脱獄犯(10歳)のヒーロー(には絶対なれない)アカデミア 作:yakitori食べたいね
違う奴とか書きまくってました。
書きたいものを書きたいだけ書く場所なんで許してクレメンス。
一気に投稿した方が伸びるんやろなぁ…
「早速だが…ヒーロー志望の爆豪勝己くん、俺の仲間にならないか?」
「寝言は寝て死ね」
だろうな、とは思った。
元々体育祭でも見たのだがこの子には確固たる意志が、夢がある。
そんな人間を説得しようと思っても無駄だろう。
だから元々こいつを拉致するのは反対だったんだ。
雄英の名誉を地に落としたいのなら…そうだなもっと弱い奴、緑谷君くらいで良い。
一位の爆豪君が攫われたなら連合が
そうなれば雄英の杜撰な管理体制や油断を指摘する人も増えたろうに。
被害者を拐ったのかヒーローの卵を攫ったのかでは考え方が変わってくる。
そういう意味では彼は少し特殊なのかもしれない。
傍目から見れば言動や行動がまるでヴィラン予備軍のようだ。
こちら側に絆されると考える人も現れるのだろうか。
甚だ勘違いもここまでくると滑稽である。
「これ」がヴィランになる?冗談じゃない。
こいつはオールマイトに憧れたんだ。
絶対的な正義を行使する力、それを求めるものがヴィランになどなるはずもない。
むしろ今回僕らを倒して実績を得ようとすら考えるかもしれない。
それが
あ、雄英の会見が始まった。
出ているのは鼠と筋肉と先生か。
「生徒の安全…とおっしゃいましたがイレイザーヘッドさん、事件の最中生徒に戦うよう促したそうですね。意図をお聞かせください」
「私共が状況を把握できなかったため、最悪の事態を避けるべくそう判断しました」
「最悪の事態とは?25名もの被害者と2名の拉致は最悪と言えませんか?」
「私があの場で想定した最悪とは、生徒がなすすべなく殺害されることでした」
「被害の大半を占めたガス攻撃…敵の個性から催眠ガスの類だと判明しております。拳藤さん、鉄哲君の迅速な対応のおかげで全員命に別状はなく、また生徒らのメンタルケアも行なっておりますが深刻な心的外傷などは今のところ見受けられません」
「不幸中の幸いだとでも?」
「未来を侵されることが最悪だと考えております」
「攫われた爆豪君や常闇君についても同じことが言えますか?」
「2人とも雄英校に優秀な成績で入学、体育祭でも優勝と三位ととても優秀な成績を収めています。また爆豪君は中学時代にヘドロ事件で強力な敵に単身抵抗を続け、経歴こそタフなヒーロー性を感じさせますが、反面決勝で見せた粗暴さや表彰式に至るまでの態度など精神面の不安定さも散見されています。
もしそこに目をつけた上での拉致だとしたら?言葉巧みに彼をかどわかし悪の道に染まってしまったら?未来があると言い切れる根拠をお聞かせください」
「爆豪勝己の粗暴な行動については教育者である私の不徳の致すところです。ただ、体育祭での一連の行動は彼の理想の強さに起因しています。誰よりもトップヒーローを追い求めもがいている。常闇もまた同じ、心に確固としたヒーロー像を浮かべ日々邁進している優秀な生徒です。
あれを見て隙と捉えたのなら、ヴィランは浅はかであると私は考えております」
随分と惚れ込んでいるんだな、羨ましいことこの上ない。
「根拠になっておりませんが?感情の問題ではなく、具体策があるのかと伺っております」
「我々も手をこまねいているわけではありません。現在警察と共に調査を進めております。我が校の生徒は必ず取り戻します」
ふむ、まだここは見つかっていないと口に出して明言するか。
少し不自然だがまぁいい、取り敢えず置いておこう。
「トゥワイス、拘束外せ」
「ええ!?俺嫌だよ!いいぜ!」
大人しく爆豪、常闇共に拘束を外されていく、2人とも外された瞬間、
爆豪がトゥワイスを殴り、死柄木に一撃を入れた。
顔につけていた手が外れ、素顔を晒した。
「ハッ、言ってくれるな雄英も先生も。そういうこったクソカス連合!言っとくが俺はまだ戦闘許可解けてねぇぞ!」
「右に同じ!」
「自分の立場よく分かってるわね…小賢しい子!」
「いや、馬鹿だろ」
「刺しましょう」
「その気がねぇなら懐柔されたふりでもしときゃ良いものを…やっちまったな」
「したくねぇもんはウソでもしたくねえんだよ俺ぁ、こんな辛気臭えとこ、長居する気もねぇ!」
「………お父さん…」
「行けません!死柄木弔、落ち着いて!」
死柄木が爆豪に向けて殺意を向けたと思うと、手のひらをコチラに向けて制して来た。
「手を出すなよ、お前ら。こいつは…大切な駒だ。できれば少し耳を傾けて欲しかったな。君とは分かり合えると思ってた」
「分かり合うだ?ねえわ」
「…仕方ない。ヒーロー達も俺らの調査を進めていると言っていた。悠長に説得してられない…先生、力を貸せ」
まずい
「黒霧、ゲート準備」
「は?センジュ一体どうしたと…」
コンコンコン、とドアが鳴る。
「どうもー!ピザーラ神野店でーす!」
SMASH!!!!
その瞬間、扉の横の壁から「最強」が姿を現した。
「もう逃げられんぞヴィラン連合、何故って?我々が来た!!」
「…おもしろくないぜ、ヒーロー。相性を考えろよ、なんでシンリンカムイを連れて来たんだ?」
そう言って僕は彼に掌を向けて、ぎゅっと握った。
「あ…がっ…」
彼の個性は樹木、体が木で出来ている。
その制御権を無理やり奪い取った。
「シンリンカムイ!!」
「先輩っがた!俺は気にせず救助を!!優先して!」
そうだね、もう心配しなくていい。
彼の身体を小さなピンポン球ほどのサイズに圧縮させる。
その過程で内臓も何もかも全て潰れて死んでしまったがその質量が消えることはない。
ふむ、重要器官は元の肉のまま、ということか。
その圧縮させたシンリンカムイを指弾の要領で親指を弾いてヒーロー側に放った。
その瞬間、一気に固めていたのを解除する。
濁流のような樹の流れが、ヒーロー側を襲った。
が、オールマイトに全て壊されてしまった。
「仮にもさっきまで生きていた仲間の死体なんだが…よくそんな軽々と壊せるな」
「グゥッ…エッジショット!」
「承知!」
「黒霧!持ってこれるだけ持ってこい!!」
「申し訳ありません死柄木弔!ですが所定の位置に脳無が…いない!?」
あ、黒霧が落とされた。
「きゃー!やだもう何?殺したの!?」
「殺してはいない、少し中を弄らせてもらっただけだ」
次の瞬間には荼毘、スピナーも落とされていく。
「SMASH!」
「ははは、随分と手加減してるなNo. 1、周りに被害が及ぶのが怖いか?」
「黙れヴィラン!子供だからって手加減されると思っているのか!」
強い、手加減されてもこれだ。
まともに戦ったら本体を殴られて終わりだろう。
それに小さい爺さんも厄介だ。
火力こそないがかなり早い。
だからまずは逃げの準備だ。
手から種を生み出して投げ、当然避けられるが目的が違うから問題ない。
前に攻撃したと思わせてこっそりマグネに種を投げた。
受け取った彼女はそれを噛み砕き、個性を発動させた。
その磁力の強力さは以前雄英を襲撃した時以上のものだった。
個性増強と身体能力増強二つの効果を備えた種…ようはドーピングだ。
僕の身体から作られたものだから僕には効果はないがそれ以外の人物には基本効く。
そうして強化された磁力はトガに付与され、彼女の元にヒーローや警察が飛ばされていく。
それを樹木で捉えて首を捻じ切り、全て殺す。
邪魔が入らないよう、全て。
残念ながらエッジショットや爺さんは殺さなかったが邪魔をして来そうな警察はほぼ全員殺した。
「それじゃあ、第二ラウンドだね」
「…クソガキが、命をなんだと思っとる!」
興味ない。大体彼らも死ぬ覚悟で此処に来たんだろう。
なら後悔はないはずだろ。
「黙って死んどきなよ!爺さん!」
鞭のように伸ばし、しならせた腕を振るう。
その威力はビルを崩壊寸前まで追い込むことは容易だったが、軽快な動きをするヒーローには当たることはない。
「先生!助けろ!!」
「いい判断だよ、弔」
なんだ?吐き気がする。
これは、個性か。
「ウッ、ゲェッッ」
口の中から泥が溢れ出す。
気色悪い、普通に汚いな。
泥に身体が沈んでいく。
これは…転送か?
泥を触媒とする転送。
きもっ…きもっ!!
そう思った時にはもう、ヒーロー達は見えなくなっていた。
今回この話を書いてシンリンカムイの存在を思い出しました。
…個性被ってるやんけやっべ。
まぁええわ、コイツここで死んでもらお。
そんな感じ。
誰との絡みを増やしたい?因みに僕はマスキュラーが好き。
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マスキュラー
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トガ
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荼毘
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マスタード
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マグネ
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スピナー
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Mr.コンプレス
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トゥワイス
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ムーンフィッシュ