆ姉ってピンクも似合うけどマゼンタも似合うな。
「遊星くんはTVでも見て待ってて?」
「あゆ姉、ありがとうね」
「あっ、そうだ。遊星くん何が食べたい?」
「そうだな……炒飯が食べたい気分だ。卵、にんじん、長ネギ、ピーマン、かまぼこにチャーシューも揃ってるし、冷凍庫に冷凍ご飯あるからそれ使ってもいいぞ」
「了解!直ぐに作るね」
こうしてあゆ姉が料理を始めた。何か手伝うことがあればと思ったけど、待っててって言われたから邪魔しちゃ悪いよね。
静かにテレビを観て待って……よし、自分の部屋の掃除でもしますか!!(落ち着かない)
俺はTVを切って部屋を移動して掃除をする事にした。
「遊星くん、お待ちどおさま!」
「タイミング良かったか?美味しそうな匂いだなぁ〜」
「あれ?TV見て待ってたと思ったけど何してたの?」
「待つのが落ち着かなくて部屋の掃除をしていたわ」
「そっか!ささ、お昼にしよ?」
「本当に美味そうだな……じゃあ、いただきます!」
俺はレンゲを手に取って炒飯を救って一口頬張る。うーんシンプルに美味い!ご飯もべたつかずパラパラでこれが炒飯の難しい所なんだよね。
「どうかな?」
「すげー美味いよ。塩加減もちょうど良いし香り付けに醤油を加えてあるな……グッジョブだ!」
「ありがとう」
それにしても今のあゆ姉は幼馴染というより本当のお姉ちゃんっぽく見えてしまう。
女子力高いし穏やかで包容力もあって面倒見もいい、それに加えて料理も出来ちまう。俺は一人っ子なので彼方さんと遥ちゃんの姉妹が羨ましく見えてしまうのだ。
俺があゆ姉の弟だったら毎日甘えに行ったかもしれないな。妹派か姉派かと聴かれたら俺は姉派なんだよね〜。
「そう言えば遊星くんはどうしてスクールアイドル同好会に入りたいって思ったの?」
俺はあゆ姉から質問をされたのでそれに答える事にした。
「お披露目ライブでせつ菜さんが歌った曲を俺が作ったのは前に言ったよね?」
「うん、あれには本当に驚いたよ」
あの曲をせつ菜さんに託してライブを見に行ったら俺の曲をあの人は最高のパフォーマンスで見事に表現してくれた。
スクールアイドルって凄いなって……それでライブが終わった後のお客さんがせつ菜さんの歌やパフォーマンスの感想もだけど、俺の曲を褒めてくれた人もいた。
笑顔で「明日も頑張れそう」って聞いた時すごく嬉しくて……俺の顔もついくしゃってなって……と言いその後に続いてあゆ姉に対して最後まで語った。
「だから俺はこれからもあの同好会で皆んなと一緒に皆んなを笑顔にする曲を作りたいって夢ができたんだ。何時でも誰かの笑顔のために頑張れる。すごく素敵な事だと思わないか?俺は……俺はそう思ってる!」
そのために……中川さんの内に眠っているもう一つの心を取り戻したい。
「そう……なんだ。凄く素敵な夢だと思うよ!私も遊星くんの夢を応援するよ。私と遊星くんの想いをこれからも皆んなに伝えていこうね!」
「うん!」
俺とあゆ姉はお互いにサムズアップをした後に昼食を食べ終えて再び曲作りに戻るのであった。
ーー ⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞ー @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ーー
再び曲作りに取り掛かって数時間が経ち途中でおやつの時間にあゆ姉が作ってきたと言ったクッキーを食べたりした。美味しくて歌詞作りのやる気がどんどん湧いてきた。
「遂に完成した。あゆ姉の曲がー!」
「遊星くん、お疲れ様!」
「ふぅ……ちょっと疲れたよ」
そして時計を見ると午後16時半で遂に完成したのだ。後は曲に乗せてあゆ姉に歌わせるだけである。
振り付けは後で練習していく内に考えるとして先ずは歌ってもらわないと始まらない。
「じゃあ早速あゆ姉に歌ってもらおうかな?」
「大丈夫かな?私あまり歌とかは自信ないから……」
「平気だって!あゆ姉は声綺麗なんだし、それに……こんな時は楽しめば良いと思うよ?」
「楽しむ?」
「そうそう!戦いもノリの良い方が勝つって言うしね!」
「分かった。やってみるよ!」
俺は曲に合わせての歌い方をレクチャーしてからスマホ内の楽曲データをBluetoothに通して曲を掛けた。
あゆ姉は歌詞の書かれたノートを見ながら大きく深呼吸をし歌い始める。
そして曲が終了してあゆ姉が歌詞の書かれたノートを置くと「ふぅ」と一息つく。
「どうだった?」
「最っ高だったよ!ゆー姉の言葉を借りるけど……ときめいちゃったー!」
「ありがとう!遊星くん……本当にありがとう」
この後はPC内でノートに書いた歌詞を打ち込みそのデータをあゆ姉へと手渡した。何度も練習をして慣れてもらうためである。
そして後日。あゆ姉が自分の曲をゆー姉の前で披露して完全にときめいちゃったゆー姉が俺の家にお礼で押しかけにきたのはまた別の話である。
Dream with youっていい曲だよな。
今回遊星くんが着ていた服は完全に貴利矢さんスタイルです。
俺の中じゃ歩夢って結構書いてて難しいキャラですね。他の皆んなって結構好きなものがそれぞれあって分かりやすいんですよ。
せつ菜さんなんて特にそうじゃないですか!
何時でも誰かの笑顔のために頑張れるって僕もすごく素敵なことだなって思ってます。だからこそ五代雄介って尊敬できるキャラクターだと思ってますね。
次回はせつ菜さんを復活させるために皆んなで力を合わせて頑張る回です!お楽しみに!
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