虹色クリスタルスカイ   作:通りすがりの邪教徒

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今回は冒頭が4話の一部をアレンジしたものです。

そして遊星VS璃奈VS菜々によるボウリング対決!勝利は誰の手に!?

それではどうぞ!


EP41 駄洒落とボーリング対決

 

 

 

 愛さんの突然のゲリラライブが終了して、俺たちは現在ランニング中である。

 

 それにしてもランニングなんて中学の部活以来で久々だな〜。今のところ俺は愛さんくらいのペースで走っており後ろには菜々さんたちが続いて走っている。

 

「ほっしー結構体力あるね〜!」

 

「まあ日頃から鍛えてますから!」

 

 俺は肘を起点に下腕をクルンと回して敬礼から小指、薬指を軽く曲げ、額に沿って左側に振ってシュッ!とヒビキさん風にやった。

 

「その『シュッ!』って仮面ライダー響鬼ですよね!?」

 

「あっ……せつ菜さん、そうですよ」

 

 走っている途中で菜々さんが追いついて来たので一緒に走る事になった。

 他の皆んなは大丈夫かな?と思って後ろをチラッと振り返ると、最後の方で彼方さんがめちゃくちゃ息を切らしながら走ってた。

 

「ちょいと彼方さんのとこ行って来ますね」

 

「は、はい」

 

 俺は彼方さんが心配になったので菜々さんに一声かけて皆んなが走ってる逆方向へと引き返した。

 

「彼方さん、大丈夫ですか?」

 

「ぜぇぜぇ……遊星くん……」

 

「ゆっくり行きましょう。ペース合わせますから」

 

「遊星くんは本当に優しいね〜。じゃあ手繋いで?」

 

「良いですよ」

 

 俺は彼方さんの手首を掴んで一緒に走る事になった。そして走り終わった後で休憩するために皆んなでベンチに座った。

 

「ふぅ……彼方ちゃん疲れちゃったよ〜」

 

 俺の隣に座った彼方さんは頭を俺の肩に乗っけて来た。

 

「お疲れさんです。これさっき自販機で買ったスポドリなので飲んでください」

 

「ありがと〜!」

 

 俺は彼方さんにスポドリを渡して他の皆んなからも、お金を預かって自販機で買った飲み物を皆んなにそれぞれ渡した。

 

 

 

 そしてこの後は学校の方に向かって、それぞれいつも通りグループに別れて練習をする事にした。今回の練習は午前中で解散する事にしてある。

 

 今日のグループは俺と璃奈、菜々さん、彼方さん、しずくでレコーディング室に来ておりこのグループで歌練習である。

 

「あの菜々さん、明日の映画は璃奈も連れてって良いですか?」

 

「もちろん良いですよ!映画終了後に語り合う仲間は多い方が良いですからね!」

 

「だってさ、明日が楽しみだな」

 

「うん!ドラゴンボールの映画楽しみ!」

 

 

 

 明日の予定を話しながら歌練習をして暫くして俺たちは部室へと戻りに扉の前に立つと、ゆー姉の笑い声が聞こえて来た。

 てかめちゃくちゃ爆笑してるな……何か面白いことでもあったか?

 

「歩夢〜さいこうにかわいいね!高2だけに!走るのってランランするよね!ランだけに!」

 

「ハハハハッ!アハハハッ!」

 

「次は同好会でど〜こ〜いこ〜かい?」

 

「アハハハッ!ひぃ〜ハハッもう許して〜!」

 

 扉を開けると腹を抱えて爆笑しているゆー姉の姿が……えっ?まさか愛さんの駄洒落で笑ってんの?俺は苦笑気味のあゆ姉に質問する。

 

「ゆー姉って駄洒落でウケるの?」

 

「侑ちゃん、幼稚園の頃からずっと笑いのレベルが赤ちゃんだから……遊星くん知らなかったっけ?」

 

「マジか……俺の知らないゆー姉の一面を今目の前にしてると……ヤベェな」

 

 てことは、ゆー姉が駄洒落でウケてるってことは仮面ライダーゼロワンに出て来る不破さんと同じってことだよな……ふふっ、ならば俺も……と思いブドウ味のグミを持ちながらゆー姉の方へと近づく。

 

「ゆー姉……」

 

「はぁはぁ……な、なに?遊星?」

 

「このブドウ味のグミ一粒どう?」

 

「ぶっ……!あっはははは!遊星まで!お、お腹痛いから!やめてよ!あっはははは!!!」

 

「ほっしー!今の駄洒落めっちゃ良かったよ!あっはははは!!!」

 

 ゆー姉だけじゃなくて愛さんにもウケた。この2人が笑い転げているところを堪能し、午前練習が終了した。

 

 

 

  ーーζ㎗òヮóリー⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞ーー

 

 

 

 そして翌朝の日曜日。今日は菜々さんと璃奈で映画を見に行く日だ。オタクライフを満喫するぞー!

 朝イチで映画を見ようと思い俺と菜々さんは一緒にダイバーシティ東京の映画館前で璃奈と待ち合わせの約束を昨日の練習の時にした。

 

「それでは行きましょう!友達と映画見るの初めてなので凄く楽しみです!」

 

「そうなんですね!じゃあ映画見たらゲーセンとか色々お店寄ったりしましょう!」

 

「良いですね!」

 

 

 

 俺と菜々さんは今日見る映画こんな風になりそうとか色々と考察話をしながらダイバーシティへと向かった。

 そして目的地に到着して映画館前に行くと璃奈が既に待っててくれていた。

 

「璃奈、おはよう」

 

「璃奈さん、おはようございます!」

 

「2人とも、おはよう」

 

 映画開始時間までまだ余裕があったので俺たちは取り敢えずチケットを購入しポップコーンやドリンクなども買って待つ事にした。

 そして場内アナウンスで上映観に入場できるお知らせが鳴り3人で行列に並んでシアター内へと入っていく。

 

「凄く楽しみですね」

 

「せつ菜さん、次はライダーと戦隊の二本立て映画見に行きませんか?璃奈も行く?」

 

「うん、もちろん良いよ」

 

「夏の二本立てはジオウとリュウソウジャー以来ですもんね。良いですよ」

 

 その他の映画予告ムービーが幾つか流れて他にも見たい映画がないかな〜と思って見ていた。「ゆるキャン」も良いけど確かウマ娘のマヤノトップガンとコラボしたって言う「トップガン」も気になりますな。

 そして暫くするとシアター内は真っ暗になり映画が始まった。

 

 おお……ピッコロさんの新形態が来るのは映画予告で見たけどもう一段階あるなんて、これは予想外だったな。そして悟飯がめっちゃ格好良いな……個人的に神同士の対決が無かったのが良い所でした。

 

 まあ電車内で菜々さんと一緒に考察はしてたけど、やっぱりセル関連の敵が出て来たな。これは予想通りだった。

 そしてガンマ1号と2号の新キャラも良いね。特に2号が良い味出してるのが最高だ。

 そしてCGでの戦闘シーンの表現力とかめちゃくちゃ凄かったな。

 

 映画が始まってから1時間半くらいが経ちお客さんたちがシアター内を出て行ったので、俺たちも外に出て他の人にネタバレしないように声を抑えて感想を言い合う事にした。

 

「凄かったですよね!特に悟飯くんの新形態とか!髪の毛が何時もよりすごく逆立ってて、銀色で目が赤くて……アレってなんで呼ぶのでしょう?身勝手でもありませんし……」

 

「鳥山先生がきっと後々名前とか公開するんじゃないでしょうか?」

 

「私的にはピッコロさんオレンジ色の形態とか結構良かった」

 

「あの「プツン!」って演出はセル編を思い出しますよね」

 

 兎に角語り合いたい話題が多すぎたのでフードコートへと移動した。俺的には前作のブロリーを軽く超えた気がします。

 特に今回の映画予告は新形態を見せないようにした所が良かった。前のブロリーはブルーゴジータがCM内に出なければ出て来た時に興奮したなと個人的に思ってる。

 

「それにしても本当に面白かったです。もう一回見たいくらいに!」

 

「分かります!戦闘シーンとかも最高でしたよね!」

 

「私、今回の映画でガンマ2号が好きになった。セルマックスに立ち向かう所とか感動した……」

 

 ドラゴンボールの映画感想を語りあかし、お腹が空いたので俺たちはフードコート内のお店で自由に買って食べる事にした。

 

 

 

「次はゲームセンターに行きませんか!?ボウリングのワンゲーム無料券がありますし!」

 

「そうですね。璃奈、行こう!」

 

「うん」

 

 昼ご飯を食べ終わって、フードコートを移動してゲームセンターに行き、ゲーセン内にあるボウリング場でボウリングをする事にした。

 

 ボウリングなんて久しぶりだな、丁度いいボールの重さどれくらいだっけ……勝ち負けにこだわらないから軽いのでいいか。どれ、璃奈は……。

 何……だと!?16ポンドか、このボウリング場で最も重い球を選ぶとはな、俺の倍だし……負けてられない。

 

「奇遇だね。俺と同じ重さなんだ」

 

「璃奈さん、16ポンドで大丈夫ですか?」

 

「うん」

 

 菜々さんは1番軽いのを選んでいる。もしかして璃奈ってボウリング得意なのかな?

 

「じゃあ璃奈からだな」

 

 璃奈がボールを両手で抱えて投げの構えをとる。あの構えは今ボウリング界を席巻している新しい投げ方、両手投げ!

 間違いない、璃奈は天才ボウリング少女!混沌としたボウリング界に突如として舞い降りた投球天使なんだ。

 

 川の流れのような滑らかな動き、まるでモルダウの流れ……一体どんな球が飛び出すんだ。

 するとボールが重かったのか璃奈は後ろに倒れてしまった。

 

「り、璃奈さん!大丈夫ですか!?」

 

「怪我して無い?」

 

「大丈夫……重かった」

 

「重くてフラついていただけだったの?」

 

 どうやら璃奈は、よく分からなくて適当にボールを選んだらしい。てことは璃奈ってボウリング初心者なの?と聞くと、やるのは初めてらしい。

 

「私みたいに、もっと軽い球にしたらどうですか?」

 

「うん」

 

 しかし、投げられないんじゃ話にならない、投げ方だけは教えよう。俺が手を貸すのはここまでだ。本気で勝ちに行くよ!

 

 そして投げ方を教えた後に璃奈がボールを転がすと3回もストライクを出した。初めてにしては上出来じゃね?

 

 しかしこっちも負けてられない、一投二投目は振るわなかったが、まだまだ逆転できる!この一投は必ず決める!

 俺は普通に片手で転がしたが、ガターになってしまい、璃奈に教えた同じ両手投げに変えるとストライクが結構とれた。

 

「この投げ方……強くね?」

 

「私もそれ真似しても良いですか?」

 

「この投げ方結構イケるので良いですよ」

 

 なんだかんだで同点まで追いつき、これで最後。後もう一本でも倒せば俺の勝ち、だが……重い球を投げ続けたため、もはや腕は限界……しかしこの勝負絶対負けられない!限界を超えろ!俺の腕!

 限界の腕で投げたボールはガターになってしまった。

 

「あ〜……残念でしたね……」

 

「……いやぁ体があったまるまで時間がかかりましたね。本調子じゃなくて残念」

 

「遊星くん、もう1ゲームやりたい」

 

 すみません勘弁してください。俺の腕もう壊れちゃうから。

 こうして勝負の結果は菜々さんが勝って俺と璃奈が同点となった。

 

 

 

 ー ⁄/*イ`^ᗜ^リ ペカ ーー从||>ᴗ<||从ー

 

 

 

 ゲームセンターを出て後は特に予定が無かったので帰る事にした。

 

「遊星くん、ボウリング教えてくれて、ありがとう。楽しかった」

 

「うん、俺も楽しかった」

 

「今度は同好会の皆さんでボウリング対決しませんか?」

 

「それ良いですね。その時は負けませんから!」

 

「ふふっ、望む所です!」

 

 あの中で強そうなのは……やっぱり愛さんかな?あの人はボウリングでもめちゃくちゃ強いんだろうな。

 

 そして道が途中の璃奈とは別れて俺と菜々さんは電車に乗って一緒にマンションへと帰宅する。

 

「今日は本当に楽しい休日でした。明日からがっこですけど、頑張りましょう!」

 

「そうですね。そう言えば木曜日に撮ったせつ菜さんのMVなんですけど、昨日の午前練習が終わった後に璃奈と学校に残って編集して動画アップしたんですよ。良かったら明日同好会の皆んなで見ましょう」

 

「そうなんですか!凄く楽しみです!」

 

 動画編集はゆー姉にもアドバイスを貰ったりして璃奈と一緒に編集をした。

 背景を変えてみたり、炎のエフェクトとか入れたりかなり凝ったものになったなと思ってる。

 

「それでは、また明日同好会で」

 

「菜々さん、おやすみなさい」

 

 こうして楽しかった休日が終わった。明日はどんな楽しいことが待ってるのだろう。

 

 

 

「この曲調はエマさんにピッタリかな?」

 

 

 





遊星くんはゲラゲラ笑うゆー姉も好きなので、隙を見て駄洒落を言うのが楽しみの一つとなった。

ドラゴンボールの映画面白かったな……久しぶりに友達と見れたので凄く楽しかったです。やっぱり語り合う仲間って欲しいですよね。

また次回!サラバーイ!

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