せつ菜さんの説得めっちゃムズかった。
サブタイは復活のコアメダル感出しましたw
キャラの台詞量も多いです。
それではどうぞ!
午後の授業を普通に受けながら昼休みで中川さんの話していたことが途中でつい引っかかり、気になってしまう。
そういえば、今日は生徒会に提出しなきゃいけないやつがあったんだ。璃奈には悪いけど一緒に帰れないな。
「遊星くん、元気ないね?」
「ん?そう見えるか?」
「うん、授業は普通に受けていたけど表情が曇ってた。何かあったの?」
「実は最近、会長が元気なくてさ……俺に出来ることないかなって思ってるんだ。今の会長に俺の声が届くが心配で」
「そうなんだ……。上手くは言えないけど、遊星くんなら大丈夫だよ。私は遊星くんにたくさん助けられたし、きっと生徒会長にも遊星くんの想い伝えられると思うよ?だからもっと自分に自信持って」
「璃奈……ありがとう。お陰で迷いが吹っ切れたよ。そうだな!」
そうだ……俺は何を迷ってたんだ。俺は中川さんの本当の笑顔を取り戻したいし、これからも皆んなと笑い合っていたい。どんな苦難に立ち向かったとしても一緒に進んでいきたい!だから俺は……この想いを中川さんに必ず伝えたい!
「そうだ。俺今日は生徒会に提出しなきゃいけないのがあるんだ。悪いけど璃奈は先に帰っても良いよ」
「分かった。頑張ってね」
「おう!」
今日の練習は生徒会の用事があるので無理かもしれないと、かすみ達にメッセージで伝えておき、俺は教室から生徒会室へと向かい扉をノックしたが声が聞こえなかったので中に入ることにした。
すると中にはパソコンを開いて、机に突っ伏した状態の中川さんがいた。
「中川さん!?」
「……はっ!星野さん」
「どうしました?体調でも悪いんですか?」
「いえ……大丈夫です。それよりノック……」
「しましたよ。声が聞こえなかったので」
「そうでしたか……すみません」
俺は中川さんの体調を崩したと心配になったが、大丈夫なら良かった……でも俺的には彼女の心もすごく心配なんだよね。
「これ提出物です。パパッと終わらせちゃいました」
「ありがとうございます。相変わらず早いですね」
「お褒めの言葉ありがとうございます。中川さん今日一緒に帰りますか?」
「申し訳ありませんが、今日は用事があるので」
「そうですか……分かりました。じゃあまた明日」
「はい……」
取り敢えず今の中川さんの状況を確認したし、下手に刺激するのはやめておこう。説得は明日の放課後に話すとしますかね。
俺は特に行く当てもなく中川さんをどんな風に説得するかの方法を考えながら潮風公園へと足を運ぶと、見慣れた顔ぶれが何人もいたのであった。
ー ⁄/*イ`^ᗜ^リ ペカ ーー从||>ᴗ<||从ー
潮風公園には果林さん、しずく、エマさん、彼方さんを初め、ゆー姉やあゆ姉そしてかすみの合計7人が集まっていた。
きっと話してる内容は間違い無く中川さんについてだと思う。
「どうも皆さん、お集まりで」
「あっ!遊星くんだ!」
「おお〜遊星くんどうしたの〜?こんなとこで〜」
エマさんと彼方さんが俺に気付いてくれて声を掛けてくれた。その他の皆んなも俺の方を向いた。
「考え事をしてここに来たらたまたま知り合いが多くいたもんで……てか全員知り合いだしね」
「じゃあ、ゆー介ってこの部外者のお姉さんとも知り合いなの?」
「そうだよ。てか部外者とか言うな!果林さんに失礼だろ」
「へぇ〜……面白いこと言う子ね?」
「ひぃ〜!ごめんなさい!コッペパンあげるから許して下さい!」
そう言いながら、かすみは俺の背中に身を潜めて、かすみ特性コッペパンを果林さんに差し出した。
「あら、美味しそう……有り難く貰っておくわね」
「それより……皆さん揃って話してたのって会長の事ですか?」
「ええ、そうよ」
「やっぱり、菜々さんが……」
「せつ菜ちゃん、本当にスクールアイドルをやめるつもりみたい……」
「ちゃんと話そうとしたんだけど、取り付く島もなかったんだよ……」
「そうなんですか……」
「何か問題があるの?」
確かに果林さんの意見には一理ある。部員は5人以上いるし生徒会も認めてるならば同好会は今日にでも始められるが、でも……。
「本当に辞めたいって思ってるんでしょうか?中川さんは」
「なんでそう思うの?」
「じゃあ皆んなに質問です。中川さんがずっと辞めたままでいいんですか?」
「「「それは嫌だよ!」」」
「せつ菜ちゃん、すっごくステキなスクールアイドルだし!活動休止になったのは私たちの力不足もあるから……」
「彼方ちゃんたち、お姉さんなのに皆んなを引っ張ってあげられなかった……」
「お披露目ライブは流れちゃったけど、皆んなでステージに立ちたいと思って練習してきたから。せつ菜さん抜きなんてありえない!」
エマさん、彼方さん、しずくの順番でそれぞれの想いを打ち明ける。そしてかすみもこう語った。
「確かに、厳しすぎたところもあったけど……今は、ちょっとだけ気持ちが分かる気がするの。前の繰り返しになるのは、嫌だけど……きっと、そうじゃないやり方もあるはずで……それを見つけるには、かすみんと全然違うせつ菜先輩がいてくれないと ダメなんだと思うんだ」
「かすみ……よく言った!お前は本当に成長したな。俺は中川さんに夢を貰った。ゆー姉もあゆ姉もそうだろ?」
「もちろんだよ!」
「私も一緒にやりたい!」
皆んな想いは一緒だ。でも結局は中川さんの気持ち次第だ。
「なぁ皆んな、中川さんの説得を俺にやらせてくれないか?」
「遊星?」
中川さんにはこれからも本当にやりたい事をやってほしい、自分の心に嘘をついてこれから一生生き続けるなんて……そんなの悲しすぎるから。
俺はもう中川さんの悲しい顔を見たくない……これからもずっと笑顔でいて欲しい……これからも一緒に中川さんとここにいる皆んなで協力して人々を笑顔にしたい。
「夢ってのは呪いと同じなんだ。呪いを解くには、夢を叶えなきゃいけない。……でも、途中で挫折した人間はずっと呪われたまま……らしい。だから俺は中川さんの中に眠ってるせつ菜さんを解き放ってやりたい!」
夢を途中で諦めたとしても、胸にずっと残ったまま。たまに虚しくさせられたり、悲しくなったりする。まさに呪いそのものだ……。
「遊星……分かった。でも私にも手伝わせてくれない?」
と、ゆー姉が言う。確かにゆー姉だって中川さんに伝えたいことはたくさんある。それにきっと昼休みに無神経なことを言ったんじゃないかって思ってるに違いない……でも俺は昼休みに2人が話している間に入れないのが、すごく悔しかった。
「ゆー姉、ありがとう。でもごめん!今回は俺だけで行かせてくれないか?それに俺はあの人に恩返しがしたいんだ!」
「恩返し?」
「うん!俺が作った曲を歌ってくれてありがとうってまだ言えてないから……だからお願い!」
俺は必死の思いで、ゆー姉に頭を下げた。
「遊星……分かったから顔上げて?その代わりに、ちゃんと私たちの想いもせつ菜ちゃんに伝えてきてね?」
「ゆー姉……ありがとう!」
「でも、もし失敗したらどうするつもりなのかしら?」
「果林さん、俺はそれでも諦めません。たとえ成功する確率がほんのわずかだとしても、俺はそれに賭けてみたいんです!」
「そう……会長さんの笑顔取り戻せるといいわね」
「でも……どうやってせつ菜先輩を呼び出すかが問題ですよね。ゆー介は何かいい案ある?」
「そうだな……あっそういえば」
明日は放課後に生徒会の会議があったのを思い出した。それが終わったら俺が屋上に連れ出して説得という単純な作戦を思いついた。
「どうかな?」
「まぁ〜やれるだけやってみようか〜」
「でも私は遊星くんが心配だなぁ……コッソリ見ててもいい?」
「大丈夫ですよ。エマさん」
という事で明日の放課後に優木せつ菜さんを復活させる計画が始まった。
ーー ⁄/*イ`^ᗜ^リ ペカ ーー //*イ`σヮσリ ーー
そして翌日の放課後。俺は璃奈に生徒会の会議があると告げて教室を後にし、会議に出席した。
「本日は以上です」
『お疲れ様でした』
役員の皆んなが生徒会室を離れて今は俺と中川さんの2人きりだ。
「中川さん、この後時間ありますか?」
「はい、特に何も」
「そうですか、それでは2人きりでお話ししませんか?屋上で」
「なぜ屋上なんですか?」
「今日はいい天気ですし、この時間には誰もいませんし、良いじゃないですか!」
「はぁ……分かりました。それでは行きましょう」
中川さんは溜息を吐きながら俺との話し合いに応じてくれた。やっぱり優しい人だな……。
そして屋上に着いて俺はベンチに座り中川さんも隣に誘った。
「それでお話とは?」
「そうですね。俺は貴女のもう一つの心にも話があるんですよ……。優木せつ菜さん」
「もしかして朝香さんかエマさんに聞きましたね?私の正体を……」
「聞きはしましたが昨日の音楽室でまるで自分のことを話してる感じだったのでもしかしてと思いまして(嘘です。本当は初めて会った時から気付いてましたけどね)」
「そうですか……それで?」
「ゆー姉が昨日無神経な事を言っちゃたなって言ってました。許してやってください」
「はぁ……別に昨日のことは気にしてませんと高咲さんには言っておいてください。正体を隠してた私が悪いんです。話は終わりですか?」
「まだありますよ」
中川さんは立ち上がろうとしたので俺は続けて喋りそれを止めることに。
「この前のライブで俺の作った曲を歌ってくれて、ありがとうございます。……それと俺せつ菜さんに同好会に戻ってきて欲しいって思ってるんです」
「えっ……何を……」
「ここで質問です。せつ菜さん、貴女は今でもスクールアイドルが大好きで続けたいと思ってますか?」
「はい、大好きですし続けたいです。でも……私には皆さんを完璧に纏めらるだけの力は無いんです!そんな私にスクールアイドルを続ける資格はありません!」
確かに貴女のやってしまったことは決して正しいとは言えない、でも何度悔やんだ所で過去が変わるわけではない……その為にも自分の足で未来に向かって自分で歩かなければ意味がない。
「せつ菜さん、完璧な人間なんて一人もいません。お互いに支え合っていくのが人生っていうゲームですよ。だからこそNobody's Perfect今の同好会には貴女のような情熱を持った方も必要なんです!」
「でも……でも!私がいたら『ラブライブ!』には出られないんですよ!?」
「だったら……『ラブライブ!』になんて出なくていい!俺はせつ菜さんに幸せになってほしい!何時でも笑顔でいてほしいんです!俺は貴女の純粋で無邪気な笑顔が大好きだから!」
俺はせつ菜さんと音楽室で特撮の曲を弾きながら一緒に歌った時をことを思い出す。
「星野さん……」
「嬉しかったです。俺の曲で感動してくれたのが……貴女が初めてだったから。そして俺は自分の曲を歌った貴女に感動した。これからこんな凄い人達に曲を作れるかの思ったら心が踊った!」
俺はこれからせつ菜さん達のファンになる皆んなを笑顔にする曲を作れるなら『ラブライブ!』みたいな大きな舞台じゃ無くたって構わない。
「俺はせつ菜さん達と一緒にこれからも笑顔で未来に向かって歩いていきたい!俺は……それだけで十分です!」
俺がそう言うと彼女の目から大粒の涙がポロポロと溢れた。
「星野さん……貴方って人はずるいです……」
「せつ菜さん、貴女は1人じゃありません……俺たちが何時でも側にいますよ」
俺は中川さんの背中を優しく摩った。落ち着くまでずっと。
「落ち着きましたか?」
「はい……あの……星野さん」
「ん?」
「私は自分の大好きをこれからも貫いていいんですか?我儘も多くなりますし、迷惑もたくさん掛けると思います。それでも私の事を嫌いになったりしませんか?」
「もちろんですよ。迷惑ドンと来いです!それに前言ったじゃないですか!どんな中川さんでも嫌いにならないって、全部ひっくるめて中川さんだって!」
「ふふっ……分かってるんですか?貴方は自分が思ってる以上に凄いことを言ったんですからね!」
そう言いながら立ち上がり中川菜々さんは三つ編みを解いて眼鏡を外して優木せつ菜へと変身した。
「そういえば、私の為に新曲を作ったと言ってましたよね?曲と歌詞を見せてください!」
「えっ?まさかこの曲を直ぐ覚えるってことですか!?」
「はい!スクールアイドルを舐めないでください!」
俺はせつ菜さんに曲を聴かせて歌詞を見せた。そして歌い方のレクチャーをしようとしたが「大体分かったので大丈夫です!」と言われた……ディケイドか?
「ラーニング完了です。ダンスのイメージも掴みました!それでは遊星さん、見ててください!ここからは私たちのステージです!」
それと同時に俺はiPhoneの曲をBluetoothを通して流した。
曲名は「DIVE!」
スゲェ……マジで歌詞も丸覚えだし即興で付けたと思わせないダンスが曲や歌詞にめちゃくちゃベストマッチしている。
そんな事を考えているとあっという間に曲の全てを彼女は歌い切ってしまった。
今回はここまで!次回はライブ終わりから始まります!
最初は侑ちゃんも同伴させようとも考えたのですがやっぱり主人公には活躍して欲しかったので一人で行かせました。
夢ってのは呪いと一緒なんだ。ファイズで海堂の言った名言ですね。俺は好きです。
次回は中川さんが星野家にお泊まりします。お楽しみに!
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