異世界はARKとともに   作:紫姫・真

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ARKと異世スマのクロスオーバー作品が遂に始動しました!
キャラの口調がガバガバだったりするかも知れないのでご了承ください。
こんな異世スマやARKは嫌だと思う方は直ちにブラウザバックしてください。
それでも良いよと言う方は…ゆっくりと楽しんでください!


プロローグ

SIDE:???

 

~Genesis2:ロックウェル・プライムの部屋~

 

 

「グアッ!!この私が貴様らに敗れるだと!?まさか、あり得ん!この船そのもの…船は私のなのだ…!」

 

最後の止めを受けたロックウェルは叫び声をあげる。身体からは炎が発生し、ジェネシスシップも崩れようとしていた。

 

辺りには電流が走り、一部にも炎が発生する。

苦しむロックウェルにミニヘレナは呆れ声を漏らす。

 

「どうしてこんな事になるくらい想定できなかったの?」

 

俺も思った。ロックウェルの様な元科学者でもこれくらいの危機は想定できた筈。なのに目の前の俺とミニヘレナを倒す事だけを考えていた。どうも引っ掛かる。

 

「このまま…生きて帰れると思うな…サバイバー!」

 

「!」

 

苦しんでいた筈のロックウェルは俺に向けて触手を伸ばした。同時にミニヘレナは危険だと思い叫ぶ。

 

「サバイバーさん、避けて!」

 

大量の触手が先端を尖らせて俺を串刺しにしようと襲いかかる。だが同時に床が抜けてしまい、そのまま穴に落ちてしまう。

 

「しまった!シャドウメイン!」

 

落ちる前に俺はロックウェルの討伐部隊として連れて来てる四足歩行の肉食生物、シャドウメインを呼んだ。見た目の割には魚の様に水中を問題無く泳げるうえに好物が魚肉である。

 

そんなシャドウメインに飛び乗ろうとしたがこの俺サバイバーは騎乗する事が出来ず、その場で意識を失った。

 

 

~謎の空間~

 

 

目が覚めると真っ白な空間に倒れていた。あの後、俺はどうなったのか、ロックウェルは完全に倒されたのか、ミニヘレナは無事なのか。それらが気になって仕方なかった。

 

はたして俺は…ミニヘレナとの約束を果たす事が出来たのか…というか、今思ったんだが、俺の装備がロックウェルに挑んだ時の格好じゃない。

 

確か、気を失う前の装備はTEKスーツだった筈。なのに今の装備は初期に来ていた布装備だった。

 

そして理解出来なかったのはそれだけではない。少し離れた所には年をとった男が座りながら此方を見ていた。

 

「そう警戒しなくても良いぞ。此方に来ておくれ。わしは君と話がしたい」

 

どうやらあの老人は敵意は無い様だ。まあ、それもそうか。最初から敵意があるのならとっくに襲ってるからな。

 

取り敢えず言われた通りに机がある所歩きその場に座る。すると老人はいきなり意味が分からない事を言ってきた。

 

「突然じゃが君は死んでしまった。本当に申し訳ない。自己紹介が遅れたがわしは神じゃ、」

 

「は?」

 

神だと?何故そんなのが居るんだ?いや、それ以前にどういう事だ?確かに死んでしまったけど、またリスポーンするから大丈夫だろうと思っていた。まあ…装備とペット達の全ロストの覚悟をしてはいたけど。

 

「実はな…君が戦っていたロックウェルが突然触手で襲い掛かってきたり、エリアが大爆発を起こして落下時と同時に爆破と共に君はその爆風とかに巻き込まれてしまい焼け死んでいったんじゃ。無論、リスポーンも不可で。そもそもリスポーン出来なくなってしまったのはわしらの所為なんじゃ。うっかりARKの世界の書き記された書物にお茶を溢してしまってなその所為で本来であれば爆発する事も無かった事が起こってしまったんじゃ。本当に申し訳ない事をした…すまぬ」

 

嘘だろ…?それじゃあ彼奴らは?俺の帰りを待っているであろう俺のペット達はどうなるんだよ?ふざけるな!

 

この時、俺は心の奥底から怒りがこみ上げてきた。次の瞬間俺は怒りを神と名乗った老人にその怒りをぶつけた。

 

「ふざけるな…!拠点で、俺の帰りを待っているペット達が居るんだぞ!俺を失ったら彼奴らに餌を与える事や共に各マップの探索をする事も出来なくなったじゃないか!」

 

「分かっておる。それはわしらの責任だと深く反省しておる。じゃがそう言っとられんのじゃ。何故なら…爆発による被害で君のペット達はおろか、拠点すらも消しとんでしまったんじゃよ。どの道君が生きていようといなかろうともうあの宇宙船自体もう無くなってるんじゃよ」

 

神の一言で俺は怒りをぶつけるのを止めた。あまりの事実にショックで固まってしまった。

 

「…そんな…マップの探索の中で出会ったペットも居れば…交配させて孵化させたブリーフィング個体も居れば…そのブリーフィング個体の親となった奴らにも居るのに…畜生…!」

 

ペット達と拠点を失ったこ事に対する悲しみと孤独感を覚えてしまっていた。

 

そんな俺に神の老人は真っ直ぐな声で俺に告げた。

 

「安心してくれぬか。君のペット達は確かにあの爆発によって全滅してしまったが、わしの力で復元する事が可能じゃ」

 

「何?それは本当か?」

 

「ああ、勿論。わしらの責任じゃからそれくらいの責任を取る義務が有るのでな。それと君には別の世界に転生してもらおうと思っておる」

 

なんと失ったペット達を復元してくれると言った神の老人の言葉に俺は希望が見えた気がした。

 

だが同時に聞いた事が無い言葉が出た。『転生』とは聞き慣れない言葉に俺は頭を横にした。

 

「転生とはいったい…」

 

「うむ、転生とは一度死んだ人間…まあ君の世界で言う所のサバイバーが前世の記憶を持ったまま別の世界で新しい人生を送る事を指すんでのう」

 

「つまり、俺はその別の世界でリスポーンみたいに復活して新しいマップの探索をすれば良いんだな?」

 

「君の世界で言えばそうなるのう。どうじゃ、君にとっては悪い話しじゃないとは思うんじゃが」

 

確かにペット達にまた会えるのなら俺はこの際転生するのも良いかもと思う。

 

「その話し、乗った。どうせもう出会う事はないと思っていたから正直驚いたけどあんたの提案に乗るよ」

 

「分かった。それならば転生するにあたって君には特典を授けないとならんな」

 

また聞いた事が無い言葉が出てきた。もうなんでも良いや。

 

「特典?」

 

「特典とは転生する者には必ず与えられる物じゃよ。物だったり、力だったり、色々じゃな。なんせ転生先でいきなり死ぬ様な事があっては転生した意味が無くなるからのう。その所為のプレゼントみたいな物じゃ」

 

説明を聞いてなんなく理解が出来た。転生先では何が起こるかは全くもって分からない状態。故に転生したサバイバーに与えられて簡単には死なない様にするって感じと言った所か…

 

面白い。

 

「ならその特典とやらは自分で決められたり出きるのか?」

 

「勿論じゃよ個数は特に決まっておらんから何個でもかまわんよ」

 

「なら先ずはペット達の復元。それと俺のサバイバーレベルを生前と同じ165までにするのとこれまで解放してきたアイテムを生成するのに必要なエングラムも全部解放した状態してくれ。転生先でも十分に力を発揮出来る為に必要だからな」

 

俺が出した特典の内容を聞き、神の老人…いや神は喜んで聞き入れた。

 

「最後に…俺の相棒でもあり、家族でもあるミニヘレナを復元してくれ。彼奴は俺にとってはかけがいのない大切な仲間なんだ、頼む」

 

最後の特典としてミニヘレナを復元する様に神に頼んだ。

 

「うむ、分かった。では先にミニヘレナを復元するとしようかのう」

 

そう言うと神は右手をかざし力を込め始める。すると眩い光が発生し一瞬だけ顔を隠してしまうが直ぐに収まる。

 

「あれ、此処は?」

 

なんと、ミニヘレナが復元されていた。

 

「ミニヘレナ!」

 

「!サバイバーさん、無事だったんですね!」

 

復元後も変わらず嬉しさのあまり悲しきて出ていた涙が止まり、ミニヘレナを抱き締めた。

 

「無事に復元出来て…本当に良かった!神、ありがとう」

 

「礼には及ばんよ」

 

「この人が、私を復元したのですか?いったい、どうやって」

 

「さあ、俺にも分からない。先ほど右手を前に出して翳した時光が発生して収まったと思ったらミニヘレナが居たからな。流石は神だな」

 

「神ですって⁉️」

 

自分を復元させた目の前に居る老人が神だと聞いてミニヘレナは驚いていた。それも仕方ないか。

 

「神と言う事はホモ・デウスって事ですか⁉️」

 

そう…ミニヘレナが言うホモ・デウスとは神を指す。と言っても神となった人間の事と言った方が正しいか。

 

ある条件を満たした者のみが人間を超えた存在に、神=ホモ・デウス となる【※ゲームに登場してるエクスプローラノートを軽く見たくらいのため、作者の勝手な解釈です。ご了承ください】らしい。

 

もっとも俺自身は神自体になる事なんて全く興味は無い。

 

「まあそんなところだな。最も、この人は最初から神の様だし」

 

「最初から神⁉️あり得ません!ヘレナですら人間からやっとの思いでホモ・デウスになったのですよ⁉️ あのロックウェルに至っては神になる事が出来ずに怪物へとなってしまったのに、凄いじゃないですか!」

 

本物の神に会えた事がミニヘレナにとっては凄い事らしく興奮していた。

 

「ミニヘレナ、実は俺は神に別の世界へ転生すると言われているんだが勿論、一緒に来るんだよな?」

 

これ迄の神との話しをミニヘレナにした。床に大穴が空き爆発によってペット達と拠点が宇宙船と共に完全に消滅してしまった事を。そしてその責任を取る為に神が消滅したペット達と爆発に巻き込まれたであろうミニヘレナ自身を復元する話しがあり、先に彼女だけを復元した現在の所まで話した。

 

「そういう事だったんですね…確かにその件については私も許されないし怨みたく思いますよ。ですが…今こうして復元され、こうして此処に存在してるのですから、許します。私を復元してくれてありがとうごいます」

 

自身を消滅させた元凶とも言える神に怒りを出さずに静かに言うミニヘレナは最後にお礼を言う。

 

「さて…そろそろ君達には別の世界に転生してもらおうかのう。でもその前に」

 

そう言うと神は右手の人差し指を出すと其所に小さな光が出現し俺に吸収されていった。

 

「今のは?」

 

「なあに、ちょっとしたサービスじゃよ。身体能力のステータスを軽く底上げしといた。余程の事が無い限り、簡単には死なんよ。それとサバイバー君だったかな?君の名前は転生先では使えなくなるから代わりに“アーク”と名乗ると良いじゃろう。元々は君自身がARKの世界の人間だから、その名前が一番しっくりとくるじゃろうと思ったからその名前を与えたんじゃよ」

 

「アーク…それが、俺の新しい名前…ありがとう」

 

新しい名前を神から頂いた俺は微笑んだ。

 

「さあ、時間じゃ。良い第2の人生を楽しむんじゃぞ」

 

そう言葉と同時に俺の意識は途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 




取り敢えずはこんな感じになりましたがいかがでしょうか?
面白いと思ってくれたのであれば幸いです。
誤字、脱字、感想などがあれば受け付けます。
アンチコメントは受け付けないので。
次回もお楽しみに。

次異世ARKは…



「無事に転生したんだな」

「君!その服はいったい何処で手に入れたのかね⁉️」

「どうやら私には新機能が追加されていた様ですね」

「此処が銀月」


一日目:異世界に転生
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