短編集(仮)   作:くまたいよう

6 / 9
まあ、原作中盤辺りの知識必須ですが。

消化不良から不満点をそれなりに盛り込んでます。


マガジン系
RAVEネタ ハルが出会った女性 ※超ハード?


俺はハル・・・・ハル・グローリーだ。

 

今、俺は親父の墓の前にいる。

 

ここで何年過ごしてるのか、周りがどうなったかもわからねえ・・・・。

 

何でこうしてるか?

 

キッカケは忘れようが無い、魔導精霊力でエンドレスを倒す為に・・・・その目的を達成して自分は消えた・・・・。

 

目が覚めたら、あの星の記憶と同じ場所・・・・そこにはルシアがいた。

 

消えたハズのルシアは、サクリファーなんか比べようが無いくらいの狂暴さで俺に襲いかかった・・・・レイヴェルトが全然歯が立たねえくらいに強かった。

 

一方的にやられて死んだかと思った。

 

目が覚めた俺の目の前に女の人がいた。

 

その人は……。

 

『 アルシェラ・レアグローブ 』

 

シバの仲間から聞いてた。あの人が時間を巻き戻して世界はやり直せたけど、その代償としてエンドレスが生まれたってのは覚えていた。

 

そこでアルシェラ・レアグローブから説明された。あのルシアは平行世界の大半でそうなった姿だと。

 

何で考えなかったんだ?

 

何故、世界はアルシェラを残して滅んだか?

 

何故、世界を救ったハズのアルシェラが呪われたか?・・・・禁忌を犯したから?

 

考えてみりゃおかしいじゃねえか。

 

『世界を救ってくれた人』なんだぞ。

 

呪われたのもそうだけど、何でアルシェラの血筋はシンフォニアを憎む?あのシャクマのようにシンフォニアの人々を苦しめたいってだけで戦争起こすくらいに、そこまで憎む理由は何なんだ?って。

 

そして、アルシェラは俺に理由を見せた。

 

簡単だ。

 

アルシェラが時間を巻き戻したキッカケはシンフォニアの血筋だった。

 

丁度、DCを設立した親父のような不用意さで始めた政策ってのが原因だったと、俺は親父は悪くないと叫んだ!だけど、笑いながら返された。

 

『お前は身内や仲間を皆殺しにされたとして、そのキッカケ作った奴を悪くないなんて言うのか?』

 

それに反論出来ずに殴りかかったら返り討ちにされた。

そして、言われた。

 

『何故、ゲイル・グローリーは周りから責められなかったのだ?KINGにしても貴様や姉に手を出さないでいた理由は何だ?例えばドリューのように戦いを見てたのに、何故ゲイルがKINGと互角なんて言われる?』

 

・・・・そう、親父は周りから責められないし、KINGからしたら?いると分かれば殺すに決まってる俺達は無事にガラージュで育っていた。KINGを倒したけど・・・・プルーがいなければ勝てなかった。

 

そして、言われた『修正力』のお陰だと。

 

世界だって生きてるんだ。その世界が自分を揺るがす要素は排除しようとするからら、俺はそれが過剰に働いた世界のハルなんだって。

 

アルシェラ一人を除いて世界を滅ぼしたキッカケを作ったシンフォニアへの怒りを糧にアルシェラは時間を巻き戻した。

 

そう、自分が憎むシンフォニアが存在する世界へ。

 

時間巻き戻してもレアグローブの本能にはシンフォニアの憎しみは消えないままだ。

けど、逆を言えばアルシェラが憎悪を晴らすとしたらシンフォニアに靡いた世界を滅ぼすようなもので、世界の意志は再び滅ぶ事の無いように世界は辻褄を合わせるように力が働いた。

レアグローブは闇だ悪だとして排除させようと、一方でシンフォニアが正しいんだと、闇に対する恐れから来る歪み、または、自らを光と思い上がった人々の傲りでひでえ事になるに決まってる。そうドリューが光の裁きと言う名の暴行を受け続けたように。

だから、世界には認識された。

親父を責めないよう、本能的にシンフォニアが正しいと認識するように、それが修正力ってやつの賜物、その反面でシャクマみたいに肝心な事を言わないまま、ただシンフォニアを苦しめたいだけの歪んだ認識が出来ちまったんだって。

 

現にルシアだって、目の前で母親を殺されて長年幽閉されたのにキッカケになった親父については、一切触れなかった。

 

そして、俺は立場が逆ならお前は見境なくキッカケを憎むハズだ。そして、お前は修正力が無ければただの馬鹿にしかならんと言われて違うと答えた。

 

じゃあ、やってみせろ。

 

アルシェラは底冷えするような笑みで言った。俺は世界の修正力が過剰に働いた平行世界の一つに生きてたから正義面をしてられただけだ。

 

『他』を味わえと言われた。

 

そして、俺は飛ばされた。

 

修正力の無い世界にだ。

 

・・・・何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、数える事すら出来なくなった後も。

 

俺はアルシェラに言われた事が違うと証明しようとした。けど、物心ついた頃に・・・・姉ちゃんと一緒に殺されていた。

 

親父の・・・・DCを創立して無責任に悪に染めた男の子供達だから・・・・それと同じような事だけで、何度死んだかわからねえ。

 

どうにかシバが来るまで生きてた。

 

けど、RAVEを渡してくれないどころか両手両足の腱を斬られた事もある。王族の掟だからと。

 

親父を慕ったシェダも親父を庇ったばかりにディープ・スノーを怒らせて殺された時もあった。ディープ・スノーはKINGを父として慕っていた。その父にゲイルがどう言う仕打ちをしたかと言う事を聞かされ、シェダは絶望してから殺された。俺と違って、それなりに組織についての知恵があったからだ。

 

今の俺は親父の墓守をさせられている。KINGとの戦いの後に、死んだ親父の墓を壊されたくないだろ?ってアルシェラの思念体に言われた。世界がどうなってるのか?って考えようにも戦いで再起不能にされた身体じゃ歩く事もままならねえ・・・・いつか、元の世界に帰るんだって・・・・。

 

『帰る?帰りたいの間違いではないか?何をしても自分達が正当化してもらえる世界にな』

 

反論出来ねえ・・・・俺は・・・・俺は、ここで死んで、またやり直して・・・・その末にあの世界に帰るんだ・・・・俺達が正しい存在じゃなければ滅びる世界へ・・・・。




・・・・修正力に関してはさておき、ゲイルやルシアにアルシェラ絡みではどうしてもハルを正義とは見れなくなったなって気分な産物・・・・原作の連載同時期辺りに叩かれてたのはアニメではルシア役の声優がやってた例のガンダム主人公だが、はっきり言って、此方の方が遥かに酷いだろ。
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