脱獄犯(10歳)のヒーロー(には絶対なれない)アカデミア   作:yakitori食べたいね

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なんか結局数日にかけて書いたせいで変なことになった…
ま、いっか!


少年ジャンプ(した後)

 

 

 

 

島から飛び出し、数分もかからずに陸地へとたどり着いた。

だがすぐにエンデヴァーも追ってくるだろう。

 

それこそ地の果てまで。

 

 

そう思っていたけど………

流石に一日中追ってくるのは常識外だろう!

 

最速のヒーローホークスと共に文字通り一日中追いかけてくるのだ。

しかも翼の方は僕よりも早いし小回りも効く。

跳んで逃げることはできないし逃げたとしてもどこからともなく追ってくる。

 

 

 

どうやって僕の位置を把握しているんだ?

ヒーローの勘というやつだろうか。

 

いや、「個性」か?

ラグドールというヒーローの「個性」である「サーチ」は目で見た人物の相手の居場所や

弱点を把握できるというものらしい。

 

だが監獄時代に女性、ましてやヒーローになんて会ったことはなかった。

なら発信機か?

どこに。

 

 

体の中か!!

そう考え着いた僕は体の中の生命エネルギーを探知する。

するとすぐに小さな発信機らしきものを発見した。

 

だがこれはなかなか取り出せないだろう。

その発信機はリング型で心臓の血管に直接取り付けられていたのだ。

取り出そうにも体を開いてペンチか何かで血管を傷つけないように取り出さなければいけない。

 

そういう考えで彼らも取り付けたのだろう。

いつの間につけられたんだ?

いや、捕まえられた時すぐに取り付けたわけか。

 

こんな時が来ると予想して。

 

 

全く、つくづく僕は環境には恵まれていないようだ。

 

そうやって言って僕は胸(・)へ(・)と(・)手(・)を(・)突(・)き(・)出(・)し(・)て(・)心(・)臓(・)を(・)抜(・)き(・)取(・)っ(・)た(・)。

 

胸から血が噴き出して、辺りを赤く染めている。

 

 

 

痛い、痛い、痛い、痛い

熱いし苦しい。

 

 

でもこれは必要な過程だ。

自由じゃなかった僕は生きていなかった。

知らない人の記憶を手に入れても、体育祭を見ても、自由じゃなかったら生きてはいないのだ。

だから僕が生きる為には邪魔なものを壊す必要がある。

 

これはその覚悟の為の通過儀礼だ。

僕が自由に生きる為には邪魔なものが多くあるかもしれない。

こんな痛みも沢山あるかもしれない。

たがそれを乗り越えてこその人間だろう?

だからここで限界を越える覚悟を決めるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえこのままだと普通に出血多量で死ぬ。

それは困る。

 

個性を使って体を変質させる。

細胞の一つ一つに僕が作り出せる植物の中で一番生命力が強いものの細胞を組み合わせる。

 

それをやった後、人間じゃなくなるかもしれない。

だがもう覚悟を終えた。

迷いはない。

 

 

 

体内へと個性を使用し、細胞レベルまで小さな木を造る。

身体中へと張り巡らせて体を掌握するんだ。

そうやって頭のてっぺんから足の先までを完全に掌握した。

 

そうした後にさらに個性を使って自分の細胞へと植物の情報を組み込んでいく。

 

 

体が組み変わっていくような感覚。

人じゃないナニカへと変わっていく感覚。

 

不快で仕方がなかった。

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

数時間?数分?もしかしたらもっと短かったかもしれないが極限の集中状態で、時間の感覚が全くなかった。

 

そうして全ての細胞へと情報を組み込み終えた時、僕は全能感に満ち溢れていた。

 

今まで意識しなければ見えなかった生命エネルギーといえるものがはっきりと、今までよりも鮮明に見えるようになり更に力強い生命を生み出すことが可能だとわかった。

 

さらに体の形を好きに変えることも可能なようだ。

腕を鞭のようにしならせたり、剣のように鋭くすることもできた。

 

肉体が人のものではないのだろう。

失った心臓や血液も足す必要すらない。

 

顔を確認することはできないが、体を見る限り見た目に大きな差はないように感じる。

 

だが胸の辺りには大きな穴が開いていた。

それを木で埋めて肌の色と同化させる。

これで全部元通り、なにも問題はない。

 

 

さて、逃げよう。

もうこれで追われる心配はなくなったはずだ。

だが念には念を入れて逃走した場所がバレないように痕跡を沢山残しておこう。

 

体の構成物質とほぼ同じ性質で、同じ形の人形を沢山作り出す。

これを使って逃げた痕を残しておいたら時間稼ぎにはなるだろう。

この技をそうだな、「木分身」と名付けよう。

きっとこれからもこの技を重宝するだろう。

何せ自分とほぼ同じ身体能力の人形を大量に生み出せるのだ。

その強さはかなりのものだろう。

 

?…てっきりこの人形も人格を持って喋ると思っていたのだが喋らないし全く動こうとしない。

自分の意思がないのか?

 

僕が操作したり、命令をすればその通りに動く。

だがそれだけだ。

 

多分何か、決定的に足りないものがあるのかもしれない。

でも今の僕にはそれはわからない。

 

まぁいい。

時間は沢山あるのだ。

じっくり調べていけばいい。

 

木分身を散開させた後、僕は木で翼を作り、空を飛んだ。

 

わざわざ痕跡を残したのだ。

それとは全く違うルートを辿らないと意味がないだろう。

 

さて、どこに向かおうかなぁ。

そんなことを考えて、とりあえず街に向かって飛んでいった。

 

 

そうして僕、林森林太は無事ヒーローから逃走することに成功した。

 

 

 

 

 

 




柱の男の毒ピアスってわかります?あれをイメージして設定しました。
後やっとNARUTO要素出せた....

誰との絡みを増やしたい?因みに僕はマスキュラーが好き。

  • マスキュラー
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