そよ風に揺れる草の音で目が覚めた
俺「ここが異世界」
寝ていたのはとある原っぱだった。辺りを見渡すと道のようなものが見えた。少し遠くに町がある。最初の目的地はあそこだろう。
女神「聞こえますか?」
俺「どこだ?」
女神「空からですよ」
俺「とりあえず、体に異常はないぞ」
女神「そうではありません。さすがに何もせずに戦闘など起こされても無駄死にするだけですので軽くこの世界の常識と戦闘等をと思いまして」
俺「じゃあ、頼む」
そして、ゲームでいうチュートリアルを女神に教えてもらった。
俺「ありがとう。後は実践あるのみだな」
女神「えぇ、また会うことがあれば会いましょう」
俺「それは会えないときに言う台詞だぞ」
女神「そうかもしれませんね。では」
俺「じゃあ、行くか。っとその前に」
ステータスを確認する。体力等は特に変化は無い。スキルは最初に取得した3つが表示されている。
まず1つ目は身体能力上昇。これは読んで字のごとく握力、持久力、走る速さ等をあげるスキル。これは自動的に使われるらしく戦闘時には役立ちそうだ。
2つ目は自動回復。これはダメージを受けた後に何も行動を起こさなければ回復するものだ。これをくれた女神には感謝しかないな
そして3つ目。経験値上昇。これも説明は不要だろう。経験値を多く取得できるスキルだ。
それにしてもこのステータスって自分の外見まで表示されるんだな。確かに美少女だ。それと職業は戦士か、戦うことは必須らしいな。装備は普通の服に銅の剣と木の盾か。後、名前まで書いてある。
咲希「咲希ね」
びっくりした。声まで美少女かよ。そんなことよりモンスターがいるらしいけど
咲希「あれか」
緑色のスライム状のものあれがモンスターか
咲希「先手必勝!」
さすが最初のモンスター一撃だな。経験値はスキルのおかげで多いな。プラスされてる経験値がスキルの経験値上昇の効果か。
咲希「レベルアップ?」
この世界レベルアップがあるらしい。ステータスが上昇しているがゲームのような体力が満タンはないけど問題はない。俺には自動回復がある。後はスキルの取得かスキルの進化か。なら俺は自動回復のスキルを進化させよう。
咲希「へぇ」
自動回復の進化により軽く運動しても回復してくれるらしい。さすがに行動を起こさない時よりは回復量は劣るが、これはばかりは仕方ないよな。
咲希「あとはこれか」
スライムを倒したあとに落ちる小さな銅貨。これは町で使える硬貨だ。これには種類があるらしく、銅貨では小中大とあり、中銅貨は小銅貨10枚。大銅貨は中銅貨10枚か、小銅貨100枚らしい。町に行くと中銅貨や大銅貨に換金ができるらしい。他にも銀貨や金貨もあり、それにも小中大とあり小銀貨は小銅貨で1000枚、中銅貨で100枚、大銅貨10枚で換金でき、中銀貨からは小銀貨でないと換金が出来ない。中銀貨は小銀貨10枚。そして大銀貨は小銀貨100枚か中銀貨10枚で換金。金貨は銅貨を銀貨にするときと同じ枚の銀貨で換金し、小中大も同様に中金貨の換金には小金貨10枚で換金し、銅貨と銀貨では換金できない。大金貨は小金貨100枚か、中金貨10枚で換金。これも銅貨と銀貨では換金できない。
咲希「財布のような袋はあるけどさすがに小さいし、収納スキルは必要だな。それにレベル2じゃ弱いよな。なら」
俺は町と反対方向に進みスライムを狩りまくったが、レベル10を超えてからスキルがあっても経験値が少なくなってきた。しかし、疲れが感じられない。これが自動回復の進化の効果なのか?だが、さすがにこれ以上のレベルアップにはもっと大量のスライムを狩らなくてはならなくなってきた。
咲希「レベル10で収納スキルとか、簡単な魔法とか、スキルの進化とか取得したんだけどさすがにこれ以上のレベルアップはスライムだけじゃ難しいな。なら、ちょっと怖いけど」
森に進むしかないよな。森なら狼とかかな。レベル10だけど大丈夫か?
咲希「あれは」
ゴブリンか。緑の肌だから多分そうだろう。じゃあ、新しいスキルの出番だな。鑑定!
咲希「やっぱりゴブリンか。レベルは5。よし倒してみるか」
後ろから奇襲し倒すと周りからゴブリンが出てきた
咲希「かかってきな。神速!」
これは身体能力上昇の進化。超高速移動でゴブリンを一体ずつ倒していく。10体程倒すと周りからゴブリンの気配はなくなっていた。
咲希「スライムだと小銅貨とか中銅貨だったのにゴブリンだと低確率っぽいけど小銀貨が出るんだな」
その後も森の奥に行ってゴブリンを倒していく。やっぱり、小銀貨が出るのは低確率みたいだった。そしてレベルはいつの間にか40まで上がっていた。
咲希「ふぅ、そろそろ潮時だな」
レベル40まで上がるとゴブリンの経験値も乏しいものになっていた。それに日も暮れている。どのぐらいの時間が経っていたのだろうか。それに剣もボロボロだ。盾はほぼ使っていないからまだ綺麗だな。さてと早く町に向かおう。
向かう途中で荷馬車がこっちに向かってくる。俺の目の前にで泊まると顔を隠した盗賊のような奴が出てきた。
盗賊「おい、そこの女。ここを通りたければ金を置け」
そう言い切る前に俺は鑑定を行った。レベルは10。俺の敵ではないのだが、町に入る口実ぐらいにはなるかな
咲希「その荷物は町から盗んだものか?」
盗賊「そうだ。それで俺達は生活をしているからな」
少し煽って挑発をしてみるか。大丈夫、気絶させるだけだ
咲希「普通に働くという選択肢はないのか?まったく」
盗賊「この、調子に乗るなよ。女!」
咲希「神速を使うまでもないな」
あっという間に全員を気絶させた。念の為に縄で縛って
咲希「これで、町に入る為の口実ができた。宿があればいいけど」
そうして町の門に向かって俺は進む
初投稿の第二話です。絵があまり上手くないので主人公の持つ銅の剣や木の盾等はご想像にお任せします。(木の盾はゼルダの伝説の時のオカリナみたいなものみたいな解釈で)盗賊の盗んだものに関してですが、盗賊のレベルが10で、一応普通の生活している人のレベルは5なので町の店を襲って店の物を盗んだという設定です。レベル40まで上げた理由は主人公はこの世界の常識は学んだのですがレベルまでは教えてくれなかったらしく主人公の慎重な性格とゲームの特徴から経験値が乏しいものになってから先に進むと決めていたからです。早速主人公の名前が出てきましたね。現世での名前を出そうかとも思ったんですが、現世の主人公は出る事は無いので出しませんでした。咲希という名前ですが、もし自分に娘ができるならこの名前かなということで付けさせていただきました。決して何かのアニメの名前から取ったというわけではないのでご安心ください。ある程度話の展開はできていますがもしかしたら投稿が遅れる場合がありますので、その時は気長に待っていただければ幸いです